第21話『みんな子供になれ!!』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :山田 徹
作画監督 :川村敏江
ゲスト声優:
      西原久美子(六道冥子)
      森川智之(ピート)
      曽我部和恭(唐巣神父)
      若本規夫(パイパー)
      田中一成(警 官)
      緒方恵美(子 供)
      嶋方淳子( 〃 )

(敬称略)

 久々にれ〜こちゃん登場。しかし、れ〜こちゃんの時の鶴さんの演技聞いて
ると、何処で美神=鶴ひろみとなったかが解るような気が・・・(ああ
っ!!『レダ』の頃の鶴さんは何処に・・・(T-T))。

 しかし、横島の身代わりになって「体まで子供に」された椎名(先生?)、
そうなん?(^_^;

 横島ってつくづく子供の扱いが上手いやね。実は子供好きと言う噂もある
が(何処にあるんだそんな噂。いつ言った、誰が言った!(^_^;)いっそGS
なぞ目指さずに、保父さんでも目指せばいいのに。未亡人の管理人さんにもて
るぞ(って、あれは結果としてそうなっただけだってーの(笑))。

 しかし、スヤスヤと眠るれーこちゃんを見てると、ぼ、ぼ、ぼかーもー
っ!!(おめーって奴は・・・。そーゆー方面のことは○○さんに任せなさい
って(^_^;)



第22話『悪魔パイパーの逆襲』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :林 美千夫
作画監督 :矢部秋則
ゲスト声優:
      田中一成(トラック運転手)
      里内信夫(男)
      西本悦子(妖 精)
      嶋方淳子(白雪姫)
      西川宏美(子 供)
      緒方恵美(場内アナウンサー)
      若本規夫(パイパー)

(敬称略)

 と言うわけで前回の続き。いきなりパイパーに操られた鼠に囲まれた列車の
カットから始まるのはいいが、原作にあったパニクる車掌が出ないのは何故?

 子供にされても性格は今のままの美神。パイパーに虜にされてるというのに
放送禁止用語で罵り続けるあたりなんかは・・・(^_^;

 今回も大回転の横島。パイパー相手にヤバイ博打張る姿が格好いい・・・く
はないが(^_^;、君の活躍はみんなの心の中に永遠に残るだろう。美神だって
感謝してるぞ!(多分・・・(笑))

 笛吹くちびパイパーを笑わす横島の姿を見てると、昔懐かしい『TVにらめ
っこ』を思い出すのは自分だけ?関西出身の椎名先生だけに、やっぱりここ
は「のっぴょっぴょ〜ん!!」とかじゃなくて、一発ネタで笑わすことくらい
して欲しかったぞ(勿論、笑ったちびパイパーは筋肉モリモリのボディービル
ダーの手によって退場だ!・・・アレ?)



第23話『ドラゴンへの道!!』 


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :青山 充
作画監督 :松原明徳
ゲスト声優:
      曽我部和恭(唐巣神父)
      山崎和佳奈(小竜姫)
      江川央生(右の鬼門)
      田中一成(左の鬼門)
      里内信夫(悪 霊)

(敬称略)

 小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜
姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小
竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様
小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫
様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様小竜姫様!!

(すんませんすんませんもうしません許して下さい!!)

 遂に登場!小竜姫様。もー最高っス〜(^_^;

 しかしパイパーの話やテニス話等を先にやっちゃったために原作にあったピ
ートが唐巣神父に入門するいきさつが端折られたのは一寸残念ですね(あそこ
の件、結構好きだったんですけどね)。

 一つ気になることが。妙神山の修業場の門に張ってある張り紙(?)「この
門をくぐる者、汝一切の望みを捨てよ」って文句、何か原典があるんですか
ね?いろんな所でよく見かけるんですけど・・・(もしかして、スゴ〜く有名
なフレーズなの?これ。だとしたら、知らない自分って・・・)。

 しかし今の横島の活躍(?)の元になってるのがこの話なんですよね(少な
くとも、原作では)。ここで小竜姫様に隠れていた能力を発掘されてなければ
今の横島の活躍はなかったと考えると・・・、はっきり言ってこの修業によっ
て得る物が多かったのは美神ではなく横島だったという様な気もするが(何
せ、結果として美神の霊力はアップしたものの、人間的には何にも変わってな
い訳だしね)。等と適当なことを言いつつ(笑)

 横島のシャドウ登場。放映時に見たときは全然気付かなかった(と言うよ
り、あまり気に留めてなかったと言うべきか)が、声がそのまんま堀川さんだ
ったんですね(わざとらしいぞ(^_^;)。芸域広いなぁ・・・、この人がアン
ドロメダ瞬をやってた人なんだなぁ(笑)



第24話『ドラゴン怒りの暴走』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :梅澤淳稔
作画監督 :内山正幸
ゲスト声優:
      曽我部和恭(唐巣神父)
      山崎和佳奈(小竜姫)
      江川央生(右の鬼門)
      田中一成(左の鬼門)

(敬称略)

 妙神山修業編の後編。遂に戦いもクライマックスの対小竜姫様戦!ううっ、
燃えるっす〜!!(嘘(^_^;)

 横島に「冷酷非情な女王様」と言われて激怒する美神に、何処からともか
く「アンタダヨ」の突っ込みが・・・。完全に「ギャグアニメ」としての息と
かそう言ったものを完全に会得してると言うか何というか・・・(^_^;

