C-WWWにおいて人魔の序幕が公開されたのが、2001年の2月5日。

 それから、実に―――途中、受験で執筆を中断したとはいえ―――2年以上の歳月を経て、人魔はようやく完結となりました。

 この2年間、様々なことがありました。
 私は大学生になり、独り暮しをはじめました。
 スランプで書けなかった日々が続き、かと思えば一日一幕のペースで書き連ねたときもありました。

 私の物書きとしての成長記録であり、集大成である人魔。最後の後書きは、この物語に対する私の想いを、徒然と書いていこうと思います。

 長々と続くでしょうが、皆様どうかお付き合いください。











 永いお別れのまえに 〜後書き〜










 1.人魔の雛型


 人魔を思いついたのは、受験勉強の途中でした。

 思ったのは、簡単な疑問。

 果たして、『横島忠夫は人間なのだろうか?』

 彼は魔族の霊基片を持っている。そして神・魔族は「霊体が皮を被ったようなもの」。つまり、肉体を持っていない、どちらかといえば幽霊に近い存在。  種族以前に生命体としての基準そのものが異なる人と魔。その両者の交わりが、ただで済むはずがない。  肉体的な交配ではない。もっと根本的な、根源的な、魂からの交わり。混沌。  霊基構造は人間ではない。かといって魔族でもない。どちらともつかない、半端な代物。それが横島忠夫。  しかし、その肉体は100%人間のもの。果たして、ヒトとしての器に人以上のものが入りきれるだろうか?

 それが、人魔の始まるきっかけでした。

 そうやってイメージを膨らませていって、人魔の雛型ともいえる物語が出来あがりました。
 作品として出した『人魔』とは似ても似つかない代物だったそれに、受験勉強の合間などに思いついたことを加えていって、この『人魔』が出来あがったのです。


 ちなみに、元となった雛型のほうでは、なんだかとっても横島×小竜姫風味でした。









 2.オリジナルのキャラたち


 二次創作において、安易にオリジナルのキャラクターを登場させるものではないと私は考えています。既存の設定を上手く使うことこそが二次創作の基本ではないか、と。

 だから、『人魔』にこんなにも沢山のオリジナルキャラクターが出てきたのは、私自身とても意外でした。皆さんにも概ね好意的に受けとめられて、ありがたく思っています。

 そんな愛すべきオリキャラたちの誕生秘話、裏話などを暴露していこうかと思います。



  姫坂千春

 初期設定での名前は中山千春でした。詳しい設定など欠片もなく、箇条書きで、

 ・横島の専属看護婦
 ・病院内での横島の世話の一切を担当
 ・一年の付き合いなので、横島とも親しい
 ・霊能力もある

 としか書かれていませんでした。

 もちろん、横島に想いを寄せているなどといった設定はこの時点では皆無。呼び名が『忠夫クン』なのも、年上ということと、他との差別化を図るためでしかありませんでした。

 では、何時何処でその設定が追加されたのか。

 答えは第1幕の序盤です。最初に千春が出てきて、横島が逃げ出したと知るシーン。ここになにか台詞を入れたくて悩み、そして持ってきた言葉。


「……私って、魅力ないのかなあ?」


 ……自分で書いといてなんですが、ここでキました。ええ、そりゃあもう。

 ニ幕の幕間をどうしたモンかと思っていたらこの台詞が出てきてそこから千春がぐんぐんと急成長。年齢不祥で恋に奥手なクールビューティーに大変身です。彼女の短編も外伝的に書きたいなぁと思ったことも。結局潰れましたけどね。

