コミック 一覧

日記サイト化準備日記

 お久しぶりです。インフルエンザから病み上がりました。
 インフルエンザに罹ったにも関わらず熱が37度2分くらいしか上がらず、半端に頭痛とクシャミと鼻水と腰痛が続いたせいか、何かまだスッキリしないというか、今ひとつ流行に乗った気がしません(間違い)。

 現時点の生活リズムではどう考えてもこれまでのような「一週間に一度か二度、深夜まで起きてサンデーの感想などを一気に書いて寝不足になり、残りはその解消に努める」サイクルを回すのが無理であることが判ったというか、インフルエンザにかかる程体の抵抗力が落ちたのは明らかに寝不足で深夜まで仕事してたせいなので、今度はまじめにそういう生活から脱却しないといかんという結論に達しました。

 なので、今後しばらくは散発的に日々の日記を書こうかと思います。
 何か年に1度くらいはここの更新サイクルを変えようとしては元に戻ることを繰り返していましたけど、今年は自分の健康のためにも本当に何とかしたいです(真摯)。よろしくお願いします。

 そして上の写真はここ最近購入した本(の一部)。

 「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」は、1巻を電子書籍で購入したので、今後も電子書籍の方を購入するつもりです。というか、電子書籍が買える作品については、随時電子書籍に切り替えようと思ってます。理由は勿論、物理的な本棚の制約です。

 「ガンガンJOKER」2月号は、読み切りで掲載されている「ユリカは魔女に食べられて」という作品が、「人間を食べる魔女と魔女に食べられる女の子の関係を描いた百合マンガ」という噂を聞き、何か面白そうなので読んでみたい! と思って発作的に購入。結果、想像以上に頭がおかしい(褒め言葉)作品で満足でした。設定からすると背徳の香りがするんですが、食べられる側の女の子ユリカの性格がハイテンションかつアグレッシブである点で相当救われてます。

 そして「少女サテライト」は、今は亡き雑誌「つぼみ」に連載されていた、星を擬人化した日常系マンガです。設定は突飛だけど内容は穏やか。話が進むに従ってキャラクターの性格付けがハッキリして来るので、読み進む毎に面白くなって行きます。

 これだけの文章書くだけで20分かかってしまいました。サンデーも勿論読みましたが続きは明日以降ということで。
 おやすみなさい(´・ω・`)


ガンガンJOKER 2013年 02月号
スクウェア・エニックス (2013-01-22)

まだ他のマンガちゃんと読んでないという


サンデー2012年51号感想【近況:痰が出ます】

終末のラフター

 「結界師」の田辺イエロウ先生が、満を持して今この時代の日本に向けて送るダークファンタジー巨編(予定)。それが「終末のラフター」です。
 一度破滅を迎えた世界、破滅をもたらしたと伝えられるが故に人々の恐怖と憎悪の対象となっている不死者の存在、何かにすがらないと正気を保てない程に陰鬱な社会など、震災後における現代日本をおそらく意識しているであろう作品世界を舞台に、田辺先生得意の生意気な少年がその陰鬱な世界を形作っているモノを相手に戦う──という趣向の、まさに「意欲作」といって良いマンガだと思います。何かこう、想像以上に大変なマンガが始まったという印象です。
 個人的には、田辺先生にはぜひ一度これまでのキャリアを全てかなぐり捨てる勢いで美少女わんさかコメディーを描いて欲しいなーと妄想していたのですが、こんな凄いマンガ見せられたらそんなこと言っていられないですよね(と言われても)。

 作品のテーマとしては、田辺先生のデビュー作である「LOST PRINCESS」に似ているものがあるのかなと思いました。
 「LOST PRINCESS」は、ドラキュラをイメージさせる魔物にさらわれた幼女を助けるため、同じく魔物的な力を持った生意気な若者が生意気に奮闘するというのが大雑把な筋書きなんですけど、幼女をさらった魔物にもさらわなければならない事情があり、幼女もそれを理解した上であえてさらわれていたという、単純な勧善懲悪の枠に嵌らない構成になっていたのが印象的な作品でした。
 おそらく「終末のラフター」の悪魔の力を持った不死者達も、人々から忌み嫌われてもそのように生きなければならない理由があるのではないかと思われます。何にしろ、これからの展開に期待して行きたい所存です。

おすもじっ!

 司のターン終了。こちらも前の彩香の寿司と同様、読んでいるうちにどんな味がするのか想像してしまう、たいへんに美味しそうな鰹の寿司でした。このお寿司は瀬戸内海に行けば食べられるんですかね?(半分本気で)

 そんな感じで途中までは清々しく爽やかな料理マンガだったのですが、評決のシーンで司に投票したおっさんに向かって牙をむき出しにして悪魔の形相で威嚇した彩香ちゃんで雰囲気は一変。やはり彩香ちゃんすごい。

姉ログ

 近衛姉弟に興味津々なミステリアス少女・佐伯風花の存在が、徐々にクローズアップされつつある展開になって来ました。彼女は単に輝のことが好きとかそういう単純な理由ではなく、もっとより大きな愛情を求めているように見えます。それ故に、モヤ姉が輝に向ける歪んだ愛情に興味を示しているのかも知れませんね。

 個人的には黒タイツキャラが増えるのは嬉しいです(単純)。

正しいコドモの作り方!

