日記 一覧

生存報告(サンデー36+37号感想込み)

 少年サンデー付録の「戦国コレクション」限定レアカードの絵柄があの斎藤義龍なのは、何か高度な嫌がらせなんでしょうか(挨拶)

 お久しぶりです。
 とりあえず仕事の山は何とか乗り越えたので、ぼちぼち感想日記を復活させたいところではあります。

 以下感想リハビリ文章。

銀の匙

 「釧路のジャスコに行ったのよ」が一番グッと来ました。何かすごく「北海道が舞台」のマンガっぽさを感じます。
 あやめとアキの思い出の大半にうんこネタが絡んでるのも何かグッと来ます。自分の出身地も割と周囲が田んぼと畑と養鶏場だらけで牛飼ってる家もあった農村地帯だったのですが、農村ってうんこと共にあるところがありますよね。

神のみぞ知るセカイ

 ユピテル編こと過去編が本格的に始まりましたが、10年前に飛ばされた時の年が「200X年」だったところにショックを受けています。いやまあ確かに今から10年前は2000年代なのでこれはこれで正しいんですけど、10年前が既に21世紀であるという純然たる事実を改めて認識させられると、何かこう「オレも歳をとったものだ…」とか「いい歳してこんなことしてていいんだろうか…」とかいう焦燥感が湧いてきてしょぼくれること請け合い。つらい(感想)。

 なお、桂馬がやってるゲームはゲームギア版の「ぷよぷよ」と思われますが、このゲームが発売されたのはWikipediaによれば1993年なので、この世界の過去はテクノロジー的には90年代と一緒であると思って差し支えなさそう。ですので、その頃からゲームやってる我々のようなおっさんは「過去編の舞台は2000X年ではなく1999X年である」と設定を補正すれば、よりリアルに過去編を楽しめるのではないかと思いました。

 なお今回の攻略対象の女子は明らかに色々とおかしそうなので、できればお近づきになりたくないタイプだなというのが第一印象です。

 続きます(多分)。

小悪魔王伝 戦コレ! 1 (少年サンデーコミックス)
小西 紀行 「戦国コレクション」 制作委員会
小学館

戦コレ1巻通常版。「このマンガ面白い」とここで公言した責任があるので買う予定です(責任?)


近況体調不良報告+サンデー27号感想

 お久しぶりです。

 諸般の事情で先週に抜歯をしてからというもの、何か一気に口内が老けこんでしまったらしく、抜歯後の腫れはなかなか引かないし他の歯肉まで痛くなって来るしで、何かもうガッタガタな毎日を送っています。
 歯が痛いと何が嫌かって、思考を妨げられるのが辛いです。何かもう色々考えるのが嫌になって来ている今日この頃。

 あとモノを食べるのも辛いのですが、そのくせ腹はきちんと減るのも嫌。人間の体って凄い。

 以下、そんな状態での先週分のサンデー27号感想です。


BUYUDEN

 萌花がファッティになってからというもの、何か毎週のように萌花の着替えシーンが挿入されているような気がするのですが、これってやっぱり読者サービスと解釈していいんでしょうか。満田先生は我々にリアルなファッティ中学生のお腹に萌えろと仰っているんでしょうか。

 いいと思います

絶対可憐チルドレン

 紅葉さんは出てくる度にどんどん残念な女性になって行っているのですが、何かもうここまで来たら「せっかく美人でスタイルもいいのに…」と残念がられる系の女性路線に徹して欲しいと思います。
 なお、冷静に考えると真木も登場する度にどんどん残念な男性になってはいるのですが、紅葉が酷すぎるのであまり目立たないような気がするのが、裏方が似合う彼らしいというか何というか(フォローに失敗)。

 本編の方は、詰め寄る澪を難なくいなして自分のペースに引きずり込んだ葵を見て、そういえば彼女って本来は「頭が良くて賢い」って設定のキャラだったんだよなと、久しぶりに思い出しました。貧乳ネタでいじられるだけが葵の立ち位置では決してないんですよね。

 まあでも、最後の風呂場のシーンを見る限り、澪には既に乳のサイズで負けてるようですが。がんばれ葵。

神のみぞ知るセカイ

 新章・ユピテル編の開始を告げる予告的なお話でしたが、内容は女神たちが菓子を食べながらくっちゃべってるという趣でした。
 女神編においては、女神が中に入っている女性たちの中ではかのんがヒロインの格的に頭ひとつ抜けてる印象が強かったのですが、アポロが前面に出てくると何かこう途端にへっぽこキャラっぽくなってしまうところは、アポロの役得といったところなんでしょうか(役得?)。

 ユピテル編の内容については現状では勿論全く不明なんですけど、かつて桂馬は自分の周りに女神候補の女性がうようよいることについて「女神を復活させるために、ボクがバディーに選ばれた」のではないかとの仮説を立てており、そこに何らかの意志が介在しているのではないかと推測していました(コミックス13巻を参照)。
 「ユピテル」は女神たちの父たる存在の名称であり、「ユピテル編」はその名前を冠したエピソードであることを考えると、物語は文字通り神の意志にまで迫るものになるのかも知れません。桂馬は文字通りの「神のみぞ知るセカイ」を垣間見ることになってしまうのでしょうか。いよいよこのマンガは、単なるギャルゲーの枠を超え、神話的なスケールにまで拡大してしまうんでしょうか?
 あと、そろそろエルシィの大変に優秀なお姉さんについての話も見てみたいところですが、そこまで話が到達するのは何時になるんでしょう。何にしろ、まだまだこのマンガは連載が続きそうです。

