投稿者 |
青山 |
タイトル |
生きてこそ浮かぶ瀬もあれ |
元ネタ |
なんか「今更」って気がしないでもないですが、一応。 20巻のカバーに書かれたこの私泣かせなセリフ、 「生きてこそ浮かぶ瀬もあれ」は、 「空也上人絵詞伝」中の「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」が元です。 普通の人間は「死ぬ気でやれば物事は上手く運ぶ」 と考えるところ、 おキヌちゃんは対照的に、「生きている事自体に意味が、そして喜びがある」 と、普段我々が気付かない、生きている事の素晴らしさを唱えているわけです。 実際に死んでた彼女が言うからこそ、説得力がありますよね。 この対比を踏まえて「地上より永遠に」編等を読めば、また一段と 深い味わいが生まれます。・・・・・・・・・・(感涙) 私はそんなおキヌちゃんが好きです。 |