「富嶽割り」は刀の柄で殴りかかる大技さ!当たった敵を転ばせることが可能だ!サンデー11号感想

ハヤテのごとく

 「日本のザッカーバーグにオレはなる!!

 映画「ソーシャル・ネットワーク」によれば、ザッカーバーグは大学生の頃にガールフレンドにフラれ、「リア充爆発しろ!」的な勢いで女子大生のデータをハッキングして画像データベースサイトを構築したのがfacebook快進撃の始まりであるということなので、現時点で既にサキにモテモテになってるワタルはザッカーバーグの真似はできないのではないかと思いました(感想?)。

キングゴルフ

 小学館漫画賞受賞記念で蒼甫が新人戦全国大会優勝の巻(まちがい)。自分の器がまだ未完成であることを悟った上で完璧なゴルフをして勝つという、この上なくカタルシス極まりない形で見事に大会を制しました。やはり主人公がモリモリ成長していく姿を見るのは楽しいですね。
 あと、今回コテンパンにのされた戸川や澤が懲りずにまた戦う姿勢を示したのも、ちょっと嬉しかったりしました。特に戸川。彼が蒼甫と再び対戦して再びヘタレる姿は観られるのか(観たいの?)。

神のみぞ知るセカイ

 「ヴィンテージ」のフィオーレを確保した桂馬が、ノーラに突然協力を依頼したの巻。というか、かなりノリは命令に近かった感じがします。目的のためなら手段を選ばず相手の感情も考慮しない、「ゲームの鬼」モードと化している今の桂馬の面目躍如といったところ。
 さすがの(主におっぱいが)ノーラも、乳を触られそうになった上にいきなり桂馬に言い寄られて動揺を隠せない模様であり、もしかして彼女って強引に迫られると弱いタイプ? これはもしかしたらフラグ立っちゃうかも? とか思いました。とりあえず大きなおっぱいは触っておくに越したことはないということでしょうか(違います)。

 そして次回は、ついにルナが覚醒する勢い。超怖そう。自分の認識だと、何かルナは東方系の弾幕を撃てそうな気がしてなりません。

はじめてのあく

 我らがボンクラの女神・エーコ姉さんがついに本気出してしまったの巻。オレは普段はダメ人間だけど、それはまだオレが本気を出していないだけだ! 本気を出せば凄いんだ! というのはダメ人間における常道の言い訳ですが、エーコさんは本当に「本気出せば凄い」人だったことが今回証明された訳であり、正に我らボンクラ共の女神に相応しい、理想の人物であると言えるでしょう。
 「はじあく」における決戦の日がエーコさんの意志によって一ヶ月後に設定されてしまった今、我々もそろそろ本気を出すべき時に来ているのではないのでしょうか。私も来年からは本気出したいものです(手遅れ)。

 あと今回は、黒澤さんの病衣姿(入院してる時に患者が着てるアレ)にグッと来ました。この前のセーラー服+スパッツも良かったですが、今回のシンプルな病衣もいいです。素体がいいと何着ても似合いますよね。おかげで病衣萌えという新たな萌えに目覚められそうです。

結界師

 世界を巻き込んだ壮大な兄弟喧嘩がついに決着。自分の妻にして済まないと謝る日永に対して「あなたを選んだのは私です!」と目を反らせながらも赤面する水月が可愛らしかったです。いかなセカイ系レベルの超常的な力を持とうとも、結局はやっぱり好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰なのかしらー的なキャッキャウフフなものを人間は欲しているんですよねー、という結論に至ったという解釈でよろしいのでしょうか。
 日永も月久も、水月を巡って派手な兄弟喧嘩する前に、まずはオーソドックスなギャルゲーとかをプレイして人間の恋愛とは何たるかを知るべきだったのかも知れません(ないです)。

闘獣士

 「RAINBOW 二舎六房の七人」で知られる柿崎正澄先生が、まさかの少年サンデーに登場。今年に入ってサンデーは積極的な動きを見せている印象がありますが(「揉み払い師」の猛烈プッシュとか)、柿崎先生の登用もその一環なのではないかと思いました。頑張れサンデー。いやマジで。

 この作品の題材は「古代ローマの剣闘士」というよく知られたものであり、過去に因縁を持ちながらも友情を育んできた者同士がコロシアムで戦うという物語もまさに王道といって良いものであると思うのですが、その一方が人間ではなくワイバーン(翼竜族)であるという一点が、このマンガを独特のものにしていると感じました。
 「人間と非人間の友情」というテーマは個人的にもの凄く弱いので、この「闘獣士」にもグッと来ざるを得ません。古代ローマの剣闘士という王道のテーマを「翼竜族」という独特のギミックを用いて如何に描くのか、後半を楽しみに待ちたいと思います。

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