サンデー2012年50号感想【近況:咳が出ます】

マギ

 ♪ようじょーようじょーようじょーまーだーようじょは戦えるー(百合星式おゆうぎうたより抜粋)。
 色々あって哀れな幼女マルガを助けたティトスが上の空になっていたのは、モガメットが語った魔道士のあり方について考えていたからなのか、それとも幼女のことを考えていたからなのか。多分後者だと思います。

神のみぞ知るセカイ

 幼女うららに脱がされてR-18ルートへの逸脱を恐れる桂馬でしたが、いざ脱がされる段になると「いいよ…ボクのはだか見ても…」と一気に誘い受けモードに入る天性の魔性っぷりを発揮。さすがギャルゲーと称したエロゲーをやり込んでる男は判ってますね(決めつけ)。
 あと、脱いだ桂馬を前にしたうららがスポイト端子のついた電流計を両手に握っていましたけど、これ何のつもりで持っていたんでしょうか。これらの器具を使うのはかなり高度なプレイなんじゃないかと思われますがどうか。

BUYUDEN

 肥え太った萌花の着替えシーンを何度も登場させ、読者に肥満女子萌えに目覚めさせようと画策することで有名な「BUYUDEN」ですが、今回のエピソードでは気弱な眼鏡女教師のパンツのモロ出しという、これまたどっちかというとニッチなエロスが物語の中核を占めていたと思われます。
 いいと思います

最上の明医

 おっぴろげ回
 この回の「最上の明医」を読めば、少年誌における「乳首券」なるものが伝説に過ぎないことが理解できるかと思われます。乳首券は編集部によって発行されるものではなく、あくまで作者が自ら作品の展開に応じて生じる必要性に駆られて作り出し、発行を編集部に認めさせるものなのです。今回はおそらく「この回は乳首のみならず局部も出さないとダメです!」とか橋口先生が編集者に強硬に主張したりしていたのです。多分。

ひめはじけ

 「6年後
 え? 次回最終回?(感想)

絶対可憐チルドレン

 まさかの伊号ちゃん擬人化展開。往年の「脆腕伊号ちゃん」とは似ても似つかない双子の軍服幽霊少年風のデザインですが、でもこれはこれでといったところです。
 デザインがちょっとだけ「一番湯のカナタ」のセイリュートに似てるかなー? と思って「カナタ」を見なおしてみたらそれほどでもなかったので、何か自分の記憶力にますます自信がなくなりました(関係ない)。

 エスパーとノーマルが戦う未来の映像の中に「入る」展開はこれまでこのマンガの中でも何回か登場してきましたが、今回は未来の映像のはずの薫が、その映像を見ている京介に対して語りかけている(ように見える)ところが、いつもと違くてちょっとドキッとさせられます。
 この予言の映像をここで見てしまったことが、(同じく予言を知ってしまった後の皆本と同じように)後の兵部の行動に大きな影響を与えたことは間違いない訳で、いよいよ兵部の過去を巡るエピソードも佳境に差し掛かってきたのかも知れませんね。

正しいコドモの作り方

 来人に急接近して来たアスカの正体は、かつて悠を白衣+黒タイツのコスチュームでムラムラさせたにも関わらず、その直後にボンテージファッションに変身してがっかりさせたことで有名な変身女さんでした。
 今回の彼女はAKIRAチックなサイコキネシスを使う能力者も連れて来たことで来人に対して圧倒的に有利なバトルを繰り広げていますが、よりによって「冥土の土産に教えてやるよ」という『悪役が言ってはならない台詞』を言ってしまったので、多分今回もこの人は負けちゃいますね(決めつけ)。

 そして悠は今「『媒介屋』に操られている影響でこよみに対してムラムラしている」状態にあることも説明されましたけど、仮に媒介屋の影響がなくても、「自分のことが好き」だと判っている幼馴染の女の子が雨に濡れて下着が透けて見えちゃったり、ホテルに誘われたり、シャワー浴びてる彼女をベッドで待っていたりしたら、そりゃまあいくら悠でもムラムラするのは致し方ないと思いました。がんばれ悠。性的な意味で。

裏サンデー:モブサイコ100

 「サンデー」の名前を冠したコミックサイトなのにも関わらずDRMが一切かかっていない形式でマンガを公開、TwitterやFacebookへの積極的な情報共有を打ち出すなど、電子書籍に対して及び腰なことで有名な小学館のコンテンツとは思えないアグレッシブさで勝負を仕掛けている裏サンデー
 今回はコミックス化の宣伝という形で、連載作「モブサイコ100」が本家週刊サンデーに掲載されました。

 裏サンデーと言えば最近では「コミックスが売れないとサイトが打ち切られる」ことをわざわざ告知したことで話題(というか炎上?)になってましたが、でもまあ「Webでコミックを公開して人気が出た作品はコミックスもちゃんと売れる」ことは既に小学館内でもクラブサンデーの先駆者達によって実証されていると思いますし(東毅先生の「超弩級少女4946」や菅原健二先生の「M・S DOLLS」などが代表かと)、裏サンデーもその辺のマーケットリサーチは当然コミックス発売決定時に行なっているはずなので、「コミックス売れないとサイト終了」って表現はさすがにちょっとオーバーなんじゃないかと、個人的には思ってます。

 個人的には、裏サンデーのコミックスが売れてくれることで、本家のクラブサンデーも「専用のFlashプレイヤーでなければマンガが読めない」というDRMを撤廃する決断をしてくれるんじゃないかと期待してます。クラサンはFlashが動かないiPadやAndroid4.1搭載タブレットではもはや読むことができないのが大変に辛いのですが、一方の裏サンデーはタブレットやスマートフォンは勿論、ものすごく頑張ればKindle付属のWebブラウザでも読めてしまう万能っぷりが素晴らしいと思ってますので。ホントです。

 そして「モブサイコ100」ですが、このマンガがどんなマンガなのかを極めて判りやすい形で表現しているという意味で、作品紹介マンガとしてとてもよくできていると思いました。新隆さんいい人だなあ(多分)。

モブサイコ100 1 (裏少年サンデーコミックス)

「モブサイコ100」1巻は、11/21現在Amazonで「通常1~3週間以内に発送」のステータス(=初版売り切れで増刷待ち状態と推測)。売れてるじゃないですか><

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