ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
キャット・ウォーカー (1) ナ、ナイたん…人間爆弾って、それどこのガイゾックの所業ですか。 嗚呼、アキちゃんのトラウマが蘇る… ヽ(´Д`)ノ ウォーン 学園がメイン舞台になった「謎の転校生」編が割と日常サイドに寄った明るいエピソードだったのに対し、エピが変わった今週分はいきなり重い展開に。 エスパーに対する「黒い幽霊」の本音を、嫌と言う程に感じさせる話しでした。 プラスチック爆薬を脳内にインプラントする、そんな非人道的な行為はモチロンの事ですが、その手術自体もなんと雑な事か…。 女の子の顔にあんな禍々しい痕を残すなんて…手術痕と言うものに対する頓着が、まるで感じられません! そもそも、綺麗に処置しようなんて発想自体が元から無かったのでしょうけど。 しかも、もしかして抜糸さへしてないのですか、これ? ここまでくると…これは、むしろ何が施術されたのかを本人や周囲へ自覚を促す為に、ワザと傷痕が目立つような “マーキング処置” も兼ねている様にしか思えないのですが… orz 手術の目的は、あくまでもナイと言う「道具」に、裏切り対策用に新たな “機能” を付け加えただけ…エスパーを端から人間として見ていない、そんな考え方がこの手術痕だけでもダイレクトに伝わってきて鬱になります。
「道具」扱いと言えば、ユーリ(ミラージュ)へのそれも露骨に見えてきました。 同じ「道具」って括りでも、それが代替の利く物かどうかで扱い方の加減も変わってくるでしょう。 なのに、ここであっさりとユーリの切り捨てを示唆してるテオドールの様子を見てると、これはもう彼女(正確には、彼女が持つヒュプノと言う絶対的な能力)も、「黒い幽霊」にとって必ずしも重要なものじゃなくなってしまったと言う事なのでしょうか? 流石に…幼女であるナイを無惨に殺害する様な展開は、回避されるとは思うのですが(チルドレンでなくとも、「ハート・ブレーカー」編の様に高超度エスパー連合で施術すれば爆弾の摘出は可能な気はします…それをも見越した対策を施されていたらアウトですが、信管部分の構造をどんな感じに設定しているのでしょうね…)。 でも、そうするとその分、ユーリの方に避けられない悲劇的展開が背負わされそうな予感も…。 かくして、薫のパンドラ転向への布石が着々と進んでる様で、気が気じゃありません。
今現在、「黒い幽霊」にて(エスパーにとって)悪の権化とも伺えるポジションにあるのは、ユーリの「お父様」たる首領なのですが…果たして、彼は本当にラスボスなのだろうか?…と。
「黒い幽霊」が、ノーマルの黒い意思の集合体みたいなものを背後に持った組織であるのなら、首領と言えどこれまた簡単に代替の利く「道具」でしかないのではないのかな、なんてことを思ってみたり。 テオドールなどは、もう必要なくなったとの命(誰からの?)を受ければ、案外あっさりと首領をも殺してしまうなんて展開もあり得そうな気が…。 「ブラック・ファントムさまも、要らぬ情を持ってしまわれたものですなw」…みたいな感じで?
まあ、「黒い幽霊」の内部事情とか背後関係とかは、まだ殆ど描かれていないのに等しいので、今のところ完全に妄想ですけどw >さぷり 本編の重さが救われますw つか、この「先生」たち…ダメダメですなwww >扉 本編と併せて見ると、何だか胸に迫るものがあるユーリとナイの穏やかな一時の情景…なのですが。 何気にユーリの手元に置いてあるネコ用グッズ! ナイを完全にネコ扱いしてるのに噴いたw
一応少年誌なのであぼーんはなし? でも黄金期の終わりを告げるためここはいっちょうあぼーんするのも… でもこれだけ救いの手あるのに助けないのもないじゃナイかと… でも彼か彼女達は爆弾幼女がいる事を知るのも知らせられるのも可能性低いし…
次回を読む勇気がナイかも……>_<
さぷりめんと(91) えーと、「意識させつつ」「結論は出させず」「主導権を握る」「NOと言うタイミングを奪いながら」「じわじわとガードを崩し…」…って、メモってる場合じゃない!w
ゆーん ゆーん そうですよね。「珠野カコのくしゃみ四段活用をどうすればマスターできるか?」という悩みなんて忘れちゃえばいいんですよね☆ 兵部先生ありがとうございます。 (『タッコク!!!』第2巻も大変面白かったです☆)
本編は、「プラスチック爆弾です」と笑顔で答えるナイちゃんを見るたびに視界がにじんでしょうがないです…(涙)。 ユーリちゃんの進退が窮まってきました…。しかし、逆にこれは「黒い幽霊」を離れる契機になり得るかも知れません…。お父様のために動くか、ナイちゃんのために動くか…。 まぁ読者からすれば、テオドールがユーリちゃんに見切りをつけている以上、答えは判っているのですが…。「ブーストの解明」(あるいはレアメタル虫の付着)という役割が済めば、ユーリちゃんは用済みになってしまうのですから……。
不幸中の幸いは爆弾が外科処置によって施された事でしょうか。目には目を、外科処置には外科処置を。賢木ならば取り出す事は可能でしょう。しかし、そのためにはユーリちゃんとナイちゃんがバベルに“保護”されなければいけません。でも、今のところ、ミラージュちゃんファントムちゃん両名がその選択をするとは思えません…。 ならば、たった1人で組織に戻り壊滅させるか…、いくらなんでも無謀です…。 僕が思う効果的な作戦は「チルドレンの人形化が成功したフリをして4人で組織に乗り込む(勿論バベルのサポート付き)」なのですが、実現が難しそうです…。作戦の是非云々というよりも、そこに至る過程を考えれば考えるほど「中二的都合のいい展開」に思えて、思考にブレーキがかかります…。一応、「バベルが内側から攻めて、パンドラが外側から攻める…、劇場版だな」という妄想は出来上がっているのですが…(汗)。
