いい感じです。

No.12000/09/22 09:19 カテラン組合の書記長(hrihzen@mocha.ocn.ne.jp)

 日吉が己の道標を定めつつある様でいいですね。
「誰かの為に」なんて、わたし自身にはなかなか照れくさい響きです。
日吉って尽くすタイプだったんですね。すると掛け算の後ろ側ですか…?
(最近いらん知識を仕入れてしまってダメダメです(^^ゞ)

No.22000/09/23 04:32 葱間

〉日吉って尽くすタイプだったんですね。すると掛け算の後ろ側ですか…?

尽くすタイプが受けの訳ないじゃないですか。(笑)

No.32000/09/23 05:01 THフリッパー(hasetom@nona.dti.ne.jp)

〉 日吉が己の道標を定めつつある様でいいですね。
確かにその辺りは今後が楽しみなんですが、その前に・・・。

いつから日吉は金で敵を惨殺する事を是とするキャラになってしまったんでしょう?
日吉はいったい五右衛門になんと言って依頼したんでしょうか?
今までの日吉なら敵を殺さずに加江を救う方法を考えたのではないかと思うのですが・・・。
どうしてそう出来なかったのでしょう?
どうもその辺の事情あるいは心境の変化の描写が足りないように思います。
そうでなければ今まで描写されてきた日吉の人物像はどこに行ってしまったのでしょうか?

今週はどうも消化不良に終わってしまいました(T-T)

No.42000/09/23 19:28 かいな


いつから日吉は金で敵を惨殺する事を是とするキャラになってしまったんでしょう?
〉日吉はいったい五右衛門になんと言って依頼したんでしょうか?

私もそう思います、、、前の号を見たときは、また蜂須賀編や眠る忍者編同様「なるべく血を流さない」
スゴイ作戦を考えたんだとばっかり思ってました、(んでますますゴエモンに気に入られる、と)
ヒカゲの言う、(戦国時代というものがどんな価値観に支配されていようと)敵の死にも涙を流せる
のが人間としての強さだから自信をもって、あなたは間違ってない、というセリフはどーなっちゃうんでしょうか?

もし今の日吉が「良い方に」成長した姿だとするなら、殺しあいに怯え敵の血に悲鳴をあげた日吉の姿は
「変わるべき未熟だった姿」と定義されてしまったのでしょうか(私はそれがなければ日吉が主人公でいる
意味が半減してしまう気がするのですが)
精神が高揚して「死ぬのがあんまり怖くないしさっ」と言った日吉がちょっと別人に見えました。
戦場でみんなラリって殺しあってても、一人でそれに怯えてNOと言えるのもヒトとしての強さなんじゃないか
と思っていましたしそういう所がストーリー序盤の彼の大物感(時に信長以上のものとして描かれた)を
演出していた気がするので、死ぬも殺すも恐れなくなったら信長の勇敢な家臣の一人(犬千代らと同じ)
に納まってしまうのではないかと心配です。

No.52000/09/24 03:33 

そうでしょうか?
今までそんなに日吉の人物像、意思が固まるような描写はなかったように思うのですが。
今までの日吉は「相手を傷つけたくない」訳ではなくただ単に「怖いから血が流れるのは嫌」に見えました。
別に臆病なことが悪いのではありません。
そうではなく、あまりにも自分が何をしたいのか、何ができるのかなにも考えてなかったように思うのですよ。
確かに「理想っぽい」ものはあったようですが、だからといって自分が何をしたいのかわからない
それに向かってがむしゃらに行動するということもない。
頭がいいのかもしれませんが、今までの彼はただ単に妙に信長とツーカーなだけで、
頭は使っていなかったように思います。
自分の置かれている状況も把握しようとしていませんでした。
自分がどれだけ「織田家」「織田信長」に足をつっこんでいるのか状況に甘えているのか考えもせず
いざとなったら怖いから「自分は好きでここにいるわけじゃない」と言う。
結局信長のそばにいることを心底嫌がってはいなかったくせに。
この言動の方が私には不可解でした。
日吉は弱いから自分と自分の置かれている状況、人物関係に鼻が利くはずなのに、と。
あまりにも何も考えずふらふらしすぎだなあと。
日吉の決して「優しい」訳ではない「自分勝手」な言動。

