最後、五右衛門とヒナタの扱いが残念だな、とは思ったのですが、
でもまあ、しかたのないことと思って諦めます。

さて、結局、「サル２号」のいた世界はどうなっちゃったんでしょう？
豊臣秀吉のいない、まったく違った歴史を歩んでいったのでしょうか…。
（最終話を見る前は、「１号」が流れ着いた世界が「２号」の世界で、
彼は彼で向こうの世界の「秀吉」として歴史が大きく歪まないようにする
のかな、と思っていたので、ちょっと気になります）

日吉は「秀吉」という感じがしませんでしたからねー。
史実の秀吉はかなり狡猾で残忍な人物でしたから、シビアでドライな２号がぴったし。
五右衛門は一号とは折り合いが悪いから、やはり最期は「秀吉」に捕まって釜ゆでにされて殺されるのでしょう。
１号はこれから信長イコールジンギスカンの元で武将をやるのでしょうねー。

激しく今更ですが。

ヒカゲの予知＝2号のいた世界の未来
ヒカリの予知（ヒカリが1号と2号に見せた未来）＝1号のいる世界の未来

として、事象が起きた順番を追っていくと、

1.秀吉のいる世界（但し2号がいた世界ではない。でないと辻褄が合わない）の天回が、銅鐸を使って秀吉のいない（代わりに1号がいる）過去の世界へ。
↓
2.安祥城の戦いで、天回が1号の暗殺を計画。
↓
3.天回が秀吉のいる世界から2号を召喚。2号がいた世界は秀吉のいない世界に。
↓
4.叡山の決戦で、天回は上記2の過去へ。1号がそれを追って殺害。1号が上記2の天回のおまけ付きで元の時間軸へ帰還。
※この時点で上記2の世界は天回がいない世界なので安泰ですね。秀吉も居ませんが。
↓
5.上記2の天回は上記1の未来へ。信長と1号が上記1の天回と上記2の天回を殺害。
※この時点で全ての時間軸から天回が消滅。これで1号の世界は天回が来る事もなく安心ですね。でも、天回が来たからイレギュラー的に2号でなく1号が生きてる時間軸が生まれたのかもしれません。反対に、イレギュラーである1号を時間軸から排除するために天回が来たのかもしれませんが（笑）
↓
6.元の時間軸へ帰ろうとする1号とヒナタは200年前のモンゴルへ（どこの時間軸かは不明）。五右衛門は30年後の1号のいた世界へ。
※これで1号のいた世界にイレギュラーは皆無になり、史実通りに。いや、加江サマがまだ居るケド…。
↓
7.信長も200年前のモンゴルへ。（終了）

で、結局、この1号のいた世界をを史実通りに終わらせたい椎名氏は、2号のいた世界を始めとして多くの世界の歴史を変えてしまった訳ですネ！（笑）
歴史を変えられた世界がどうなってゆくのかが、気になって気になって夜も眠れません。特に上記で書いた、安祥城の戦いで天回が居なくなった世界が…ﾊｧﾊｧ…（？）

以上、激しくどーでも良い上にわかりにくい俺説でした。
お目汚しスンマセン。

通りすがり７７４号さん、初めまして！
なんか本格的に語ってらっしゃいますねえ。（笑）
確かに「秀吉（２号）のいなくなった世界」と「信長様達のその後（モンゴル生活）」は
かなり！！気になるトコロです。個人的にはモンゴル生活が気になって・・・！！！
そして五右衛門のその後も心配です。私は藤吉郎達がきっと迎えに来ると信じてますが。
史実とは違う展開になってるんですから、そういうのもアリですよね？（泣）
だって一人だけおいてかれたうえに釜茹でなんて悲しすぎますよ、五右衛門・・。（泣）
椎名先生・・！！「五右衛門も大丈夫ですよ」って言ってください・・！！（無理）
お願いです・・！

ああ、何だか「半村良氏追悼」の趣を帯びてきましたね。「イレギュラーを排除するため」云々の考察のあたりが「戦国自衛隊」してます。

で、あくまで「戦国自衛隊」をベースに考察を進めるなら、２号のいた世界も「歴史」自身が外部から新たなファクターを導入することによりあるべき姿への回帰を図る………のでしょうか。（いや、そんな話になるんじゃないかとゆー気はしていたのですが）

戦国自衛隊の話が出てきたので思わず参入（笑）。
まぁ新戦国自衛隊のほうしか読んでませんけどね。
「新」じゃないほうも読んでみようかな･･･。

ところでおバカな吉野は安祥城に戻って天回殺しちゃったらシナリオが終わっちゃんじゃ･･･とか思いましたが、あれとは別の時間軸ってことになってるみたいですね。
昭和の時点で天回を殺したら他の天回も死んでしまうんじゃと考えたんですが「back to the future」見たいなノリで（し、知ってるよね･･･？）、時間軸が違うなら何となく納得？？（してないじゃん）
昔から椎名先生は時間軸いじるの好きでしたからね（そういう言い方もなんですが）。
私みたいな無知な人間にはちと高等すぎかもしれません。小学生のころわかんなかったこといっぱいありましたからね（GS見てても）。