ユーリちゃんの様子から、ナイちゃんの状態に心を痛めている事は明らかなので、今後はナイちゃんを救う方向に動くと思われますので、祈るような気持ちで見守りたいと思います。
一方その頃、薫たちは不愉快な思いで踊っていたようで…(苦笑)。 えーと、なにか、見てしまってスイマセン(汗)。 女の子はこんな授業をさせられるから、男の子より早熟なのでしょうか?? ただ「馬鹿馬鹿しいことを真面目にやらなければならない」というのは、局長直属Aチームの皆さんを想起させますネ。創作ダンスの授業って深遠です(変なまとめ)。
ところで、OVAに「初回限定版」はあるのでしょうか? 僕はチルセルリアンのフィギュアか、桃太郎のぬいぐるみを特典として付けてほしいと思いました。いっその事「バベルver.」と「パンドラver.」を用意して両方実現なんて…。 サンシャイン60から飛び降りる気持ちでいっちょどないやろメーカーはん? 最悪の場合(?)、椎名先生の生写真とか付けてください(どことなく失礼な発言)。
ハルヒの古泉は超度何レベルは? 自分 4巻に登場する 黒巻 節子の 能力「ドリーム・メーカー」にヒュプーノ(精神操作)のを抜いたのしかできませ。僕の能力 けっこう使えます [電波話じゃなくて本当です。笑い。] でも、これは絶対に寝ることができない(まあ、不眠症です) 高校3年には辛い 疲労がとれないから 能力を募集しているところに力をかします。大切物を失うことなら 僕はその場所を一生おぼえる (怖かった 笑い 笑い)
追悼 郷里大輔さん 周回遅れになる前になんとか感想を…と思ってたら、この訃報に接してそんな気分でなくなったしまった… orz 先日、田の中勇さんがお亡くなりになられたのを知って寂しい思いをしたばかりだと言うのに、今度は郷里大輔さんですか…。 こと郷里さんは、アニメ版『絶チル』でもマグ・熱人役を演じられた縁ある御方でしたし、こちらでも追悼させて頂きます。 ベテラン声優さんの声は、その演じられた魅力的なキャラクターの数々によって、私たちアニメファンにとってはその思い出と共にもう血肉とさへ化しています。 彼らの訃報に接して感じられる寂しさとは、そんな私たちの体の一部が永遠に失われてしまう事にも似た痛みなのでしょう。 ただ、演じられたキャラクターたちは、その作品の中で永遠の時間を生きていきます。 ビデオグラムと共に私たちの思い出も共に梱包され、再び作品を見返した時、初めてその作品を楽しんだ時の様にあの懐かしい声に再会できます。 悲しいかな、そこで出会えるのはもう過ぎ去った思い出でしかないのですが…それでも、そんな魅力的な声たちに出会えた事に感謝、ただ感謝。 今はただ、ご冥福をお祈り申し上げます。
私なりの追悼として、これから『絶チル』DVDで第27話「宣戦布告!パンドラからの挑戦状」を再視聴したいと思います。 郷里さん、その素敵な声で演じられた数多のキャラクターたちにと共に…心から、ありがとうございました。
そう言えば郷里さん、アニメ版 『GS美神』 にもゲスト出演されてました。 第17話「夏の海は誘惑だらけ」での半魚人役。
これもDVDで再視聴して見たのですが、こういう迫力あるのに情けなさを漂わす、そんな相反する両方を要求される難しい役柄って、正に郷里さんの本領発揮。 一度見てしまうと、もうこの声以外に適役が思いつきませんw 正に、名バイプレーヤーと言う称号が相応しい方でしたね…。
謎の転校生(8) さぷりめんと(90) 兵部と皆本が保護者同士でフレンドリーな会話を!w そーいえば最近この2人は絡んでいないので、活発な意見交換をもっと見たいですw あと、兵部の態度から、澪たちが当分学校に通う事に確信が持てました。
賢木はこーいうところがマメですよネw 不二子ちゃんの言葉がわざとなのかどうか僕には判断がつきませんけど、不二子ちゃんの仕草って『らき☆すた』のこなたに似ている事が多いですね。「能力は高いのに基本的に怠け者」という共通点があるからでしょうか?
本編は、どーしても付けたいタイトルがあるのでレスに回します。 とりあえずツッコミを2点。 紅葉さんは「極道の妻」という感じなのでしょうか? 和服にサングラスってハイセンスです…。 パティちゃん…、自粛してほしかったのにwww
本編は、とにかく『ガール・フレンズ』のエピソードを彷彿とさせるものでした☆ 当時、僕は黒木くんと火下くんにそれほど好感を持てませんでした。それは2人の心のどこかに「葵や紫穂に気に入られたい」という下心があると思ったからです。 でも、今回の東野くんは違います。東野くんの行動は「困っている友達を助けたい」という一心から来ています。友情以外のなにものでもないその行動に、胸を打たれずにいられません。 ひょっとしたら、東野くんはエスパーと普通人の戦争でも大きな役割を担うかも知れませんね。それほどまでに今回の東野くんは僕にとって鮮烈な印象を与えました。 カガリくんとの友情も芽生えましたし、これはいよいよお互いの幼なじみについて語り合い、最終的にはカズラちゃんとちさとちゃんに巫女のコスプレをしてほしいですっw
それから「エスパーと普通人」についても見方が変わりました。 僕は以前に「持つ者と持たざる者」と表現しましたが、それは「超能力」という極めて狭い見方でしかなかったようです。 「エスパーに有って、普通人に無いもの」があるように、「エスパーに無くて、普通人に有るもの」も必ずあるはずです。それを見出してお互いにリスペクトすれば、立場は違えど信頼関係を築けるはずです☆ 今回のカガリくんと東野くんはまさにそうでした。 東野くんのとった行動は素晴らしく、その影響力は計り知れません。少なくとも、僕は今、人気投票があったら東野くんに1位票を入れます。 東野くんカッコイイーーー☆ ちさとちゃんに介抱されて羨ましいーーーw
