椎名高志作品秘宝館

　ＧＳ美神のアニメや映画が放映されていた頃は、当然のことながら様々なキャラクターグッズや関連商品が製造・販売された。
　とりあえず、現在こちらが把握しているものを集めてみた。

• クレーンゲーム景品用ぬいぐるみ
• フィギィア
• トレーディングカード
• ガシャポン
• アニメグッズ
• サンデーの懸賞
• 小学館パルショップ　販売アイテム
• 日本全国サンデー祭り　限定グッズ
• 謎本
• ゲームソフト
• かるた
• ボードゲーム
• 販売促進用ＣＤケース
• 精霊石のしずく
• 幻のＧＳ美神グッズ・サンデーキャラコイン
• GS美神セイカのパズル 
• その他未確認情報

※ＧＳ美神グッズ収集家の NOZA さんが、美神のアニメ関連グッズの紹介を行っている「極楽アイテム紹介（アニメグッズ）」というページを開設しました。
　グッズ関係の詳細な情報は、まずそちらの方を参照することをお奨め致します。

美神令子（ＧＳ−１）　“超一流のゴーストスイーパー。ギャラも超一流。”

　紫のボディコンを着て神通扇を持ってニッコリしているポーズ。　　
　このぬいぐるみは黒の革製のパンティをはいているが、このパンティは本体に縫いつけられているわけではないので、着脱可能である。　　　
　　　

横島忠夫（ＧＳ−２）　“美神の色香に迷い、時給２５５円で働くバイト少年。”

　リュックを背負っている。　　
　このリュックの中には、ミニチュアのパンティが入っている。　　　
　　　

おキヌちゃん（ＧＳ−３）　“美神のもと日給３０円で働く薄幸の幽霊。”

　頬に両手をあてて「きゃっ！」というポーズをしている。　　
　人魂２コつき。　　　
　　　

見鬼くん（ＧＳ−４）　“霊体探知機。”

　アニメではナレーションを勤めていた彼も、ちゃんとぬいぐるみ化されている。　　
　入手した人の話では、デザインがほとんどアニメそのまんまで、なおかつ「ぐるぐる回る」ギミックも再現されているらしい。芸達者だ。　　　
　　　

バサラ（ＧＳ−５）　“霊を吸い込む能力がある式神。”

　大口開けて霊を吸い込むポーズ。　　
　デカくてクレーンでは取りにくかったそうだ。　　　
　　　

ハイラ（ＧＳ−６）　“夢に入り込むことができる式神。”

　白くてふわふわで柔らかそうなぬいぐるみに仕上がっている、らしい。　　　
　　　

お札（封魔札）（ＧＳ−７）　“魔を封じ込めるお札。”

　とりあえず吸盤付き。　　
　こんなものまでぬいぐるみにしてしまうバンプレストの根性には敬服しておこう。　　

• ツクダホビー製　1/6スケール「美神令子」（パッケージ取り込み画像）

ＰＶＣ（ソフトビニール）キット
原型製作：蓄電工匠
ＴＶ９話の子供美神が付属

• ツクダホビー製　1/6スケール「おキヌ」（パッケージ取り込み画像）

原型製作：藤縄和彦
巫女装束の他、ＴＶ１４話の水着姿を選択組立可
ヒトダマ２ヶ付き

• ツクダホビー広告（ホビージャパン’９３年１２月号）

• Ｇ−ＰＯＲＴ製、1/8スケール「美神令子」（ホビージャパン’９３年１０月号広告）

（たぶん）レジンキャストキット
原型製作：福田栄治

• Ｇ−ＰＯＲＴ製、1/8スケール「おキヌ」（ホビージャパン’ホビージャパン’９３年１２月号広告）

原型製作：南田香名

ＧＳ美神・カードダス１００（バンダイ製）　

　放映当時、カードダスシリーズの一環として発売されていたテレカ大の紙カード。
　だが、セーラー某とかドラゴン某の方が売れ筋だったため、ほとんど売っているベンダーを見る機会がなく、一部では「幻のカードダス」と云われているかどーかは定かではない。
　表の絵柄は当然、アニメのワンカットを主としたもので、裏は各キャラクターの紹介やアイテムの解説、エピソードの粗筋等が書かれている。　　
　その他、当時流行していた３Ｄ印刷を採用したカードや、コインでこすって絵柄を浮き上がらせるといった子供ダマシもある、愉快に遊べるアイテムであった。　　 

　なお、「カードダス１００」と銘打ってはいるものの、カードの種類は実際には全部で４２種類である。「カードダス１００」の「１００」は、５枚組１００円という意味の「１００」らしい。

