第17話『夏の海は誘惑だらけ』
<スタッフ&キャスト>
脚本 :岸間信明
演出 :設楽 博
作画監督 :横山健次
ゲスト声優:
川村万梨阿(ナミコ)
郷里大輔(半魚人)
緒方恵美(船幽霊)
平野正人(支配人)
田中一成(若 者)
笠原留美(ギャル)
西本悦子( 〃 )
住友七絵( 〃 )
(敬称略)
う〜ん、この話はっきり言ってしまえばあんまり面白くないなぁ(^_^;原作
(『海よりの使者!!』)が人情話に終始したのに対し、TV放映時にメリハ
リ付ける為か、「美神対妖怪」の対立図式を無理矢理作ってるような気がする
んですよね(ラストの美神対船幽霊)。第1話でもそうだったんですけど、
美神にあんまりそういう「スーパーヒロイン」的なキャラクター付けをするの
って、一寸違うような気がします。別にこういう形にしなくても、他に話の持
ってき方があるような気がするんですけどねぇ・・・
(こんな考え方するのは、自分だけでしょうか?)
しかし原作最大の見せ場だったナミコと半魚人夫婦の話し合いが無かったのが
残念(^_^;
第18話『縮みゆく美神!!』
<スタッフ&キャスト>
脚本 :あみやまさはる
演出 :岡 佳広
作画監督 :入好さとる
ゲスト声優:
江川央生(邪精霊)
緒方恵美(男の子)
嶋方淳子(女の子)
西本悦子(子 供)
(敬称略)
今回、原作の『縮みゆく・・・』が元ですが、半分は完全にオリジナルと言っ
ていい内容ですね(まぁ、原作はページ数の関係で美神が縮んでからすぐにラ
ストの対決シーンになってるから、しょうがないですけどね)。
今回の見所は完全に美神の傀儡と化してしまった横島でしょう。この回に於い
て、完全に人格を否定され、身も心も完全に美神の下僕であることが証明され
た横島・・・。君にはその姿がお似合いだぞ(笑)
(しかし、「フッ、手応えの無い野郎だ」だとかいっといて、妖怪の目が覚め
たら「ワーッごめんなさいごめんなさいごめんなさい今のはほんの冗談なんで
す!!」ってお前は吉○新喜劇か(^_^;)
(やぁ、今回の感想を見て「トーン低いぞ天野!」と思った君、その考えは半
分当たってるぞ(^_^;何故かって?それは次の19話の感想を見れば解るぞ(←
本当かよ(^_^;)
第19話『幽霊潜水艦を追え!』
<スタッフ&キャスト>
脚本 :野呂昌史
演出 :梅澤淳稔
作画監督 :菊池城二
ゲスト声優:
永井一郎(長 嶋)
堀 秀行(野 村)
川津恭彦(船 長)
田中一成(隊 員)
林 延年(監視兵)
里内信夫(ガイコツ)
嶋方淳子(一つ目小僧)
(敬称略)
いやぁ、今回のビデオで一番燃えたのはこの回ですねぇ。スタッフの間に力入
ってるのがよ〜く解りますね(^-^)
冒頭から趣味の世界としか思えないようなデザインの巡視艇(?)が登場。一
体どこの世界だこれは(^_^;(しかし、いくら「自衛隊」という直接表現が使
えないTVアニメだからと言って、「海上ウルトラ科学警備隊」はねーだ
ろ!(^_^;しかもモロパクリで嬉しくなるよーなデザインの艦船ばっかりだ
し(笑))
何よりも今回一番の見所は、野村と長島(ところで、このネーミング何とかな
らんのでしょうかね?原作(貝枝&鱶町)じゃ文京区音羽方面からクレームつ
くとか・・・(^_^;)の男同士の熱い(笑)闘いですね。ラストの低レベルな
ドツキ合いを見てると、思わず頬に熱い物が流れるのを感じる・・・わきゃね
ーって(^_^;(どーもこういう話って、好きなんだよなぁ(^_^;)できれば最期
の殴り合いの時、何故か横島がチェーン振り回して野村を援護・・・(←いー
加減声優ネタやめい!!)。
しかし可哀想なのは横島。己の学習能力のなさ故にまたもや美神にいいように
扱われるだけ扱われて、後はいつもの如くいつも通りの結果。最近の原作じ
ゃ、なんとかの一つ覚えみたいな事も無くなってきたんだけどねぇ・・・。
しかし今回はキャスティングが見事にはまってましたね。永井さんはこういう
偏屈爺ぃ演じさせればやっぱり日本一!流石はガキおやじやってただけありま
すね(ってガキおやじなんて知ってる奴なんかここにいるんかよ(^_^;)。
第20話『極楽スマッシュ!』
<スタッフ&キャスト>
脚本 :松井亜弥
演出 :川田武範
作画監督 :河野宏之
ゲスト声優:
富沢美智恵(小笠原エミ)
森川智之(ピート)
曽我部和恭(唐巣神父)
山本百合子(竜崎霊華)
江川央生(コーチ)
井上美紀(部 員)
二見智織( 〃 )
(敬称略)
やった、エミだエミだうれし〜な〜(^-^)と言うわけでおキヌちゃんとエミ以
外はいらね〜や(大嘘(^_^;)
お象婦人こと竜崎霊華登場。や〜力入ってるなぁ(^_^;これこれおキヌちゃ
ん、いちいち人の話に感動してんじゃない。あんたは愛子ちゃんか(笑)
しかし俺、テニスの事な〜んも知らんのよ(^_^;(←小学校の時テニス部やっ
たやろお前!)と言うわけでどういう展開で試合が進んでるのか全然解らん
ぞ(T-T)
とは言うものの、美神&エミのテニスウェア姿だけで、もうっ、特にエミの浅
黒い肌が・・・た、た、た、たまら・・・(バタッ)
(ピーポーピーポーピーポー...)
