椎名先生の元ネタには洋楽が結構あって、例えば『絶対可憐チルドレン』少年サンデーコミックス版第7巻p114「タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2)」の冒頭、紫穂と薫を釣に連れ出した賢木が鼻歌で歌っているのが「between the devil and the deep blue sea」。
ジャズの有名なナンバーで、和訳が「絶体絶命」(笑)
歌詞の内容は「女房に浮気された男が、叩き出したいのはやまやまなれど、世間体はあるし、本音は未練もあるし、」という内容。賢木に対する皮肉と大海原をひっかけた引用というわけでしょう。
トキワ荘の昔から、徹夜仕事のマンガ家には音楽が友という事なんでしょうが、椎名先生が洋楽ネタをやるのは渋い選曲が多いようで。
元ネタ大作戦!! (場違い陳謝!)
長文失礼します。本当にすみません。
「絶対可憐チルドレン」に直接関係ないし、本来なら井汲さんへの私信にすべき内容ですが、ちょっとこの場をお借りして、最近発見した元ネタを投稿します。興味のない方はsageておいてください。
椎名高志の『GS美神 極楽大作戦!!』の小学館少年サンデーコミックス第4巻p93『ドラゴンへの道!!(その5)』で、暴走する竜神少女・小竜姫の手のつけられ無さに絶望した主人公・横島忠夫が「死ぬ前に一度 全裸美女で満員の日本武道館で もみくちゃにされながら「ジョニー・B・グッド」を歌ってみたかったーーー!!」と叫ぶシーンの元ネタ。
たぶんこれ、ジミ・ヘンドリックスです。
「ジョニー・B・グッド」を武道館で歌ったり演奏できるミュージシャンは複数いると思いますが、「全裸美女にもみくちゃ」というのは、おそらくジミ・ヘンドリックスの1968年のアルバム「ELECTRIC LADYLAND」のジャケット写真からだと思います。
これは紙ジャケットの内側の見開き写真なので、普通はアルバムの画像では検索にかかりません。この写真には曰くがあって、ジミ本人に何の承諾もなくレコード会社がジャケットを作り、評判が良かったのか、その後もジミ本人の意向に関係なく再版再掲されているそうです。
このネタ分かるのに、15年かかった…
椎名先生の元ネタには洋楽が結構あって、例えば『絶対可憐チルドレン』少年サンデーコミックス版第7巻p114「タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2)」の冒頭、紫穂と薫を釣に連れ出した賢木が鼻歌で歌っているのが「between the devil and the deep blue sea」。
ジャズの有名なナンバーで、和訳が「絶体絶命」(笑)
歌詞の内容は「女房に浮気された男が、叩き出したいのはやまやまなれど、世間体はあるし、本音は未練もあるし、」という内容。賢木に対する皮肉と大海原をひっかけた引用というわけでしょう。
トキワ荘の昔から、徹夜仕事のマンガ家には音楽が友という事なんでしょうが、椎名先生が洋楽ネタをやるのは渋い選曲が多いようで。
もう一つの発見。こちらは新しいです。
『(有)椎名大百科店』に収録の『GSホームズ 極楽大作戦!! 血を吸う探偵』でエリス・ブラドーを捕えていた、ただ「大佐」とだけ呼ばれていた男。
彼の名はセバスチャン・モラン。
「正典」において、ホームズが復帰する最初の事件『空き家の冒険』に登場します。ベンガルの工兵部隊にいて、虎狩りを趣味にしていた男です。
さらに、この作品の最後のページで、ホームズがしばらく身を隠すと言うのに、ワトソン博士がツッこんで、
「「それに…」 「昔恋した女性にちょっと会いたくなってみた」…とか?」
さらに描き文字で「ボヘミア王の…とか?」
ここで言っているのは「ボヘミアの醜聞」のアイリーン・アドラー嬢の事。