その日吉が、今回やっとちゃんと考えて自分のやりたいことできることを行動してくれました。
今まで何一つまともに考えていなかった日吉が。
「金で敵を惨殺する」と言いますが日吉が手に入れた「五右衛門の力」はそんなに強いものですか?
五右衛門の力が借りれたとは言っても楽に勝てる訳じゃない勝てる見込みがあるのかどうかもわからない。
自分も安全な位置にいられる訳じゃない。
実際、今回自分の手で相手を傷つけることもしましたが、同時に自分も傷ついています。
日吉は五右衛門に敵を殺すように頼みはしなかったでしょうし、そんな状況で「ただし殺さないようにね」なんて
言っていたらそれはただの世間知らずのあほですよ。優しい訳でもなんでもありません。
五右衛門もそんな甘いだけのことを言う人間には、す、っと今までの表情をなくして見切りをつけるのでは?
日吉が伝えたのは多分作戦の方法と、「足止めを頼む」だけではないかと。
それをどう解釈しようが、日吉には構わなかったのではないでしょうか。
今までのように意味のわからない綺麗ごと、しかもじゃあ何がしたいのと言われれば
それにちゃんと答えることもできない態度よりも自分のやりたいことに向かって
1歩進んでくれたことの方がよっぽど重要だと思うのです。
それが正しい間違っている関係なく。
何かを「実践する」ということはとても大切だと思うので。

なんだか散々言っていますが、それでも私は今までも日吉が好きだったし、だからこそ
今回の彼の意志を持った行動はうれしくてたまりませんでした。小躍りするぐらいに。
今週の台詞回しで初めて「頭がいいのかもしれない」と思えました。
そして死ぬのが「あんまり」怖くないと言った。
この辺りがとても日吉らしくて愛しいなあと思います。
全然怖くないとか言ったらどっかイッちゃったんじゃないのかと白けるのですが。

心の変化の描写に関しては確かに足りないと思います。
今10話ごとに日吉側と信長側に話がシフトしていますが、今回の「日吉側」を10話でおさめる為に
日吉の心情描写は1話分カットされたのか?とか思ってしまいましたよ。(笑)

長い書き込み失礼致しました。

No.62000/09/25 04:04 THフリッパー(hasetom@nona.dti.ne.jp)

う〜む、なるほど・・・

〉今までそんなに日吉の人物像、意思が固まるような描写はなかったように思うのですが。
確かに読み返してみてもあんまり見つからないですね
人物像に関しては#283でかいなさんも指摘されていますヒカゲのセリフからの私の推測です。
また、「戦争の猿たち その4」でも心の中の(誰かの)敵を殺そうとの誘いに対しても拒否していますし、
日吉は敵であろうと人を殺すと言う事に関してはかなり躊躇するのではないかと私は思っています。
そうした見方で今回のエピソードを見ると、敵を倒さざるをえないであろうこの作戦を選ぶにあたって
日吉もかなり心の中で葛藤があっただろうと思うんですよ。そこに対して何らかの心理的な描写というか
フォローが欲しかったと思ったわけです。

・・・(中略)
〉その日吉が、今回やっとちゃんと考えて自分のやりたいことできることを行動してくれました。
〉今まで何一つまともに考えていなかった日吉が。
これに関しては私も犬さんと同じで楽しみになってきたと思っています。

〉「金で敵を惨殺する」と言いますが日吉が手に入れた「五右衛門の力」はそんなに強いものですか?
〉五右衛門の力が借りれたとは言っても楽に勝てる訳じゃない勝てる見込みがあるのかどうかもわからない。・・・(以下略)
マァ、そう言われちゃうとそうなんですが、なにしろ五右衛門1コマで3人も倒しちゃうもんで(^^;

〉日吉の心理の変化の描写に関しては確かに足りないと思います。
〉今10話ごとに日吉側と信長側に話がシフトしていますが、今回の「日吉側」を10話でおさめる為に
〉日吉の心情描写は1話分カットされたのか?とか思ってしまいましたよ。(笑)
要するに私が引っかかったのはココなんですよ。日吉は今後多くの人を自分の意思で倒していく事に
なるでしょうから今回はその始まりとも言える訳で、それ以前との心理の変化の過程をもっと丁寧に
見せて欲しいなー思った訳です。(もっとも私の思っていた人物像が間違っていたらしょうがないんですが)


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