ＧＳ美神・Ｐ．Ｐカード・ひくぞーくん（アマダ製）　

　放映当時か終了間際、密かに市場に出回っていたテレカ大の紙カード（笑）。　　
　ごく一部の玩具店か菓子店の店頭にのみ置かれていたのだろうか、めったに見かける事はなかったので、存在を知らない人も多いと思われる。　　
　体裁は「キャラクター・カードゲームの札」らしいのだが、どう見てもカードダスそのものである。１パック１０枚入りで、種類は全４２種。　　
　絵柄に関しても、選べる素材に限界があったのか、これといっておいしいカットは少ない様に感じられた、明らかにキャラ設定集の中からとか、ＯＰから持ってきた様なカットが多数見受けられるのが原因だろうか？　　
　　

情報提供：松楠　御堂さん、オッホン・パンダさん

1. 美神令子　
2. 横島忠夫　
3. おキヌ　
4. 六道冥子　
5. 小笠原エミ　
6. 見鬼くん・お札　
7. 霊視ゴーグル　
8. 神通棍　
9. 精霊石　

• ラミネートカード（12種類）　
• ラミネートカード入れ　
• ルーズリーフ（6種類）　
• レターセット（6種類）　
• 下敷き（7種類）　（下敷き画像／裏）
• シャープペン　
• 消しゴム　
• ものさし　
• 缶ペンケース　(2種類・500円)　
• バインダーノート　(450円)　
• セイカの落書き帳　(100円)　
• セイカのぬりえ　(180円)　
• カセットインデックス（12種類）　
• 美神令子等身大ポスター　
• シール　(350円)　
• 東映アニメスペシャルのパンフレット　
• お札ステッカー　
• アニメのアイキャッチの時のタロットカードを元にして販売された「ＧＳ美神タロットカード」（23枚入り・1,200円）　
• 精霊石ペンダント　
• 小学館が店頭販促用に配るウチワ（９４年〜９５年頃に、ＧＳ美神が柄として採用）
• ポストカード（150円）

（図柄は５巻Ｐ124〜125「何かが道をやってくる!!」のアニメ版の絵）　　　
• リバーシブルテレカ　(1,500円)

（劇場版公開記念の両面ともに絵がプリントされているテレカ。美神＆らんま）
• GS美神トランプ　（ジョーカーの画像　その１[おキヌ] | その２[カオス]）
• セイカノート　GS美神ポケットティシュセット（6個入り108円）
  　
• ’９４カレンダー

1,2月

3,4月

5,6月

7,8月(左)

7,8月(右)

9,10月

11,12月

• 「東映・アニメスペシャル」のポスターセット（映画の広告用ポスターで同時上映された映画も含めた三枚セット）
• 美神のイラスト入り金のお札　
• テレホンカード（連載２００回記念）
• 等身大美神令子プリントバスタオル
• レジャーチェアー
• パスケース
• コインマンション（「あら、不思議！？　１円だまから５００円玉までのコインが、自動的に自分の部屋へ飛び込むぞ。」とのコメントあり。コインの大きさによって落ちる場所が選別される仕掛けの貯金箱のこと）
• オールキャラクターバッグ（絵柄は、コミックス33巻リポート10「ジャッジメント・デイ!!」（その３）掲載時の巻頭カラーイラスト。サンデー祭りで販売されたクリアーファイルに用いられたイラストと同じものであると推測される）

• 美神フィギュア（商品番号２４７）　
• おキヌちゃんフィギュア（商品番号２５９）　
• カレンダー（商品番号２４９）　
• タロットカード（商品番号２６１）　
• テレカ（商品番号２００）　

　１９９９年７〜８月に渡り、「少年週刊サンデー創刊４０周年記念イベント　おかげサマー！　日本全国サンデー祭り！」と銘打たれた読者感謝イベントが、全国で開催された。
　そのイベント内では、会場限定サンデーグッズが発売された。現時点で確認されている、この限定グッズの「ＧＳ美神」関連アイテムは、以下の通り：

• テレホンカード
• 下敷き （裏）
• ポストカード
• クリアファイル （裏）
• ファインダー
• ポスター

　絵柄は、いわゆるアシュタロス編を題材にしたものが多かった、とのこと。

表題：ゴーストスイーパーの秘密
　　 THE SECRETS OF GHOST SWEEPERS or How I Learned　
　　　　 To Stop Worrying and Love The Bombshell
著者：「国際ゴーストスイーパー協会」（別名，御子神令志と仲間たち）
出版：株式会社データハウス
初版：１９９４年８月８日
価格：１０００円

