[「ま、しゃーないしゃーない!!」諦められるの? サンデー42号神のみ感想

2011/09/15 21:55
神のみぞ知るセカイ

 「人ノ世トハ、面白イモノダナ…

 桂馬・歩美・ちひろによる三角関係正式勃発を機に、満を持してメリクリウスがその存在を示唆。しかしメリクリウスが誰に憑依しているのかは明示されず、「人ノ心ハ私ノ想像ヨリモ遥カニ複雑デ遥カニ楽シイ」とかまるで世間知らずの神様みたいなことを呑気に言ってる始末です(神様だけど)。さすがに最後の女神なだけあって、このネタでまだしばらく引っ張る気が満々のようです。
 メリクリウスとその相手の会話のコマの背景には水平線が描かれており、その前にちひろが海沿いの道路を歩いている描写が入っていたので、ここだけ見るとメリクリウスの宿主はちひろが濃厚ということになりますけど、しかし最後の女神なので色々と設定が捻られている可能性も多分にあると思います。個人的には「メリクリウスは桂馬に憑依していたら面白いなあ」とか思っていたのですが、少なくともその線だけはなくなったっぽい(最初からないです)。

 あとは、歩美がちひろに電話した時、「あたし、桂木の布団の中でちひろの告白聞いてたんだ」とか黒いことを言い出したらどうしようと心配していたのですが、さすがにそんなことはなかったので安心しました。歩美は友達思いのいい子!(強調) でもこういうことを言い出す黒歩美が出てくる薄い本は読みたいかも。

 今回描写がなかったハクア(多分現在エロい尋問をされてる最中)を含め、物語は大分緊迫して来ましたけど、そんな中で亮くんが天然ボケでフィオーレをヒィヒィ言わせてたシーンには癒されました。亮のいい意味でのバカっぷりは半端ないです。これくらいバカでないと、あのノーラのバディは精神的に務まらないんでしょうか。

[|P57の布団の中で拗ねてる歩美に気を取られて油断していたサンデー40号神知る感想

2011/09/01 01:59
神のみぞ知るセカイ

 今週の「神のみぞ知るセカイ」を読んだ人が、みんなTwitterで「今週の『神知る』は神汁だった」と言い出すので何事かと思ってサンデーを読んだら、本当に『神知る』が神汁だったので驚きました。
 「歩美は汗っかきなので、桂馬の布団にずっと潜っていたら汗をかいてしまった」という理屈で彼女を汗だくにさせて服をスケスケにするとか、ちょっとこの発想は凄すぎます。さすが若木先生は違う

 今回の話は、基本的には桂馬が「歩美とちひろの鉢合わせ」なる危機敵状況をどのように切り抜けるのか? というスリルとサスペンスだけで十分に盛り上がって面白くなるシチュエーションですし、更にラストにおけるちひろの思わぬ告白というサプライズイベントがあったおかげで普通のラブコメマンガとしても十二分に面白いエピソードに仕上がっていると思うのですが、しかし作者の若木先生はそれだけに飽きたらず、「桂馬の布団の中に隠れる歩美に汗をかかせ、スケスケにすると同時に彼女の感情が如何に昂っていたのかを表現する」ことで、スリルとサスペンスに満ちた今回のお話に更にエロスの要素を投入してきました。エロス。スリルとサスペンスとエロス。これでお話が面白くならないはずがありません。
 実際、歩美がのぼせるほど汗をかいてしまったのは、単に布団の中が暑かったからだけでは絶対ないですよね。汗以外の汁も間違いなく出てますよね(ダメ発想)。

 とはいえ、今回の歩美は、ちひろが桂馬のことをどのように想っているのかについて、ちひろが桂馬に聴かせるために奏でた新曲を布団の中で隠れて聴きながら「察して」しまったのも確か。布団から出た彼女が怒っていたのは、それに感づいてしまったからに他ならないでしょう。
 それに、ちひろが桂馬に対して真っ直ぐに向い合い、曲を奏でて桂馬に「この曲は好きだ」と言われ、それを聞いて自分の気持ちを確認した上で告白したのとは対照的に、自分はそれを隠れて見ているだけだった上に桂馬に対して嫉妬してしまった、という後ろめたさもあったのかも知れませんね。