それにしても、カガリくんがケンカ弱いのは意外でした。中二的な妄想をしたり、パンドラのメンバーという事を差し引けば、フツーの男の子なのかも知れませんネ。
さて、これにて『謎の転校生』は一応終幕でしょうか。 次回からフェザーさんの謎に迫るのか、はたまた違うエピソードを挿むのか判りませんけど、とりあえず薫たちのユカイなダンスを楽しみにしていますw
僕的に、カガリは帽子無しの方がかっこいいと思います。 カズラは制服似合いますね!! 薫は幼少時代の暴れん坊さが消えて、可愛くなったと思います!! 東野とカガリに抱きつくところが良いですね〓☆
>さぷり 連絡網www もういっそこの連絡網を使って、兵部ととことん子育て議論した方が良いのでは?>皆本 カガリの中二病的自尊型妄想が微笑ましい (^^) つか、彼が今通っているのは実際に中等部でしたっけ…なら問題なし!w で、展開としては正に結果オーライ。 子供たちは自分たちの力だけで(賢木センセイの程良い助力はありましたが)事態収拾、お互いに何にも代えがたい信頼を芽生えさせる事が出来ました。 東野くんとカガリを抱きよせた薫の満面の笑み、これに全てが凝縮されてますね。
これまでの東野くんは、ちさとちゃんと対になる事でしか物語内にポジショニングできませんでしたが、このままカガリとの友情を育めれば、本筋に関わる様な展開でも使えるキャラにまでランクアップ出来そうです。 いえ、決して腐的なものを期待してるワケではなく、あくまで【健全な友情で】ですよw
対して兵部も舞台裏で事態のフォロー。 なんかこう真木さんの苦労人っぷりも板に付いてきたなあ (^^) 気になったのは、最後に兵部が懸念した介入者の件。 ユーリ(「黒い幽霊」サイド)の事なのか、フェザー(未確認サイド)の事なのか…。 言わば両サイド共に、その介入がチルドレンの未来を不確定にさせてる面が有ると思うのですが…やはり、(兵部にとって)完全にイレギュラー要素である後者の方を指しているのかな? いずれにしろ、久々に扉で登場した伊号シリーズによる未来予測に、どんなノイズが入って来てるのか気になるところです。
謎の転校生(7) 新年一発目から感想が遅れて申し訳ありません。 僕の場合は、『FF13』、『“文学少女”見習い』、『絶チル』のトリプルブッキングがまだ続きそうなので、もうしばらくはこんな状態が続きそうです…。平にご容赦くださいませ。
物語の方は、カガリくんの勇姿が見れるかと思ったところに薫が可憐にかかと落としを決めて、でも結局集まったみんながエスパーで手出ししづらいところに、東野くんが白馬の王子様のように現れたの巻でした。 「カガリ→東野」というパティちゃんもビックリの展開ですw でもR-15という事で自粛してほしいところでもありますw 東野くんは、一応ドッジボールで薫といい勝負をする身体能力を持っているのですが、さすがに勝てる見込みがなさそうなので、チンピラくんたちには「ちっ、やってらんねーぜ」的なオトナの態度を期待してしまいます。 不二子ちゃんがコスプレして丸く治めるのカナ?
とにかく、東野くん格好良いです☆ これを機にカガリ君と仲良くなって、お互いの幼なじみについて語り合う関係になってほしいと、個人的に願っています。
それから、フェザーさんですね。 「念動能力者」、「未来を変えなきゃ」、「ミナモトが好き」、「ずっと前から知ってる」 単純に考えて、薫に関係している可能性が高そうです。レアメタル(幽霊水晶)だけ時間移動させたという感じでしょうか? もしかしたら、女王のあのイヤリングは悠理ちゃんからのプレゼントではなく、女王が過去へ送ったものが悠理ちゃんの手元に巡ってきたのかも知れません。
実は「ミナモト」という呼称からかなり人数が限られるんですよね。「さん」や「はん」や「クン」を付けるキャラは比較的多いですし。 そして、その事を踏まえるともうひとりの人物が浮かび上がってきます。皆本を好きでずっと前から知ってて念動力の持ち主…、そう賢木です。 フェザーさんの正体は、賢木がどこかでレアメタルに封印した「皆本への乙女回路」なのかも知れません!(どーーん!) 皆本を押し倒すために、生体コントロール限定の念動力を鍛えたのでしょう。 なんでこんな考え(妄想)が浮かんだかと言いますと、『ダーク・ハーフ(5)』で紫穂の事を「紫穂ちゃん」と呼んだからでした。ここだけは薫と一致しません(あえてそう呼んだ可能性はありますが)。 なので僕は賢木説を提唱します。まぁ200%無いと思いますがwww
話を真面目に戻しますと、フェザーさんの正体が「未来の薫の意志」だった場合、僕的には少々突飛な印象を受けてしまうんですよね……。 以前に鼎さんから「椎名先生はこの作品では時間移動を大ネタとして使うつもり」というご指摘があったのを思い出しているのですが、もしこのタイミングで使われたら僕個人としては違和感が残りそうです…。 『GS美神』のように、何回か登場していて、それほど強力な能力じゃない事もあらかじめ提示されていれば、変な抵抗感も生まれないと思うのですが…うーん……。
まぁ…とりあえず僕は、真実が判明する時まで「時間移動説」にこだわらず可能性を模索していきたいと思います。
周回遅れになる前に。
時間移動を大ネタとして温存というのは、心ならずも連載打ち切りになった時の奥の手だと思っているんです。 たとえばこんな展開。 あと3話で終わらせなければならなくなったら…