　それより何より、この本は「女性キャラの名前の後ろに全てハートマークを付ける」という愚挙を犯しており、そのためこの本の評価は（特にＧＳ美神のファン層の中では）徹底的に低い。これを読んでいると、筆者はＧＳ美神の読者を小馬鹿にしてるんじゃないか、とさえ思えてしまう。　　
　この手法は、同社が出版していた別の謎本（セーラームーンとか）でも見られた。　　　 

　全体として、「謎本ブーム」＋「ＧＳ美神映画化」の中で急造・量産された、ありきたりな謎本に過ぎなかった、という印象は否めない。　
 

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スーパーファミコン版「ＧＳ美神　〜除霊師はナイスバディ〜」　　　

　1993年 9月に 8,800円で発売された。販売元はバンダイ、制作・発売元は株式会社バナレックス。　　　 
　基本的に横スクロールのアクションゲームで、プレーヤーは美神を操作して全７ステージに挑む。何で美神が戦うかと言うと、確か美神が冒頭でなんか変な値打ちモノのアイテムを拾い、そのアイテムの封印を解くには７つの宝石が必要で、その宝石は妖怪を倒すと手に入る……とか何とかいうものだったと思うが、そんなことは今となってはどうでもいい（笑）。　　
　倒すべき敵として、ブラドー伯爵とか、パイパーとか、ナイトメアとかいったアニメに登場したキャラクターが登場する。　　　 

　アクションゲームらしく、神通棍で敵の弾を跳ね返すことができたり、特殊な操作で蹴り上げとかもできる。まぁファンなら買っても後悔しないとは思う。　　
　現在では、入手はほぼ不可能だろう。　　　 

　→「ＧＳ美神　〜除霊師はナイスバディ〜」紹介・ボス攻略　　　 

　なお、Cna-BBS「フリートーク！」のボードの #204 - #210、および #240 において、kata さんが詳細な情報を提供されている。興味のある方は参考にしていただきたい。

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ＰＣエンジン版「ＧＳ美神」　　　

　1994年 7月に、バンプレストよりＰＣエンジン・スーパーCD-ROM 版ソフトとして発売された。定価 8,800円。　　　 

　ゲーム内容は基本的にはアドベンチャーで、戦闘が発生するとカードゲームに移行する、というシステムを取っている。カードゲームのみをプレイするモードもある。　　
　CD-ROM というメディアということもあってか、ちゃんとアニメ版の声優が出てきてゲーム中にしゃべりまくるのが特徴。シナリオもそこそこ凝っており、なかなか良い出来であったらしい。　　　 

　このゲームについては、かつで Nifty-Serve 上でもの凄い細かいレビューを作成して下さった渡辺　潔さんのログを転載することができたので、興味のある方はこちらを読んでもらいたい。

ＰＣエンジン版「ＧＳ美神」操作レポート　　　
• その１：ファーストインプレッション　
• その２：煩悩のゲージが上がるとき／黒字を出すには　
• その３：収支の概念　
• その４：黒字収支とエンディング　
• その５：能力値一覧　
• その６：能力値一覧その２　
• その７：カードバトル１９０試合　

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LSI GAME・ポケットクラブ・Ｐ−１ミニ　ＧＳ美神・除霊大作戦 !!　

　バンダイから発売されていた、手のひらサイズの液晶ゲーム機である。価格は失念したが１８００円だった様に思う。価格相応にチープではあるが、やってみると妙にムキになったりする（笑）。　　　
　敵役は女蜴叉、悪魔パイパー、それに何故かマリア。　　 

　彼等が繰り出す攻撃を避けながら、神通棍で応じる美神を操作するワケなのだが、時々出てくるおキヌちゃんや横島への攻撃を防御すると、ポイントが上がる仕組みになっている。だが、ムキになっているうちはいいが、きっとすぐに飽きるだろーなーと思ってたりすると本当にそのとーりになる（笑）。　　
　まあ、数少ない美神モノの玩具としては出物ではあるのだろーが。
　　

文章・情報提供：松楠　御堂　さん

　「ＧＳ美神かるた」はセイカのかるたシリーズで、値段は６００円。製品番号はＣＮ−１１１０９０１Ａ。　　
　中身は、絵札・字札ともに４６枚ずつ（補助カードともに１枚ずつを含む）で、かるただけに絵札に字が大きく書かれている。絵札のイラストなどの見てくれは、あまり良いものではないらしい。　　
　ちなみに、文字はすべて平仮名で、ふつう片仮名で書かれる部分には、片仮名でルビがふられている。　　　