 「僕は今日子ちゃんのことが…
 あの悠が自分からこよみとのフラグをへし折りに行くという衝撃的な展開に。成立したフラグをへし折るというと「神のみぞ知るセカイ」の桂馬×ちひろの一件が思い出されますが、悠の場合は下半身のムラムラが最高潮になってて理性が効かないであろう状態にあるにも関わらず、精神力を振り絞ってフラグをへし折ったところに価値があります。

 彼が遺伝子のトラブルに巻き込まれずに普通に生活していたら、普通に付き合って普通に結婚していたはずのこよみとのフラグをへし折る精神力を発揮し、その上自分はムラムラ来てるのにも関わらず、こよみの純粋な気持ちを気遣う紳士な一面も見せるなど、これまでのボンクラっぷりが嘘のような大活躍です。
 もう彼のことをボンクラとは呼べませんなあ。本当は彼もヤりたかったに違いないんだけどなあ(ひどい感想)。

最終回:ひめはじけ

 「ひめはじけ」まさかの最終回。コミックス3巻で終了ということは、このサイト的な表現では「一番湯のカナタ」と一緒ですよ。残念です
 最終回は、6年経ったら姫さまがすごい太って帰って来たというオチ。ちょっと前のエピソードで姫さまが一時的に大人になった時とのギャップがひどくてあんまりだと思いました(褒め言葉)。

 クリスタルな洋介先生の次回作に期待します。いやマジで。

田辺イエロウ短編集 フェイク! (少年サンデーコミックス)

上述の「LOST PRINCESS」も収録されている、田辺イエロウ先生の貴重な初期短篇集。
「ラフター」のダークファンタジーな世界観はこの頃から既に先生の中に存在していたことが伺えます


絶チルコミックス30巻買いました日記

絶対可憐チルドレン

 もう先週の話になりますが、「絶対可憐チルドレン」のコミックス30巻の限定版を買いました。

 コミックス30巻な上に連載300回突破。連載が始まった頃は「前の連載の『一番湯のカナタ』は打ち切りだったし長いことサンデーで連載できずに他誌を放浪してたし、これがサンデーで読める椎名先生の最期のマンガになるに違いない」と決めつけてかかって悲壮感に溢れつつ読んでいたことを考えると、よくぞここまで連載が続いてくれた! と感謝の念を抱かずにはおれません。

 また、連載が始まった頃は、少年マンガの主人公が小学生の女の子三人組であるということなどが「ルール違反」と作者自身が自覚していたりしたものでしたが、今ではそのサンデーにおいても少女四人組の日常が物語の中核を成している「ひめはじけ」や、美少女が主役のコメディーと解釈せざるを得ない戦コレ!」のような女の子がアクションの主役を張るようなマンガも普通に掲載されるようになるなど、時流は確実に変化しています。
 「絶対可憐チルドレン」はそのような時流を作ったきっかけの作品である、と言えるのではないのでしょうか。いやマジで。

 ここまで来ると気になるのは絶チルがどこまで続くのかという点ですが、このコミックス30巻で「皆本×薫」路線が確定したこと、(現在の連載の方でも焦点が当たってますが)皆本と兵部の関係がこれまでとは大きく変わる兆しが見えていること、そして彼らにとっての最大最期最強の敵がギリアム(と悠理=ファントム)であることが明確になって来たこと、などを考えると、そろそろ終盤を見据えた展開になりつつあると推測しても、そう間違ってはいないのではないかと思います。

 ただ、同じくコミックス30巻で示されたように、物語の最大の鍵となるであろう皆本の薫に対するメンタリティは、まだ大きな問題を抱えています。
 このまま彼が薫に対する自分の感情を否定したまま未来まで行ってしまったら、結局皆本は「薫を撃ち殺すことでサディスティックな独占欲を感じてしまう」ヤンデレ化のみならず、この歳になってまでなお「べ、別に薫のことなんて何とも思ってないんだからね!」とツンデレ化までしてしまいかねない訳であり、いくら何でも面倒臭いですよね? この辺もうちょっと何とかならんですかね? というのが、コミックス30巻を読んだ段階での感想です(長い)。
 コミックス31巻以降では、フェザーと融合して『子供』になった京介と皆本が「保護されたエスパーとその保護者」の形でコミュニケーションをやり直す展開になっており、皆本の心のなかにあった兵部に対する確執が溶けることが期待されますが、その過程で薫に対する感情にも変化が訪れることはあるのでしょうか。

 あと薫は何か皆本に恋しているためかモリモリ可愛くなって行っているので、どんどん可愛くなるがいいと思いました。特に30巻第4話で布団に倒れる薫は、何かこうエロくはないのに凄いグッと来るので困ります。この先に彼女に待っているのは悲劇だと判ってはいるのですが、何とか彼女の恋が報われて欲しいものですねえ。
 「桜の園」編ラストで皆本が笑顔の薫を見て「もうダメかも知れない」と言いつつ吐いてましたが、彼も内心では自分が薫に惹かれていて、もうその気持ちに後戻りは効かないことに気付いているはずなんですよねー。ですよねー(←女子力高い女子っぽい相槌をイメージしつつ)

 そして限定版に付いてる付録のサプリメント総集編ですが、巻頭に付いてる描きおろしは以前椎名先生がTwitterで公開していた可憐ガイズの女体化イラストとかチルドレンの男体化イラストを元ネタにした話でした。
 特にガイズの女体化は正直問題作の部類に入りかねない気もしますが、まあ絶チル300回まで付き合った読者なら「今の椎名先生はこれくらい普通にやらかすよね」と許容してくれるに違いない、という作り手からの信頼を感じました(やや誇張)。


通常版はAmazonでも在庫回復。限定版は29日に再入荷のステータスになってます。
そういえばGS美神の30巻ってどうだっけと読み直したら、ルシオラが横島に惚れてました。美神はここからが長いんだよなー絶チルも長いんだろうなー


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