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No.1 | 2001/05/24 21:49 | 森(仮) |
こんにちは、森(仮)です。
長めな作品でしたが、退屈することなく読めましたよ。
さて、感想ですが「ナイスオチ!」といったところです。さすが冥子の(多分)母の前世、抜け目が全くありません。また、確かに少々重い作品でしたがヒャクメのすっとぼけや最後のオチ等でほんわかとした作品になっているなと感じました。
死ねない体、死ぬ体、自分だけ取り残される感覚、自分だけ消える感覚、それが不死、それが生命。
それらが偶然出会い、恋し、愛し、喧嘩し、それでも愛し、そして・・・。一方には後悔が、一方には悲しみそして絶望が、荒波のように押し寄せる。
そして、不死は自己決定する。死を。このような思いは二度としたくないと。それは悲しき物語、それで終わるはずだった。
死。それは恐怖、それは逃げようの無い鬼ごっこ、それは来世を夢見ること。
不死。それは地獄、それは終わりようの無い舞踏会、それは来世さえ夢見れぬこと。
しかし、不死は来世の不死を見る。
そう、それこそ自分に「死」が訪れることを意味していた。
「死」に未来を覚える不死、それは傍目から見れば滑稽であろう。
だが、終わり無き物語に何の価値があるか?
終わりがあるから初めがある。
初めがあるから終わりがある。
だからこそ希望がもてるのだ。
不死は決めた。
「生きよう」と。
と、こんな風にこの作品をあらわしてみました。いかがでしょうか?
生意気でしょうか?
No.2 | 2001/05/28 21:13 | まきしゃ |
森(仮)さん、散文ポエムをありがとうございます。
べつに気を悪くするようなことはありませんんでしたから、生意気だとか心配されなくても大丈夫ですよ。
この作品は重めのネタではありましたが、それをどれだけ軽くするかばかりを考えるのが私だったりしますので、オチを気に入ってくれてうれしかったりします。どうもです。
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