ホームズは個人的偏見か時代の風潮か定かではありませんが、かなり男尊女卑な考えの持ち主で、女性は理性的な頭の働きができない、と主張していますが、唯一、ホームズを向こうに回して彼を出し抜いたのが、アイリーン・アドラー嬢でした。ホームズが彼女に抱く感情が恋と言えるかはちょっと怪しいものの、女性にも彼に匹敵する知性と決断力のある人物が存在し得る事を認めさせた思い出の人ではあるようです。
さて、「血を吸う探偵」の描かれたのが2005年の5月頃。そして2007年の5月ごろに描かれたのが、少年サンデーコミックス版『絶対可憐チルドレン』第10巻収録「絶対可憐ワイルド・キャット」p87、梅枝ナオミが英語の授業で呼んでいる読本の英文が
「ボヘミアの醜聞」の冒頭なのです。
(これはサスケさんの絶チル備忘録第10巻小ネタのコメントでkenさんが報告してくださってます。)
椎名先生がすごいのは、先生がシャーロッキアンではなくて、「教養」のレベルからこのネタが出てくる所です。
「無駄に高い教養」とは言いますまい。
公器を私信に使いもうしわけありませんでした。
いやいや、こんな深い話を私信だなんてもったいない、こうやって広く皆で共有できる形で公表されるのが一番いい姿だと思います。そうか、「死ぬ前に一度全裸美女〜」にはこんな具体的な元ネタがあったんですね…。洋楽もそうですが、いつぞやの「教室漂流!!」の先生ごっこで美神が黒板にダーッと書いてた英文がシェークスピアからだったというお話とも併せて、椎名先生英語方面への興味の持ち方が深いんですね…。ナオミの読む英文をわざわざそんな所から持ってくるとは、感心。
「大佐」の方は、読み切り掲載当時の感想にもちょろっと出てましたね(http://c-www.net/cgi-bin/super/res.cgi?logno=7&command=all の No.11)。椎名先生、とてもシャーロック・ホームズまでは追い切れません…(笑)。
どうもありがとうございました、鼎さん。
ワトソンが「戦場で受けた古傷があったんだが・・・肩だったか脚だったかもうわからんよ!?」と言ってます。これは最初のホームズ作品「緋色の研究」でワトソンがマイワンドの戦い(第2次アフガン戦争でイギリス軍のバロウズ分遣隊が1880年7月27日に2566人中962人死亡という大損害を出した)で「左肩を負傷した」と記述しているのに、次の「四つの署名」では「負傷したのは脚」と変わっていることをネタにしたものと思われます。ちなみに、ワトソン先生の負傷箇所と結婚回数はシャーロキアンの熱心な研究対象です。
さらに蛇足。
セバスチャン・モラン大佐は「血を吸う探偵」ではボウガンと拳銃を使っていますが、「正典」では「空気銃の名手」でもあります。
完成原稿速報 36・37合併号
http://cnanews.asablo.jp/blog/2008/07/30/3662311
>39号に休載をもらってます。
合併号明けの38号では読めるというのは、読者にとっても嬉しい配慮です。
しかし…、編集部が椎名先生に配慮するなんて…いつ以来でしょうねぇ………。
ともかく、先生、少しでもお身体を休めてくださいね…☆
>そして読者のみなさんがヒキませんように(^_^;)。
や…、ヤっちゃったんですか…!!??ww
先生ったらフケツ!!(嬉しそうに)
BGMは『デフォルト女子高生にゃん』カナー?
スクール・デイズ(1)
さぷりめんと(32)
お…、お風呂…!!! やり取りはホントに中学生っぽいです。
ラストのツッコミは紫穂の中の人からですよね?w
薫の胸は…既に葵のピーク時を抜いてるような……(汗)。
そして本編は中学校へと!!
トビラは「体操着(スパッツ)」、「セーラー服」、「スクール水着」と揃い踏み!!!
しかし…、スク水を中学生が着用するのは至極当然なのに、ちょっとドギマギしてしまうのは何故でしょうか…?w
あ、椎名先生、セーラー服の採用ありがとうございますっ!!! やっぱセーラー服は男…いえ、全国民の憧れっスよね!!