 何にしろ、ちひろが桂馬に告白したことで、この三者の関係は一気に動き出すことは必至。嗚呼、桂馬を巡る歩美とちひろの泥沼の争いが、ついに切って落とされてしまうのか。私としては、ついに来るべき展開が来てしまったのかとガクブルしてます。もはや女神がどうこういう次元は自分の中で超越してしまいましたよ。
 ああもう、この恋の行方はどうなっちゃうの?(乙女チックに) 続く。

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[このサイト的には、全てのメイドロボはミソッカスのバッタモンであると主張せざるを得ない サンデー36+37号「神のみ」感想

2010/08/07 00:59

 お久しぶりです(挨拶)。
 例によってまとまった時間が取れないので、今週号は1エントリに1作品の形で感想書きます。

神のみぞ知るセカイ

 Twitterにも書きましたが、この前の体育祭編では、歩美とちひろが桂馬を取り合うような未来がやって来ることを妄想してしまって一人でドキドキしてました。二人とも、明らかに桂馬を過剰に意識してますからね。桂馬がボンクラなおかげで今の状態で留まってますが、この状態がいつまでも続くとは限りません。
 特に、リレーの後で桂馬に見せた歩美の思わせぶりな態度は特筆もので、あんなの見ちゃったら我々読者は「歩美の中にはやっぱり『女神』がいるんじゃないか?」「というか、女神とか関係なしで桂馬に気があるんじゃないか?」と色々考えさせられること必至です。さすがの桂馬もあの時の歩美の真意を見抜けず、動揺を隠せなかった模様。歩美と桂馬については、今後の展開に含みを持たせることに成功したと言えましょう。
 まあ、そこまで深く考えなくても、素直に「かわいいなさすが歩美かわいい」と言っていればいいような気もしますが。というか自分はそうした。

 そして今週は、新攻略対象キャラクターとしてマッドサイエンティスト女子が登場。いきなり自走メカに生肉を乗せた上で「これは人間だ」とハキハキ言い放つインパクトは十分強烈であり、今後の展開に期待させてくれます。
 我々の世代だと、マッドサイエンティスト女子高生と言えば初代「ときメモ」の紐緒結奈一択であり、かつて北海道で彼女と一緒にグレイ型地球外生命体と戦ったり、夕闇迫る海岸で彼女が操る世界征服ロボと戦ったりした記憶が今も我が青春のメモリアルとして深く脳裏に刻まれていたりするのですが、そういえば「神のみ」の彼女の顔半分が隠れる髪型は紐緒さんリスペクトだったりするんでしょうかね?(日本語が変な上に感想になってない)

[心と体を二つに分けて自分同士で恋をするのさ サンデー12号神知る感想

2010/02/23 22:26
神のみぞ知るセカイ

 心と体を二つに分けて、自分同士で恋をするのさ! イカした恋をエンジョイするのさ!(via 鉄道少年の憩) という感じで、前回遺書を書いて死んだ(神として)桂馬が復活。
 自分が乙女ゲーにハマってしまったのも、自分の心が自分自身(=桂馬)の体に思わずときめいてしまったのも、駆け魂が作用していたのが原因であると分析するクレバーさを取り戻し、その上で「ゲームで得た知識で現実の女子を攻略する」という己のストロングポイントを活かし、乙女ゲーで培ったロジックを使って女子となった自分が男子となった結を攻略しようと決意するという、実に桂馬らしい形で復活を遂げることとなりました。
 駆け魂が体の中にある女の子の苦しい気持ちを文字通り「体感」したこともあり、今回はいつも以上に桂馬のやる気がみなぎっているように見えます。端的に言えば凛々しくて格好いいです。自分が女子なら改めて惚れ直すレベル。前回までのダメになった桂馬もそれはそれで良かったのですが、クレバーさを取り戻した今の桂馬はやっぱり格好いいですね。うふ(赤面)。
 今の桂馬の凛々しさは、彼の精神が既に肉体を超越していることの現れなのかも知れません。

 そして次回は、いよいよ一気に話が動くようなので期待したいところ。かつてはリアル落とし神(というかハードコアギャルゲーマー)だった若木先生が、乙女ゲーをプレイして体得した極意をどのように物語作りに活かして来たのか注目です。

 あと美生の中には結局「女神」はいなかったようですが、心のどこかには桂馬の記憶がまだ残っているんじゃないかという気がします。
 女神探しクエストの方は、今後もこのような攻略済み女子の再登場のきっかけのサブイベントとして扱われるのかな、と思いました。