[お久しぶりです(´・ω・`)遅くなりました(´・ω・`)サンデー38号感想

2010/08/25 01:20
結界師

 「封印場所については、まだだ…これから教える。
  さすがに…裏会総本部の真下だと言ったら驚くだろうね

 良守の向かう最終目的地と、彼にとって最大の障壁となるであろう日永が破壊しようとしている「裏会」の中心地が同じ場所であるという皮肉。「指輪物語」におけるモルドール的というか、「宇宙戦艦ヤマト」におけるイスカンダル的というか、そういう「最終目的地が敵の本拠地」的なドラマと同様の盛り上がりを予感させてくれる展開になってきました。
 今良守が連れている宙心丸は、まさにこの作品世界における「力」の権化なのですが、日永にしろ良守の兄の正守にしろその「力」を心から欲しており、更に今回の時守の台詞によって、彼らが最終的に全て同じ裏会総本部に集結することが決定的となりました。そこで如何なるドラマが展開されるのか、期待せざるを得ません。

 そして「結界師」はこの前コミックス30巻が発売になりましたが、この30巻って数字は「魔法先生ネギま!」の31巻に匹敵する長さなんですよね(いきなり変な比較)。
 どちらも連載開始は2003年。もう8年近く前ですよ。思えば遠くに来たものだなあ、としみじみ思ってしまいます。お互い歳取りましたよねー(誰ともなく)

ハヤテのごとく!

 さすがに今回ばかりはヒナギクさんが可哀想だなあと思いました。カワイイけど(ダメ感想)。

 主人公のボンクラ男子を中心に女の子たちがつかず離れずの距離感を保ち続けなければならないという、美少女わんさかコメディー世界を長期にわたって維持する独特の難しさのようなものを、今回のエピソードから感じてしまった次第です。あの「ラブひな」「ネギま」の赤松先生ですら「男1人女複数のハーレム系は衰退した。」とか言ってしまう時代ですけど頑張れ畑先生。続く。

戦国八咫烏

 ちょっと前の話になりますが、金髪の明智光秀がポルトガル語で挨拶しながら初登場した時には、さすがに少し驚きました。
 このマンガ、最初のうちは雑賀孫一が戦国の世を巡りながら戦国時代の英雄たちと邂逅していくタイプのマンガなのかな? と思っていたのですが、光秀がポルトガル語を喋った辺りからは「日本の支配を狙う南蛮人対日本を統一して南蛮人の日本支配を阻止する英傑を探す雑賀孫一」という、ヒストリカルというよりはファンタジー寄りな路線が明確になって来た感じがします。

 我々の世代で「南蛮」といえば、もちろん安永航一郎先生の名作「陸軍中野予備校」に登場した「南蛮帝国」に決まってますが、この21世紀に再び南蛮帝国という単語を使うことになろうとはビックリですよ(色々と認識が間違ってる気がしますが気にしない)。

神のみぞ知るセカイ

 作者自ら「今回のヒロイン(倉川灯)は某ブプラスのキャラとも何の関係もない」と言ってしまってるところがお茶目だなと思いました(感想)。

 今回は、ロボットにかわいい顔と「がんばる!」というマンガチックな吹き出しをつけたら、とたんに周囲の人間がロボットの「意志」を尊重して応援する態度になったところが面白かったです。
 恋愛マンガでロボットを題材にする以上は「人間は如何にロボットを愛するようになるのか」というテーマに触れざるを得ないことは椎名高志先生の初期の名作『家電製品に乾杯!』の時代からのお約束となっていますが(ファンサイト要素)、今回のこのエピソードはこの点についてかなり重要な示唆を含んでいるような気がしてなりません。

アラタカンガタリ

 ただでさえ面白い「アラタカンガタリ」ですが、「この世界を統べる『大王』となる革には、既に彼の伴侶となるよう定められた『運命の娘』がいる」という設定が増えてからというもの、このマンガに対して感じる面白さの質が自分の中で変わってきたような気がします。要するに、この設定ができたおかげで「アラタカンガタリ」はボンクラ男子の革を主人公とした美少女わんさかコメディーとしても読めるようになったんですよ。
 実際、革はこの設定が明らかになった直後から、本命であるはずのコトハに対して「友達でいようね」的な態度を取って意図的に遠ざける一方、ミクサに対しては無意識のうちにアプローチをかけて自ら好感度を上げてしまうなどといった「ボンクラ」の冠をつけるに相応しい行動を取り始めており、先行きは予断を許しません。

