Archive for 2009/05

[小学生男子のちんこ如きに動揺するようではまだ葵は女神の器ではない思ったサンデー25号絶チル感想

2009/05/24 18:13
絶対可憐チルドレン

 「ワタシは男同士は死んでも断る」とか言いながらも、今週のサンデーの「絶チル」における最後のコマで、賢木が落ち込んでる皆本を自然にフォローしているところをナチュラルに描いてる椎名先生は流石です。この一コマがあるだけで、この二人の関係妄想をかき立てられること請け合い。
 過去にも、賢木は拗ねた皆本の機嫌をこんな感じで何度も直していたに違いありません。やっぱりいいコンビですねこいつら。結婚すればいいと思うよ?

 その辺はともかく、今回のメインは薫が「女王」の椅子に座ったためにうっかり貫禄を出しちゃったところと、新キャラ・ウツミさんが登場したところの二つでしょう。
 薫に女王の鱗片を見せて「未来」を垣間見させ、その後に陸軍特務超能部隊時代の「過去」へと話を繋げるという流れは、コミックス10巻「とっておきの日」にちょっと似てなくもないかなと思いました。ウツミらしき人物は既に「とっておきの日」に出て来てますので(1コマだけだけど)、この頃から既にウツミの存在は作者の頭にあったのかも知れません。

 今回個人的に興味深かったのは薫が女王の椅子に座った時のパンドラメンバー各位の反応で、赤面する澪、見とれるカガリとそれに嫉妬するカズラ、感心する真木とそれから気をそらすように真木に話しかける葉、そしてこれが兵部のイタズラであることを冷静に見据えつつも動揺する紅葉と、それぞれ多様かつ個性的な反応をしている描写を入れたのが上手いなと思いました。同じツンデレでも、極めてリアクションが判りやすい澪と、真木を巻き込んで「へ、別にあんなになんか興味ないんだからね」的な行動をしてしまう葉の行動の違いも面白いです。
 あと全然関係ないですが、紅葉のおっぱいの大きさは極めて適切であり、実に好ましいです。どっちかというとない方だと思うのですが、でも本来はこれくらいでいいんですよこれくらいで(今週号の扉ページを見つめながら)。巨乳が幅をきかせがちな「絶チル」界における清涼剤的な存在になって欲しいものです。葵もせめてこれくらいになればいいんですけどね。いや本当にどうでもいいことなのですが(なら書くな)。

 そしてウツミさん(←何故か敬語付けたくなる)に関しては次回以降に彼の正体というか、何でノートに宿る残留思念になっちゃったのかについては語られると思うのでそちらを待ちたいところですが、とりあえず兵部が先週言ったところの「ESP勉強法」が思ったよりもマトモであるっぽいので安心しました。とりあえず、ウツミさんはちゃんと勉強は教えてくれそうな感じ。薫が「アンキパン」みたいな顛末に陥らなさそうで良かったです。
 勿論、椎名高志先生のマンガのキャラなので、どっかおかしいのは間違いないと思うのですが(決めつけ)。今週もその鱗片は見えてましたね。

 今回の最萌えは、子供達に慕われて懐かれてる兵部おじいちゃんで決定です。
 紫穂の言動が性的にアレなのはいつものことなので問題ありません。

[crossreview]はじめてのあく 1 (少年サンデーコミックス)

2009/05/24 18:12
[☆8] 作者自ら「完全に行き当たりばったり」と公言しているところが清々しい、現代居候コメディー。作者のセンスが早くも大爆発している渡ファンクラブ編の面白さは神がかっているレベル。今後の盛り上がりに期待 [4091220126]
2009-05-24 18:12 | Permalink | Other Review

[crossreview]つぼみ VOL.2 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)

2009/05/21 00:16
[☆9] Yet Another 百合姫とも言うべき、新たな百合アンソロコミック。思春期の少女同士のみならず、大人の女性や家族など、バリエーションが富んでいる。「オオカミの憂鬱」「エビスさんとホテイさん」が好み [483227807X]
2009-05-21 00:16 | Permalink | Other Review