新クラスメイト、雲居悠理ちゃん。
な、なんですか!? “撃墜”ですか!? 読者を“撃墜”させる気ですか!?? ところがどっこい、僕はもう某ラノベシリーズで4回も“撃墜”されてますから、ちょっとやそっとではヤられませんからねっ!?(それがもうダメ)
それはそれとして、紫穂が引っかかっている正体ですが…。始めはカズラちゃんかと思いましたが、そーいえば紫穂とは面識ありませんでしたね。残る候補は…ナオミちゃんか末摘さんの家系の人…カナ?? むー、ほたるさんの面影も少し…?? むぅ、正体が楽しみです。
以前に番組で「プロフェッショナルとは、ある特定の職業を選んだ人じゃなくて、ある特定の職業から選ばれた人の事を言うんだと、思うようになりました。」と建築家の中村好文さんが言っていました。そして出演する多くの人たちが「それしかなかった。」、「他にやりようがなかった。」と言っていました。椎名先生も確か「マンガしかない。」というような事を言っていました。
およそプロフェッショナルと呼ばれる多くの人たちは、選択肢も逃げ道も無い一本道を己の実力のみで切り拓いていかなければならないんだと僕は感じました。そしてそこにはやはり多くの苦悩が付きまとうんだと思います…。
前置きが長くなりましたが、今シリーズでは、サイコキネシスと一生付き合っていかなくちゃならない薫の、そういう苦悩が描かれるのかな? と思いました。
そして悠理ちゃんはどう絡んでくるのかっ!!?w
P.S.
こないだのアニメは、どう頑張っても好意的な感想が出て来ないので、感想はパスさせて頂きます。ごめんなさい。
出典は源氏物語の「雲居の雁」でしょうが、
彼女、パティ・クルーじゃないですか?なんか、そんな気がするんですが。
>彼女、パティ・クルーじゃないですか?
お?
私は、「黒い幽霊」のウィザード級ヒュプノの娘が、遂に表に現われたんじゃないか?…と予想してます (^^)
“彼女”ならば、強烈な自己暗示によって紫穂をも欺いて別人に成り切る事も可能でしょうし(雲居ちゃん本人さへ、自分が実は“別の誰か”であるとは思ってないかも?)、「オーバー・ザ・フュチャー」編で兵部がやったように、周囲を完全に巻き込む事も可能でしょうから。
それに…髪型がね…以前にシルエット気味に出てきた“彼女”と雲居ちゃん、とても似てるんですよね(髪の色こそ違う様ですけど…)。
さて、如何に??? (^^)
>さぷり
そ、そうかエロいと思わなきゃエロくないんだ!
何だか目の前に豊穣なる沃野が広がった様な心持ちですYO!
これが悟りの境地なんですね?(←大いに間違ってます!
でもって、キャラを盗られた紫穂(の中のヒトw)のお怒りは、至極ごもっともだと思うんだ?
そして本編…あからさまなバベルの工作wwwによって、チルドレンもメデタクちさとちゃんたちと同じ学校に通う事になった模様。
つか変な条件づけされちゃってるけど、ちさとちゃん大丈夫? f(^^;
そして…嗚呼、東野クンを始めとしたクラスメートの男子諸君がメチャ羨ましいゾ!
わ、私ももう少し若ければ、「六小の可憐Girl’s」たちと一緒に「楽しい学園生活」を満喫出来たのに!出来たのに!!(←え?「もう少し」???
閑話休題。
かくして、チルドレンの中学生としての暮らしが始まったワケですけど、早速展開してきたその切り口が実に上手いですね。
薫の「もう一つの才能」の発露とそれが活かせる「部活」を絡めてきましたが…学校を舞台としつつ、でも決して薫からは決して切り離す事の出来ないもう一方の「才能」=“エスパーであること” がモロに交差してきそうな展開が、実に興味深いです。
小学生編における「学校パート」って、むしろチルドレンがエスパーであることからは敢えて切り離した極日常的側面を前面に出していた感じでしたから、新たに薫の内面にも踏み込みかねない今回の様な展開はかなり新鮮に感じます。
エスパーもノーマルも関係ないジャンルでの「才能」がありながら、そして何よりそんな初めての経験を薫本人が新鮮に喜んでいるいと言うのに、しかし、やはりエスパーである事が足枷になってその「才能」を活かす事が出来ない(=公式戦への出場が認められない)…これは中々シビアな話だなぁ(最後に薫の出したタイムが「666」なのはご愛嬌? それとも、ちょっとした暗喩?)。
ま、いざとなれば局長が強権発動しちゃいそうですが…ただ、それじゃ解決にはなってませんしね (^^)
思春期と言う微妙な時期になって、早速、薫や皆本がぶち当たったこの“壁”に何を思い、どう対処していくのか…どんなエピソードになるのか、その辺がとても楽しみです。
それにしても…サブタイが 「スクール・デイズ」 って…ちょ、せ、先生!! f(^^;
まさか、何だか血まみれな鬱展開で〆るお積もりじゃ…(無いですよね、流石に ^^;;;;)
「仲良くしよ?力抜いて(はあと)」
薫ちゃん…その本気で迫る目つきは??