 この辺の人間関係の微妙な匙加減の上手さは、さすが少女マンガの世界を生き抜いた渡瀬悠宇先生だと感心させられます。先生がこの「美少女わんさかコメディー」的な路線をこれからどう描くのかを含め、今後の展開が更に楽しみになってきました。

[MAJOR終了記念・サンデー32号感想

2010/07/14 02:22
MAJOR

 最終回。長い間本当にお疲れ様でした。「『MAJOR』が終わるのは吾郎が童貞を捨てた時だ!」とたかすぃさん山田さんと酒飲んで笑いながら語っていたあの頃は、まさかこのマンガが本当に終わるとは思ってませんでしたよ。
 童貞を捨てて終わるどころか、ちゃんと健康で可愛い子供さんを二人もこさえ、投手生命が終わっても野手として再び野球の世界に帰って来て大活躍、子供達はそんな父の姿を見て野球への純粋な憧れを抱くなど、吾郎は文字通りの一家の精神的な大黒柱となっていました。その上、「夢はメジャーで4番!」と短冊に書いちゃうやんちゃさも失っていません。
 「MAJOR」はここで終わりますが、でも彼はまだ全然終わってません。愛する家族や野球がある限り、吾郎はこれからも戦い続けるでしょう。茂野吾郎はまだ戦っている…(ぶわっ)

結界師

 貴族的な顔立ちと下がった眉毛と広いデコが魅力的な月影姫を見ていると、やっぱり死ぬまでに一度田辺イエロウ先生の描く美少女わんさかコメディーを読んでみたいものだと、つくづく思います(感想)。

ハヤテのごとく!

 アーたんとの決着を付け、ギリシャから帰って来てからの「ハヤテ」はやや停滞しているように感じていましたが、ようやくこのマンガのやりたいことが見えてきた様に思えます。
 つまり、美少女わんさかコメディーですよね?(それは最初からですよ?)

神のみぞ知るセカイ

 「エルシィはいない。いや、お前の方がいい
 何だかんだで桂馬はハクアの悪魔としての能力を高く買っているんだなあと思いました。

 あとは、ディアナが桂馬のことを好きになってしまうようなイベントがいつ起こるか期待してます。絶対フラグ立つよね(決めつけ)。

マギ

 マンガの中でまで国家が借金過多の放漫経営で財政破綻だ! とか言われちゃうと、なんかどんよりしますよねー(´・ω・`)。まあ、現代日本はまだ選挙で国民が意思表示する手段があるだけ、「マギ」のファンタジー世界よりはマシですが。多分。
 あと、モルジアナの回想シーンに出て来たアリババがえらい美形に、かつ彼に手を取られる彼女がえらい美少女風な絵柄になってるのが面白かったです。モルジアナはもうすっかり恋する乙女なのねウフ☆

ARAGO

 「何に使うんですか!? 私、頑張ってはきますから!!
 ココの破壊力は異常(感想)。

 思えば、ない胸を強調するように胸の間に鞄のベルトを挟んだ姿で初登場した時から、私はココに惹かれていたのかも知れません。おっさんや妖怪がタムロするこのマンガにおいては、彼女は得難い貴重な存在です。もっともっとボケて下さいお願いします。

Tomorrows

 最終回。連載おつかれさまでした。絶望から脱して未来を掴む形で最後はキレイにまとまりましたね。
 ミンミが最期キスするところは、読んでてちょっとビックリしました。このマンガにはそういう性的な表現は出てこないと思っていたので。ちょっと赤面しちゃった(//)

[私が今居る所は私自身が選んだ所だ サンデー28号感想

2010/06/16 00:10
神のみぞ知るセカイ

 先週の話になりますが、檜と楠の姉妹対決は、楠が姉の檜を「お姉ちゃん大好き!」と叫びつつマウントポジションでボコ殴りにしてKOさせて檜を正気に戻すという衝撃的な結末を迎えました。格闘一家だからこそ成り立つハードなコミュニケーション。全力で楠にボコられることで妹の本当の「愛」を感じることができた檜の表情の清々しさは、本当にステキでしたよ。これもまた愛の形なのね! 愛の形は人それぞれだよね><!(「みつどもえ」の吉岡さんっぽく)

