私もそろそろ幼女を抱っこして「お父様」と呼ばれたいお年頃のサンデー11号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 「神出鬼没に現れて攻撃してくる」敵キャラとして思い浮かぶのが、昔タイトーが出していたシューティングゲーム「メタルブラック」の5面ボスである私ですが、皆さんどこまで判ってもらえるでしょうか?(挨拶)

 以下、サンデー11号の「絶チル」の感想です。

キャット・ウォーカー(4)あらすじ:

 「フェザー」に意識を乗っ取られた皆本は、いつもの「やさしいお兄さん」風の皆本とは違った、ちょっと腹黒な雰囲気のダーティー皆本に大変身。それに伴って属性もチェンジ、「ユーリ」を精神的に追い詰めるためにナイをぎりぎりまで痛めつける指示を出す皆本は、さながら鬼畜攻めの様相を呈して来た。兵部が化けた皆本にはドギマギするチルドレン達も、今のダーティー皆本にはドン引き気味な様子。「ナイもあなたも、誰かの道具なんかじゃない!」ってことをユーリに伝えるために皆本を道具として使うフェザーさんは、やっぱ半端ない。

 しかし、その可哀想なナイも薫のサイキックで押さえつけていないと、スカートの影から出てきて服を切り裂いたりしてやんちゃが止まらない。影があるところなら、どこにでもテレポートできるのが大変にやっかいだ。「影」を失くし、ナイの接近を防ぐには、やはりスカートを脱ぐしかないのか。一度スカートを脱がされていつものクレバーさを失っている紫穂が、この事実を事実として受け入れることはできるのか。続く。

 ナイの能力は「影」を媒体にする必要があるので、媒体を必要とせずに部分テレポートが可能な澪の能力にはやや利便性で劣るものの、強力なものであることには代わりありません。自分の体で影を作って葵の帽子から腕を出してナイフで攻撃して来たシーンは、彼女の能力の強力さというか凶悪さを示すのに十分な描写でしょう。
 ここまで強いと、なんだか彼女はここで使い捨てるのが勿体ないくらいの能力の持ち主なような気がしてきました。スカートから飛び出て服だけを切り裂いて「ニャー」と叫びながら去っていく幼女だなんて、悪の怪人としてはキャラが立ちまくってると思います。ナイが幼女だからこそギリギリでシャレで済まされるくらいのヤバさです。幼女でなかったら間違いなく変態
 個人的には、「はじめてのあく」に登場してキョーコの服を切り裂いてほしいくらいの逸材です。個性的な戦闘員を使い捨ててしまうのは、悪の組織の悪い癖ですよね。

 一方、既にナイにメロメロになっている(オレの中での確定事項)ユーリは、このままではナイを失ってしまうという現実と、悪の組織の娘としての「お父様」への愛との間で葛藤の真っ最中であり、ついカッとなって「ファントム」の幻の首を締めてしまうくらいにまで精神的に追い詰められている様子。
 薫の手にすら余るナイを止められるのはおそらくユーリだけなので、彼女がナイへの愛が「お父様」へのソレに打ち勝てるか否か、そこがこのエピソードの落としどころなのではないかと思いました。

少年漫画では死闘を演じるとキャラが満身創痍になるわけですが、ウチの子はみんなまだ嫁入り前の女の子ですし、傷が残ったりするのも心配です。

 というわけで演出上、主に服をボロボロにしたり、恥ずかしい思いをさせたりしてます(笑)。けしてエッチな気持ちで描いているわけでは・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、細かいことは気にするな。

これは四次元ポケットです :週刊少年サンデー10/12号: 完成原稿速報・ブログ版

 あとこの椎名先生のコメントを読んで、そう言えば「絶チル」は子供達が直接的な暴力を受ける描写というのが極力オミットされているよな、と思いました。紫穂がスカート剥がされて恥ずかしそうにシャツを伸ばしているのも作者の愛情の標。多分。

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