明は初音にとっくに食われているものと思ってました。すみません。サンデー16号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 理系の人間に対してサプリメントの皆本のように「前よりも5ミリほど短く」と曖昧な指示を与えると、紫穂のように「そんな指示では曖昧さが多すぎて正しく実行できない」とパニックになってしまうので気を付けてください(挨拶)。

 以下、遅くなりましたが先週のサンデー16号の「絶チル」感想です。

スタンド・バイ・ミー(1) あらすじ
 泣いてすがるアダムを振りきってコメリカから戻ってきた皆本は、かつてうっかりチューしちゃった薫と久しぶりに二人きりになってしまい、年甲斐もなくアタフタするのであった。

 ところでこのサイト的には、「スタンド・バイ・ミー」編と言えば勿論「GS美神極楽大作戦!!コミックス23巻に掲載された、生き返ったおキヌちゃんが美神除霊事務所に出戻って来るエピソードのことを指す。ネクロマンサーの笛!(←連載中期における不遇なアイテムの象徴)
 今読み返すと、絵柄が全然違うんですよねー。首の太さとか。

 今回からエピソードの名称は「スタンド・バイ・ミー」と変わりましたが、実質的には前回の「600万ドルの男」のエピローグ的な位置付け。すっかり皆本にメロメロになってはいるものの、わがままを言わずに皆本と拳を合わせて再会を誓う「男の約束」を交わせるくらいにまで成長したアダムが心底可愛くて仕方ありませんでした。勿論健全な意味で(自己フォロー)。
 ケンとメアリーがアホな子になっちゃったのは、今回のエピソードの性格からして彼ら以外にコメディリリーフができる人材がいなかったからなので、まあ仕方ないです。次回頑張ってください。次回が何時になるか判らないですが。

 そして今回の「スタンド・バイ・ミー」のメインは、どうやら葵とバレットメインの冒険譚ということになりそうな感じです。この二人は、これまでサプリメントなどで絡む機会が何故か多く、またキャラクター的にも「根が真面目」という点が共通しているところから考えると、フラグが立つかどうかはともかくとして、実は案外相性はいいのかも知れません。
 ただバレットは、葵と絡むたびにどんどんダメになって行ってる点がやや気掛かりではありますが(葵の下着姿をうっかり観てしまったけど「忘れて」と言われて本当に忘れてしまうなど)、まあバレットは元々そういう子なので致し方ないです。そういう点を含めていい子なんです。今回はバレットのそんな可愛らしさの描写にも期待していきたい。勿論健全な意味で(自己フォロー)。

 皆本と薫の方はあんな感じなので今回はあまり進展はなさそうですが、薫が「皆本との二人だけの秘密を持ってしまったこと」と、「それを『何でも話せる友達』だった葵と紫穂に話せないこと」の間で思い悩んでいる姿は印象的でした。彼女はこうして悩みながら大人になって行くんですよね…(うっとり)。
 まあ、本当に大人になってしまったら「友達に話せない彼氏とのヒミツなんて、あって当然じゃん?」って風になってしまって夢も希望もなくなってしまうので、薫にはいつまでも純粋な今の気持ちを忘れないでいて欲しいなと思いました。キモイですね(自覚)。おわり。

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