No.1 | 2004/03/25 14:02 | Iholi(yiholi@nike.dricas.com) |
「Q&A」がきっかけで、こちらも久しぶりに読み返しました。特にトーンの張り忘れや物品の描き忘れ等の技術的なミスの指摘がお見事です。愛蔵版でも直っていそうにない物ばかりで少々欝が入りましたが(苦笑)。
で、ぼくからも2つほど。
@「最後の妖精!!」(コミックス28巻)
過去にどこかで取り上げられていたと想いますし、ぼくも「旧Q&A」や掲示板で扱いましたが……何れも鈴女のセリフ。
・126頁3〜4コマ目
× Ich hade Halsschmerzen!
○ Ich habe Halsschmerzen!
・138頁3コマ目
× Hoer aut!
○ Hoer auf!
@「遊びの時間は終わらない!!」(コミックス26巻)
主に84〜85頁の記述・セリフが相互に矛盾。
・84頁2コマ目
A[第一回ジャパンカップ全国大会開催!!]
B[優勝・横島忠夫クン(大阪府/9歳)]
・同頁4コマ目
C「ミニ四駆全国大会'88年から'90年まで無敗のチャ
ンピオン!!」
・85頁1コマ目
D「その名(※浪速のペガサス)で呼ばれるのは八年
ぶりだな…」
E「三年連続、またも浪速のペガサスだーッ!!」
この話が誌面に登場した '96年当時の忠夫は17歳相当。よってCから、彼が全国大会で優勝したのは9歳〜11歳の時で、AとBの記事が最初の優勝の模様を伝えている。しかしEから、11歳まで「浪速のペガサス」で通っていたはずなのに、Dでは「八年ぶり」となっていて矛盾する。よって、なるべく少なく修正を入れるなら、以下の3つ。
1.C:×「'88年から'90年」 > ○「'86年から'88年」
103頁「'89年のタマヤカップ」はジャパンカップ
とは別の地方大会(忠夫と雪之丞が決勝で対決した
場合)、もしくは決勝以外で二人が当たって忠夫が
辛勝したものの優勝は逃した……となる。
2.D:×「八年ぶり」 > ○「六年ぶり」
これが一番無難で可能性の高い修正。
3.E:×「浪速のペガサス」 > ○「横島忠夫くん」
これはさすがに無いか(笑)。
No.2 | 2005/08/02 01:00 | 井汲 景太(ikumi@revery.net) |
こんなものを公開しているせいで、私はもう椎名先生にファンレターが送れない、という文書です(笑)。いや、やっぱりさすがに申し訳なくって。
最初のバージョンは確か19巻まで出ていたときに作ったもので、その後単行本が刊行されるたびに更新してきた(「極楽」はサンデー本誌では読んでいなくて、単行本派だったので…)のですが、終盤はさすがに気力が尽きてしまって、28巻でストップしてしまっていますね。1998-1999年の約1年間、インターネット環境から離れていたため中断していた、というのも大きかったです。
「極楽」が完結した後、「ひとがんばりしてこのページも完成させるか?」と思うことも何度か思わないでもなかったのですが、もう以前ほど細かいところまでじっくり読むだけの時間がとれなくなっていて、結局放置しっぱなしですね。尻すぼみで申し訳ないです。
一応、29巻以降で気づいたミスについては、Cna-BBS のフリートークボードで単行本の感想を書くとき一緒に書いていたので、興味がおありでしたら当方の過去ログで確認していただければ、と思います。
http://ikumi.revery.net/cwww/cnabbs/nbbs.cgi
Iholi さんがおっしゃる「鈴女の台詞」「横島のプロフィール」についても、そちらで以前に話題に上っていますね。以下の記事をご覧ください。※ 基本的に、「作画ミス一覧」は自力で発見したネタだけで構成する、という方針だったので、他の方の見つけた分は含んでいないことが多いです(でないと「手柄を横取り」みたいな感じになっちゃいそうなので…)。
http://ikumi.revery.net/cwww/cnabbs/nbbs.cgi/free/1748
http://ikumi.revery.net/cwww/cnabbs/nbbs.cgi/free/1026,1029,1032
あ、でも「浪速のペガサス」問題については Iholi さんの方が深く考察されてますね。今旅行先なのですが、帰ったら単行本をチェックしてみようと思います。