 そして今回は、何よりも二階堂先生のアレにビックリ。何で高レベルの旧悪魔を余裕でブチ倒して拘留してるんですか先生。先生はちょっと凶暴だけど普通の人間じゃなかったんですか先生。
 先生が地獄界の人間だったということは、つまり桂馬とエルシィのないしょの関係(誇張)もみんな知ってるってことになるのでしょうか。今回檜を巨大化させた謎の眼鏡っ娘(性格はおそらくヘタレ攻め系)と併せ、更に物語が大きく動き出してきた感じがしますね。

 あと檜のキスですが、あれは絶対に舌が入ってると思います。このキスは檜が自分の意志でやらかしたことなので、他の女の子とは違って彼女の記憶にはちゃんと残ることになるんですよね。桂馬は今回「檜を恋にも落とせなかった」とぼやいてましたが、ちゃんと籠絡に成功していたじゃないですか。それも、駆け引きの結果ではない、リアルな意味での恋に。

MAJOR

 「神のみぞ知るセカイ」も色々とビックリさせられましたが、今週のサンデーで最もビックリさせられたのは間違いなく「MAJOR」。あの吾郎ちゃんにあんな可愛い娘さんができちゃったた上、いきなり小学生に成長した状態で次回から新展開開始とは、心底びっくりさせられました。小学生編以来しばらく忘れてましたけど、満田先生の描く小さな女の子ってカワイイんですよねー(そういう視点?)。
 今となっては、なんかもう「『MAJOR』が終わるのは吾郎が童貞を失う時だ」とか言ってた頃が懐かしいです。このマンガはどこまで続くのでしょうか。いやマジで。

 個人的には、あれだけ頭に強い衝撃を受けた吾郎ちゃんに本当に後遺症がないのかだけが気がかりなのですが、吾郎ちゃんはパルコ=フォルゴレ以上に鉄の男なので多分大丈夫。大丈夫。「目眩とかの後遺症が少し出ただけで別に問題はないってよ」と語るコマと、その次のコマに吾郎の表情が描かれないのが微妙に不安を煽りますが、でも多分大丈夫。大丈夫。

境界のRINNE

 「三人そろってカツアゲされました。
 このシーンが具体的に描写されていないのは、ディズニー映画で人を殴るシーンが出てこないのと似た様な政治的なアレが絡んでいるのかなあ、とか思った自分がイヤになりました(感想ですらない)。

 そして、そういう時代を生きた私が今回何よりも戦慄したのは、こういうタイプの「不良」がマンガ的なステレオタイプとして存在していた時代に高校生だった人は、今ではもう高校生の子どもがいるのが当たり前であるという現実に直面したことです。
 だよなーだよなーもうあれから25年くらい経過してるんだよなー俺も歳とる訳だよなー(自分の歳を考えながらフェードアウト)

電脳遊戯クラブ

 「本当に、本当に、怖いので、ビビリの方は絶対に、絶対に、読まないでください
 読んでみたら本当に怖くてビビリました。すみませんでした。

 そして部長はこれからどうなっちゃうの? とか思いましたが、でもこのマンガは「電脳遊戯クラブ」なので次回にまた何事もなかったかの様に部長が出て来ても全くおかしくないと思い直しました。
 プログラミングネタを放棄してからのこのマンガは、何か違う意味で面白くなってきているような気がしています。このまま未知の世界に突っ走って欲しいものです。

はじめてのあく

 乙型が主役の回のこのマンガは、本当に面白さが冴え渡ってます。初めて入るプールの中で水の美しさに感嘆し、恋敵のシズカには可愛らしく嫉妬し、創造主のジローから優しくされて感涙の涙を流す健気な彼女の姿は、ボンクラ男子読者が「やっぱり女の子はロボに限る」と確信に至らせるに十分な魅力があります。
 そして「やっぱり女の子はロボに限る!」と悟った男性科学者達によって日本のテクノロジーが発達して来たのは紛れもない事実であるので(偏見)、このマンガには今後もこの調子で全世界のボンクラ男子達に夢と希望を与えて欲しいものですね! と思いました。

T.R.A.P.

