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Lucciola and pleasant companions - ルシオラと愉快な仲間たち |
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98/ 2/ 5
悲壮感に心を打たれてしまった!今週号(10号)は、久々に3人娘が勢ぞろいです。 しかし、アシュタロスによって、もう後が無い状況に送り込まれた彼女達は 悲壮感が全面に押し出されていました。 特に彼女は言葉にして語るため、その悲壮さがダイレクトに 読んでいるものに伝わってきます。 ベスパは、彼女達の安否を気づかう横島に対し 「黙れ、裏切り者!!」と罵っていますが この言葉の裏側には、ポチ(横島)は自分達と戦わざるをえない敵 そのためポチとの関わりは反逆コードに触れてしまう ゆえに情にはほだされわけにはならないと… 複雑な感情が巡っているのがうかがえます。 しかし、ルシオラはそんなことおかまいなしに言葉を暴走させてしまい その結果、ベスパもついに本音を語ってしまいます。 その言葉には仲間に対する思いやりと受け入れざるをえない皮肉な運命への怒りが なんともやるせない感情として発せられます… 自分達はアシュタロスの命令された行動以外自由が許されていないこと なのにルシオラはポチのことなるとそのことを忘れて脱線してしまうこと 万一、「10の指令」に逆らった場合、その場で死に至ってしまうこと ルシオラがこうなってしまった原因は横島のせいであること そして「頼むからもう、私たちと個人的な関わりを持つな!!」という 悲痛な言葉で締めくくられ横島は返す言葉も失ってしまったのです。 「ワン・フロム・ザ・ハート」編でベスパの仲間に対する面倒見のよさと 情の深さが強調されていましたが 今回の話でその性格が完全に確立されたみたいです。 やっぱ本質はええ子です。憎めません。 さりげなくパピリオの手を引いて入り口へ 美神さん達を道案内する場面のなんと微笑ましいこと…。 [うるうる]
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