皆様こんにちは。桜華です。ここに慎んで、人魔第一幕をお送り致します。

 何度も書こうと思ったんですけどね。これ以上長くするのもなんだかなあ、と。それに、これはこれで面白いかな、とも。それにしても、前書きと中身がまっっったくあってませんな、この話。書きながら、「なんだよ絶望と後悔の惨禍って」と自分で突っ込んでました。
 まあ、それはさておき。
 さて! いきなり第一幕から二人も登場しました、桜華のオリジナルキャラ! 特にその片方、『紅い修道女』。
 そう! 私がプロット変更を余儀なくされ、なおかつ現在、全プロットを破棄するか否かまでに追いこまれるきっかけとなったキャラです!
 ちなみに現在、ヒロインの座を奪うかというところまで来ております、『紅い修道女』。
 GSファミリーも脇役化しそうだし。
 ほんっと、どうなるかわかりませんね、この物語(お前が言うな)。
 さて、次回は第ニ幕。今回妙に場面転換が多くなってしまいましたが(読みにくくて済みません)、次回は六道女学院のみでの話となる予定です。あくまで予定です。予定は未定、また電波を拾ってしまうかもわかりませんし。副題もまだ決めていません。何かいいアイディアはないものでしょうか? 誰か教えて下さい。
 そうそう、『シーシュポス』の説明を忘れるところでした。彼は『シーシュポスの神話』というカミュの著書に出てくる登場人物です。説明は以下に記します。

 シーシュポスの神話
 カミュの著書。シーシュポスはギリシア神話の登場人物であるが、無益で希望のない労働という恐るべき懲罰を神々から課せられていた。シーシュポスは休みなく岩を山の頂上まで押し上げるのに、岩はたちまちのうちに頂上からころがり落ちてしまうという。カミュによれば、シーシュポスは自分の悲惨なあり方をはっきり意識することによって運命をのりこえている「不条理な英雄」である。
              (山川出版社『倫理用語集』より抜粋)

 と、いうものです。私は、シーシュポスを横島と重ねたんです。時間を浪費するという無益で希望のない労働をする横島。ようやく一日が終わったとしても、時間は途切れることなく、また次の一日が訪れる。そしてまた、一日を浪費する…………
 終わることのない、向こう側の見えない生活。その辛さとはどれほどのものでしょうか。私にはまったく想像できません。
 その『牢獄』から抜け出せる一日。それが今日。すなわち、シーシュポスの脱走なんです。最初は脱獄にしようかとも思ったんですけど。

 さあ、このまま変更なしに行くのか? それとも、全プロットを破棄してしまうのか? はたして『紅い修道女』はヒロインの座につくのか?
 それは作者にもわからない!(おい)
 どうか皆様、なが〜い目で見守って下さい。
 桜華でした。


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