 可愛い娘の一人です。





  マリー

 ………いや、もう、みなまで言うなってカンジです。

 千春がすくすくと育った手のかからないよい子と表現するならば、マリーは最後の最後までこちらを悩ませてくれた手のかかるやんちゃっ子でした。

 もう、完っ璧にヒロインの座を揺るぎ無いものとしておりますわ、彼女。「実は第2幕で死ぬはずのキャラだったんだよ♪」なんて言ってもだれが信じるでしょうか。

 当時、簡単にどれくらいの長さになるかを計算してみると、2、3幕で舞台が妙神山に移り、全部で7幕程度にしかならないと判明。

 おいおい、それはいくらなんでも展開が急過ぎるだろう? と自己ツッコミを入れつつ、ストーリーを少々延ばそうとしたのが運の尽き。

 結果、それまで立てた全プロットを破棄し、1から再構成することに。

 そして7幕でようやく明神山に入ったり。


 彼女は所詮噛ませ犬の予定だったキャラなので、あまり設定も存在しませんでした。

 ・ 通称ブラッディ・マリア
 ・ 血まみれの聖母
 ・ 名前の通り血が好き
 ・ ブラッディ・マリーだと酒みたいなのでマリア
 ・ 緋い修道衣で逆十字
 ・ 魔族。アシュタロスの幹部だった一人
 ・ 力はメドーサ以上
 ・ 先天性サディスト
 ・ 横島を目覚めさせる

 この程度です。

 しかも煮詰めた決定ではなしに、ほとんどなし崩し的です。



 サウンド・オブ・ミュージックのおかげで、まず服装が修道服に決定。

   ↓

 しかしながらあんな地味な色はいやだったので、敵だし派手に赤でいこう!

   ↓

 赤で修道服。うん、血まみれの聖母だ。マリアはもうあるから、お酒からマリーにしよう。

   ↓

 血まみれの聖母という異名を取るくらいなんだから血が好きなんだろうな。ってことはサディストで。

   ↓

 ついでだ、ロザリオも逆さまにしちゃえ!



 こんな具合です。(おい)

 しかしながら横島とキスさせてからはもう暴れる暴れる。後付け設定がどんどんどんどんどんどんどんどん増えていって、ついにはヒロインにちゃっかり収まってしまうというふてぶてしい愛娘です。

 ちなみに以下は改定後の設定


 身体的特徴:修道女
 能力:強力な霊力(第1段階)。神魔の力を操る(第2段階)。神魔の力を合成、対消滅作用で純粋な破壊エネルギーを爆発的に生産(第3段階)
 性格:
  彼女は愛に飢えた女である。
  愛を喪うことを極度に恐れ、そのため自分の愛する相手には驚くほどに素直・従順であり、徹底して奉仕する。
  彼女は自分という存在を受け入れなかった世界を憎んでいる。
  彼女は愛を知らない女である。
  愛することも愛されることもなかった女は、初めて人を愛し、その感情に戸惑い、恐怖する。
  彼女は心の底で愛を求め、しかし知らない感情ゆえに愛に近付かない。
  彼女は常に神と魔で揺れ動く、不安定な存在である。二つの相反する血を有し、いつ自己崩壊するかもしれない女である。

 いつか言わせてみたい台詞:『私の存在は、髪の毛一本に至るまで、あの人のためのもの』



 この設定が、大体5、6幕あたりのものでしょうか。まだ、彼女の過去に関してはまったくの白紙でした。

 ちなみに皆さんおわかりかと思いますが、マリーの第3段階の能力はまんま『ダイの大冒険』のメドローアです。イメージ的にははるか昔に脳内でやってたオリジナル小説であったんですが。

 あと、横島とマリーはハーフとして似ているように思えますが、根本が違います。マリーは神と魔との狭間に生まれましたが、横島は人と魔との狭間に成ってしまったのです。先天性と後天性。似て非なる者。そんなものを表現してみたつもりです。

 ……などとどう言葉で取り繕っても、ちょっと逝っちゃったカンジの修道女が書きたかったと言ってしまえばそれまでなんですけどね(爆)





