Archive for 2010/02

[心と体を二つに分けて自分同士で恋をするのさ サンデー12号神知る感想

2010/02/23 22:26
神のみぞ知るセカイ

 心と体を二つに分けて、自分同士で恋をするのさ! イカした恋をエンジョイするのさ!(via 鉄道少年の憩) という感じで、前回遺書を書いて死んだ(神として)桂馬が復活。
 自分が乙女ゲーにハマってしまったのも、自分の心が自分自身(=桂馬)の体に思わずときめいてしまったのも、駆け魂が作用していたのが原因であると分析するクレバーさを取り戻し、その上で「ゲームで得た知識で現実の女子を攻略する」という己のストロングポイントを活かし、乙女ゲーで培ったロジックを使って女子となった自分が男子となった結を攻略しようと決意するという、実に桂馬らしい形で復活を遂げることとなりました。
 駆け魂が体の中にある女の子の苦しい気持ちを文字通り「体感」したこともあり、今回はいつも以上に桂馬のやる気がみなぎっているように見えます。端的に言えば凛々しくて格好いいです。自分が女子なら改めて惚れ直すレベル。前回までのダメになった桂馬もそれはそれで良かったのですが、クレバーさを取り戻した今の桂馬はやっぱり格好いいですね。うふ(赤面)。
 今の桂馬の凛々しさは、彼の精神が既に肉体を超越していることの現れなのかも知れません。

 そして次回は、いよいよ一気に話が動くようなので期待したいところ。かつてはリアル落とし神(というかハードコアギャルゲーマー)だった若木先生が、乙女ゲーをプレイして体得した極意をどのように物語作りに活かして来たのか注目です。

 あと美生の中には結局「女神」はいなかったようですが、心のどこかには桂馬の記憶がまだ残っているんじゃないかという気がします。
 女神探しクエストの方は、今後もこのような攻略済み女子の再登場のきっかけのサブイベントとして扱われるのかな、と思いました。

[女装には男も女もないサンデー12号出雲感想

2010/02/23 07:51
國崎出雲の事情

 鳴神編終了。個人的な予想では、「紗英は出雲が男だと知りながら、その女形姿があまりに自分の理想のプリンセス通りだったので、性別の垣根を乗り越えて出雲に恋してしまう」形になるのかなと思っていたのですが、実際には「出雲の性別が実は女だと誤解してしまい、そのまま出雲に恋してしまう」という展開になりました。非ギャグマンガでいきなり性の垣根を飛び越えてしまうのは、いかな女装万歳マンガといえども少年マンガとしてはまだちょっとオルタナティブ過ぎるのでしょうか。登場キャラが「おちんちんランド開園です!」とか平気で言って容易に垣根を乗り越えちゃう井上和郎先生のマンガとは違うということか(違います)。
 ただ、何にしろ紗英は出雲の歌舞伎役者としての心意気に惚れ込んだことは事実。彼が「出雲は本当はちんこついてる男子である」ことを知ってしまう時こそ、彼の出雲への本当の愛が試される時であると言えましょう。このマンガは多分こういう楽しみ方を許容してくれるマンガだと思ってます。多分自分の一方的な思い込みですが。

 ちなみに「鳴神」という演目には、本当に鳴神上人が雲絶間姫のおっぱいを触って「これが乳かー!」とか感動して叫び出すシーンがあるらしいです。この演目が初めて上演されたのは260年くらい前の江戸時代なのですが、その頃からおっぱいは最強だった訳ですよ。おっぱい凄い(結論)。

[好き!好き!式神母さん!サンデー12号結界師感想

2010/02/23 07:08
結界師

 放浪編が始まり、「式神母さん」こと守美子の式神と一緒に旅をする展開になってからというもの、自分の中では若くて美人で実は人間じゃない式神のお母さん最高! 的な楽しみ方をしてますこのマンガ。基本的には守美子さんと同じ言動をするものの、時折「実母のクローン」を自覚しているが故の遠慮を感じさせる台詞や態度が出てくるところが、何かこう自分の「人間じゃない女の子最高」回路を刺激しているのかも知れません。正確には女の子じゃなくて人妻なんですけど。
 あと、基本的に親切なんだけど時々やることが大雑把なところとか、行動する必要がない時は正座して呪力の消費を抑えるとことかも、「はじめてのあく」の乙型同様のメイドロボみたいで萌えます。正確にはメイドロボじゃなくて人妻式神なんですが。要するに、式神母さんの属性を要約すると人妻メイド式神。新ジャンルだ。

 そしてそんな新ジャンルの萌えキャラと日々生活しているにも関わらず、「実の母じゃないから」とか「式神に過ぎないから」とかいう理由で反抗したりすることなく、ちゃんと実の母と同様に言いつけを守っている良守は、ホントに素直でいい子だよなあと思いました。

