「江戸浪狼伝」おもしろいですっ!

No.12003/02/25 03:00  狐の尾
1番ですか? 私が書き込み1番ですか? 

「江戸浪狼伝」読みました。 いいですね〜、面白かったです。 私はこういう話が大好きです。 なんと言いましょうか、「カナタ」にはなかったですよねこういうの。 手に職をもつ人達の交友と言いましょうか触れ合いと言いましょうか。 こういう人間ドラマはぐっときます。 かっこよすぎですよ〜。 久しぶりに椎名先生のお話が読めてすごく嬉しかったです。 
No.22003/02/25 15:38 矢塚
椎名先生の底力を見た気がしました!(挨拶)

 というわけで、こんにちわ。矢塚でございます。
 先生の漫画に餓えていた私の心を、今回の「江戸浪狼伝」は十二分に満たして下さいました(笑)
 私的には、好きですこのお話。というより、大好物ですよ。お腹いっぱいです。
 次の「パンドラ」まで十分に生きていけるだけの、カロリーがありました。
 ああ、短期集中連載がさらに楽しみです。
No.32003/02/26 20:09 ラシード
カナタのまったりしたキャラクターが良い意味で進化した感じです。
(美形だし)
シリーズ化しても面白そう。
最後ページの「椎名先生の新企画は続々登場予定です!!」って、
サンデー超単独でのことでしょうか?
No.42003/03/08 01:19 井汲 景太(ikumi@revery.net)
改めて、「江戸浪狼伝」の感想です。まずは、一人一人の登場人物にちゃんと内面や奥行きが感じられた所が目につきますね。清次や薮月、おりんたちの人間模様を、連載でもってじっくりと読みたい気にさせられます。

椎名先生は、「人の世界の裏舞台に、ひっそりと暮らす人外のもの」の描写を得意としていますね。決して人の側に全面的には受け入れられない、という寂寥感を遠景にしつつも、登場人物の優しい心情が救いとなる、という流れが温かく、快い読後感を残します。「極楽」では「はるかなる猫の呼び声!!」が同様なフォーマットでとてもよい話でしたし、タマモというキャラも秀逸でした。また、「バンパイア・シティー」にもそういう部分が出ていますね(「バンパイア〜」は、マンガとしての総合的な出来映えはイマイチ、という部分がありますが、椎名先生のこういう面での資質はよく出ている作品だと思います)。

絵的にも申し分ありません。日常シーンは先生が先行公開されていたカットに代表されるようによく研究されて丁寧に描かれているし、アクションシーンは勢い・カット割りともに見事です。キャラの顔立ちもしっかりしてますね。清次が非常に男前に描かれていますが、杉良太郎のファンだ、というのは単なるネタというばかりでもなくて、ある程度は本気の部分があって、それが画に反映しているのかもしれません(笑)。個人的には清次の眉が隆々とクワガタ並に立派な所に目をひかれます(笑)。

この1作のために買いましたが、それだけの価値は十分にありました。「カナタ」は不運な成り行きを余儀なくされましたが、相変わらず椎名先生のマンガ力は確かだと感じた作品です。引続き、「GX」の方も大いに期待したいと思います。

※ 最後、薮月は「狼としての心意気」を語ってますが、「人狼」とは言ってもほとんどは人間であって、アイデンティティーは「人間」の側にあるんじゃないかなあ…という点はちょっと収まりが悪いかもしれません。
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