椎名作品Q&A

No.22(98.7.29 21:33)
投稿者
TOMO.KIN
質問タイトル
Re: 「超常作戦」その真のカラクリは?
質問内容

〉 どうやったら「時間移動を封じているのを逆に利用して」
>「数秒から数分のわずかなズレに」乗じて
>「時間軸のズレた」逆天号を出現させることが出来るのでしょうか?

「霊波」が、「電波のような性格をしている」の仮説をたてて、
それを前提に考えてみます

「電波」は障害物が無ければ直進する性質があります
同一発信源から放出された「電波」は任意の受信地点では
決まった時間後にキャッチされるのですが
なかにはずれて(時間が)到達する事があります
それは建物だったり、電離層・月などの反射だったりします
それを「ゴースト」と呼ぶ事は聞いた事があると思いますが
ここからが本題です

>もとより「時間移動(能力)を封じ」られた美智恵には
>この作戦を遂行できない可能性の方が大きいのではないか
>と思います

「本人」の移動はできなくても「任意の空間」を
時間移動「させた」ケースがあったでしょう
あのときは美神の能力(プログラム)を利用して
ヒャクメのかばんの機能で補佐
ヒャクメ+美神の霊力で「アシュタロス+周りの空間」を
未来にとばしました

>(ちなみに妨害霊波に「時間移動を封じ」る作用がある
>ことに言及したのはここが初めて)。

冥界とのつながりがどのような物かはわからないですけど
次元=「時間と空間」と考えた場合
神界・魔界・冥界、が人間界から見て異次元にあるとしたなら
それらとの接触を断つのなら、
「人間界での過去・未来の流れから(マユのように)孤立する」
という現象を引き起こすでしょう(一時的にせよ相当のエネルギー
を消費するのは確か)
「霊波の壁が電離層のように地球を覆っている」と考えれば
だいたい「作戦」が理解出来るでしょうか?

「対象物」を未来・過去にとばすがそのまま移動ではなく$
はねかえって「現代」にもどり、「その時点の自分」と遭遇する。

「デッド・ゾーン」では時間移動は「霊波」で妨害できたことを
アシュタロス自らやって見せたでしょう

〉 ひょっとしたらこの作戦は何かのSF作品を
>元ネタにしたパロディなのでしょうか?

「小説」の方では「ハイスピード・ジェシィ」で
時空間の罠(自分の攻撃で死ぬトラップ)として出たのを
読んだ記憶があるけど...他にもたぶんあると思う

〉 どうかこの疑問に(できるだけ)論理的な回答を求めます。
>特に、リンクでさまよいこんだ奇特なSF者さん大歓迎(笑)。

なるべく論理的に説明したつもりだけど
残念ながら読みやすいかちょっと不安(笑)
 
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