[crossreview]みすぷり! (メガミ文庫)
2009/08/17 10:55SOW (学習研究社) / ¥ 651
「デザイナーとプログラマーは仲が悪い」というのはゲーム業界に限らずソフトウェア開発の世界ではよくある話ではあるのですが、現代社会で「デザイナー」を名乗るのであれば、せめて Photoshop や Illustrator くらいは使える様にしておけと言いたいです。いやマジで。よってこの回は「ゲームデザイナーなんてやめてしまえ!
」と罵倒したニシン君に同情。
あと今回はニシン君の尽力(というか口八丁)によってマンガ研究会と和解に至りましたが、マンガ研究会とはキャラクターデザインをする段階で協力を仰がなければならないことは最初から判っていたはずなので、これについては最初にマン研との関係を険悪なモノにした部長の不手際ですね。才能はあるけど Photoshop 使えないデザイナーを引っ張ってきたり、既成のゲーム用フレークワークを使わないで一からプログラミングをさせて無駄な工数を増やすなど、この部長は正直ゲーム開発部門のリーダーには向いていないのではないかと思いました。この点でもニシン君に同情。
でも現実にもこういう理想が高くて無茶ばっかり言う上司はいそうだよなあ。ゲーム業界はやはり地獄だなあ。
センターカラーページ裏のコミックスの広告では、「はじめてのあく」2巻が「名探偵コナン」65巻よりも大きく取り上げられていたのが印象的でした。今やサンデーが誇る貧乳少女のキョーコの水着姿が、人並み以上の胸が付いてる「コナン」の蘭姉ちゃんの水着姿を遙かに凌ぐ大きさで掲載される時代の到来です。うすい胸・うすい腰・うっすい尻がセックスシンボルとなるマニアックな時代に、我々は到達したのです。おめでとうございます。
本編の方は、ジロー母が出てきて「ウチの息子の息子は?
」とか「あんたが血を出してどうするの。出させないと!
」とかやんちゃな事を言いだし、ほったらかしておけば今夜辺り普通にイイ雰囲気になりそうだったジローとキョーコの恋路を邪魔する話でした。母上自重。
カトリックに仕える悪魔狩りのシスターと聞くと、何か真っ先に「うろブラ」の良子(仮)が出てくるこの脳を何とかしたいです。
本編の方は、前々回辺りから本職のエクソシストであるイダマリアが登場してから、グッとテンションが上がって来た感があります。「ディフェンスデビル」の地獄は「神のみぞ知るセカイ」の地獄とは違って美少女がわんさかしていない残念な地獄であり、ここのところ出てくる悪魔が男ばっかりだったのでその点がちょっと不満だったのですが、彼女の存在はその辺をケアしてくれそうで嬉しいです(そんな理由)。
キャラクターとしては、クカバラと正反対に位置しているんだけど、クカバラと心意気が相通じるところもありそうという印象。彼女のマンガ的な立ち位置はクカバラのライバルキャラということになるのでしょうが、冒頭のエリモナーとシェルマの会話からして、この作品世界の中核を握っている存在であることは間違いなさそう。今後の盛り上がりに期待したいです。
まさか「アーティストアクロ」で「死亡遊戯」をやるとは予想外でした。アクロに「TOYOTAが作る信頼の幼なじみ」の条件に割と合致する幼なじみの美少女キャラが登場した直後にこの展開。色々と切羽詰まってきているのでしょうか。
アクロの能力は人間そのものを対象にできるというのは盲点でした(感想)。
若木民喜先生の元アシスタントという経歴を持つ佐藤五月先生が登場。タイトルからすると「人間交差点」を連想させますが、内容はそこまでシリアスではなく、基本的には恐ろしいというよりはむしろおもしろおかしい妖怪達のオムニバスという形式。
全てのエピソードに(人間かどうかはともかく)女の子が絡んでいるところが、何というかこう作者は判っていらっしゃると思いました。総じて面白かったです。ぜひ続きを読みたいですね。
個人的には、美少女化された小豆洗いにグッと来ました。水木しげる版とは大違いです。
彼女は小豆洗いなので「人取って喰おか
