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00/ 8/11 コミックス1巻発売

 先日、「MISTER ジパング」コミックス1巻が発売になりました。
 「MISTER ジパング」は、私如きの人間が販促するまでもなく、小学館営業部的に言うところの『あの人気マンガ家・椎名高志先生が、「GS美神」最終巻以来半年を経て、ついに発表した期待の新作!』であり、ハッキリ言って売れないはずがないコミックスですので、別にここで買えとか何とか言うつもりは毛頭ありません(ファンサイト失格発言)。
 つうか、もうみんな持ってるよな?

 で、マンガの内容については申し分ない面白さなのですが、ちょっと残念なのがコミックスのカバーデザインでしょうか。
 表紙の折り返しの部分(「GS美神」では作者コメントが載っていたところ)に、「MISTER ジパング」の連載開始当時の時代(1550年代)の中部地方の地図(しかも歴史の教科書に載ってそうな奴)が載っていましたが、この地図がま全然マンガの内容とリンクしておらず、正直言ってマンガを読む上で全然役に立ちません
 1巻の中に出てこない(さらに言えば、今後もマンガには出てきそうにない)斯波氏とか土岐氏の名前が地図に載っている割に、蜂須賀村とか清洲城などのコミックス1巻の重要拠点がどこにあるのか全然記述されていないってのは、ちょっとマズいのではないか? とか思いました。

 作者コメントの未収録、および取り込み画像をデジタル彩色しただけのように見える裏表紙と併せ、かなりパッケージとしてのコミックスの商品価値を下げているような気がしてならず、残念至極であります。この辺、今後は対処していただきたいところ。
 つうか、コミックスの折り返しにウンチクコラムを掲載するスタイルは「歩武の駒」に通じるモノを感じます。とても縁起が悪いと思いました(色々な意味で失礼な発言で申し訳ない)。

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