展開が速いか遅いか?

No.12000/05/03 03:05 ゆずは(uzh@mub.biglobe.ne.jp)

偶然立ち寄りました。初の書き込みになりますが、よろしくお願いします。

今週(リアルタイムでは先週?)の展開について、「あっさりし過ぎ」と
いう御意見が多く見受けられましたが・・・。
僕はあれがベストだと思います。
少なくとも、信長が「あ・・・そーいうコトなのか!?」と一発で気付く
あたり。この作品における今後の日吉と信長の関係を暗示している気が
して、とても気持ち良く感じました。
ロマンを込め過ぎ&陳腐かも知れませんが、
「信長さまならこれで気付いてくれる。」
「この俺にこんな回りくどい手を使うのは・・・あのサルしかいねえ。」
という心の会話が、少しの時間を掛けずに行われたのはむしろ「信長」
「秀吉」という、後の英雄2人を扱うには相応しい流れだと感じます。

ですから、たとえ日吉と信長がまだ出会って間がないとしても、あの
タイミングで日吉の意図に気付く事の出来ない信長ではどうでしょう。
後の木下藤吉郎の主君として力不足なような気がします。
「ジパング」の日吉=秀吉は、単なる成り上がり思考や名誉欲で出世
していく人物とは思えませんので。

日吉はヒーローです。陳腐な物言いですが、物語がそう決めています
ので否定の余地はありません。
だからこそ、周りが自分のヒーロー性を主張していく展開が非常に
「カッコイイ」のでして、そういう意味では今回の信長の「打てば
響く」反応は素直に「カッコイイ」と言えるのではないでしょうか。
整合性を考えていくと少し見失いがちになりますが、つじつまよりも
テンションが大事かと思います。
ゆえに僕は、今回の話についてはあの展開速度で良かったと考えます。

いや・・・ぶっちゃけた話、僕としては信長の
「上を向くくらいの愛嬌がねえなら殺したよ。」
のセリフにヅバーンとキたという一点に集約されるワケですが(笑)。
踊るのは好きでも、踊らされるのは嫌いなんですねぇ。いいキャラだ。


[ 前のスレッド ][ 次のスレッド ][ 一覧 ]
fnotes - Ver 1.3
cwww@pos.to