「かっわ!」(感想) サンデー44号「初恋ゾンビ」感想

初恋ゾンビ

 要約すれば、指宿くんカワイイ回でした。

 タロウのために早起きしてお弁当を作り、そのお弁当を食べたタロウから「好みの味付けだな」と言われたら嬉しくなってしまい、思わず頬を赤らめてピョンピョン飛び跳ねてしまう→その後そんな自分が恥ずかしくなって膝を抱えてもじもじしてしまう、なんて行動をしているのを見てしまったら、朱々子ならずとも「かっわ!」と叫んで萌え萌えになってしまうこと請け合い。
 今回の指宿くんはこれまでの中でも最高にカワイイので、まだ見ていない方はぜひ電子書籍版のサンデー44号を買って飛び跳ねる指宿くんを見るべきです。それによって、あなたは「指宿くんが歴史上最も可愛くなった瞬間」を目撃できる、いわば歴史の証人となれます。いやマジで。

 あと、朱々子は終始「凛々澄兄さまとタロ兄さまをくっつける」ことに執念を燃やしていますが、もしこのマンガが普通の美少女わんさか系コメディーだったら、何らかのフラグ立てイベントが起こって朱々子がタロウに惚れてしまい、色々とややこしくなってしまう展開が必ず入ると思うんですが、この「初恋ゾンビ」という作品、そしてこの朱々子というキャラに関して言えば、(そもそもタロウが万人にモテるようなキャラではないということを差し引いても)絶対にそんなことは起こらないに違いないという、妙な信頼感があります。
 彼女にはこの調子で、凛々澄兄さまのためを想って色々とトラブルを引き起こし続ける常識知らずのトラブルメーカーのままでいて欲しいですよね…(ひどい感想だとは思ってる)。

初恋ゾンビ(8) (少年サンデーコミックス)
小学館 (2017-07-28)
売り上げランキング: 16,599

9巻は10/18に発売とのこと

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