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コミックライターズ∞チャリティーイベントに行ってきました日記

2011/06/13 01:22
東日本大震災支援 コミックライターズ∞(エイト)チャリティーイベント

 6月12日に中野サンプラザで行われた、コミックライダーズ∞(エイト)によるチャリティーイベントに参加することができました。
 コミックライターズ∞(エイト)とは、河合克敏先生・久米田康治先生・椎名高志先生・曽田正人先生・藤田和日郎先生・藤原芳秀先生・皆川亮二先生・村枝賢一先生の90年代前半のサンデー黄金期を築いた漫画家8名によって結成された作家ユニットのこと。このユニットが今回、東日本大震災支援を目的として開催したのが、今回のチャリティーイベントです。収益は全て義援金として被災地に寄付されます。
 イベントの意義に賛同するのは勿論のことですが、90年代にサンデーにガッチリとハマっていた私のような人間にとって、斯様な豪華な作家陣が集まるイベントはとても魅力的だったので応募してみたところ、幸運にも当選することができました。ありがたい。

 今回のメインイベントは、もちろん参加された先生方が持ち寄ったグッズやサイン色紙を対象にしたオークションだった訳ですが、先生方のカラー色紙や原画やネームや生原稿を前にした参加者が興奮しないはずもなく、オークションは最初から大盛況。曽田先生のサイン色紙とネームとグッズのセット:15万円、久米田先生の絶望先生第一話カラーの印刷用原画:15万円、藤田先生のカラー原画5枚:15万円など、高額での落札が続出することになりました。
 あまりに高額落札が続いたので、進行役の方(声優の岡野浩介さん)が「帰るお金はありますか? 大丈夫ですか?」と何度も言ってしまったほど。また落札金額が一律15万円なのは、そうしないと落札価格が青天井に上がってしまうからと途中でストップがかかったからでした。
 中には一万円台で落札されるグッズもありましたが、作家の直筆ものや一点モノ(例:村枝先生が布に直接仮面ライダーを描いた特製布ポスター)については特に人気があった印象です。

 進行そのものは、この手の手作りイベントにありがちなグダグダなところもちょっとありましたが、総じて楽しく、かつ興奮できたイベントだと思いました。
 私は結局資金的な問題と度胸的な問題があって落札できませんでしたが、椎名先生のグッズのオークションで「いちまん!」と最初に声を上げられたので満足です(弱い)。

 以下、個人的なまとめ。
 なお、「萌えた」や「カワイかった」などは全て個人の感想です。スピーチの内容も記憶で書いているので間違っている場合もあります。

  • 冒頭での椎名先生の挨拶:「まどマギファンで有名な椎名高志です
  • 冒頭での久米田先生の挨拶:「畑先生と一緒の部屋で仕事をしていた久米田です
    • 久米田先生は、オークションの間ずっとステージの隅の方に立ってましたが、司会の方から「そんな隅にいないでこちらに来て下さい」と言われると、素直に反対側の隅に移動してくれました。何だかいい人っぽかったです。
    • あと久米田作品ではお馴染みの前田さんがアシスタントとしてステージに上がってましたが、見た目がマンガと一緒ですごいと思いました(失礼)。
  • スペシャルゲストとして、たかしげ宙先生と七月鏡一先生が登場。また、村枝先生の作品のヒーロー「ジエンド」と仲間たちも登場。サイン会やってました。
    中身はフレンドリーなヒーローな様で、サイン会中はみんなから構ってもらいたそうに会場をうろうろしてました。
  • 藤田先生はステージ上でのトークが上手く、喋りも丁寧で貫禄を感じさせる振る舞いが素敵でしたが、自分の出したグッズが高額落札されて行くにつれて「だんだん恥ずかしくなってくる」と心情を吐露するところも。萌えました
  • 河合先生の姿を拝見するのは初めてでしたが、何か凄く強そうに見えました。体格が良い上に坊主頭だったから?
  • 藤原先生と七月先生は、「現在連載中の『JESUS 砂塵航路』にキャラとして登場し、マンガの中でジーザスに殺される権利」をオークションに。漫画家らしいオークションだなと思いました。
  • 皆川先生が最初に出品した「ARMS」の生原稿にいきなり9万円の値が付き、驚いていた姿がちょっとカワイかったです(失礼)。
  • 椎名先生が出品した色紙(Ustreamで配信していたアレ)は全て10万円以上の値を付ける参加者が続出したため、希望者全員で椎名先生とジャンケンして勝った人が獲得する形式に変更されました。ガチでオークションしてたらどこまで行ったんだろう。
  • 村枝先生は、仮面ライダーを描いた直筆布ポスターに仮面ライダーカードのコンプリートセットを付けたり、「仮面ライダーSPIRITS」の1話から5話までのネームをセットで出したり、各国語版の「RED」を無料で提供したりと、サービス精神が旺盛でした。
  • そしてオークションのオチは、コスパ謹製のザ・チルドレン中学生編の薫版ジャケットでした。場内爆笑。

