合い言葉はParo！（挨拶）
つうか、皆様方におかれましては、もうおわかりでしょうけど、一応これは某有名サイトのWhat's New!のパロディなあとがきです。私としては、一瞬「おぉっ！？」っと驚いてもらえたなら、あとがきを書いた目的を達成したと言っても過言ではありません。（←苦笑するところ）以下、つらつらと思いつくまま語ってみることにしました。
★ ＧＳ美神の二次創作を終えて
やあ、ずいぶん書きました。この１年間で２４作品にもなるなんて、自分でも呆れてしまいます。なぜに、こんなに書く気になったかというと、ＧＳ美神の連載が終了したからにほかなりません。「毎週楽しみにしていた椎名作品を読めないのなら、自分で書いて楽しもう」それがことの発端です。そんな調子で書いてるうちにコメントや感想メールをいただくことになり、昨年秋、突如、月２作品投稿のノルマを自分に課してしまったのでした。このノルマ、椎名先生の新連載が始まるまで続けるんだと決めていたんですが、公言して５年も待たされたらたまらんと思い、心の中にしまっておりました。
ところが、書き慣れてきて作品在庫も書きたいネタも多く、１年ぐらいなら全然問題ないなぁ〜と思い始めた時期に、新連載が始まってしまいまして…（苦笑）。さて、どうすっかなぁ〜と思い悩みながらも、書くことが楽しくて続けておりました。でも、モチベーションの低下はいかんともしがたい…っつ〜か「ジパングをどう料理してやろうか」ってな気持ちが波のように押し寄せてきてたんです。ジパングに気を取られながら、ＧＳ美神の二次創作を書き続けるのもしんどいので、どんな風にシフトチェンジしようかと、ぼんやり考えていたのでした。
そこでこのシリーズになるわけですが、元々は単独の作品にするつもりで色々キャラをくっつけて遊んでただけでした。おキヌちゃん編なんか、昨秋書き上げておきながら、お蔵入りさせてた作品ですし。ま、丁度いいネタなんで、自分なりのカップリングの最終形を提示して終わりにしようと腹をくくったのでした。一応最後なんで、それなりのものを書きたいってな欲望も当然おこり、かなりマジメに構想を練っていきました。
ＧＳ美神のその後を考えたとき、横島を巡る恋愛バランスの崩れるときが必ず発生します。そのとき発生する痛みをどれだけ緩和できるかが、ハッピーエンドを目指す2003シリーズの最重要課題でした。やはり各キャラの個性を考えると、精神的ダメージに最も弱いのは令子だと思うので、「令子には、横島以外の男も、ルシオラの魂を持った子供も、受け入れるのは難しそうだ。」という考えをベースにして話を組み立てていきました。
そうすると必要になるのが、横島との恋が成就しなかった女性たちへのフォローです。これはカップリングの相手をいい奴として描写することで、なんとかしようと思いました。銀ちゃんやヒロシは、いい奴に思えたでしょうか？ん〜、すいませんが、思ってください。
もう一つこだわったのが、その後の事務所の雰囲気も出来るだけ明るいままに保ちたいということでした。その方法として、事務所の人数を減らさずに、増やすことを選択しました。それぞれの彼氏が事務所に顔を出し、美神ファミリーの一員として振舞えるようになること、つまり現状５人の美神ファミリーが男女各４人計８人の新美神ファミリーとなること、それが私の思い描いたハッピーエンドです。令子編の前半は、それをイメージして書きました。激動の後半のせいで、かすんじゃったと思いますけど。
最後にルシオラ。目の前で高島を殺されたメフィストが、千年待ったんだもの、３００年ほど待ってね…。素直にそう思ったので、そうしました。転生させるための筋道をたてるのに苦労しましたが。んで、最終話の最後の一行は、ルシオラなら大丈夫っ、と思えましたので、ああさせていただきました。ほら、やっぱ主役は美神令子ですから、彼女で締めたかったんで。
こんなこと考えながら書き終えましたが、いかがでしたでしょうか？いろんなことを考慮にいれて書いてはいますが、それ以上に多くのことを無視して書いています。結局、１ファンの１妄想に過ぎないんですよね。そんな程度の代物ですが、読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。ＧＳ美神の二次創作はこのシリーズでお仕舞いにしたいと思います。改めて、御礼申し上げます。
★ 自作品のこととか
私の作品は脚本形式なんですが、小説を書いてるっていう気持ちはさらさら無くて、マンガの原作を書いてるつもりなんです。自分の書いたネタを元に椎名先生が作画してくれたら嬉しいなぁ〜ってな妄想を抱きながら書いてました。そんなこと考えてるもんだから、セリフも小ネタも展開も、原作に出来るだけ忠実に書いたつもりです。えっとぉ〜、たまに〜語尾に手抜きもありましたが〜（汗）。