 ドロップアウトした三年生三人組の復帰を喜ぶ女子マネージャーの遙が地味に可愛いです。彼女はサッカー経験者で、チームの練習メニューを自分で立案するなど、ちゃんと「チームをマネージメントしている」という意味でのマネージャーっぽい位置にいるキャラですし、今回も彼女が「チームの勝利のために」三年生を取り戻そうと画策したことがきっかけなった訳で(最終的には海音の熱意がモノを言ったのですが)、今後もこのような形で地味に重要な働きをするキャラになるんじゃないんでしょうか。
 まあでも、このマンガのヒロイン格はどう考えても海音君で決まりなんですけどね。今回の三年生をテクニックで翻弄して籠絡したことといい、彼はこれからどこまでモテるんでしょうか。

[そろそろ生活リズムを改善させたいです(近況)サンデー26号感想

2010/06/02 01:40
結界師

 『真のヒーローは高いところから現れる』とは「人造人間キカイダー」の時代から脈々と特撮界に受け継がれて来た不文律ですが、今回の「結界師」の良守は総帥に本家を攻められ大ピンチな扇七郎の前に颯爽と高いところから現れたので、今私の中で良守はキカイダーに匹敵するヒーローであると認定されました。これで後はトランペットを吹きながら登場すれば完璧です。兄でライバルの正守は、それに対抗して高いところから口笛を吹きながら登場すればいいと思います(感想?)。

 あと、扇七郎が守護する神所有地の主の繭香様の、空気を読まないワガママっぷりは凄いなと思いました。自分の身がピンチな状態なのに聞き分けなしにワガママを言い続けるとは、さすが神様は違う。
 こんな女性のホスト役を四六時中やってるんだったら、そりゃー七郎は人間の女の子の扱いが上手くなる訳ですよ。変なところに感心。

神のみぞ知るセカイ

 旧悪魔に心を取り込まれ、妹の楠に対する劣等感や嫉妬などがない交ぜになった複雑な感情を吐露する檜。怪物化してから誰にも喋れなかった本心を暴露するという展開は、「ハートキャッチプリキュア!」を彷彿とさせます。させます(連呼)。
 もし楠がプリキュアであれば、おしりパンチプリキュア大爆発といった技を絡めてテンションを上げつつ、最後は超必殺技であるフローラルパワーフォルティッシモで締め! こころの種が生まれそうですぅ~! ぷりぷりぷり~ん!(排泄音) というお約束的な展開が待ち受けている訳ですが、しかし残念ながら楠は伝説の戦士プリキュアではないので、斯様な手順で姉を正気に戻すことはできません。プリキュアで言うところの「こころの種」を生み出すためには、楠が檜の己に対する複雑な感情を、悪魔との闘いの中で解きほぐさなければならないのです。
 運命の姉妹対決の行方は如何に! 果たして二人の間にこころの種は生まれるのか! 待て次回! みんなのハートをキャッチだよ! という話でした。俺の中では

 あと、「ハートキャッチプリキュア」の「こころの種が生まれそうですぅ~」のシーンはうんこを彷彿とさせるということで演出が変更になった経緯があることで有名ですが、でもやっぱりどうがんばってもあれは排泄シーンにしか見えないので、DVD収録時には修正前のバージョンを再録することを希望しておきます(何の感想?)。

戦国八咫烏

 雑賀孫一が織田信長と邂逅するエピソード。史実では、孫一率いる雑賀衆は今後織田信長の行く手に何度も立ち塞がって戦うこととなるのですが、果たしてこのマンガではどのような展開を見せるのか注目です。
 今回のエピソードは、何というかこうヤンキー同士が命を賭けて意地を張り合ってる感、そしてそのヤンキー同士の意地の張り合いをマジに受け取って何とか場を納めようとする藤吉郎のオタオタ感が出ていて、とても面白かったです。