 オークション終了後はサイン会となり(応募したときに希望した作家の色紙サイン券、および三人までの作家のコミックを購入しそれにサインをもらう権利を事前に購入する形式)、自分は椎名先生の生原稿サイン、および河合先生・藤田先生・七月先生のサインをいただくことができました。
 椎名先生の生原稿サイン会では原稿に出てくるキャラクターを選べるのでユーリを希望したところ、ユーリ×ナイ的な扉絵の生原稿が提示されたので、悩んでいるフリをしつつも内心大喜びで選択。ありがとうございました。
 そして藤田先生には「瞬撃の虚空」(短篇集・暁の空に収録)のおじいさんが好きだと告白できたのが個人的に嬉しかったです(でもサインの時にリクエストしたのは「からくりサーカス」のしろがね)。じいさんが実は凄い強いというパターンは好きだと先生も仰ってました。

 会場では「気ままに絶チル!」管理人のkizetsukannさんを始めとした椎名ファン繋がりの方ともお会いすることができたこともあり、楽しい時間を過ごすことができました。
 私は時間的な都合もあって夜8時前に会場を退出しましたが、最終的にイベントが終了したのは夜9時を過ぎた頃だったそうです。参加された皆さん、そしてコミックライターズ∞の先生とスタッフの方々、今日は本当におつかれさまでした。このようなイベントを開いて下さったことに感謝します。

[Developers Summit 2011で「コミPo!開発秘話」を聴いて来た日記

2011/02/21 17:50

 こんにちは。
 本職では主にWebサイトの開発・保守を担当している深沢です(挨拶)。

 いきなりですが、先週開催されたソフトウェア開発者向けのイベントDevelopers Summit 2011において、コミックシーケンサー「コミPo!」の開発に関するセッションが開催されていたので聴講して来ました。
 その時のメモをまとめてみたので公開します。

開演前

 講演開始の十分くらい前から、会場に上記のムービーのBGM(初音ミクがひたすら「コミPo〜コミPo〜コミPo〜」と連呼する謎ソング)が流れ、ビジネス向けの講演とは全く違う、妙な雰囲気に。
 自分はむしろ居心地が良かったですが。

(続きを読む…)

新年の挨拶

2011/01/01 22:55

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 今年は昨年以上に公私共に忙しくなりそうなのですが、その一方で何かを読んだ時の感想は常に吐き出しておきたいという欲求もまた尽きることはなさそうなので、Twitterブクログ(最近登録しました)などの様々なツールの力を借りつつ、何とか感想や情報を発信できる体制は整えて行きたい所存です。
 マンガにしろ何にしろ、自分が好きなものに対して「好き」と言い続けることが、何よりも一番大切なことですからね!(←ちょっといいこと言ったつもり)

更新情報:

 毎年恒例ですが、トップページのイラストをおキヌちゃん版に差し替えました。1月中はこれで行きます。

 このブログに対するコメントが最近はほとんどなくなったので、スパム対策として記事に対して直接コメントできないよう設定を変更しました。もしコメントがありましたら、Twitter経由でお願いします。

[Jコミは「こういうことを本当にやっていいんだ」という驚きに満ちたサイトだと思った日記

2010/12/01 02:02

 ラブひな!(挨拶)

 現在絶賛ベータテスト中のJコミで公開されている「ラブひな」を読みました。

 今読み返してみると、「ラブひな」って本当にハチャメチャなマンガですね。おっぱいムギュとか裸見られてキャーとかしししししのぶちゃんのパパパパパンツとかのエロ要素の表現は、執拗に繰り返されるうちに次第に記号化してだんだん本来のエロの意味をなさなくなってますし、連載が続くにつれて唐突で無茶な設定が続出するようになってますし、何より物語の最終目的地である「東大」ですら、現実社会における権威の象徴というよりはむしろ呪術的なパワースポットへと変化してしまっているように思えます。
 「ラブひな」という作品は、『美少女わんさかコメディー』というお題目以上に、極めてアナーキーかつスラップスティックなコメディマンガだったんだなーと思うことしきりでした。