局長が失脚し普通人が超能力者を道具として扱う体制ができ、同時に超能力者がパンドラに結集。最終決戦が避けられなくなる。 そこで、未来を変えるため、時間跳躍者を使って皆本を未来に送り込む起死回生の策が練られる。 そこで皆本はエスパーのリーダー薫を撃つ。 薫の意思は皆本を未来に送り込んだ反作用で過去に飛ばされ、自分自身が生まれた2000年のレアメタルに書き込まれる。つまり、皆本の後ろにいた翼の持ち主は死んだ薫自身であった。 そして時間は皆本が薫を撃つ瞬間までループができてしまい、夢の中のように何度も同じシーンを繰り返す。 ループを破るのは「Over the future」という一つの呪文だった。
ま、ここまでいい加減なものではないでしょうが、いざとなったらこれに似たような終わらせ方を、椎名先生は準備しているんじゃないでしょうか。
もちろん、これが本命の終わり方ではないわけで、たぶん日の目をみない事が我々の幸福なのですが、不幸な不測の事態になった時、この手を使うために時間移動を禁じ手にしているのではないか、と想像しているしだいです。
私としては、時間移動の大技は意図的に封じているのではないか、と憶測しているだけで、時間移動ネタを嫌っているわけではありません。
フェザーがなんだか薫のような気がするので、あえてこの回で言わせていただきました。
藤子F先生の名作の一つに、F先生お得意なテーマ=時間モノである『T・Pぼん』があります。 本作は、連作形式をとって長期間に渡って発表され続けた作品だけに、その時期によって作品傾向は異なっていますが、私が一番好きなのはやっぱりリーム姐さんが出てる初期の少年ワールド版ですね…ええ、彼女は譲れません! (^^) ですが、中・後期の作品にもそれぞれに味わいがありまして…そんな中で私が最も好んでる作品の一編が「シュメールの少年」です。
本作は、メソポタミア文明圏で最初期に興った都市文明・シュメールを舞台に、文字の発明をテーマに描いた一編ですが…これは、『T・Pぼん』と言う作品群における一つの完成型だと、私は思っています。 シナリオ上、シュメールの少年・ナラムと少女・イナンナ、それに狼のルウが物語の担い手となっており、本来の主役である ぼん&ユミ子 は、物語への関わり方において本筋の外で黒子役に徹しています。 それどころか、彼らがタイムパトロールとして過去に干渉したのは、実にほんのささやかな一点のみです。 ただそれだけで、物語の流れが変わり、過去も変わってゆくのです。 今回のフェザーの干渉の仕方は、この「シュメールの少年」編におけるタイムパトロールの関わり方に非常に似ているんですね。 彼女が望んだのはただ一点、皆本がカガリ絡みでこれから起こる事態をただ静観する事。 そして、それだけで他の別要素がどんどん絡んで未来が変わってくる…それは、とても美しいシナリオだと感じました。
こういった時間モノの紡ぎ方が出来てしまう辺り、やはり椎名先生は、その感覚においてF先生の流れを汲んでおられるんだなあって感じ入りました。
さて今回、フェザーによる皆本への呼称「ミナモト」によって、かなりフェザー=薫の可能性が高くなった気がしますね。 フェザーがサイコキノであることから、彼女はキャリーじゃないかって意見もネット上ではありましたが、キャリーなら呼称は「コーイチ」になりそうですし(モチロン、これは単なるネーム上のミスで、コミックス収録時に修正…なんて可能性もあるかもしれませんがw)。 まあ、実際の答えを得るには、まだまだ物語の展開を見極めねばならないでしょうけど。
ところで、時間移動について描かれる場合、そのパターンは実に多く有り、仮に『絶チル』で時間移動ネタを使った場合でも、どういったパターンを採るかで全く展開が異なってくると思います。 ですから、私にとっては「時間移動=何でもアリ」ってシロモノでは無いものですから、これはこれで予想が楽しみなネタだったりします (^^)
ちなみに、フェザー登場時に私が展開予想の際に念頭においた時間移動のパターンは、『幻魔大戦』のケースでした。 過去への干渉により時間軸が分岐し、異なる世界が生まれる…以前の世界は何も変わらず、改変される世界は新たに生まれた時間軸でパラレルに展開される…ってパターン。 最近でしたら、三雲先生が『アスラクライン』で用いた「二巡目の世界」の概念もこれと同様ですね。 これはあくまで私が個人的に物語を予想するに当たってのベースとした「仮定要素」にすぎませんが、今のところは未だこの仮定に基づいて『絶チル』を概観してますが…。 もしも時間移動ネタが採られるにしても、或いはまた異なるパターンの可能性も高いワケでして、その場合は予想してる事が根底から引っ繰り返される可能性もあります。 まあ、それも含めて、椎名先生がどんな采配を行うのかを楽しみにしています (^^)
間違ったタイトルでごめんなさい。…言いたかったんです(汗)。
>時間移動を大ネタとして温存というのは、心ならずも連載打ち切りになった時の奥の手だと思っているんです。
あああぁ…、なんだか誤解を招くような半端な引用をしてしまい、その為にお手数をお掛け致しまして申し訳ありません…(汗)。 考えてみたところ、僕が時間移動に抵抗感を持っているのは「『絶チル』世界において時間移動能力が定義されていないから」みたいです。 「時間移動は全ての因果律をくつがえすいわば究極の超能力(ドクター・カオス談)」、それが超能力を扱うこの作品で未だ登場していないのは、やはり椎名先生の意図なのだと思います。おそらく作品内で「時間移動」という単語すら登場していないと思います……たぶん。 物語の結末が未来にあるので意図的な封印は至極当然で納得できるのですが、だからこそこのタイミングで解禁されるのがどこか唐突で、素直に納得しがたいのです…。 うーん…、なんだか子供が駄々をこねているようですごくイヤなのですが(汗)、遠からず皆本あたりから時間移動について説明があると思うので、それを待ちたいと思います。 蛇足ですが、僕の今の状況って「い、いきなりだったからびっくりしただけ。…次からはもっと優しくしてよね」と言う前段階なのでしょうか??