「力抜いて(はあと)」って何故そのセリフ???
そして背景が「薔薇」になってますが????
それに対して真っ赤な顔になってふるふる震えながら目を閉じて「…はい。」の悠理ちゃん。
い、イカン。なんかあたしの中にもヤバい感情がこう―――――wwww。
彼女の正体は色々な意味でw気になりますが、あ、ホントだ、「黒い幽霊」のウィザード級のヒュプノの女の子に髪型とかがそっくりですね!どうなんでしょう?
それからスタジアムで薫のタイムを測る時、スタート用のピストルを「ジャキン!!」と用意する紫穂が、ナゼか一流の狙撃手(スナイパー)に見えるのはどうしてでしょう?ww
紫穂の反応で「キャリーの再登場?」などと妄想したのですが(雁=キャリー?)
るかるかさんの予想を見て、妄想がさらに加速!
彼女はブラックファントムの手により黒幽霊少女(仮名)の肉体に
キャリーの人格を封じ込めた黒いキャリー(=雲居の雁)なのだ!
彼女のいろんな意味での戦闘力の高さ(笑)はいろんな意味で薫の存在を
脅かす、追い詰められた薫は陸上の才能に逃げ場を求めるが
その先には道は・・・といった鬱展開に!!!
いや・・・紫穂の能力だとバレット君たちの背後に黒幽霊少女(仮名)の
存在を感知していても別に不思議はないですよね
余計な心配かも知れませんが…、
今回のエピソードで、薫が今後陸上の部活を始めるという展開になりそうですが、短距離のトレーニングを本格的にし過ぎると全身の筋肉が付き過ぎて、おまけに極端に脂肪量が少ない体型になりおっぱいがあまり成長しなくなって、予知通りの20才のプロポーションの実現はありえなくなるのではなかろうか…という非常にくだらない事を考えてしまう私は煩悩マミレの僧侶です。ごめんなさい<(_ _)>。
どーでもいい話ついでにるかるかさんのコメントより。
「悟りの境地」について、エロをエロと思わない、というのはいわば「煩悩を断つ」という考え方に近いと思うんですが、仏教の「悟り」の考え方については色々あり禁欲的な思想もありますが、大乗仏教ではむしろ煩悩を積極的に肯定する傾向があります。「煩悩即菩提」という言葉があるくらい。つまり煩悩なくしては悟りはありえないという考え方です。
何が言いたいのかというと、つまり、
エロ万歳!オネーチャン最高!!
というのがそりゃあオトコとして生まっれりゃあ誰でも当然あるものではなかろうかと。
以上、自己弁護も兼ねて(笑)。
登場した途端、出オチ扱いの悠理タンですが(笑)、こうあからさまだと逆に勘ぐって
みたくもなるもので、もしかしてこうなのでは?の考察色々・・・
1.単なる偶然。
2.「黒い幽霊」のヒュプノのコとは双子だが、悠理タンは本当にノーマル。
3.「黒い幽霊」に囚われた姉(妹)を救う為にチルドレンに接近してきた。
4.薫を籠絡して百合〓んな世界に引き込み、皆本との関係を絶つ様に
仕向ける「普通の人々」の手先。
5.「第4のチルドレン」(DSソフト絶賛開発中!みんな予約しよう!)
