美神と横島の年齢差は、アニメと小説においては年齢差が違うとの質問がありましたが、原作ではアニメの設定の方が正しいという決定的なシーンを見つけましたので、報告します。
第2巻「愛に時間を!!」で、横島が「時空消滅内服液」の効果で中学1年生になった時(P103)、美神は高校生でした(P104)。そしてP107で、美神のことを先輩と呼ぶ、千穂という後輩が出てきます。この千穂というキャラは美神と同じ制服を着ており、同じ学校の後輩。つまり、同じ学校に後輩がいるということは、最低でも美神は2年生ということになるのです。中1と高2。つまり、原作でもアニメの設定と同じ4歳差なのです。
「少年サンデーコミックスビジュアルセレクション・GS美神第1巻」(アニメ版のフィルムコミックス)の巻末に載っている椎名高志先生と鶴ひろみさんの「極楽大放談!!」で、椎名氏が美神のことを「設定では20歳」と言っています。これから見てもわかるように、「GS美神 極楽大作戦!!」は、横島が高校2年になった日から、美神の誕生日が来るまでの間で漫画特有のサザエ効果がはたらいていることがわかります。だから、美神は永遠に20歳だけど、数え年では21歳ということです。現に美神が誕生日を迎えるエピソードはまだないでしょ(多分)。
小説版は著者が数え年で20歳とカン違いしたというのが妥当なセンでしょう。