>過去への干渉により時間軸が分岐し、異なる世界が生まれる…以前の世界は何も変わらず、改変される世界は新たに生まれた時間軸でパラレルに展開される…ってパターン。
僕は『幻魔大戦』は知らないのですが『ドラゴンボール』を思い出しましたっ。 トランクスが未来から来て悟空たちは死なずに済む…、でもセルゲーム終了後にトランクスが戻った未来では悟空たちは死んだまま…(でもセルは倒す)。 「未来はひとつではない」という考えを喪失しておりました…。 ただ、仮にこのパターンが採られた場合「皆本は未来を知りながら変えられなかった。だから薫(の意志)が来た」=「未来を変えるのは普通人ではなくエスパー」という新たな心配もあるのですが………。 なにはともあれ…、推測の話を過度に広げても仕方ないですネ。いずれ明らかになるフェザーさんの正体について刮目して待ちましょう。真実はいつもひとつ☆
余談かつ今更ですが、美神美智恵さんは1,21ジゴワット(ギガワット)の電力を利用して時間移動していたのですね。
単独で時間移動を行える能力者は実はいない。 「フェザー」は 紫穂が過去を捉え 薫が空間をこじあけ 葵が過去の座標にテレポート つまりチルドレン三人のブーストによる「合成能力」で やってきた「翼に意思(遺志?)の宿った存在」ではなかろーか? 人格は薫ベースではあるが他の二人も混ざっているため 本人とはまた別の存在みたいな。
そうなると「いつ」三人がブーストを行ったのかという疑問は残るけどねw 女王が皆本にすんなり撃たれてみせたのも愛ゆえにというのはもちろんだが、 力のほとんどを過去に送った後だったんじゃないかなーとか妄想。
椎名先生が初めから「時間移動」をとっておきのギミックとして 考えていたのなら、そのためのピースを三人の能力として割り振っていた というのは考えすぎ?
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ナ、ナイたん…人間爆弾って、それどこのガイゾックの所業ですか。
嗚呼、アキちゃんのトラウマが蘇る… ヽ(´Д`)ノ ウォーン
学園がメイン舞台になった「謎の転校生」編が割と日常サイドに寄った明るいエピソードだったのに対し、エピが変わった今週分はいきなり重い展開に。
エスパーに対する「黒い幽霊」の本音を、嫌と言う程に感じさせる話しでした。
プラスチック爆薬を脳内にインプラントする、そんな非人道的な行為はモチロンの事ですが、その手術自体もなんと雑な事か…。
女の子の顔にあんな禍々しい痕を残すなんて…手術痕と言うものに対する頓着が、まるで感じられません!
そもそも、綺麗に処置しようなんて発想自体が元から無かったのでしょうけど。
しかも、もしかして抜糸さへしてないのですか、これ?
ここまでくると…これは、むしろ何が施術されたのかを本人や周囲へ自覚を促す為に、ワザと傷痕が目立つような “マーキング処置” も兼ねている様にしか思えないのですが… orz
手術の目的は、あくまでもナイと言う「道具」に、裏切り対策用に新たな “機能” を付け加えただけ…エスパーを端から人間として見ていない、そんな考え方がこの手術痕だけでもダイレクトに伝わってきて鬱になります。
「道具」扱いと言えば、ユーリ(ミラージュ)へのそれも露骨に見えてきました。
同じ「道具」って括りでも、それが代替の利く物かどうかで扱い方の加減も変わってくるでしょう。
なのに、ここであっさりとユーリの切り捨てを示唆してるテオドールの様子を見てると、これはもう彼女(正確には、彼女が持つヒュプノと言う絶対的な能力)も、「黒い幽霊」にとって必ずしも重要なものじゃなくなってしまったと言う事なのでしょうか?
流石に…幼女であるナイを無惨に殺害する様な展開は、回避されるとは思うのですが(チルドレンでなくとも、「ハート・ブレーカー」編の様に高超度エスパー連合で施術すれば爆弾の摘出は可能な気はします…それをも見越した対策を施されていたらアウトですが、信管部分の構造をどんな感じに設定しているのでしょうね…)。
でも、そうするとその分、ユーリの方に避けられない悲劇的展開が背負わされそうな予感も…。
かくして、薫のパンドラ転向への布石が着々と進んでる様で、気が気じゃありません。
今現在、「黒い幽霊」にて(エスパーにとって)悪の権化とも伺えるポジションにあるのは、ユーリの「お父様」たる首領なのですが…果たして、彼は本当にラスボスなのだろうか?…と。
「黒い幽霊」が、ノーマルの黒い意思の集合体みたいなものを背後に持った組織であるのなら、首領と言えどこれまた簡単に代替の利く「道具」でしかないのではないのかな、なんてことを思ってみたり。
テオドールなどは、もう必要なくなったとの命(誰からの?)を受ければ、案外あっさりと首領をも殺してしまうなんて展開もあり得そうな気が…。
「ブラック・ファントムさまも、要らぬ情を持ってしまわれたものですなw」…みたいな感じで?
まあ、「黒い幽霊」の内部事情とか背後関係とかは、まだ殆ど描かれていないのに等しいので、今のところ完全に妄想ですけどw
>さぷり
本編の重さが救われますw
つか、この「先生」たち…ダメダメですなwww
>扉
本編と併せて見ると、何だか胸に迫るものがあるユーリとナイの穏やかな一時の情景…なのですが。
何気にユーリの手元に置いてあるネコ用グッズ!
ナイを完全にネコ扱いしてるのに噴いたw
一応少年誌なのであぼーんはなし?
でも黄金期の終わりを告げるためここはいっちょうあぼーんするのも…
でもこれだけ救いの手あるのに助けないのもないじゃナイかと…
でも彼か彼女達は爆弾幼女がいる事を知るのも知らせられるのも可能性低いし…
次回を読む勇気がナイかも……>_<
さぷりめんと(91)
えーと、「意識させつつ」「結論は出させず」「主導権を握る」「NOと言うタイミングを奪いながら」「じわじわとガードを崩し…」…って、メモってる場合じゃない!w
ゆーん ゆーん
そうですよね。「珠野カコのくしゃみ四段活用をどうすればマスターできるか?」という悩みなんて忘れちゃえばいいんですよね☆ 兵部先生ありがとうございます。
(『タッコク!!!』第2巻も大変面白かったです☆)
本編は、「プラスチック爆弾です」と笑顔で答えるナイちゃんを見るたびに視界がにじんでしょうがないです…(涙)。
ユーリちゃんの進退が窮まってきました…。しかし、逆にこれは「黒い幽霊」を離れる契機になり得るかも知れません…。お父様のために動くか、ナイちゃんのために動くか…。
まぁ読者からすれば、テオドールがユーリちゃんに見切りをつけている以上、答えは判っているのですが…。「ブーストの解明」(あるいはレアメタル虫の付着)という役割が済めば、ユーリちゃんは用済みになってしまうのですから……。
不幸中の幸いは爆弾が外科処置によって施された事でしょうか。目には目を、外科処置には外科処置を。賢木ならば取り出す事は可能でしょう。しかし、そのためにはユーリちゃんとナイちゃんがバベルに“保護”されなければいけません。でも、今のところ、ミラージュちゃんファントムちゃん両名がその選択をするとは思えません…。
ならば、たった1人で組織に戻り壊滅させるか…、いくらなんでも無謀です…。
僕が思う効果的な作戦は「チルドレンの人形化が成功したフリをして4人で組織に乗り込む(勿論バベルのサポート付き)」なのですが、実現が難しそうです…。作戦の是非云々というよりも、そこに至る過程を考えれば考えるほど「中二的都合のいい展開」に思えて、思考にブレーキがかかります…。一応、「バベルが内側から攻めて、パンドラが外側から攻める…、劇場版だな」という妄想は出来上がっているのですが…(汗)。
ユーリちゃんの様子から、ナイちゃんの状態に心を痛めている事は明らかなので、今後はナイちゃんを救う方向に動くと思われますので、祈るような気持ちで見守りたいと思います。
一方その頃、薫たちは不愉快な思いで踊っていたようで…(苦笑)。
えーと、なにか、見てしまってスイマセン(汗)。
女の子はこんな授業をさせられるから、男の子より早熟なのでしょうか??
