「初恋ゾンビ」林間学校編の指宿くんへの一言感想

 サンデー16号において、「初恋ゾンビが見えなくなるようになるためには、初恋ゾンビそのものへの恋心を失わなければならない」という極めて重要な情報が提示された「初恋ゾンビ」。物語がまた一つ大きく動いたような感じがします。

 本当は、今回は「初恋ゾンビ」の夏休み編に入ってからのまとめ的な記事(江火野さんと指宿くんはどちらがアドバンテージを取っているのか。主にエロ方面で)を書くつもりでしたが、諸般の事情で記事を書く時間が取れなくなってしまったので、林間学校編が終わった段階での感想を一行で書きます。

 指宿くんは、自分の体が持つ女としての魅力について、もっと自身を持っていいと思います。
 指宿くんの肉体を間近にしたタロウが、どれだけ劣情を抱いたのか教えてあげたいくらいですよ!

 あと江火野さんについては、家庭環境的に「洒落っ気」という概念を育てる余地がなかったことが『恋愛には興味がない』という彼女の性格(というか、今やタロウへのアプローチを妨げる心理的な制約になってしまった)を形成してしまったのが大変にもったいなく思いましたが、でもそういう家庭環境がなければプール編でのピッチピチ水着も拝めなかった訳であり、大変に難しい問題だなあと思った次第です。

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峰浪 りょう
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江火野さんの水着をもう一度拝みたい方はこちら

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日本刀を持った制服女子へのこだわりを感じる作品 サンデー14号「RYOKO」感想

今週のベストカット
RYOKO

 コミックス1巻が発売された際、「サンデー非科学研究所」において作者の三ツ橋先生に『食へのこだわり』というテーマのインタビュー記事が掲載されていましたが、先生から出てくる「食へのこだわり」への回答が「作業に集中すると食べるのを忘れてしまい、栄養失調寸前になったことがある」「気合を入れたい時にたくあん一本を丸ごと食べた事がある」などといった感じで、むしろ日常生活での食へのこだわりのなさっぷりが明らかになったところが面白かったです。
 「RYOKO」で描かれる幸せな食卓は、そういったリアルな自分の食事にはない憧れが反映されたものであるとのこと。

 でも、個人的に「RYOKO」に対しては、「食へのこだわり」以上に「日本刀を持った制服女子中学生へのこだわり」を激しく感じている次第なので、もしまた三ツ橋先生にインタビューする機会があったら、ぜひ「日本刀を持った制服女子中学生」へのフェティシズムについても掘り下げて欲しいなと思いました。
 三ツ橋先生、カタナを持って戦う制服女子に対する執拗なこだわりは絶対にあるはずですよ! 絶対!(決めつけ)

 そして本編の方は、銃を武器に戦う元死刑囚のお姉さん・冷々が登場しました。彼女にはどうも最愛の妹を失ったつらい過去があるらしく、常に前向きで自分の命をも救おうとする料子に対して妹の面影を見ているような描写も入れられているので、彼女が料子にメロメロになるのはもはや時間の問題であると言えましょう。

 もし一度メロメロになったら、何かものすごい勢いで料子を可愛がりそうな気がしますよあの人。大人のクールな女性が女子中学生を盛大に可愛がる絵柄とか最高だと思います。楽しみですね(決めつけ)。

 あとは余談になりますが、個人的なこのマンガの楽しみの一つに、食材が出す鳴き声のバリエーションがあります。
 基本的にこのマンガに出て来る食材は、鳴き声が自己紹介的というか自分の名称をもじったものになっているのが特徴で、例えばお米は「ベイベイベイ」と効果音を響かせながら米粒を発射しますし、アサリは「リンリン」と鳴きながら空を飛び、サザエは「サアアアアン」と雄叫びを上げて腕を振り下ろし、アスパラガスは「パアアア」と叫びながら走り回ったりします。
 今回のボス食材はアワビなんですけど、アワビだけにその鳴き声は「あわわわわ」というドジっ子みたいな声に違いありません。あわわわ言いながら盛大にコケて料子を押し潰しにかかるとか、そういったドジっ子特有のアクションを交えた迷惑な攻撃方法に期待したいですね(ウソです)。

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今のところ、高得点を付けているレビュアーは将来への期待値込みという印象

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時代が「絶チル」に追いついた!(嫌な形で) サンデー13号「絶対可憐チルドレン」感想

絶対可憐チルドレン

 アメリカ大統領にトランプ氏が就任してからというもの、世のすべての漫画家はトランプ氏の似顔絵を描く練習を始めたに違いないと思われますが、サンデー13号の「絶対可憐チルドレン」には早くもトランプっぽい人物が登場。大統領と銘打たれてはいませんが、首都の大統領府の前で大群衆の前で演説しているところからして、コメリカ合衆国の政治家であることは間違いなさそうです。

 何より素晴らしいと思ったのは、彼が演説しているエスパーを排除する排外的な演説の内容が、現実のトランプ大統領のキャラクターと完璧に一致しているところです。

 元々このマンガには自分がマジョリティーであることに価値を見出してマイノリティーを差別する系統の人々をカリカチュアした「普通の人々」という組織が設定面で用意されていたのですが、今や現実でも国籍や宗教に基づいたマイノリティー差別を行う言動は世界中で普遍的に見られる様になってしまっており、ついに時代が「絶チル」に追いついてしまった感が否めません。
 エスパーとノーマルの融和を訴える政治家が大統領候補として登場した「THE UNLIMITED 兵部京介」からたった4年で、全く逆の主張を行う人物が「絶チル」本編で合衆国大統領として登場することからしても、アニメをやってた頃とは時代の潮流が変わってしまったんだなと感じますね。

 そして本編の方ですが、色々あって兵部の体がダメになってしまった結果、ついに薫が「女王」としてパンドラの王座に座ることになる日が現実的に迫って来ていることが、個人的には「このマンガもついにここまで来たか」という感じでかなりグッと来てます。
 彼女がパンドラの女王となる目的が、連載初期の頃は「ノーマルとエスパーの最終戦争のため」だったのが、今では「ノーマルとエスパーの最終戦争を避けるため」と正反対になっているところも良いです。「薫がエスパー達の女王となる」という事実は一緒でも、そこに至るまでの経路が大きく変わった結果、その目的や結末も大きく異なることとなった──という、時間SFとしての「絶チル」の醍醐味が象徴されているように思えるからです。

 ただ、現時点では皆本が敵の手の内に囚われているのが気がかりではあります。薫にとって皆本の存在はもはや極めて大きなものになっているので、もしギリアムがそれに気が付いたら、まかり間違いなくそこを突いてくることでしょう。
 下手をしたら、一度は回避できたはずの「薫と皆本が対峙して殺し合いをする」あの展開を、再び繰り返すハメになる可能性もあるんじゃないかなと予想しています。というか、もしこのマンガがもうすぐクライマックスを迎えると仮定した場合、「コミックス1巻で提示された衝撃的なシーンを、最終巻でもう一度リフレインする」ってのはンもう盛り上がること間違いない訳であり、自分がギリアムだったら絶対そういう演出を施すと思いました(ひどい)。

 今回の感想としては、粉でできたショタ兵部はいいと思います。

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真木が再登場する局面にも期待

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