オマケ『二枚目か!横島か!堀川 亮さんの謎!?』
遂に登場!過去3回の原作者、スタッフ、声優インタビューで皆口を揃えて、「アドリブが(放送できない位)凄い!」言う男、堀川 亮さんの登場だ!
いきなり横島と女教師の一人バカ・・・じゃないや(^_^;一人芝居で始まるこのインタビュー。
堀川さん曰く、
「ベジータ(役)をやってる僕としては、こういうのは出来ないんじゃないかなとか思ってたんですが、プロデューサーの方から、『この役を出来るのは君しかいない』と言われまして、喜んでやってる次第です」
う〜ん、プロデューサーに見る目があったっていうことですね(^_^;
そー言えば、堀川さんのデビュー作って、『夢戦士(笑)ウイングマン』だったんですよね。この作品もかなり昔になりますね。この会議室を見てる方の中には、そんな物やってた事すら知らない人もいたりして(確かもう7〜8年も前の作品だもんなぁ・・・)
で、デビューしてしばらくは元気はつらつな役ばかりだった堀川さんも、ある時期から、一寸なよっとした(言わなくてももうお解りですね(^_^;)のがずっと続き、その後はベジータ等と、シリアスな役が多く、アドリブも飛ばせないせいか、かなりフラストレーションが溜まってたそうで、ギャグ物とかやりたいなぁとか思ってた時期に話を頂いて、「よし、これは気分の赴くままに思いっきりやってやろう」と思ってやった結果、横島役を手に入れたと言う事だそうです。
質問、『現場でのおもしろいエピソードは?』で、「僕はシリアスな役者なんで、全然アドリブききませんので」という白々しい(^_^;答えに一気に引いてしまった周囲に対し、「誰か何か言ってよ(^_^;」と堀川さんがフォローを求めた瞬間、どっかで聞いたような笑い声が・・・
「スミマセン(by国府田マリ子)」
あっ!2本撮りだな(^_^;(と言うわけで次は絶対国府田さんのインタビューだと見た!さあ、みんな6巻が出たらビデオレンタル店にGOだ(笑))
<アドリブ問題について>
堀川さんとしては、最初に完成した絵を見て、脚本をチェックしてる時に、ある程度、ここはこういうニュアンスで、こういう風にした方がいいんじゃないかと思った事を、リハーサルで思った通りに言う場合が多いとの事ですが、その結果、放送に適さない部分があり、そういう部分は当然本番ではカットするという事になるそうですが、それにより、自分をリラックスさせて、いい仕事が出来ると考えてるそうです。成る程、堀川さんのアドリブにはそこまで深い意味があったんですね(^_^;
只、堀川さんとしては、そういうアドリブが出来るのも、鶴さん国府田さんを始めとするキャストがしっかりと受けとめてくれるからだと考えてるそうです。特に、青野 武さんなんかは後ろの方で座りながら、「うん、亮ちゃん頑張ってるね」というような表情で見てくれるので、凄く状況的にやり易いと言う事です。やはりベテランの余裕といったところですかね(この後、堀川さんによる青野氏の絶賛が続く。やっぱり芸歴古いとそれだけで強みになりますね)。
前回の鶴さんのインタビューで、「自分のNGが多いのは、全部堀川さんのアドリブのせいだ」と答えた件について、
「それは、君自身の責任じゃない(^-^)」
そんな事無いと思うぞ(^_^;
「今後やってみたいキャラクターは?」の問いに、戦国時代に興味がある堀川さんとしては、当時の武将達、例えば織田信長(!)や明智光秀(!!)なんかが、本能寺の変までに至るまでに、一体どのような心の葛藤があったのかといったといった物がやってみたいって言う事で、これって劇場用がそういう話だからって言ってる訳じゃないですよね(^_^;
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