 それでも、そういうギャグマンガ的なハチャメチャさをやらかした上で、「主人公の成長」や「ヒロインが主人公を好きになっていく過程」といったラブコメマンガの本題もちゃんと描かれているのが、このマンガの凄いところです。勿論、今読んでもものすごく面白かったです。
 こんなに楽しい作品を、「実験」の名目で無料で公開に踏み切ってくださった赤松健先生に、改めて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

 それで話は変わりますが、個人的に「ラブひな」が当時の少年マンガ業界に与えたもので一番大きかったのは、「少年誌でもこういうことを本当にやっていいんだ」ということを、漫画家や読者に認知させたことなのではないかと思っています。
 古典的な「ちょっとエッチなラブコメマンガ」の要素に、当時隆盛を極めていた「ときめきメモリアル」型のギャルゲー(特徴:プレイヤーが女の子たちからモテてモテて困る)の要素を組み合わせ、露骨な形で女の子をバンバン脱がせて主人公の男子にぶつけていくだけのマンガを、メジャー誌である週刊少年マガジンで堂々と連載する。今になって思えば「ラブひな」型の作品が少年誌に掲載されるのは割と当たり前のことなんですけど、当時は「ギャルゲーみたいなマンガが週刊誌にあったら面白いかも」と思うことはあっても、それをここまで大胆な形で本当に実行に移してしまう漫画家が出て来るとは思っていませんでした。
 それだけに、少年誌でここまでやってかつ人気の面で大成功した作品の登場は、当時のマンガ業界に対して相当のインパクトを与えたことは間違いないでしょう。「エイケン」とかは正にそうですよね(笑)。

 そして現在、赤松健先生が立ち上げているJコミですが、これもまた「こういうことを本当にやっていいんだ」という驚きに満ちたサイトです。

「Jコミ」は、「広告入り漫画ファイル(pdf)」によって構成される、全く新しい漫画共有システムを提案します。

すなわち、
ユーザーよってアップロードされた絶版漫画マンガ作品に対して、著作者の先生方の了解を得て何枚かの広告ページを挿入し、インターネット上で共有する。 それによって、
・ユーザーの皆様には、無料で過去の名作・幻の漫画・埋もれた傑作を楽しんでいただく。
・そして作者の漫画家先生には、その漫画史に残した足跡の対価を受け取っていただく。

「Jコミ」はそういうシステムの構築を目指しています。

Jコミ サイトコンセプトより抜粋)

 「絶版マンガを電子化する」というアイデアは既に存在していましたし、またユーザーがマンガをスキャンして電子化するムーブメント(専門用語で言うところの「自炊」)も存在しているのですが、これを組み合わせる形で合法的なネットサービスを立ち上げ、公開される作品にはいわゆるDRMをかけずに複製も流通も自由に行えるようにし、かつ漫画家に対しても対価を支払うことを可能にする──というのは、正直今のデジタル書籍の常識からはちょっとできない発想です。
 ネットからマンガを合法的にダウンロードして自分が都合の良いデバイス(PC/タブレット/スマートフォン/携帯など)で閲覧でき、かつ作者にも利益を与えるシステムというのは、「そういうのがあったら面白いかも」と思うことはあったのですが、やはりそれをここまで大胆な形で実行に移す人が出て来るとは思っていませんでした。
 しかも、それを立ち上げたのは、よりによってあの赤松健先生ですよ。本当に驚きを隠せません。

 このサイトが成功し、赤松健先生の目論見通りに「Jコミ」を中心としたマンガ流通のエコシステムが生成されれば、おそらくデジタル書籍業界に相当のインパクトを与えることは間違いないでしょう。やってることはちょっとハチャメチャなのかも知れませんが、そのハチャメチャさこそが今の業界には必要なのでしょう。
 もしかしたら、我々は当時の「ラブひな」に匹敵する、何かとんでもないモノが生まれる瞬間に立ち会っているのではないのだろうか。「Jコミ」は、そんな興奮を感じさせる存在であると思いました。

更新できませんでした日記

2010/06/22 23:51

 サンデー29号のサンデーおよび絶チル感想は、私の健康管理上の問題によりお休みさせて頂きます(´・ω・`)。
 何という圧倒的寝不足感…

 なお、鳥になったフェザーを見て「GS美神」の鈴女を何となく思い出したことは内緒にして行きたいです。