Review 一覧

新年のご挨拶

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 昨年は、あまりサイトを更新できませんでした。
 ここしばらくは「週に一度のペースで週刊少年サンデーに掲載されたマンガの感想をいくつかかいつまんで書く」形式でやって来ましたが、正直なところ公私ともに忙しくなって「感想を書くためにまとまった時間を取る」ことが難しくなってきていること、およびサイト更新のために深夜まで起きているのがのせいで辛くなってきていることもあり、これまでの形式で感想日記を書いていくことが今後はますまず難しくなっていくと思われます。
 実際まだ先週のサンデーの感想をここに書いてないですしね(ドクロ)。

 なので、今年はとりあえず上記のようなまとまった形式ではなく、その日に読んだマンガとかアニメとかについて、その日のうちに散文的に書き散らかしていくようなスタイルに移行する方向を模索していくつもりです。
 サイトそのものは継続していくつもりですので、今後とも適当によろしくお願いします。

雨の日のアイリス
雨の日のアイリス (電撃文庫)
松山 剛
アスキーメディアワークス (2011-05-10)
売り上げランキング: 46,163

 年末に読んでいた小説。友人がべた褒めしていたので購入。
 ロボット同士が自発的に「読書会」をしつつ、自らの存在意義について語り合うシーンには特にグッと来ました。本来魂が宿らないものに魂が宿る系の話は、ハヤカワ文庫の「銀色の恋人」やドラえもんの「精霊よびだしうでわ」の回を昔読んで以来の個人的な萌えポイントですよ。面白かったです。


ひめはじけ 1 (少年サンデーコミックス)

ひめはじけ 1 (少年サンデーコミックス)
クリスタルな 洋介 (小学館) / ¥ 440
 前作「オニデレ」で、ポップでキュートでカタストロフな美少女キャラが大活躍する作品を手がけるマンガ家としてのアイデンティティを確立したクリスタルな洋介先生が、満を持して始めた新連載作品。期待に違わす、すごく面白いです。

 何より、「祖国の存亡をその身に背負う小国の王女」と「遊びたい盛りの10歳の女の子」の間を極端に揺れ動く主人公のひめさまのキャラがステキ。また、ひめさまの挙動を不審なものにしている「戯れの衝動」に『ウヒャッホイ』と名前を付けてキャラクター化した辺りから、彼女の内面の葛藤の表現が際立ち、マンガ的に面白くなって来たように思えます。これからに期待したい作品です。ホントです。

 キャラクターの中では、やはりうさきの色々な意味での破壊力が底しれなくて好き。ノエルのひたすら残念なところも良いです。
 あと気苦労が多いシュルトムは、まあいつかは報われて普通に幸せになってほしいですね。連載中は無理そうですが(笑)。

2012-07-31 23:38 | Permalink | Other Review

がっかり直筆サイン色紙プレゼント」応募記事(ブクログより転載)。どのくらいの応募があったのか気になります。ちなみにブクログにあった感想は3件でした


宙のまにまに(10) (アフタヌーンKC)

 「天文部」という一見地味な部活動を題材に、あまりに眩しすぎる青春のキラメキを爽やかに描いたこの作品も、ついに最終巻。

 個人的には、フーミン先輩に逢えるのもこれが最期だと思うとちょっと寂しいです。フーミンルートを描いた薄い本を希望したいくらい(笑)。62話「花冷え」はフーミンルートに入る最期のチャンスだったのに、朔は分岐があることにも全く気付かずスルーしてしまうとか、君はどこまでボンクラなんだと突っ込みたくなりました。
 勿論、そういう徹底した健全さこそが、このマンガの持ち味です。最終話の朔と美星が自然に手を繋いでいるシーンは、本当に微笑ましい限りでした。

 あとキャラクターでは、姫が一番のお気に入りでした。巻末のおまけマンガに出てきた彼女の将来像は「ああ、この子は絶対こうなるだろうな」と納得。彼女を主人公にしたマンガを読んでみたいですね。

2011-10-04 23:41 | Permalink | Other Review


スポンサーリンク
1 2 3 4 16