 そして織田信長というとこのサイト(一応椎名高志先生のファンサイトです)的にはどうしても「MISTERジパング」を引き合いに出さないといけない訳ですが、今回「八咫烏」を読んで、信長モノの肝はやっぱり「如何に木下藤吉郎(=日吉)の信長好き好きっぷりを描写するか」にあるんだなと再認識しました。
 「MISTERジパング」の日吉は信長に対して「殿の天下が見たいんだ!」って真正面から愛を告白して信長にフラグを立たせることに成功してましたし、この「八咫烏」でも「信長様の夢は手前の夢! 殿のためなら死ねる!」的な愛の告白をハキハキと言い、その言葉が真実であることをを文字通り「信長の盾」となることで示した籐吉郎の態度に孫一がヤられてしまった結果、彼を「英傑の器あり」とみなしたと解釈することができると思います。
 つまり、籐吉郎は信長を愛することでキャラが立つ存在なのだということですね。わかりました(自己完結)。

アラタカンガタリ

 敵となる男の懐に忍び込むために女装したはいいけど、その相手に女装姿を惚れられてしまって大弱り! という展開のマンガは何度か読んだことがありますが、今回の「アラタカンガタリ」には『その相手・クグラは実はまだ子供で、自分の保護者であるエトに対してコンプレックスを抱いている』という更なる仕掛けが施されており、その設定の奥深さに感心しました。
 仮にも少年誌であるサンデーで、ショタっ子と女装男子のカップリングだなんていう時代の最先端を行くストーリーを堂々と展開させるとは、さすが渡瀬悠宇先生です。

 しかし、そんなカップリングが今にも成立しそうになった瞬間、空気を読めない門脇少年が革をブッ殺しに降臨して台無しに。いやまあ実際このカップルが成立されたら色々と困りそうなので、これはこれで良かったのかも知れませんが。

はじめてのあく

 緑谷妹こと花子さんが本格始動。これまでは兄の友人達の奇行を影から見ては赤面しながらビクビクするちょっと内気な女の子程度の扱いでしたが、事実上の主役となった今回は赤面しながらビクビクしつつ周囲に迷惑を振りまくドジっ娘トラブルメーカーにグレードアップ! ドジっ娘なのでパンツを見せる行動もナチュラルにしちゃいます! という感じで、初主演作にして完膚無きまでなサービス要員としての完成度を見せつける結果となりました。
 作者の藤木先生によれば、彼女は「ユキと緑谷に進展もたらすために出した」とのことですが、私には花子がどう転がればこの二人を進展させられるキャラになるのか、現時点では皆目見当が付きません。これからどうなっちゃうのこの子。

[AKB48クリアファイルは前田敦子Verが出て来ました∩(´∀`)∩サンデー22+23号感想

2010/05/09 01:03
國崎出雲の事情

 女装といえばこの前「わぁい!」を読む機会に恵まれたので一通り読んでみたのですが(いきなり)、掲載されているマンガのストーリーが「好きになった女の子が実は女装した男の子(オトコの娘)でビックリ!」的なものが多かった印象を受けました。
 確かに、このパターンはいわゆる女装男子を絡めたラブコメストーリーの基本形だとは思うのですが、そもそも「わぁい!」を読むような読者は既に可愛ければちんこの有無とか余裕で超越する覚悟を完了させた強者であり、「好きになった女の子が実はオトコの娘だった」的な展開に対しては「そもそも性別なんて関係ないじゃん?」と即時に結論が出てくる程に訓練されているのではないかと思われるので、今後はその辺の問題に対して更に突っ込んだ、斯様な強者をも唸らせるマンガの登場を期待したいところです。
 何にしろ「オトコの娘」というジャンルに特化した雑誌が、今この時代に定期刊行される意義はかなり大きいので、今後の更なる発展に心から期待します。あと付録には、「わぁい!」の広告にも掲載されていた股間の膨らみを目立たせないようにする女装専用下着を希望。ブルマはさすがにちょっとアレだけど、これならみんな着けるよね!

 そして「國崎出雲の事情」の方は、相変わらず粂寺先生の対出雲オシオキ妄想がエロくて良かったです。次回はいよいよ粂寺が出雲達を査定する「三人吉三」が開幕しますが、出雲達の演技が彼女の「出雲を落第させ、その罰として出雲に性的な意味でのオシオキをしたくてしたくてもう堪らない」という頑なな欲求に勝つことができるのかどうかが焦点でしょう。
 勿論、少年漫画的には粂寺の歌舞伎役者への偏見を出雲が「演技」で解く展開が予想されますが、しかしこのマンガはどっか何かがおかしいので、粂寺の偏見が解けた時に一体彼女が出雲に対して如何なる行動に出てしまうのか予測できません。何か、歌舞伎役者への偏見は解けたけど、でも出雲にオシオキをしたくて堪らないのは治らなかった的なオチになりそうな気がして仕方がありませんがどうだろう。

T.R.A.P.