6.絶チルのドジっ子属性要員。
7.・・・もういいかな?(笑)
・・・てか、コミックス13巻の「[増補版]さぷりめんとスペシャル」にモロに出ている
時点で既に・・・(汗)
「源氏物語」で夕霧が友人の未亡人(結局、夕霧の側室になって何人か子供も産む)からもらった手紙を後ろから見てフルフル震える雲居の雁。というのが「源氏物語絵巻」での有名シーンですが、これじゃまるっきり東野くんと(略)。とりあえず、天然総受け百合中学生に1票。
薫の短距離走ですが、「攻殻」みたく「超能力者の公式記録はパラリンピックの場合、認める」としたらどーでしょーか。うーん、あんまり解決策になってないなあ。
今週の最終ページを見て「『破壊の女王』にまた1歩近付いた!」という印象を受けました。
第17話 弱肉強食!食べちゃうゾ♪
一言感想…作画GJ!
一言感想ver.2…清水愛さんの声カワユス…(*´∀`*)ポワワ
で、本編内容ですけど、原作版が皆本とチルドレン間のイザコザ的やり取りが話しの発端だったのに対し、アニメ版では初音&明のバベル採用へ重点を置いてストーリーを組み直した様ですね。
まあ、大筋では不満も無く楽しめました。
何しろ、清水さんの声が(←まだ言うか
ただ、一点不満を言えば…『明クンの能力の解釈を変えてしまった』のは、原作ファンとして受け入れ難いです。
彼の能力は、別に “意識を入れ替える” 能力なんかじゃないはずなのですが…。
「テレパシーの変形発動」として、対象生物に “意識を乗り移らせる” 能力のハズです。
ただ、対象生物によって “意識を乗り移らせる” 段階にも幅があって、爬虫類程度なら同時に複数の個体に憑依できるし、逆に人間相手では完全に憑依する事は出来ないので“意識を入れ替える”事で代替する…そんな能力だったハズです。
鳥や蛇と意識を入れ替えた明クン本体の絵ヅラ(飛び回ろうとしたり、ニョロニョロしたり)は、一回コッキリのギャグとしては楽しいものがありますけど、しかし、この解釈の変更は明クンの能力を大幅に使い勝手の悪いものに堕してしまうだけでしょう。
少なくとも、本体に他の生物の意識が入り込んで勝手に動き回る様では、高度なミッションに対応出来るエキスパートとしては致命的なものになってしまう。
いえ、そもそも…こんな能力解釈の変更があっては、「もののけ姫によろしく」編が成立しないじゃないですか?
アニメはアニメと割り切っておりますので、納得のゆく設定変更なら受け入れるのもヤブサカでは無いのですけど…ちゃんと先の事を考えているのか疑問を持ってしまう今回の様な変更には、ハッキリと異を唱えさせて頂きたく!
でもまあ、取り敢えず初音ちゃんの可愛さが凶悪的だったので、それで今回はもうおk!!(ぉぃ
初めまして。
私も明くんのアニメ版能力に首をかしげた一人です。
しかし、今後「バベルで訓練する事によって、意識を入れ替えることなく憑依させることが出来るようになった(ただし人間などはまだダメ)」という展開になってくれると…いいなぁ…と思うことにしました(^^;
原作ではPKやクレヤボヤンス、ヒュプノも影響する合成能力という設定ですが、アニメの設定では、よく聴き取れなかったんですが確か「メタモルフォ〓」ナントカって言ってましたよね。これはたまたま知ってた単語‘metamorphose’の類語かな?と思って辞書で調べてみたら、名詞で‘metamorphosis’(日本語読みはメタモルフォーシス、でいいんでしょうか?)という単語に‘(魔力による)姿形の完全な変化’、‘変形’とか(「やさしいおにいさん」とかの意味じゃない方のww)‘変態’などの意味が載っていました。アニメでの初音ちゃんの能力はこれのことなんでしょうか?もしそうだとしたら、この能力は魔法や超能力の分野ではよく使われる言葉なんですか?