[皆本は教育以前に女心を学ぶべきでした(過去形)サンデー24号絶チル感想

2009/05/20 00:42
絶対可憐チルドレン

 四コマの方は、本格的に本編とは独立した「連載内連載」の様相を呈してきました。スケジュールとか精神とか色々なものが割と追い詰められて余裕がないはずの椎名先生がわざわざこんな凝ったことをするとは、「読者を喜ばせたい」という漫画家としての性なのか、それとも本編の薫同様に「忙しいからこそ、余計なことをしたい!」という心理の発露なのか。
 まあ読者としては、この細雪編(仮称)は非常に面白そうなので大歓迎なんですけどね。特に雪乃の双子の弟の幸生は、割と将来世界を支配しそうな雰囲気があって好感。紫穂と気が合いそう。黒い方向に。

 そして本編は、パンドラの新アジトのお披露目がメイン。パンドラのアジトの船の名前が「カタストロフィ号」とはまた洒落てます(「パンドラ」的な意味で)。
 薫を見たパンドラのメンバーがことごとく口からモノを吹き出しているのはギャグのお約束ですが、中でも真木は「じゃあ連れてきちゃダメじゃん!?」と思わず兵部にタメ口聞いちゃう程の動揺っぷりを見せていたのが面白かったです。語尾に「じゃん」とか付けるんだ彼。

 最後の「ESP学習法」ですが、何か個人的には「ドラえもん」のアンキパンを連想してしまいました。パンを食べまくった挙げ句、テストの日の朝に腹を壊して食べたパンが全て流れてしまって台無しになるアレです。
 学習マンガの世界だと「楽して覚えようとしてもダメで、結局は反復学習が最善」という結論に持って行くのが常道なのですが、しかしこのマンガはまかり間違っても学習マンガではないので、どういう結論に持って行くつもりなのか気になるところです。

 寝て起きたらサンデー買って読んでみます(おわり)。

[サンデー24号感想

2009/05/20 00:11
結界師

 氷浦の正体がついに明かされたの巻。歳のせいか、「番号なんかで呼ぶな! 私は自由な人間だ!」というフォウ・ムラサメの台詞が脳裏に浮かんでしまいました。氷浦を番号で呼ばない良守の必死さが報われる展開になってくれるかどうか。
 あと月刊少年サンデーに載ってた田辺先生の読み切りは、読後に「『結界師』で積み上げたイメージをかなぐり捨ててまで、そんなにオッサンが描きたかったんか…」と呟いてしまいました。

アラタカンガタリ

 カンナギのヘタレっぷりを目の当たりにしながらも、「全ての鞘を束ねなければならない」という使命を負った革はカンナギを仲間にせざるを得なかったの巻。救国の英雄となる者の大変さが伝わります。

神のみぞ知るセカイ

 桂馬の仕掛けた罠通りに一方的にみなみのゲージが上昇していくエピソード。今の桂馬の余裕はまさに神に相応しい貫禄です。
 でも、このまま上手く行くはずがないですよね(ひどい)。

魔王

 スプーン目玉ほじくり返しフェチ男が殺されるであろうことは予想済みでしたが、まさか一番最後に犠牲になる(ある意味)おいしい役にありつくのは予想外でした。でも仲間に情報を売られて狼狽するする姿が一番様になりそうなのはこいつなので、そういう意味ではこうなるのも必然だったのかも知れません。
 次回は寺原ジュニア残酷ショーとなることは確実。潤也の用意周到さっぷりに戦慄しながら次回を楽しみに待ちたいです。あと「バッカジャナイノー?」は萌え。

トラウマイスタ

 アクセスログを調査した結果、このサイトの急上昇検索ワードは「トラウマイスタ」であることが判明しました。みんな大好きボクも大好きトラウマイスタ。

 ストーリーの方は、ピカソがピンチの時に仲間が駆けつけて窮地を救った! というジャンプ的王道パターンを見せたんですけど、ピカソは仲間に感謝するでもなく満身創痍のまま社長と戦い続けようとするし、社長は社長で何故か「クソアァーメンン!」と叫びながらダヴィンチに変身しちゃうし、というか最初からダヴィンチが社長に変装していたと解釈するべきなんだけど、でもアンタ社長に派遣切りされたばかりじゃなかったっけ? いつ入れ替わったん? とツッコミを入れる余地すらなくファイナルバトルに突入する勢い。もはやこのテンションが止まる気配は全くありません。
 このマンガは、暴走の果てに何を見いだすつもりなのか。今サンデーで最も注目するべき作品は、やはり「トラウマイスタ」なのかも知れません。