2010/02/02 23:18
絶対可憐チルドレン
あらすじ:
今回はナイがチルドレン相手に自爆覚悟のガチバトルを仕掛ける展開一直線になるかと思いきや、今回もまた前回に引き続いて「フェザー」が介入、今度は皆本の指揮の邪魔をし出して事態は流動的に。フェザーはまるで皆本にちょっかい出したくて仕方がない子供の様にも見えませんか(←あらすじ?)。
その一方、ユーリは自分が施した洗脳を解かれてから人生を謳歌している(やおい妄想で)パティを眺めつつ、「生きるって何?
」という哲学的思索に耽る境地に達しつつあったのであった。続く。
生きるとは何か。ユーリが自分に投げかけたプリミティブな問いは、古来から様々な宗教や哲学、そして視聴者に『何の為に生まれて、何をして生きるのか?
』と常に問いかけを行う「アンパンマンのマーチ」に到るまで、実に様々な人々が挑んできた非常に深淵かつ根源的なものです。とりあえず、悩み多き思春期には一度悩んでおいて損はないテーマであると言えましょう。
大人になると、割と生きてることそのものがどうでもよくなりますからね(ダメ)。
その辺はともかくとしても、エスパーを人間であると捉えず、常に道具として扱ってきた「黒い幽霊」の組織の一員であるユーリが、斯様な問いを発することができるレベルまで到達する程にまで人間性を回復したことは、目をみはるべき事ではないかと思いました。
「悠理」の人格が薫たちと友達として交流するうちにユーリ達とは違う独自の自我を獲得していったことが、本来の「ユーリ」の人格にも影響を及ぼしていることは間違いないでしょう。
しかし、ユーリがその境地に達するきっかけを作ったのが、「何の為に生まれて、何をして生きるのか?
」という問いに対して「アニメやマンガでやおい妄想」とハキハキと答えられるリアルバウト腐女子であるところのパティであるところが、まあ何というかこのマンガらしいと言えばらしいです。
そのパティのキャラ紹介の欄には「腐女子化進行中
」と書かれていますが、彼女はアレでまだ進行中なのでしょうか。中学生にしてはかなり出来すぎてると思うのですが、まだまだ腐る余地は十分にあるということなのか。パティの今後にも注目です。
あと、最近は「『フェザー』の正体」についての考察を、ネットで時折見かけるようになりました。「未来」の薫が何らかの形で関わっているのは多分間違いないと思うのですが、皆本のことを「ミナモト
」とカタカナで呼称してることを考えると、フェザーは純粋に薫の意志の産物だけではないような気がします。
皆本を「ミナモト
」と呼ぶキャラと言えばケンやメアリーが真っ先に思い浮かびますけど、まさか彼らの意志がフェザーに宿っていたりするのでしょうか?(頑張って曲解してみた)
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2010/01/27 00:45
國崎出雲の事情
女形が登場するマンガといって真っ先に連想されるのは勿論「オヤマ!菊之助」ですが(いきなり)、「菊之助」が女形を学ぶという名目で女の子にエッチな事をするという、「ラブひな」とかそういうものが流行っていた90年代後半的なノリの判りやすいエロコメだったのに対し、この「國崎出雲の事情」の場合は『女形で女の格好をするなんて恥ずかしい
』『でも女形として注目を浴びるのは気持ちいい
』という相反する感情が主人公の中で交錯しつつドラマが進行して行く、一種のトランスジェンダーものとして描かれているところが、なんというかこう時代だよなあと思いました。
ただ、主人公の出雲は既に女形として舞台に立つ快感を知ってしまっているため、今は「女形なんて」とツンツンしていても、話の展開的にはいずれデレて来ることは必至。主人公がツンデレなのもやっぱり時代ですね(決めつけ)。
まあ個人的には「男らしさ」と「女形を演じること」は全く矛盾しないというか、むしろ女形とは「男」たるものを知り抜いた上で「女形」という名のアニマを演じるという意味においては男の中の男でなければできない仕事であると思っているので、最終的には出雲がその辺の感情的な折り合いをどう付けていくか? という形で話が進んでいくのではないかと思われます。
あと第一話では加賀斗という女形が登場しますが、このキャラは立ち位置的に面白いです。出雲を女形の世界へと牽引する先輩キャラであると同時に、掛け算妄想要員としても機能するという抜かりなさが素敵。病弱気味なのも何かちょっとソソられます。この辺も時代という奴なのでしょうか。
勝手に時代のせいにしつつおわり。
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2010/01/26 00:13
[☆8] 時間SFかつボーイズミーツガールな短編集。個々のエピソードが一つのSF的な仮定を基にアイデアを膨らませる形で作られており、これぞSF短編集という印象。あと出てくる女の子がカワイイ。トトカミ様かわいい
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2010/01/24 21:33
[☆10] 「人間がロボットに見える女の子」を題材にしたラノベと思わせておいて、その実体は量子論に基づいた壮大なスケールの思考実験SF。それでいてちゃんと百合小説としても成立している、奇跡の様な作品。面白かった!
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2010/01/23 22:43
絶対可憐チルドレン
精神的な余裕が戻って来たので、遅ればせながら先週と今週の「絶チル」の感想を書きました。
マンガの感想書いてると心が癒されますね。感想ヒーリング。
キャットウォーカー(1) あらすじ:そんなアレで、チルドレンのトリプルブーストを受けて洗脳の解けたパティ達があまりに残念なことになっていることを危惧した「黒い幽霊」は、トリプルブーストを解析するための餌となるナイに対しては「洗脳が解けて残念なことになる前に自爆する」仕掛けを施していたのであった。なんてひどいことを。そんなオタクが嫌いなのか。
今回の「黒い幽霊」の行動は、ユーリがナイに対して情が移っていることを見越した上での自爆処置っぽさを臭わせてますね。ナイを使ってユーリの「忠誠」を試す意図を感じます。ブースト解析用レアメタルのペンダントも脚が生えて自走して勝手に薫にとりつくという地味に気味の悪い仕様と併せ、ここまでわかりやすく邪悪なことをされるとグッと来ます(マゾ)。
ユーリとナイの関係の深化の描写は、本編よりはむしろ「サプリメント」の方で取り上げられていた印象が強いです。悠理が用意した猫用の小窓を通り抜けようとしてパンツ見せながらもんどり打つナイとか可愛かったですよね。そりゃユーリも情が移るというものですよ。オレがユーリなら萌えてる。
ただ個人的には、ナイはもし仮に無事洗脳が解けたとしても、いわゆるパティみたいに残念なことにはならず、なんか普通に異性同性動物に関わらずモテて社会性を回復できそうなポテンシャルを持ってる感じがします。いやまあ、「黒い幽霊」にとっての残念なこととは、決してオタク趣味に目覚めることではなくて、超能力者が道具ではなく人間として生きる気力を得ることであることは把握していますが。
むしろ、ユーリがナイに対して百合姫ワイルドローズ的な感情を抱いてドギマギしてしまう方のが個人的には萌えるので、ぜひその方向性を検討して頂きたい所存です。誰かに。
そういやユーリに対してトリブルブーストをしかけたら、何が起こるんでしょうか。分裂していた人格が融合するとか、逆にフェザーが顕在化するとかあるんでしょうか。
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