ただ「馬鹿馬鹿しいことを真面目にやらなければならない」というのは、局長直属Aチームの皆さんを想起させますネ。創作ダンスの授業って深遠です(変なまとめ)。
ところで、OVAに「初回限定版」はあるのでしょうか?
僕はチルセルリアンのフィギュアか、桃太郎のぬいぐるみを特典として付けてほしいと思いました。いっその事「バベルver.」と「パンドラver.」を用意して両方実現なんて…。
サンシャイン60から飛び降りる気持ちでいっちょどないやろメーカーはん?
最悪の場合(?)、椎名先生の生写真とか付けてください(どことなく失礼な発言)。
ハルヒの古泉は超度何レベルは?
自分 4巻に登場する 黒巻 節子の 能力「ドリーム・メーカー」にヒュプーノ(精神操作)のを抜いたのしかできませ。僕の能力 けっこう使えます [電波話じゃなくて本当です。笑い。] でも、これは絶対に寝ることができない(まあ、不眠症です) 高校3年には辛い 疲労がとれないから 能力を募集しているところに力をかします。大切物を失うことなら 僕はその場所を一生おぼえる (怖かった 笑い 笑い)
追悼 郷里大輔さん
周回遅れになる前になんとか感想を…と思ってたら、この訃報に接してそんな気分でなくなったしまった… orz
先日、田の中勇さんがお亡くなりになられたのを知って寂しい思いをしたばかりだと言うのに、今度は郷里大輔さんですか…。
こと郷里さんは、アニメ版『絶チル』でもマグ・熱人役を演じられた縁ある御方でしたし、こちらでも追悼させて頂きます。
ベテラン声優さんの声は、その演じられた魅力的なキャラクターの数々によって、私たちアニメファンにとってはその思い出と共にもう血肉とさへ化しています。
彼らの訃報に接して感じられる寂しさとは、そんな私たちの体の一部が永遠に失われてしまう事にも似た痛みなのでしょう。
ただ、演じられたキャラクターたちは、その作品の中で永遠の時間を生きていきます。
ビデオグラムと共に私たちの思い出も共に梱包され、再び作品を見返した時、初めてその作品を楽しんだ時の様にあの懐かしい声に再会できます。
悲しいかな、そこで出会えるのはもう過ぎ去った思い出でしかないのですが…それでも、そんな魅力的な声たちに出会えた事に感謝、ただ感謝。
今はただ、ご冥福をお祈り申し上げます。
私なりの追悼として、これから『絶チル』DVDで第27話「宣戦布告!パンドラからの挑戦状」を再視聴したいと思います。
郷里さん、その素敵な声で演じられた数多のキャラクターたちにと共に…心から、ありがとうございました。
そう言えば郷里さん、アニメ版 『GS美神』 にもゲスト出演されてました。
第17話「夏の海は誘惑だらけ」での半魚人役。
これもDVDで再視聴して見たのですが、こういう迫力あるのに情けなさを漂わす、そんな相反する両方を要求される難しい役柄って、正に郷里さんの本領発揮。
一度見てしまうと、もうこの声以外に適役が思いつきませんw
正に、名バイプレーヤーと言う称号が相応しい方でしたね…。
謎の転校生(8)
さぷりめんと(90)
兵部と皆本が保護者同士でフレンドリーな会話を!w
そーいえば最近この2人は絡んでいないので、活発な意見交換をもっと見たいですw
あと、兵部の態度から、澪たちが当分学校に通う事に確信が持てました。
賢木はこーいうところがマメですよネw
不二子ちゃんの言葉がわざとなのかどうか僕には判断がつきませんけど、不二子ちゃんの仕草って『らき☆すた』のこなたに似ている事が多いですね。「能力は高いのに基本的に怠け者」という共通点があるからでしょうか?