  大竜姫

 作中で『横島』を除いてもっとも強く、もっともしっかりしていて、もっとも脆く、そしてもっとも救われない人物です。

 彼女の役目は、横島を殺そうとすること。横島忠夫がデタントを維持する上で邪魔となるならば、神・魔族はおそらく横島を消そうとするでしょう。

 人でなくなった横島は、排斥されるのかもしれない。そういう可能性の具現。それが大竜姫です。

 彼女の設定は大きく変わらず、終始これを中心に動いています。

 作中では、彼女の過去についてはあまり触れていません。『能面のような顔』とか『人形』とか意味深な表現がありますが、そういう伏線をまったく回収していません。
 以前にも言いましたが、これは、大竜姫の物語は人魔の物語ではないからです。

 大竜姫はトラウマを背負い、それが彼女の心を縛っています。『人魔』の中で、そのトラウマは解決されていません。大竜姫の心は、今だ古い傷痕に囚われたままなのです。
 作中、大竜姫の過去を書くのは簡単でした。セザールたちでやったように粗筋を入れればよいのだから。
 しかしそうすると、全体的なバランスが崩れてしまいます。人魔としての物語に異質な物語が入りこんでしまうのです。

 どうしようかと悩み、結局回収せずにそのまま放っておこうと決めました。「恋人を殺したことがある」という最低限のことは記してありますし。さらりと流してますけど。


 書ききっていないといえば、彼女の能力についてもなにも記していませんね。これも、それを記すべき場が作れませんでした。人魔には圧倒的にやられるし、ベスパには快勝ですから。

 彼女の能力は、最初はわずか先の時間軸を視る魔眼を考えていましたが、使える場所がなかったので、だれでも結構使っている空間移動能力にしました。
 いわゆるテレポートです。しかし、小竜姫たちが別な場所に瞬間移動するために使うのに対し、大竜姫のそれは、切っ先だけを空間移動させるなど、戦闘に使用できるほどです。
 だれでも持っているものを戦闘レベルにまで進化させた能力というのは、セザールとの対比が効いていて結構気に入ってます。

 
 そして大竜姫で忘れちゃいけないのが、年齢

 ……7幕さえなければ、ギャグをやることなくシリアスなままでいられたのに。年齢問題を抱えることもなかったのに。

 すべては束の間の休息のために!

 なんて不憫な子(泣)


 最後に裏設定を一つ。

 大竜姫の持つ二振りの神剣。銘を『止水』に『ひな』と言います(笑)