 前回の感想でも書きましたが、しかし、結果としては本来の目的も果たした
といえば果たしたが、最終的には「美神の霊力パワーアップ」という本来の目
的よりも、「横島の眠っている力を起こす」という方が強かったような今回の
修業。考えてみればここで小竜姫様に目をかけられなければ、GS資格試験や
香港であんなに酷い目に遭う事もなかったような・・・(とは言うものの、そ
れが無ければ横島の存在価値は無かったとも言えますが(^_^;)

 「死ぬ前に一度でいいから裸の美女で埋め尽くされた日本武道館でもみくち
ゃにされながら『ジョニーBグッド』を歌ってみたかったぁぁぁ!!」

 何故『ジョニーBグッド』だ横島?何か根拠でもあるのか?それとも単に好
きなのか?

 小竜姫様の怒りを鎮めるために目の前で祈るおキヌちゃん。祈る前にキチン
と鈴を鳴らす(真似をする)のがなかなかナイス(^_^;(原作にはないが、芸
が細かくていいぞ。半分御世辞だが(^_^;)懲りずに錯乱する横島とシャドウ
を諌めるときの表情も幽霊らしくて素敵だぞ。何が「素敵」なのかワカラン
が(笑)

 小竜姫の弱みを握って、悪魔の顔から大魔神の如く爽やかな笑顔を振りまく
美神。お前は永田か!(ってここまで某柔道漫画の影響がぁぁぁぁ(笑))



オマケ『おちゃめな国府田さんが見たいっス!』


 声優側最期の大物、遂に登場だ!みんな、嬉しいか!(^_^;しかし、今まで気付かなかったけど、国府田さんって実は同い年だったのね。これからは「国府田」と呼び捨てにしよう(違うだろって(^_^;)

 プロフィールの所、同じ東映動画制作なのに、代表作の所に『マ○レ』が無いのは今の人気に嫉妬した『美神』スタッフの陰謀か?それとも出版社の絡み?(そういえば『き○注』の名前もなかったなぁ・・・)

 「なぜ声優になったの?」の問いに、「サラリーマンは私にはむいてないだろうな」と思い、青二塾のオーディションを受けたという国府田さん。でも「サラリーマン向けじゃない」人間ならここにもいるが、何とかサラリーマンやってるぞ(首は危ないけどね(^_^;)

 「おキヌ」について、原作を読んで、その「いい子」ぶりに疑問を感じた国府田さん。スタッフに「どう言った感じで役作りをしていったらいいんでしょうか?」と聞いたところ、「マリ子ちゃんののままでやって下さい」と言われ、その通りにやっていったところ、見事におキヌちゃんは一寸抜けた(^_^; お茶目な女の子になったそうで。成る程、おキヌちゃんは国府田さんそのものだったのね(笑)

 ただ、流石にある程度国府田さんの方にもおキヌちゃんのイメージらしきものがあったようで、国府田さん曰く、「一緒にいて幸せになれる子」「大好きな美神さんや横島さんや仲間達の中で、こんな子がいればいいなっていう、幽霊だけど普通の(生々しくないけども)女の子」をイメージしてやってきたそうです。

 「『GS美神』の作品スタイルを決定付けたのは?」の問いに、今回も出ました、あのお方(笑)

 今までの本人を除く全てのインタビュー(椎名先生、スタッフ座談会、鶴さん)で、放送に耐えられない(笑)アドリブの凄さを指摘され続けた男、堀川さんの名前がここにも(やはり)登場。国府田さん曰く、「堀川さんのアドリブだけを作品にしても、十分面白いんじゃないかて・・・」と言ってる途中で口を挟んだのは堀川さん(やっぱり2本撮りだったのね(^_^;)、「そんな事言って、俺知らないよ」とか言っても、悪いのは全部あんたのせいでしょ(^_^;(『美神』のアフレコは)朝の収録にも関わらず、「朝からそんな事言っていいの?」とかいうような事ばっかり言ってたそうで、「人生経験が豊富になった(国府田さん)」そうですが、変な経験ばっかり豊富になってどうすんの?(^_^;

 「国府田さんってどんな性格ですか?」という問いに関しては、「小心者ですから(^_^;」と言う国府田さん。そんな事無いと思うぞ(^_^;

 「これからチャレンジしてみたいキャラクターは?」と聞かれて、熱血少年物のヒーロー(学生時代、部活に燃えてただけに、熱血キャラに挑戦したいという事ですが)と、最期まで悪に徹して死んでいく悪役キャラがやりたいという事だそうです。

 その後、質問は何故か番組打ち上げ時のボーリング大会の話に(^_^;普段お金のかかることはしない(笑)為、ボーリングは下手な国府田さんですが、何故か(アフレコ終了直後でふらふらの体にも関わらず)ストライクを連発してしまい、気がついてたら優勝してたという事らしいですが、それも「運の内」って奴っすかね?(^_^;

 最期に一言、

 「日給30円でいつ成仏できるかわからないけど、一生懸命頑張りますからこれからもよろしくお願いします!」

 ここまで言ってまだ時間が残っていたため、何かやろうとして事務所の人からストップをかけられた国府田さん。一体何をやらかそうとしたのだろう・・・(^_^;


※この文章は、編者が著者である天野裕之氏の許可を得て、Nifty-Serve FANOVA GS美神会議室より転載したものです。

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