」のところでちょっとキャラが変わりますが、これは「GS美神」でおキヌちゃんが包丁を研いでいる時に表情が変わるみたいなものなので、これはこれでの精神で寛容して行きたい。あとお相手の男子中学生は「GS美神」を読んで横島を見習い、例え相手が人を喰らう妖怪であろうとも欲望を剥き出しにして果敢にアタックして頂きたいものです。多分死んじゃうけど。
皆本ハーマイオニーの壁紙を保存していいものかどうか、人として少々悩みました(挨拶)。
今更になりますが、先週のサンデー36号の「絶チル」感想です。
ちなみにハーマイオニーの壁紙は、普段持ち歩いているネットブック用として使わせて頂く予定です。「もしこのネットブックを忘れて他人に拾われたりしたら恥ずかしくて死ぬ」と思えば、持ち歩きにも注意深くなるというもの。多分。
サプリメントでは、「お前はクラリスか
」と読者が突っ込みを入れるのをカワイイ顔して待ち受けてる賢木12歳が熱かったです。専門用語で言うところの誘い受けって奴ですよねこれ。誘い受けエスパー少年賢木。兵部ですら引っかけるその技量は並大抵のものではありません。兵部が賢木を目の敵にしていまだに苛めている理由がよく判りました。
あとその兵部ですが、赤ちゃんに欲情するのは大概にした方がいいと思います(間違い)。薫の誕生に立ち会ったということは、彼女の誕生はあらかじめ予知されていたということなのでしょうか。
猫ナイが悠理からもらった刺身って、あれスーパーで買うと500円以上しませんか奥さん。自宅で猫飼ってた頃は、ご飯にツナ缶の残りとイワシとサバの削り節をぶっかけたものを与えてましたよ。悠理にはそういう贅沢ができるだけの資産があるということなのでしょうか。オレも猫になって金持ち美少女に飼われたいです。
というところはともかく、ナイが「悠理」からのカムフラージュの為に猫に化けさせられるという、ちょっと驚きの展開に。でも、まあ確かに悠理に気付かれずにナイを側に置く必要があるのであれば、彼女を猫に化けさせて悠理が拾ったことにしておくというのは合理的です。
しかも、美少女が猫と戯れる心温まるシーンも合法的に加えられますしね。猫ハァハァ。
最後のシーンは、ユーリの「第四人格」がレアメタルのイヤリングからナイに話しかけるところでした。このマンガでは、レアメタルには人間の思念波を記録して保持できるという設定があるので、ユーリの第四人格が自らイヤリングに自分の思念をコピーしたということになるのでしょう。
第四人格の正体が不明なので、彼女とナイとの接触が今後何を引き起こすのかはまだ不明ですが、とりあえず「第四人格」と呼称するのは不便なので、第四人格さんにも名前が欲しいところです。「ファントム」も「ミラージュ」も戦闘機の名前なので、第四人格も戦闘機から名前を持ってくる展開を予想。イーグルとかファルコンとか。あるいは零戦とか(何で)。
案の定、薫の誕生パーティーの日に予知出動が発生するという、かつてのちさと誕生パーティーと類似する流れになって来ています。話の流れではコメリカチーム(というかメアリー)も参戦するような雰囲気になって来ており、そして登場人物が増えるということは今回のエピソードが結構な長丁場になるということを意味してそう。
そして誕生会でメアリーと来れば、コミックス17巻のオマケまんがで妙に凹んでいたメアリーのことが連想されます。彼女に名誉回復の場が与えられるのか、それともまた何か彼女がやらかすのか、その辺もちょっと気になって来ました。
あと何かパーティーでは、最近流行のガールズバンドを組む流れになって来てます。紫穂はサイコメトリーを使えばドラム叩くのは楽勝として、葵は一度ベースをやると決めたらもの凄い勢いでちゃんと練習する子だと思います。ぜひその様子もアニメで観たいですね(それはないんだよおキヌちゃん的オチ)。
天理編解決。というか、むしろここから始まるみたいな終わり方でした。結局桂馬と天理は幼い頃に色々あった立派な幼なじみだったことが明らかになった訳で、この二人は桂馬が言うところの「TOYOTAが作る信頼の幼なじみ」に割と合致している関係だったというオチに。とりあえず、T(隣に住んでいる)とO(思い出の中ですべてを忘れた頃に)とTA(立場が全然変わって再会)には合致しているのではないのでしょうか。