本編は、どーしても付けたいタイトルがあるのでレスに回します。
とりあえずツッコミを2点。
紅葉さんは「極道の妻」という感じなのでしょうか? 和服にサングラスってハイセンスです…。
パティちゃん…、自粛してほしかったのにwww
本編は、とにかく『ガール・フレンズ』のエピソードを彷彿とさせるものでした☆
当時、僕は黒木くんと火下くんにそれほど好感を持てませんでした。それは2人の心のどこかに「葵や紫穂に気に入られたい」という下心があると思ったからです。
でも、今回の東野くんは違います。東野くんの行動は「困っている友達を助けたい」という一心から来ています。友情以外のなにものでもないその行動に、胸を打たれずにいられません。
ひょっとしたら、東野くんはエスパーと普通人の戦争でも大きな役割を担うかも知れませんね。それほどまでに今回の東野くんは僕にとって鮮烈な印象を与えました。
カガリくんとの友情も芽生えましたし、これはいよいよお互いの幼なじみについて語り合い、最終的にはカズラちゃんとちさとちゃんに巫女のコスプレをしてほしいですっw
それから「エスパーと普通人」についても見方が変わりました。
僕は以前に「持つ者と持たざる者」と表現しましたが、それは「超能力」という極めて狭い見方でしかなかったようです。
「エスパーに有って、普通人に無いもの」があるように、「エスパーに無くて、普通人に有るもの」も必ずあるはずです。それを見出してお互いにリスペクトすれば、立場は違えど信頼関係を築けるはずです☆
今回のカガリくんと東野くんはまさにそうでした。
東野くんのとった行動は素晴らしく、その影響力は計り知れません。少なくとも、僕は今、人気投票があったら東野くんに1位票を入れます。
東野くんカッコイイーーー☆ ちさとちゃんに介抱されて羨ましいーーーw
それにしても、カガリくんがケンカ弱いのは意外でした。中二的な妄想をしたり、パンドラのメンバーという事を差し引けば、フツーの男の子なのかも知れませんネ。
さて、これにて『謎の転校生』は一応終幕でしょうか。
次回からフェザーさんの謎に迫るのか、はたまた違うエピソードを挿むのか判りませんけど、とりあえず薫たちのユカイなダンスを楽しみにしていますw
僕的に、カガリは帽子無しの方がかっこいいと思います。
カズラは制服似合いますね!!
薫は幼少時代の暴れん坊さが消えて、可愛くなったと思います!!
東野とカガリに抱きつくところが良いですね〓☆
>さぷり
連絡網www
もういっそこの連絡網を使って、兵部ととことん子育て議論した方が良いのでは?>皆本
カガリの中二病的自尊型妄想が微笑ましい (^^)
つか、彼が今通っているのは実際に中等部でしたっけ…なら問題なし!w
で、展開としては正に結果オーライ。
子供たちは自分たちの力だけで(賢木センセイの程良い助力はありましたが)事態収拾、お互いに何にも代えがたい信頼を芽生えさせる事が出来ました。
東野くんとカガリを抱きよせた薫の満面の笑み、これに全てが凝縮されてますね。
これまでの東野くんは、ちさとちゃんと対になる事でしか物語内にポジショニングできませんでしたが、このままカガリとの友情を育めれば、本筋に関わる様な展開でも使えるキャラにまでランクアップ出来そうです。
いえ、決して腐的なものを期待してるワケではなく、あくまで【健全な友情で】ですよw
対して兵部も舞台裏で事態のフォロー。
なんかこう真木さんの苦労人っぷりも板に付いてきたなあ (^^)
気になったのは、最後に兵部が懸念した介入者の件。
ユーリ(「黒い幽霊」サイド)の事なのか、フェザー(未確認サイド)の事なのか…。
言わば両サイド共に、その介入がチルドレンの未来を不確定にさせてる面が有ると思うのですが…やはり、(兵部にとって)完全にイレギュラー要素である後者の方を指しているのかな?
いずれにしろ、久々に扉で登場した伊号シリーズによる未来予測に、どんなノイズが入って来てるのか気になるところです。
謎の転校生(7)
新年一発目から感想が遅れて申し訳ありません。
僕の場合は、『FF13』、『“文学少女”見習い』、『絶チル』のトリプルブッキングがまだ続きそうなので、もうしばらくはこんな状態が続きそうです…。平にご容赦くださいませ。
物語の方は、カガリくんの勇姿が見れるかと思ったところに薫が可憐にかかと落としを決めて、でも結局集まったみんながエスパーで手出ししづらいところに、東野くんが白馬の王子様のように現れたの巻でした。
「カガリ→東野」というパティちゃんもビックリの展開ですw でもR-15という事で自粛してほしいところでもありますw
東野くんは、一応ドッジボールで薫といい勝負をする身体能力を持っているのですが、さすがに勝てる見込みがなさそうなので、チンピラくんたちには「ちっ、やってらんねーぜ」的なオトナの態度を期待してしまいます。 不二子ちゃんがコスプレして丸く治めるのカナ?
とにかく、東野くん格好良いです☆ これを機にカガリ君と仲良くなって、お互いの幼なじみについて語り合う関係になってほしいと、個人的に願っています。
それから、フェザーさんですね。
「念動能力者」、「未来を変えなきゃ」、「ミナモトが好き」、「ずっと前から知ってる」
単純に考えて、薫に関係している可能性が高そうです。レアメタル(幽霊水晶)だけ時間移動させたという感じでしょうか? もしかしたら、女王のあのイヤリングは悠理ちゃんからのプレゼントではなく、女王が過去へ送ったものが悠理ちゃんの手元に巡ってきたのかも知れません。
実は「ミナモト」という呼称からかなり人数が限られるんですよね。「さん」や「はん」や「クン」を付けるキャラは比較的多いですし。
そして、その事を踏まえるともうひとりの人物が浮かび上がってきます。皆本を好きでずっと前から知ってて念動力の持ち主…、そう賢木です。
フェザーさんの正体は、賢木がどこかでレアメタルに封印した「皆本への乙女回路」なのかも知れません!(どーーん!) 皆本を押し倒すために、生体コントロール限定の念動力を鍛えたのでしょう。
なんでこんな考え(妄想)が浮かんだかと言いますと、『ダーク・ハーフ(5)』で紫穂の事を「紫穂ちゃん」と呼んだからでした。ここだけは薫と一致しません(あえてそう呼んだ可能性はありますが)。
なので僕は賢木説を提唱します。まぁ200%無いと思いますがwww
話を真面目に戻しますと、フェザーさんの正体が「未来の薫の意志」だった場合、僕的には少々突飛な印象を受けてしまうんですよね……。
以前に鼎さんから「椎名先生はこの作品では時間移動を大ネタとして使うつもり」というご指摘があったのを思い出しているのですが、もしこのタイミングで使われたら僕個人としては違和感が残りそうです…。