 「天草…オレの声だけ聞いてろ! お前はそれでいい

 記憶を失って以来の初めての実戦に戸惑う海音に対し、彼が超人ではなく、また真崎の生まれ変わりでもなく、只の未熟なルーキーに過ぎないと理解した五十嵐が、彼に言い放った言葉がこれ。もし自分が海音君だったら、間違いなく五十嵐に惚れちゃいます。というか海音君でなくても惚れる。サンデー22+23号で一番グッと来た台詞がこれでした。
 みんな大好き海音君の争奪戦において、五十嵐が一歩リードしたのは確実な様です。

はじめてのあく

 「お前はオレに捕まる運命で――
 「ハイハイ分かった分かった! 仕方ない。捕まってあげよう!
 どう見てもプロポーズとその返答です。本当にありがとうございました。

 この二人、まだ結婚してないのはおかしいと思う(真顔で)。

DEFENSE DEVIL

 火の海地獄編終了。今回はクライマックスということで、クカバラがイダマリアのダークマターをキスで吸い出すシーンが最大の見せ場だったのですが、肝心のチュウの部分はプリキュア大爆発的なカットで間接的に処理されていたのが、個人的にはちょっと残念でした。行為が終わった後のクカバラの変わり果てた顔を見る限り、何かもの凄く激しそうなキスっぽいので尚更です。
 確かに健全なサンデー読者である少年少女達にとっては梁慶一先生の色気たっぷりな作画による男女の睦み合いの描写は刺激が強いのかも知れませんが、そもそもイダマリアがぱんつ丸見えの状態で戦闘したり、ブリルハートがぱんつ履いていなかったりしていたんだから、キスシーンくらい問題ないんじゃないかと思うのですがどうか。バトルシーンでは「戦闘が激しかったからぱんつ見えちゃうんですよ」とか「悪魔なのでぱんつ履いてないんですよ」とか言い訳できるんだけど、キスシーンではそういう言い訳が立たないからなのでしょうか。

 それとも、唇にチュウではなくてもっと違うところからダークマター的なアレをチュウチュウ吸い出してるとかいうアレでしょうか? それなら仕方ないのかな?(だんだん書いてることがダメになって来たのでおわり)

アラタカンガタリ

 女装といえば(略)ですが、まさかあの「アラタカンガタリ」が女装展開になるとは予想できませんでした。
 前回は「大変だ! ミクサの従者ラミが、敵対する鞘・クグラの属鞘の手によってさらわれてしまったよ!」という深刻な事態に陥っていたところで終わっていたので、これはしばらくの間はラミを巡るシリアスな展開が続くのではないか? とか思っていたのですが、そこでまさかの女装展開キタコレ。これはすごい。本当にすごい。

 いやまあ確かに「ラミはクグラの『貢ぎ物』としてさらわれた」「クグラへの貢ぎ物は女のみ」という設定は既に提示されていたので、ここで「女装して潜入する」というネタが来るのはストーリーの展開的には全く問題はないのですが、でも「実は『男装の麗人』であるミクサが単身クグラの元に乗り込む」ではなく、「革やカンナギも女装してみんな一斉に乗り込む」展開になったのは、個人的に斜め上でした。
 しかもちゃんと「以前『衣装』を操る劍神を降していたので、女装も簡単にできる!」という設定も事前に仕込んでいたという念の入れ様であり、つまり今回の女装ネタはいきなり挿入が決定されたものではなく、ミクサが登場した時点で既に今回に至るプロットが造り上げられていたと考えざるを得ません。多分

 また、ちゃんと男性キャラの女装シーンがコメディとして成立しているところ(特にカンナギ様)や、どさくさに紛れてコトハをよりエロい格好に変化させることで、女装そのものに興味がない普通(=サンデー読者の分際で「わぁい!」とか興味がない男性。多分マイノリティ)の男性読者に対してもきちんと楽しく読ませる配慮がなされている点など、今回は本当に感心させられました。面白かったです。