→ＧＳ美神かるたの字札一覧　

　名前は「ＧＳ美神　極楽大作戦ゲーム」で、発売元はツクダオリジナル。　　
　内容だが、「少年サンデーコミックス・ビジュアルセレクション第１巻」によると、

　だそうだ。値段は３０００円。　　　 

　かなりレアっぽいアイテムなので、万が一持っている方がいたら、情報をお願い。　　　
　

　ただ、美神ＣＤ５枚を一度に予約購入した人間はそれほどいなかったらしく、情報提供者のオッホン・パンダ氏は「タダでもらえちゃった」とのこと。　　
　良かったですねと言うべきか、ＣＤ売れなくて悪かったなぁと言うべきか（笑）。
　　　　

　小さなポリ袋の中に、美神令子のイラスト付きの「効能書」と共に一つずつ入った爪の先ほどの大きさのパワーストーンの種類は全部で三つ。　　
　以下にその種類とそれに付けられた説明を記す。　　　

うす緑色の「ニュージェイド」　

金運をアップさせ、不老長寿のパワーを持つ。　

これで将来も安心？　

　　

• こい緑色の「ブラッドストーン」　
活力を高め、悪霊から身を守ると言われている。　
これで君もＧＳ？　
　　
• 赤茶色の「カーネリアン」　
気持ちを落ち着け、やる気を高めるとされる。　
勉強やスポーツはお任せ？！　

　1999年11月に、週刊少年サンデー４０周年記念と銘打った「サンデーキャラコインドリンク」が、明治乳業より発売された。味はフルーツミックス・コーヒーの二種類。
　１缶に１枚づつ少年サンデーに掲載されたマンガのキャラクターが刻印されたコインがオマケとして入っているのが特徴であり、いわゆる「食玩グッズ」に分類される。

　コインは全６３種類だが、最初から全てのコインが梱包されていた訳ではなく、生産する時期によって封入されるコインの種類を変えていくというタイムリリース的な手法を取っていた。だが、この方法は「同時期に買うと、同じコインがダブりやすくなる」という現象を引き起こしてしまい、食玩コレクターの熱意を一気に冷ましてしまう。
　結果的に、サンデーキャラコインは「箱買いしても非常にダブりやすい上に種類が少ない」「何よりもドリンクとしてマズい」という悪い評判を払拭できずに売れ行きが伸びず、「ＧＳ美神」の美神令子のキャラコインをリリースする前に、生産が打ち切られてしまった。
　美神令子のキャラコインは、文字通り「幻のＧＳ美神グッズ」となってしまったのである。

※参考情報１：サンデーキャラコイン一覧リスト

※参考情報２：羊田中さんが撮影した、ディスカウントストアで１箱５７０円（３０本入り）で売られる哀れなサンデーキャラコインの写真 (109k, jpeg)

　Kawasumiさんから、セイカが発売していた「GS美神」のパズルの情報が届いたので掲載する。

　――04年8月17日に広島県宮島に旅行に行った時に宮島島内の文房具屋でGS美神のパズルを発見しました。発見したときは思わず衝動買いでした。
　文房具屋はフェリー乗り場から厳島神社へ向かう途中にあります。私が発見したときは、私のも含めて二つあったので誰かが買っていなければ、まだあと一つあるはずです。
　購入するとき店のおばちゃんに「こんなホコリかぶって、400円だけど300円でいいよ。」と言われました。包装の若干の劣化（破れ）がありましたが、日焼け色あせもあまりしておらず状態は良好でした。

※パズルの写真（表）・（裏）

• ＧＳ美神茶碗

　というものが存在していた、という記事が、アニメージュに載ったらしい（情報提供：井汲　景太さん）。確かに、かるたがあれば茶碗もあるよなぁ。　　
　箸とか弁当箱とか子供用シューズとかも探せばありそうな気がする。
• 子供用シューズ

　ちゃんねるＡさんという方からの情報。


　２年程前神奈川の小田急線相模大野駅の近くの小さな靴さんで、子供用シューズを見ました。
　学校の通学路だったんですが、冬休み前だったので休み明けに見たらもうありませんでした。
　ピンク色で、確か、下敷きのどれかとイラストがいっしょだったと思います。
　普通のビニール袋に入って一足だけ売っていました。

　２年前と言えば1998年。アニメの放送が終わって４年以上経過しているのに、どうして相模大野の靴屋で美神のシューズが売っていたのか。誰が買ったのか。本当に売れたのか、それとも処分されてしまったのか？
　謎は深まる（深まるだけ）。