第33話『マネキン人形が招く』 


<スタッフ&キャスト>
脚本   :岸間信明
演出   :岡 佳広
作画監督 :河野宏之
美術   :襟立智子
ゲスト声優:
      富沢美智恵(小笠原エミ)
      西原久美子(六道冥子)
      森川智之(ピート)
      曽我部和恭(唐巣神父)
      平松晶子(マネキン)
      石川英郎(警 官)
(敬称略)

☆「またオールスター物かよ〜」とか思いつつ見た今回の話ですが、今回は各
キャラクターが上手く絡んでくるので、こういう話でよく感じる違和感が余り
感じられなくて良かったですね。

★朝早くからコンビニで買い物するおキヌちゃん。何でそんな早くから買い物
しとるんだ?

☆後半の展開は(クライマックス除くと)ほぼ原作に近いですが、こっちの方
が時間的に長いという事もあり、原作では一撃でしとめられたマネキンとのバ
トルが、上手い形でまとめ直してますね。

★除霊に成功して、元に戻ったエミ、唐巣、ピート、冥子の4人。美神に請求
された法外な除霊費用を踏み倒して逃げるのはいいが、絶対、地の果てまで追
っかけてくると思うぞ(^_^;

☆マネキンに無理矢理付けられた下着のお陰で、変態扱いされてしまった横
島。弁解するのはいいけど、おカマ言葉はやめろ(笑)



第34話『妖怪ハイスクール』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :野呂昌史
演出   :梅澤淳稔
作画監督 :佐藤道雄
美術   :ゆきゆきえ
ゲスト声優:
      西原久美子(六道冥子)
      曽我部和恭(唐巣神父)
      伊藤美紀(愛 子)
      茶 風 林(校 長)
      風間信彦(担 任)
      置鮎龍太郎(副委員長)
      太田真一郎(男子生徒)
      林 延年( 〃 )
      井上美紀(女子生徒)
      西川宏美( 〃 )
(敬称略)

☆誰かさんが随喜の涙を流して喜ぶ(笑)愛子ちゃん登場。どうだっ!嬉しい
だろう>該当者(^_^;

★久々に学校へ登校した横島(原作ではこれが横島の高校生活初公開だった
が、アニメの方では先にホウキ話が入ってるので、これが2度目になって
る)。月に2回の登校で、よく学校に残ってられるなぁ・・・(普通補習どこ
ろか退学になんないかい?)

☆しかし、美神の話を始めると急に横島の周りに砂糖に群がる蟻の如く群がっ
てくる男子高校生たち・・・。お前らそんなに女に飢えてるんか?(^_^;

★横島が机に吸い込まれて呼ばれた美神。横島救出と妖怪退治で見積もった金
額を見て驚くおキヌちゃんびびる校長。一体いくら提示したんだ?(原作では
5〜600万程度だったような・・・)

☆で、美神を見て再び砂糖に群がる蟻の如く襲いかかる(笑)男子生徒ども。
美神曰く「横島君だけが特別じゃなかったのね」性的欲求ならどこの高校生も
あんなもんだと思うぞ(^_^;(あそこまで酷くはないが・・・ん、もしかし
て、俺だけ?(^_^;)

★愛子ちゃん登場。青春ねっ!!もろ青春って感じよっ!!(笑)

☆教室から脱出するため、妄想に浸る(ちなみにこの場面での堀川さんの演技
サイコーですね。いろんな意味で(^_^;)横島を教室から出すために英文を訳
させる美神。あれだけスラスラ英語の長文を書けると言うことは、英語力があ
るんでしょうか?それともGS資格試験の科目の中に英語があるとか・・・ど
っちにしろ、学習英語だけであんだけスラスラ書けるか?

★ラスト、教科書を読む愛子ちゃんの台詞、「またいつか、同じ時間に登場す
ることであろう」確かに登場しましたね・・・(^_^;

(てな訳で今回もぞんざいになってしまいましたが感想終わり(笑)その代わ
りアノ話は力入れて頑張りますんで許してね(^_^;)



第35話『サンタの贈り物!』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :岸間信明
演出   :山吉康夫
作画監督 :青山 充
美術   :伊藤岩光
ゲスト声優:
      西原久美子(六道冥子)
      飯塚昭三(サンタクロース)
      西川宏美(女性店員)
      住友七絵(子 供)
      桜井敏治(トナカイ)
      風間信彦(パイロット)
(敬称略)

☆時期はまさにクリスマス。と言うわけで『美神』もサンタさんの登場で
す。

★しかし原作では新事務所に引っ越してからの最初の話でしたがアニメの方で
は今まで通りの事務所。原作では人工幽霊の張った結界にサンタが衝突すると
いう展開だったので、どうすんのかな〜と思ったら、美神が結界張っちゃった
のね(^_^;

☆原作と違って、何故か冥子まで登場。しかし、何の必然性があって出してる
んだろう。もしかして、時間稼・・・イヤイヤ(^_^;(ま、別に冥子が出て話が間
延びしたとかそういうんじゃないからいいけどね)

★飼い主に似て、なかなか出発しないトナカイに横島がミス・トナカイの生写
真をエサにするのはいいんだが、そんなもん、どっから持ってきたんだ?

