(前向きに)ガンバレ藤吉郎!

No.12001/01/18 15:16 カテラン組合の書記長(hrihzen@mocha.ocn.ne.jp)

 好きなマンガ家の作品は前向きに評価して行きたいと考えてはいますが、
今回の、仮に「信友謀殺編」と呼ぶ一連の作品中の藤吉郎にはさすがに物足りなさ(或いは疑問)を覚えます。

 fukazawaさんが『What’s New!』1月15日付で触れていますが、
「嫌な予感がする」ので職場を放棄し、今週号に至っては坂井大膳が殿を当に狙撃せんとする場に(実に都合良く)飛び出て阻止。
藤吉郎を見つけた殿はお咎めを後回しにして心境を吐露して落着。これでいいのかなあ?

 史実から離れた話では生き生きとしてくる藤吉郎が、今回のような史実を舞台にした展開になると影が薄くなるのです。
この時代の藤吉郎にはその姿・考えを推し量るだけの逸話が少ないでしょうし、キャラの立たせ方は難しいでしょう。が!
殿や平手さん等々周囲のキャラの放つ光によって投影されているが如き今の藤吉郎像では、「殿命!」で押し切るには甚だ心許無い。
武田忍軍を欺いたり、蜂須賀村で騒動を治めた活躍をまた見せて欲しい。
 或いは藤吉郎個人の話が欲しいとも感じます。史実にいう「親父との葛藤」など興味が有りますね。
「藤吉郎、君自身をもっと知りたいんだ(爆)!」

 予告では来週から新展開で新たなナオンも出てくるようですし(^^)、藤吉郎の(濃姫も)新たな活躍が期待されます。
(前向きに)ガンバレ藤吉郎!


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