それからるかるかさんが言われるように、確かに明くんの能力があの設定だと、アニメではあとあと原作のストーリーとは大きく変更しなきゃなんないんじゃないかな?ってちょっと不安ですよね。
それからアニメでは初音ちゃん、皆本さんに恋しちゃってましたが、あれ?初音ちゃんと明くんの将来の恋の発展はないのかな?なんとかも思ってみたり…。あ、結局彼女は薫の迫力にびびって皆本さんを譲って、結局あきらめたということでしょうか。でもまあ明くんと初音ちゃんって、原作でもどうなるのかイマイチよくわかりませんよねww。
今の熱望「畑先生ご無事で何より」
いちげんもんですいません。今年の3月に完結終了した(BSでは4月22日)アニメH2O~FOOTPRINTS IN THE SAND~の感想を、あちこちに投稿して回っている者です。
そのアニメでは、中学生の主人公弘瀬琢磨が、終盤になって突然幼児の状態になって周囲を驚かせます。私はその幼児化は、部分的な記憶喪失によるものだと考えたのですが、作中では、医者の「意識下に閉じ込めておいた記憶をコントロール出来なくなった」と言う解りにくい説明だけしかなかった事もあって、「情けない幼児退行」「見るに耐えない」「本気で腹が立った」というような評価が溢れていました。そういう矢先に、こちらのオーバー・ザ・フューチャーのシリーズでは、皆本の精神が過去十年間の記憶にアクセス出来なくなったために、10歳の子供に戻るという話になっていて、もしかするとこの話はH2Oを見て思い付いた話かも知れないとも思いながら、注目して読んでいました。
皆本が、特別教育プログラムに移る直前の小学生に戻ったのは、記憶強盗の超能力のせいだと言ってしまえばそれまでですが、彼自身が、小学生の間にもう少し上手くやっていれば、普通の学生のままでいられたはずだという後悔を、持ち続けていた事も原因でしょう。弘瀬琢磨の場合、私の見方では、11話の終わり近くでぬかるみに倒れ込んだ時に、いろいろな想いが頭の中を駆け巡った末に、おそらく生まれて初めて、自分が母親を支え守っていれば、母親は死なず、自分も失明しなかったのではないかという考えに辿り着いたのではないかと思います。その少し前までは、自分から母親と視力を奪った「犯人」を捜し出して復讐する事しか頭になかった。母親が追い詰められる前に(自身を追い詰めてしまう前に)、自分に出来た事、するべきだった事があったのではないかという様な事は考えなかった。昔に戻ってやり直したいという実現不可能な願望が強すぎたために記憶喪失になったという事も、両作品に共通しています。
私がH2Oというアニメに執着し続ける一番の理由は、おそらく主人公がそこに「辿り着いた」という点に惹かれるからで、同じように、自分を小学校から追い出した教師を恨むよりも、自分が先生を傷付けた事を後悔し続ける皆本にも、執着したくなる所はあります。
少しでも記憶を戻り易くするために、皆本は十年前と同じように小学校に通い始めますが、学校に馴染むにつれて、当初の目論見に反して、記憶を取り戻して大人に戻る事を拒むようになります。H2Oでも、琢磨がはっきり言う訳ではありませんが、似たような状況になっていたかも知れません。そして、小日向はやみも、薫たちと同じように、琢磨が辛い記憶が戻る事に耐えて、本来の中学生に戻る事を願ったはずです。
しかし、琢磨が経験した苦難は、皆本よりも遙かに厳しかった上に、本人に自分の実年齢が中学生だという認識がない。(鏡があっても見えないので判らない。) ならばどうすればいいのか。椎名高志がそれについて考えれば、当然「はやみ生存説」に行き着くはずだと、135 話くらいまでは思っていたのですが、シリーズの終わりで兵部がパンドラのメンバー全員から糾弾される所などを読むと、「はやみ死亡説」以外の見方は、始めからなかったようにも思えます。
いろいろ書きましたが、椎名氏がH2Oを観ていたという証拠や確信はありません。ハヤテのごとくに出て来た飴玉のような、判りやすいランドマークも出て来なかった。(ドリルの時は、内容的な繋がりはなかった?) しかし、「記憶強盗の攻撃を分析する事で皆本を完全な子供に戻す方法が解った」のような台詞を見ると、他の作家の作品を研究しながら小学生編をまとめる構想を練っていたのではないかという想像も出来ます。記憶強盗が自分の記憶を破壊したために、目的も正体も全く判らないままになってしまうという話も、何か不自然です。その場でははっきりと言いにくいような背景があるのではないかと考えたくなります。私の場合は、「妨害してもどんどん情報が消えていく」というような話は、誰にも理解されないまま急速に忘れ去られつつあるH2Oの現状を暗示している様な気がしてならなかった。なんとか出来ないものか。