しかも天理は土壇場で「あの日からずっと桂馬くんのこと好きだよ
」と本気で告白するくらい桂馬のことが好きなことも明らかになったので、彼女は桂馬争奪戦においても最有力な立場にいきなり立ったと言えましょう。ただし桂馬の方はまだこの告白をノーラの追撃をかわすための演技だと思っており、天理の気持ちが全く気持ちが通じていないところがアレなのですが。
あと今回は、キスシーンがいつにも増してエロティックだったように思えます。ディアナが「天理は幸せすぎて気を失ったんですよ
」と言っていたので、相当天理にとっては気持ちよかったんでしょう。桂馬のキスで思わず昇天。いいなあ(感想)。
今回はそれほど活躍の場が無かったのですが、私はモルジアナの素脚がとても好きです。健康的かつ筋肉質で逞しいあの太い脚! 蹴られたい人続出の予感!(はしません)
話の方は、もしこのマンガが「マギ」ではなくて「プリンスオブペルシャ」の世界だったら絶対に死んでる即死トラップを乗り越えたアリババの手により、ついに迷宮の秘密に手が届きそうに! というところまで到達。扉を開けたら死滅都市が出てきたところで「カリオストロの城」を連想した貴方は立派なオッサンです。アリババのポケットには大きすぎる。
『「様」が取れたのは親密度の表れさ
』ってそれはときめきメモリアル理論ですよ! 異世界でもときメモ理論は有効なのか! これであだ名で呼び始めたら完璧ですよね!(間違い)
そして我らがカンナギ様はカンナギ様で、頭の中は革とコトハがエロいことした妄想で一杯になってて微笑ましいと思いました。あんた確か恋人を失った悲しい過去があったんじゃなかったっけ。
略称は「ジオとと」にしようと提唱しましたが何か全く広まっていないので、もうこのマンガの略称は「ジオ禁」でいいです(挨拶)。
第二話ではヘアスタイルがモヒカンでないのが不自然なくらいのヒャッハーな雑魚魔法使いが出て来て先行きが不安になったのですが、騎士団員を名乗るサザがドラゴンに乗って出て来た辺りから再びハイファンタジーっぽい雰囲気になって来たので、個人的には一安心です。
今回は、過去への逆行とか天空に浮かぶ城とか、そういうハイファンタジーでなければまずお目にかかれない様なシーンが出て来ました。このマンガは桐幡先生の画風で仰々しいフレーバーを楽しむ作品だと思っている私としては大喜びです。
ただ、過去の映像に出てきたイレガウラの師匠とおぼしき仮面の男だけは、ハイファンタジー的な観点からしても明らかに異質というか、「何だこいつ?
」的なただならない雰囲気を漂わせています。仮面の男とは即ち謎に満ちたエリートの証。初代だと通常の三倍でSEEDだとクルーゼ隊の指揮官。どっちもモビルスーツ1機で戦艦落とすの余裕なタイプ。そんな感じがします。
ジオの過去にこんな仮面の男が出てきたということは、ジオの正体はニュータイプだったりコーディネーターだったりする可能性が高いと思います。ハイファンタジーっぽい(間違い)。
マリアさんが自分で「大人のアドバイスでもしてあげますわ
」というところが面白かったです。もう彼女は、自分がピチピチの17歳であることをアピールするのを既に放棄してるんですね。
更に「どうですかこの大人の対応!
」と言われても、そもそもハヤテが憂鬱になっている原因をマリアさんが見誤っている段階で彼女の「大人の対応」は全くの無意味であり、おそらく今夜のヒナギクとのディナーが大混乱になるであろう種を蒔いただけであることに読者は気付いている訳であり、従って「さすがマリアさんは大人なだけあって、体を張った勘違いギャグも余裕でこなせるんだなあ」と違う方向に「さすがです。
」と感心される流れになっていることは確実です。さすがマリアさんは違う。ダメな方に。
そのマリアさんの大人の反応のおかげで、今夜のディナーはデートの最中にハヤテがヒナギクの前で他の女の名前を出すという修羅場になることは必至。ヒナギクはやはり永遠に報われない運命にあるのかも知れません。
予告:続きます