  サミュエル

 外見はドラクエ6のデスタムーア。能力は人狼草子の菊丸より。以上。

「ちょっとまて〜!」

 ん? 草葉の陰からなにやら声が……





  リュック

 パピリオに重傷を追わせて死亡するためだけに創られたキャラ。一度とはいえパピリオを倒したのは、だから筆者にとっても驚きである。まさに僥倖。

 彼の能力は最初、魔装術と同じく霊気を収束、具現化するものでした。その凝縮率は高く、普通の物質に見えるほど。変幻自在。モチーフは『栄光の手』。

 ……だったのが、どうして格闘少年に。世の中は兎角謎だらけだなぁ、あっはっは。

「それでいいのか、それで!?」

 むぅ。なんだかまた幻聴が。





  セザール

 人魔を目覚めさせるための噛ませ犬。妹が途中で伸し上がったのに比べて、己の運命に殉じた粋な人(?)。

 最初の外見は北出マンでした。わかりやすいところで言うと、逆転裁判の成歩堂龍一でしょうか。とにかく、短髪・マッチョなイメージでした。

 当初から能力は見極める魔眼に決めていたものの、書き進めているうちに、数で攻めれば倒せることにはたと気付く。

 これはいかんということで、解決策として長髪にしてそれを自在に操るという某黒騎士ブラフォードな能力を組みこみました。

 おかげでますます完全無欠に。でも、背後などの視界外からの攻撃には結局無力なまんま。

 能力に特にモチーフはありません。

 大竜姫となにやら因縁があるらしいが、それも書かないままに終わってしまいました。

 ちなみに霊力は三人の中でも一番弱く、しかし能力から三人の中でもっとも強い。

「地上最弱が最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしい! マギィ―――――!!」

 と言わせてみたかった。

「絶対に言わん!」

 残念無念。





  ヤラレ役三人衆と月姫

 月姫というゲームがあります。詳しい説明は省きますが、これとサミュエル・セザール・リュックの能力が驚くほどに被ってしまいました。

 殺しても死なず、自己保存のために生き続けるリュックはまんま無限転生者のロアさんですし。

 血を操るサミュエルはまんま敵役の遠野シキですし。

 チャクラ、すなわちモノを殺せる点を視れるセザールはまんま主人公の遠野志貴ですし。

 まぁ、リュックの能力を決定したのは月姫プレイ後ですから影響受けた、パクリだ云々言われても仕方ないのですが、サミュエルとセザールの能力決定はプレイ前ですよ?

 それでこんなに被ってるんですよ?

 どこかでシンクロしたとしか思えません。

 月姫の中で幻のカードが! セザールVSサミュエルが! セザールVSリュックが拝める!!

 どちらもセザールが勝つあたり、力関係も人魔と似通っています(笑)。





  ほたる

 横島の中のルシオラの霊気構造が安定化して産まれた人格で、横島の娘の元となる。

 その外見は、ルシオラを小さくした女の子。闇色で、表情とかは見えない。ルシオラの輪郭をしているのは横島のイメージを介して器に収まっているから。孤独は姿を必要としない。

 裏の主人公的存在で、人魔の物語は彼女の誕生物語でもあります。

 自分の名前がないというのは、私たちには想像もつかないことです。

 彼女はただ、名前が欲しかった。誰かに見つけて欲しかった。誰かに抱きしめて欲しかった。闇の世界から抜け出したかった。

 ただ、それだけです。


 雛型の物語では役割が異なり、ただ、魔族の闘争・殺戮本能の具現であり、横島の精神世界内に入ってきた美神たちを殺そうとする影として描かれていました。

 それが本編のように変更したのは、展開予測ショーにて書いた拙作『たどりゆく道』一連に出てくる横島の娘「蛍」を、未来のGS世界ではなく現在の――つまり、まだ横島が結婚していない時代の――GS世界に登場させたくなったからです。

 横島が結婚した後の世界では、人間関係がかなり変化しています。結婚相手が誰かを限定したくない私としては、結婚する可能性のある人物は登場させないようにするしかなく、そうすると物語がかなり書きづらくなってしまいます。

 ですから、蛍を現代に召喚したのであります。最も、肉体は持ってないので横島の副人格的扱いとなりますが。

 まぁ、そういうのぬきにしても、ただただ17幕が書きたかったんです。最初はそうでもなかったんですが、書き進めるうちに、17幕に近付くうちに、すごく書きたくなっていきました。

 ああ、このための『人魔』だったんだと、自身、納得しました。





  先行者

 ……いや、厳密にはオリジナルではないのですが。一応。

 この面白さはもう、見てみた人にしかわかりません。私は爆笑しました。

 もうちょっとひっぱりたかったんですが、なぜかガンダムネタにシフトしてしまい、フェードアウトしていきました。合掌。

 そうだ! 人魔の続編は『逆襲の先行者』なんかどうだろう!?


 ……………いえ、もちろん冗談なんで。本気にしないで。ね。だからお願い、石、投げないで。













 3.回収されなかった伏線


 ちょっと待てこれで終わりか残った伏線どうすんだ!?

 ……わかります。皆さんの言いたいこと、とてもよくわかります。広げた風呂敷を畳みきらずにはいさようならでは納得いきませんものね。

 ですが、伏線は飽くまで伏線。本編の味をより増すためのスパイスとお考え下さい。

 回収する気は、なくはありません。

 例えば大竜姫の過去は、単品としてなんらかの形で書きたいと思ってます。

 また、マリーの記憶に出てきた彼女と横島との邂逅も、人魔の外伝という形で書きたいと思います。

 このように、回収する気はあるんです。あるんですが、いつになるかはわかりません。

 生活との折り合いがつけば、おいおい書いていきたいと思います。









 4.エンディング








  ドタタタタタタタタ! ガラ!

