No.1 | 2000/05/15 15:20 | 中村 守博(task17@mocha.ocn.ne.jp) |
No.2 | 2000/05/16 11:23 | 裏町片菜(uramachi@niji.or.jp) |
〉 来週は、割烹着姿のヒナタさんを是非是非!お願いしたい。>作者様
ダメです。そんな事されたら転びます。
〉 ジパングに要望・格好いい清楚な女子旅剣客って出演てくれないかなー。
無論、あ、いや、もういいかげんに落ち着いた態度で臨むことにします。
でもやっぱショートカットがッ!!
〉 PS ・改蔵の美人相対性理論は経験しました高校で。(男子38名・女子4名)
〉 いやー、その通りですなぁ〜と感心している、中村@休養中でしたー。
虹野を知ってしまった為、既に生態系は崩れ去ってます。
てゆーか割烹着は反則っスよぉ 裏町片菜@男子校出身者
椎名先生、似たようなのは中華にありますぅ〜。
ニュアンスは違うけど仕事は同じ諌議大夫って役職です。(マメ知識)
と、今週のサンデーは危うく買い逃すところでした。
マガジンは残ってたけど。(汗)
今週のワンポイントは、ジパングのレギュラー女子キャラ
ヒナタさんです、訳はヒカゲとは正反対で、極めてフツーの女の子だからですー。
まあ、表裏一体発動条件等の同一性は重要ですが、ややこしくなるので
シリーズがある程度進むまでは保留したいと思います。
蜂須賀長屋で既に日吉と半同居状態の、ヒナタさんではありますが
その役割性格は、かなり「ねね」に近いと思われます。
このままでは、将来「清洲長屋」で運命的な出会いをする「ねね様」が
危ないッスよー、どうするよ?
しかし、彼女自身はそんな気は更々ないようで、
日吉が『信長行状改方』って職をを貰ってきて
『うわっぁ〜死にたくないー』って悩んでるときには
良き相方として、アドバイスしてると思えば・・・、
小六が『どーするよ?これから?』と問われれば
『理由がないし〜、家族でも恋人でもないー。』と
蜂須賀長屋を出ようとしたり・・・、
かといって、小六が求人募集をすれば
右手を挙げて(しゅたっ!)『あ、全然オーケー!!働く働く!!』
と、戦国キャリアウーマン見たく、デューダしてみたりと
実に活発的で、今の所、先々の悩みや問題は棚に上げて
現在をエンジョイする、明るい女の子でありますね。
来週は、割烹着姿のヒナタさんを是非是非!お願いしたい。>作者様
さて清洲城の主であり、信長さんのオヤジであるところの
信秀さんは、この子にしてこの親アリを地で行く凶悪振りを発揮してますね。
信秀さんの特徴として、キレそうになると、血管が浮き出たり
顔の眼窩付近が黒いベタで不気味だったりと、道三オヤジに
負けず劣らずの、ワルなオヤジのオーラを漂わせています。
しかし、この表情の描写の仕方は過去の椎名作品での
オヤジ的キャラや、あの美神令子さんが良くやった
不気味さと殺気を表現する手法としては定着していると思います。
と、『まあ、死なない程度に上手くやれ〜♪』
って呟いたときには、その表情はかなり穏やかな
オヤジの愛嬌が感じられていて実に先生ってオヤジ描くの
スキなんだなと思いました。
この引き締め緩めの手綱のシーンでのやり方は
過去美神でも似たようなケースがありましたが
令子さんの様な女性が凄んだ後、緩めの表情とフォローを
入れるのと、信秀&信長父子が、やるのとでは
どちらが面白いのかと考えてます。(笑)
でも、私は後者が良いなー。
血の涙を流して、蜂須賀長屋に飛んで帰って来た
日吉は、その信秀オヤジの任命状を小六に見せましたが
小六はその内容が事実上の『白紙委任状』って事を
見抜き驚いています。
さて、この場合この書状の重みは受け取る人間の
感じ方で大部変わって来るものです。
小六>スゲー!事実上重臣並の任命書。
日吉>「地獄行き鉄道999」のフリーパス。
と、長屋で鼻水涙を流しつつ、『表向きはそんなに
スゴイ仕事かもしれんけど、あのムチャが着物来て
歩いている人をフォローするのが仕事なんですよ!』と
既に、短い人生だった・・・さあ、辞世の句をって感じでヘコんで
います。
前のストーリーでは『考える人達』でありましたが、
今回は、『悩む人達』に変わっています・・・が、
ヒナタさんは、実にその素直なアドバイスを述べて
日吉をフォローしています。
確かに「どーやって、この役職から逃げるか?」ではなく
「どーやって、殺されずに役目を遂行しようか?」って考えてますね、
この編の日吉の言動を見ますと。
そこを見ると、『何でも良いから偉くなって、廻りに自分を認めさせたい」
って考えてます、しかし、「眠る忍者編」では「妄想上で武士」が浮かんだ程度の
日吉が具体的に自分の将来について考えを頭に浮かばせる描写は
これが初めてじゃないかな?
