戦国KING冒険記

No.12000/03/31 06:00 NOZA(tnozawa@mail4.alpha-net.ne.jp)

あの子が消える日までどうか守ってやって。

………………………伏線すか?


いや、なんと言いますかその、もう女の子消滅させて盛り上がるのはツライっすよ。気分的に。
男なら何とも思わないんですけど(ダメ)。
一部では消滅確定説も出ていますし。なんとか幸せなエンドを迎えさせて欲しいところです。

で、ちょっとサンデーの表紙の話なんですが。
今週のサンデーの表紙のジパングのアオリ文句は「戦国KING冒険記」とありました。
なるほど、サンデーのジパングの認識はこうなんだなぁと妙に感心してしまいました。
歴史物でも、時代物でもなく、冒険物と言うことなんですね。
確かに言われてみれば冒険物なのかな、とも思います。もっとも彼らまだ冒険なんかしていませんが。

しかしジパングはミョーに型にはまらない不思議な漫画だと思います。
歴史物は必ず実際の歴史と言う制約を受ける物なのですが。ある意味実に変わった漫画だなぁ、と言う
のが最近の感想です。
リアルな歴史ドラマとも、架空の歴史ドラマとも書けないわけです。
で、「戦国時代の王達による冒険記」と言うなんとも不思議なアオリ文句となるわけです。編集部の苦
悩が滲み出ているステキなアオリ文句だと思います。

「王の冒険記」と言う物自体日本には少ないですね。と言うか「アーサー王」ぐらいしか自分も知らな
いのですが。
海外には王様が若かった頃の冒険記的なものは多いのかもしれませんが、日本のものはほとんど知りま
せん。強いてあげれば、水戸黄門とか暴れん坊将軍などなのかも(笑)。でもあれらは冒険記と言うの
もちょっと。
それだけに、この取り組みは面白いかもしれません。

信長と家康は冒険と言うよりもそれぞれ殺戮と暗躍のイメージが強いのですが、秀吉はたしかに一夜城
や浅井浅倉包囲撤退戦など、冒険的な要素が多いな、とも思います。今後に期待したいところです。

………………でも女の子消滅させて盛り上がるのはなぁ。なんとかなりませんか旦那?(だれ)。

【歴史物好きな人は現代的な用語を使ったり、史実とイメージが違ったりするとアレルギーが起こるん
ですよ。まあこーゆー漫画なんだと広い心で見てあげてください、歴史ファンの方。 NOZA】


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