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99/ 9/18

某所BBSにて・・・


・・・アシュタロス編終盤で、ルシオラが死んで、たいして時間も経っていないのに、横島が「煩悩全開!」と見ていて寒くなるようなギャグを連発し始めた頃から、作品に対する情熱が失せ始め、エピローグ(読者に感じさせるのではなく、セリフによる説明だけで終わらせる。世間ではこれを言い訳といいます)で作者と美神と横島に憤りと嫌悪を感じ、ファイアースターターの美神の初めのセリフ(礼儀というものをわきまえろ!)でこの作品を見限った(←別に悪口ではありません。全てが私にとっては事実です。)虚空蔵です。
あれ以来、この漫画を目にするのが嫌でサンデーを買うのをやめていた私には、あの後、本編がどんな展開になっていたのか全然、分かりませんし(分かりたくもないが)、終わったことすら知らないで終わるところだったのですが、私が今、よく覗く某漫画(コミックマスターJではない)のホームページでGS美神の最終回が話題(というより、笑いもの)になっており、そのことを知りました。そこの投稿者たちが(もちろん、冗談としてですが)、口々に曰く、

あの中途半端な最終回は、作者椎名高志が「ジ・エンド」(←コミックマスターJという漫画の登場人物)によって天誅をくわえられたために違いない!

というものです(私も笑いました)。もう、作品に何の未練もなく、「最終回?あっ、そう。」としか思わなくなっており、次回作を待ち望む気持ちも皆無の私ですが、興味半分に最終回を読んでみました。

「意味不明の訳の分からぬ最終回だなあ。」

と思いました。これは作者が作品を完成させたというより、無責任に放り出したという印象です(私には)。
少年ジャンプにはこういう終わり方、多かったですが(かなり、以前は読んでました)、あれは、噂では編集部の横やりのせいという話なので、漫画家本人に対しては同情をします。でも、サンデーは作者が割と自由にやれる環境なのではないんですか?「うしおととら」だって白面のものを倒して終わったじゃない?「ドラゴンボール」がフリーザを倒した後、だらだらと、「北斗の拳」がラオウを倒した後、だらだらと連載を続け、駄作化していったみたいなことは、この「GS美神極楽大作戦」以外には、サンデーには見当たらないじゃない??作者自身が望んだことなの??まったく別のギャグ漫画を始めるより、知名度があるキャラを使った方が「ハズレ」がないだろうとでも考えたの??

「これじゃあ、ジ・エンドに襲われる資格、充分だね!」

私はルシオラが死んで、サンデーを買うのをやめた後、ショックで食事をしても味がよく分からないような状態でした。それでも、GS美神にはこの後、大きな山場があり、そのために彼女はストーリー上、死ななければならなかったんだと、必死で自分に言い聞かせようとしました(無理でしたけど)。その結末がアレですか???

わたしは決して、悲しい結末が許せないわけではありません。アニメでいえば、「ウインダリア」とか、漫画でいえば、やまむらはじめの「肩幅の未来」とか、悲しい終わり方でも見てよかったと思える作品、結構、たくさん知っています。

でも、GS美神は「悲しい」んじゃありません。単に「悪趣味」なんです!

自分が守ってやると約束し、自分のために命を捨ててくれた相手を敵を倒すためという大義名分の為に見殺しした男が、その娘のことを思い出すことも無く、かつてのように、他の女相手に「おふざけ」を繰り返す・・・。

私は今でもそうですが、多分一生、この漫画のことを思い出す度に、胃が痛くなるという状況になりそうです。





[虚空蔵]


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