「やれ!!」
人生とは選択の連続であるって昔の偉い人は言いましたが
実際は選択を選ぶ強いきっかけがあって前に進むのが人のようです。
今回、蜂須賀小六さんは、そのきっかけの役割を担いました。
まあ、打算計算もあるでしょうが、小六の見せ場は最後に
冗談で喋ってる、「斉藤がおじゃんの時はよろしーく」って
思いっきり日吉をはたく姿が実に印象的でありました。
彼もオヤジなのな。
と言う事で、信秀ライン、日吉と愉しい仲間達ラインが、
皆幸せに話が纏まったのに、今回の話のキモであり対象でもあった
ジパングの主役(も、危ういかな?)信長様ですが、一人蚊帳の外でありました。
つーか、信長さまは「現実権力」を保持しているので
何かコトを起こせばまだまだ、信秀親父を振り回せるぜ!
ふぁっいと!信長。
でも、予防線で「鈴の首輪をプレゼント」ってやられたのは
ちょっと哀しい、まあ虎オヤジには、まだまだ敵いませんね。
で、事実上「事後承諾」の書状を読んでも信長さんは
あまり、まんざらでも無さそうです。
家老>平手政秀 (役目・実社会での信長の守り役)
オヤジのスパイ>滝川一益 (役目・暴走の詳細を報告・・チクリ)
このメニューに、「役目白紙」って信長にとっては
不気味きわまる(面白いと感じる)日吉が名を連ねます。
ちなみに役職名は未だ空白ですが、最後にこの編をシメる
信秀のオヤジが『実に愉しそうに』筆を走らせています。
『何よりもわかりやすいしな!』
と、ご満悦の信秀さんですが、その采配は見事であります。
信長近習やその他信秀家臣が、日吉の仕事に掣肘を出しにくくする
よう考えてます。
でも、本音は道三オヤジと同じく
「退屈なので何か面白い事件をおこさんかな?ぐふふふ」
って感じで、やってる気がします。
こうなると、X−Day である、帰蝶姫輿入れを考慮に入れても
道三と信秀が「似たようなコトをこの悪ガキ共に期待している。」
とも言えますか・・・な?
まあ、椎名先生自身が「歴史ファンタジー」と銘打った
作品なので、こういう展開は望むところであります。
トビラで「って言うか既に史実とは違うよーな。」とか
「歴史の先生に聞いたりしないよーに。」とかの
文字を見ると実に燃えますな!つーか、この表記は
明らかに史実歴史ファン読者に対しての挑戦とも見受けられますし
更に、単純に可愛いとかの表面的な次元では決して女子キャラを
登場させないところも、実に先生らしいしたたかさを感じています。
と、今週の「信長行状改方」編の感想を終わります。
ジパングに要望・格好いい清楚な女子旅剣客って出演てくれないかなー。
PS ・改蔵の美人相対性理論は経験しました高校で。(男子38名・女子4名)
いやー、その通りですなぁ〜と感心している、中村@休養中でしたー。