 足音が近付き、病室の扉が開き、

「横島さま〜〜〜〜〜〜〜!」

 マリーが横島に向かって、ルパンダイブをかました。

「マ、マリー!? どうしたんだ、一体!?」

「お久しぶりです、横島さま! わたし、先の事件の判決に転生刑を受けて人間になったんです!

 行くところがないので、しばらくお傍において頂けませんか?」

「い、いや、いきなりそんなこと言われてもだな……」

「洗濯、料理、全部の家事はやりますし、お望みなら夜のお相手も―――」

「「ちょっと待ちなさいよ(待ってください)!」」

「あら。いたんですか、美神令子さん。氷室キヌさんも」

「マリー。あんた今度な何をたくらんでるわけ?」

「たくらむって……横島さまとの、愛の巣作り。きゃっ!」

「まじめに答えなさいよ!」

「至極まじめよ。好きな人と一緒に居たいというのは、当然過ぎる感情でしょう?

 そう言うわけですから、横島さま。不束者ですが、どうぞよろしく」

「だから待てって!」

「もう、しつこいわね。どうしてあなたたちが文句を言うのよ?」

「えっと、ほら、あの、横島さんはまだ入院中ですし」

「院長の許可はあるわよ」

「横島クンと一緒に居て間違いがあったらどうすんのよ!?」

「大いに結構。むしろわたしは間違って欲しい(ぽっ)」

「ででででも、横島さんはまだ高校生ですし」

「18歳ですから、法的にも問題ありません。わたしは17歳で住民登録しましたし」

「だからって!」

「なんですか!?」

「だいいちねぇ!」

「あ、あの、三人とも、ちょっと落ち着いて―――」

「「「横島クン(さま)(さん)は黙ってて((ください))!!」

「は、はい」

 静かな病室に、三人の乙女たちのの言い争いが響く。

 そんな姦しさを、空は、憎たらしいほどに晴れた表情で見つめていた。







 と、いうのを当初、エピローグに考えていたんです。

 いつもの日常の中に、マリーを加えることを。

 しかし書いているうちに、それがどうしても不自然な気がしてきました。

 その違和感の原因が、最初はわかりませんでした。

 でも、ある日唐突に理解しました。

 要は、シロとタマモが二人で病室を訪れたことと同じです。

 美神、キヌ、横島。この三人の中に、別な要素を加えたくなかったんです、私は。

 なぜなら「GS美神極楽大作戦」は、この三人で始まった物語だから。

 だから、日常に回帰するならば、それはこの三人になる。

 だからやはり、最後を飾るのは、この三人であるべきだ。

 それに気付き、その通りに書いてみると、それまで考えていたエピローグよりもずっと締まったものが出来あがりました。

 シロも、タマモも、マリーも、千春も居ない。

 原点は、この三人。始まりは、この三人。

 ならば、終わるのもまた、この三人で。

 自分自身が満足のいく終わり方になったと思います。










 5.最後に


 疲れました。

 なにに疲れたかって、書くのが。

 今まで2年間、ただひたすらに人魔を書ききるために疾走してきました。

 そして、走りきりました。

 張り詰めていたものがなくなった感じです。なにやら胸に穴があいたような、でも、それは決して冷たくなく、むしろ温かく心地よい。

 そんな、よくわからない感覚が私の中に在ります。


 私はしばらく、投稿活動を休むつもりです。

 これからどうするか、のんびりと羽を休めながら考えたいと思います。

 もしかしたら、投稿そのものを止めるかもしれません。

 そこらへんはまだ、自分自身決めあぐねています。

 ですが、執筆活動自体を止めるつもりはありません。自身のHPにでも、細々と掲載していこうと思います。

 しかしながら今だけは。

 ほんの少しの間、休みたいと思います。

















 それでは、皆さん。



 また、会う日まで。



 それまで、しばらく。



 さようなら。












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