國崎出雲の事情

 メイドカフェ編じゃないと出てこない場所固定キャラ・杏季を見るのが毎回楽しみです。彼女にはこのまま出雲のことを誤解したまま好感度を上げていって欲しいなと思ってます(ひどい)。
 登場するのがこのマンガでなければ、ツンデレなサブヒロインキャラとして普通に活躍できそうなポテンシャルは持ってると思うのですが、設定が色々と異常な「國崎出雲」に出てしまったのが彼女の運のツキなので、このまま報われないキャラとして運命を全うして欲しいですね(ひどい)。

GAN☆KON

 イサナと三峰さんが共同妄想を抱いて修羅場を演じるという展開はすごい面白いですし、何より三峰さんが元カレを他の女に寝取られる役を進んでやったという自虐っぷりが切ないほど似合っていてグッと来るのですが、やってることが基本的に前作の「M・S DOLLS」と同じ路線になって来ているようにも思えるのが気掛かり。ここからどのように突き抜けてくれるか期待したいところ。

おすもじっ!

 彩香との勝負に敗れた上に寿を失って意気消沈する司、自分の行動が結果的に司や彩香の運命を狂わせてしまったことを自問する寿をじっくり描いた上で、司のことを今も思う寿に止めを刺して完璧に自分のモノにしようと企む彩香を、満を持して全裸で登場させる演出が素晴らしいなと思いました。
 というか、こんな恐怖に満ちたサブヒロインのヌードシーンって、少年誌では滅多に見られないんじゃないんでしょうか。情念で動く女の恐ろしさを健全な青少年に叩きこんでますねこのマンガ。ステキですね(褒めてます)。

電波教師 2 (少年サンデーコミックス)

おそらく2012年のサンデーを代表するマンガになるであろう「電波教師」の2巻は6/18発売予定。
ホントに面白いので私ごときではもはや突っ込めません


くっつきぼし鑑賞日記

 ご無沙汰してます。生きてはいます。
 しばらくの間は、近況報告的な書き込みを断続的にポストして、文章を書くという行為のリハビリを行なっていきたい所存です。

くっつきぼし鑑賞

 去る4/25に、オーディトリウム渋谷で行われていた「くっつきぼし」のレイトショー放映に行って来ました(4/27までなので既に放映は終了)。

 「くっつきぼし」については、石川直哉氏の個人アニメとして企画がスタートしたとか、「いっしょにとれーにんぐ」等で有名なPRIMASTEAが制作しているとか、既に前編が製作・公開されてその内容が色々と物議を醸しているとかの事前情報は全く知らず、友人がTwitterで「くっつきぼし」上映について呟いていたのを見て、「これは百合百合でエロエロそうだ! 観てえ!」という単純な動機で、その友人と一緒に渋谷まで行って見てきた次第です。

 感想ですが、前編では単に女の子同士が二人きりで逢う口実程度の使われ方だった主人公の「少し離れたものを少しだけ動かすことができる」超能力の設定が、何か後編ではとある事件をきっかけに覚醒してしまってとにかく凄いことになってしまい、最終的にはその能力によって二人が想像もできないもの凄い高みに到達してしまう、何というかこうものすごい展開に驚かされました。前編の終盤から溜まった鬱積が、一番最後で大爆発してお星様になっちゃったくらいすごい(ネタバレを避けるためにあえて頭悪い表現にしてます)。
 物語を最期まで見ることで「くっつきぼし」というタイトルの真の意味が明らかになるという仕掛けは面白いですね。

 エロい方向では、きっちりエロかったです。前編はひたすら甘いエロエロが、後編は打って変わってキっツいエロエロが堪能できます(18禁にならない程度の表現で)。個人的には、キスをした後の唾液の引き方がちょっと往年の「くりぃむレモン」シリーズの「エスカレーション」っぽくて大喜びでした。
 前編の終わり方とかも若干「媚・妹・Baby」を彷彿とさせますしね。やっぱりリスペクトしてるんでしょうか。当日は監督にお会いする機会があったので、その時聞いてくれば良かったとちょっと後悔してます(´・ω・`)。

 このアニメは、前編公開時に物議をかもした終盤の展開を許せるかどうかで大きく評価が別れる物語だとは思いますが(勿論後編ではその理由は明らかにされています)、何にしろ個人製作レベルで劇場のスクリーンでの放映に耐えられるだけの映像クオリティを持った、百合百合かつエロエロなアニメを作り上げた意欲は素晴らしいと思います。

前編トレーラー

後編トレーラー

 あと当日は、放映前に何故か落語家の春風亭ぴっかりさんの独演会がありました。百合アニメと落語。すごい取り合わせだ。
 落語を生で見るのは25年ぶりくらいですが、気負わずに楽しめました。


くっつきぼし(前編) [DVD]
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前編DVDのレビューでは終盤の展開に対する不満が爆発しててすごい。初見で前後編を一気に観られた自分はラッキーだったのかも


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