☆あ、また次回の予告編の音楽が違うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!(ちゃんと解
ってるなぁ>スタッフ(^_^;)
        ・・



第36話『おキヌのクリスマス』


<スタッフ&キャスト>
脚本   :松井亜弥
演出   :松原明徳
作画監督 :川村敏江
美術   :塩崎広光
ゲスト声優:
      皆口裕子( 茜 )
      宮内幸平(   )
      江森浩子(織 姫)
      茶風林(厄 珍)
      片石千春(由布子)
      緒方恵美(弥 生)
(敬称略)

 私が『美神』を好きになったのは、丁度1年前のことでした。当時、その存
在は知っていたのですが、朝早い時間の放映だったり、何より『美神』という
作品に対して、言われの無い偏見を抱いていたこともあり(連載当初から『G
S美神 極楽大作戦!!』というタイトルと、サンデーや単行本の表紙に描か
れてるボディコンの女(美神ですね(^_^;)から、勝手な思い込みで取るに足
らない下らない作品だと信じて疑わなかった時期がありました。今考えると、
作品を確かめずにそんな風に偏見を持っていた自分が恥ずかしいです(^_^;)、
端っから相手にしておらず、たまに朝早く起きてテレビをつけても、ただ流し
てるだけで、真面目に見るなんて事はありませんでした(偶然第1話は見たの
ですが、その時は、「自分向きの作品じゃ無いな」と思い、それ以降見ようと
は思いませんでした。

 私の知り合いから、「『美神』って結構キャラクターが立ってるから面白い
よ」と聞いたのは93年も暮れようとしていたある日のことでした。「そんなも
んかねぇ・・・?」と思いつつ、今までよりは注意して何話か見ていたんです
が、『美神』にハマってしまう決定的な出来事が起きたのが去年の今頃、この
話を見たときでした。

 おキヌちゃんは(それこそ横島が言うように)いい娘です。いつも幽霊とは
思えないほど明るく朗らかで、美神や横島のために献身的に尽くしてくれる姿
を見てると、その細い躰を抱きしめてあげたくなるくらいいとおしいキャラク
ターだと言っても過言ではないでしょう。話の導入部で横島のためにマフラー
を編み上げた所なんか、普通の女の子の幸せを与えてやってくれよC名先生よ
〜とか訴えたくなってきます(^_^;

 今回の話ではそれが報われて、三百年ぶりに生身の躰を与えられ、生きてい
る自由を謳歌しています。体は他人の物とはいえ、久しぶりに生身で音を聞き、
物をさわり、花の香や風を感じ、今まで食べたことのないソフトクリームの味
に新鮮な感動を覚え、横島を見て胸ときめかせる(横島も幸せモンだね〜)お
キヌちゃんの姿を見てると、この幸せが永遠に続いて欲しいなと思うに充分な
物があります。原作であった死神話(サンデー94年42号『死神なんか恐くない
!!』)を読んで、あのままおキヌちゃんがユリ子ちゃんに取り憑いてくれれ
ばと言う漫画の上とはいえ不謹慎な考えを持った人も結構いるでしょう(^_^;

 しかし、そんなおキヌちゃんを一発で見抜いた横島って・・・(^_^;横島も
罪な奴だねぇ。せっかく近くにこんなにいい娘がいるってのに、ねぇ(笑)横
島って、おキヌちゃんのことをどう思ってるんでしょう?

 横島からのプレゼントの服を着たおキヌちゃんの姿を見てると、この娘には
死んでも幸せであって欲しい(^_^;と思うのは私だけでしょうか?

 ・・・てな訳で、この話を見て以来、完全に美神にハマっちゃった私ではあ
ります(^_^;もしこの話がなかったら、この会議室に入り込むなんて事は無か
っただろうし、皆さんとので会いも無かったでしょう。結果としてこの話は私
にとってかけがいのないクリスマスプレゼントだったかもしれません。



オマケ『地上最強のGS』のカラオケ



 あ、そうだ。サンデー本誌にも書いてあったけど、オマケは『地上最強のGS』のカラオケだから・・・







 なめとんのか、東映ビデオ!!








(しかし、『地上最強・・・』のカラオケって、カラオケボックス用とかは出てるの?)
(編注:出ているらしいぞ)


※この文章は、編者が著者である天野裕之氏の許可を得て、Nifty-Serve FANOVA GS美神会議室より転載したものです。

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