[ブーストって途中で中断できるんだと思ったサンデー12号絶チル感想

2010/02/21 09:43
絶対可憐チルドレン

 水に浸かるとダメになる設定のカガリを見て、俺の中のパティさんが「これはこれで!」とオッケーを出しました(挨拶)。
 というか、葉はカガリにあんまりかまっていると誤解されると思います。俺の中のパティさんに。

 以下、今週号の感想。

キャット・ウォーカー(5) あらすじ:

 「フェザー」に体を操られていた皆本が再び自分の体のコントロールを取り戻し、ついに(「黒い幽霊」の思惑通りに)ブースト発動。ブースト喰らって洗脳解けると、仕掛けられた爆弾が爆発してナイが死んじゃう! 長い同居生活を経て、既に自分のナイへの愛を自覚していた(推定)ユーリは、思わずブーストの光の中へとナイを庇うために飛び出す。ブースト中にフェザーが再び皆本のコントロールを奪取してブーストを中断したこともあり、何とかユーリはナイを連れて戦線を離脱することに成功。
 ユーリの行動は専門用語で言うところの「かばうコマンド」であり、もしこれが「サクラ大戦」シリーズだったらナイのユーリに対する好感度が更にアップしたりするところなのだが、これは「絶対可憐チルドレン」なのでそういうイベントは発生しなかった。しかし洗脳が解けなかったナイには、自分を庇ったユーリが流した涙の意味を、そしてその涙を見て自分に湧き上がった感情の意味を、まだ理解できなかったのであった。

 一方、皆本の中にフェザーがいることに気づいた紫穂は、コミックス20巻に出てきたワイヤーガンで皆本を捕獲。縛られたポーズがちょっとエロいのは、流石縛られ慣れてる皆本と言うしかない。続く。

 「絶チル」のオーバーブーストのシーンは毎回表現が妙にエロチックになっており、ストーリー上のクライマックスであると同時に読者サービス回でもあるという感を呈して来ていますが、対パティ以来久しぶりとなったブースト発動の今回は、「薫の念波の出力がこれまで以上に高い」という合法的な理由もあってかこれまで以上に表現がパワーアップしていたように思えます。勿論性的な意味で。

 個人的には、「は…う…ん!!」って喘ぎながら快感に耐えてるようにしか見えない葵と、ブーストの光の中で紅潮しながら恍惚とした表情を浮かべているユーリが良かったです。
 あとエロいと言えば、体のコントロールを皆本に一時的に奪われたフェザーが「さっすがミナモト!まさか途中で主導権を取り返されるとは…」って照れながら言ってますが、これはもう事後のピロートークにしか聞こえません。フェザーは「未来」から来たことになってますけど、未来でもヤッてたんですかねこの二人(ヤるとか言うな)。
 またおなじみのパンチラ面では、薫に付いていた昆虫型のレアメタルが逃げる時の描写がちゃんと薫のパンツが見えるアングルになってるのに感心しました。金属の分際なのにわきまえていらっしゃる。さすがです。

 そして、今回の最後で皆本というかフェザーがついに紫穂に捕まってしまいました。普段のウブでネンネな皆本であれば紫穂にメロメロにされてしまう(精神的に)んでしょうけど、中身が百戦錬磨っぽいフェザーなので、紫穂としても油断は禁物です。経験のフェザーか技の紫穂か。この勝負の行方や如何に。次回が楽しみです。

 なんか今回はユーリの心理変化の面でとても重要なエピソードだったはずなのに、結局まともな感想をまったく書いていない気がしますがおわります。

[女装が似合う男性キャラへの抵抗がない時代の到来を告げるサンデー11号國崎出雲の事情感想

2010/02/17 03:18
國崎出雲の事情

 イギリスのYahooからこのサイトに「國崎出雲の事情 感想」でアクセスして下さった方、ありがとうございます(私信)。

 今回は、兄弟子の女形・皇加賀斗が、主人公の出雲に女形への興味を抱かせるエピソードでした。主人公の出雲は、「女形」に惹かれてはいるものの、ジェンダー的な意味でのメンタリティは男のままで女装に対する反発心が根強いので、読んでて「早く素直になっちゃえばいいのに!」とムズムズして来るところがあるのですが、加賀斗は現代オタク的な意味での「女装男子」(定義:こんなに可愛い子が女の子のはずがない)に近い位置にいるキャラなので、オタクとしては見ていて心が休まります

 とりあえず今回は「変身ヒーローみたいなものと思えばいい」と出雲を説得することに成功した加賀斗ですけど、いずれは出雲が自分(の女装した姿)に惚れてることに付け込む形で出雲に対してもっと積極的に女装の素晴らしさを心身ともに教え込み、身も心も自分好みの女装男子にしてしまうレベルにまで籠絡して頂きたいです。
 いやまあ、このマンガのコンセプト的には出雲がそうなっちゃうのはむしろ敗北なような気がしますが、個人的には一向に構いません。

 なお、今回の最初の2ページ目までは明らかにそういう妄想を読者に抱かせるあざとい作りになっており、たいへん好感が持てました。もっとやれ(ひどい感想)。