あと、ＧＳ美神自体パロディ色が強いわけですが、自分も真似てパロディで作品を書くというのは、元ネタとなるマンガや映画の知識が不足してるんで手を出せませんでした。ただ、なんかパロりたいなぁ〜と思ってこっそりやり始めたのが、原作のセリフを別キャラに言わせる遊びです。今回は、芦ほたるに横島のセリフ（31巻p88,90）を言わせたりしてますが、過去の作品にも、そんなに多く無いけどちょこっとそういったことをやってます。シロに横島やおキヌちゃんのセリフを言わせたり、横島に令子のセリフとか。暇な方は、捜してみてくださいな。
さらに、ほとんど自己満足的なパロディも有って、『大人でござるもん！』でのラストでシロがヒロシの家のチャイムを鳴らすシーンとか…。これは、ヒロシが横島のアパートに行ったシーンをパロったつもり…。ピンポーン（←これのこと：26巻p83）……、誰もわからんよな〜、こんなんじゃ…。（汗）
★ 各キャラを書いてみた感想など
冥子ちゃん
ああ、書きながら笑っちゃうキャラは、冥子ちゃんしかいませんっ！いやもう、二次創作する前からファンだったんですが、書いてるうちに、おもいっきり好きになってしまいました。コメディーを書きたいと思ってる自分にとって、天使のようなボケ娘です。 シロ
うん、かわいいぞ、シロっ！私のイメージするシロちゃんは、元気で甘えんぼの小学生の女の子ってな感じでした。あっ、子犬がじゃれてるイメージって言ったほうが正解かも。なんか、横島に甘えるシーンを、ついつい書きたくなっちゃいまして、ずいぶん楽しませてもらいました。 タマモ
2003シリーズを書いてるうちに好感度が大幅アップしたキャラだったりします。このシリーズじゃ、大活躍だったっしょ？賢くて、可愛くて、ああ、もうダメ。（なにが？） エミ
「エミ強化月間」のおかげで主役な作品を書くことになったのですが、『異界空間の二人』が思いのほか好評だったので、以後、書きづらくなっちゃったキャラでもあります。基本はあくまでもｖｓ令子だし、その線で書くと『リベンジ！ｂｙエミ』になっちゃうし…。もう一回、二人を戦わせてみたかった気持ちは、たしかにありますが。（笑） 令子
ああ、主役なのに、とうとう可愛い令子を書けないままに終わってしまいましたよ…。
母親の美知恵と区別するために令子って書き続けてきた結果、私の頭の中じゃ令子と呼び捨てになってしまいました。（←怖いもの知らず）でも、キツイ言葉の限界がどのへんなのかを、言葉を選びながら書いていくのは、とっても楽しかったです。 おキヌちゃん
大好きなキャラには違いないんですけど…、でも…。誰かをヒドイ目に遭わすのがお約束の作風のため、おキヌちゃんをヒドイ目に遭わせたくないと思うと、なかなか主役な作品を書けなくて…。なんか、ひたすら「あああ……」と言わせてきたような気がします。もうしわけない。
横島
私の作品の中では、成長させるわけにはいかなかったっス。成長しちゃったら、誰が横島の代わりにヒドイ目に遭うことに？女性キャラをヒドイ目に遭わせるわけにはイカンでしょ。あっ、いや〜、その〜、ヒャクメの立場が…、ゴニョゴニョ…。ま、たとえシリアスな話でも笑いを取りたがる私にとっては、成長しない横島がとっても重要なキャラだったのは、間違いありません。
その他のキャラについても、いろんな思い入れが有るんですが、自作品内でセリフをつけたキャラだけでも、ざっと５０人以上！とてもじゃないけど、いちいち語ってられないんで、このへんにしときます。
あと、「ザ・グレート・展開予測ショー」は、夏休みで静かではありますが、いろいろな話が極楽っぽくなって来ており、かなりいい感じになってきました。今後の展開が楽しみです（←フォロー：煩悩の部屋に当分自作を投稿しなくなることへの…）
「煩悩の部屋」の創作作品コーナーに、まきしゃの新作・「乱破Ｓ.Ｓ.・人並みの青春？（仮題）」を投稿するかもしれません。タイトル通り、[有]椎名百貨店：乱破Ｓ.Ｓ.の二次創作なお話です。
ただ、まだ１００行程度しか書けていませんので、完成しないかもしれません。
同じく創作作品コーナーに投稿する予定の、まきしゃの二次創作・
ジパング物は、何ヶ月後になるのか見当がつきません。なにはともあれコミックスを買って、何度も読み直して、色々イメージしてみんことには、書きあがりそうもありませんから。
果たして今世紀中に投稿出来るのでしょうか？