『GS美神』のように、何回か登場していて、それほど強力な能力じゃない事もあらかじめ提示されていれば、変な抵抗感も生まれないと思うのですが…うーん……。
まぁ…とりあえず僕は、真実が判明する時まで「時間移動説」にこだわらず可能性を模索していきたいと思います。
周回遅れになる前に。
時間移動を大ネタとして温存というのは、心ならずも連載打ち切りになった時の奥の手だと思っているんです。
たとえばこんな展開。
あと3話で終わらせなければならなくなったら…
局長が失脚し普通人が超能力者を道具として扱う体制ができ、同時に超能力者がパンドラに結集。最終決戦が避けられなくなる。
そこで、未来を変えるため、時間跳躍者を使って皆本を未来に送り込む起死回生の策が練られる。
そこで皆本はエスパーのリーダー薫を撃つ。
薫の意思は皆本を未来に送り込んだ反作用で過去に飛ばされ、自分自身が生まれた2000年のレアメタルに書き込まれる。つまり、皆本の後ろにいた翼の持ち主は死んだ薫自身であった。
そして時間は皆本が薫を撃つ瞬間までループができてしまい、夢の中のように何度も同じシーンを繰り返す。
ループを破るのは「Over the future」という一つの呪文だった。
ま、ここまでいい加減なものではないでしょうが、いざとなったらこれに似たような終わらせ方を、椎名先生は準備しているんじゃないでしょうか。
もちろん、これが本命の終わり方ではないわけで、たぶん日の目をみない事が我々の幸福なのですが、不幸な不測の事態になった時、この手を使うために時間移動を禁じ手にしているのではないか、と想像しているしだいです。
私としては、時間移動の大技は意図的に封じているのではないか、と憶測しているだけで、時間移動ネタを嫌っているわけではありません。
フェザーがなんだか薫のような気がするので、あえてこの回で言わせていただきました。
藤子F先生の名作の一つに、F先生お得意なテーマ=時間モノである『T・Pぼん』があります。
本作は、連作形式をとって長期間に渡って発表され続けた作品だけに、その時期によって作品傾向は異なっていますが、私が一番好きなのはやっぱりリーム姐さんが出てる初期の少年ワールド版ですね…ええ、彼女は譲れません! (^^)
ですが、中・後期の作品にもそれぞれに味わいがありまして…そんな中で私が最も好んでる作品の一編が「シュメールの少年」です。
本作は、メソポタミア文明圏で最初期に興った都市文明・シュメールを舞台に、文字の発明をテーマに描いた一編ですが…これは、『T・Pぼん』と言う作品群における一つの完成型だと、私は思っています。
シナリオ上、シュメールの少年・ナラムと少女・イナンナ、それに狼のルウが物語の担い手となっており、本来の主役である ぼん&ユミ子 は、物語への関わり方において本筋の外で黒子役に徹しています。
それどころか、彼らがタイムパトロールとして過去に干渉したのは、実にほんのささやかな一点のみです。
ただそれだけで、物語の流れが変わり、過去も変わってゆくのです。
今回のフェザーの干渉の仕方は、この「シュメールの少年」編におけるタイムパトロールの関わり方に非常に似ているんですね。
彼女が望んだのはただ一点、皆本がカガリ絡みでこれから起こる事態をただ静観する事。
そして、それだけで他の別要素がどんどん絡んで未来が変わってくる…それは、とても美しいシナリオだと感じました。
こういった時間モノの紡ぎ方が出来てしまう辺り、やはり椎名先生は、その感覚においてF先生の流れを汲んでおられるんだなあって感じ入りました。
さて今回、フェザーによる皆本への呼称「ミナモト」によって、かなりフェザー=薫の可能性が高くなった気がしますね。
フェザーがサイコキノであることから、彼女はキャリーじゃないかって意見もネット上ではありましたが、キャリーなら呼称は「コーイチ」になりそうですし(モチロン、これは単なるネーム上のミスで、コミックス収録時に修正…なんて可能性もあるかもしれませんがw)。
まあ、実際の答えを得るには、まだまだ物語の展開を見極めねばならないでしょうけど。
ところで、時間移動について描かれる場合、そのパターンは実に多く有り、仮に『絶チル』で時間移動ネタを使った場合でも、どういったパターンを採るかで全く展開が異なってくると思います。
ですから、私にとっては「時間移動=何でもアリ」ってシロモノでは無いものですから、これはこれで予想が楽しみなネタだったりします (^^)
ちなみに、フェザー登場時に私が展開予想の際に念頭においた時間移動のパターンは、『幻魔大戦』のケースでした。
過去への干渉により時間軸が分岐し、異なる世界が生まれる…以前の世界は何も変わらず、改変される世界は新たに生まれた時間軸でパラレルに展開される…ってパターン。
最近でしたら、三雲先生が『アスラクライン』で用いた「二巡目の世界」の概念もこれと同様ですね。
これはあくまで私が個人的に物語を予想するに当たってのベースとした「仮定要素」にすぎませんが、今のところは未だこの仮定に基づいて『絶チル』を概観してますが…。
もしも時間移動ネタが採られるにしても、或いはまた異なるパターンの可能性も高いワケでして、その場合は予想してる事が根底から引っ繰り返される可能性もあります。
まあ、それも含めて、椎名先生がどんな采配を行うのかを楽しみにしています (^^)
間違ったタイトルでごめんなさい。…言いたかったんです(汗)。
>時間移動を大ネタとして温存というのは、心ならずも連載打ち切りになった時の奥の手だと思っているんです。
あああぁ…、なんだか誤解を招くような半端な引用をしてしまい、その為にお手数をお掛け致しまして申し訳ありません…(汗)。
考えてみたところ、僕が時間移動に抵抗感を持っているのは「『絶チル』世界において時間移動能力が定義されていないから」みたいです。
「時間移動は全ての因果律をくつがえすいわば究極の超能力(ドクター・カオス談)」、それが超能力を扱うこの作品で未だ登場していないのは、やはり椎名先生の意図なのだと思います。おそらく作品内で「時間移動」という単語すら登場していないと思います……たぶん。
物語の結末が未来にあるので意図的な封印は至極当然で納得できるのですが、だからこそこのタイミングで解禁されるのがどこか唐突で、素直に納得しがたいのです…。
うーん…、なんだか子供が駄々をこねているようですごくイヤなのですが(汗)、遠からず皆本あたりから時間移動について説明があると思うので、それを待ちたいと思います。
蛇足ですが、僕の今の状況って「い、いきなりだったからびっくりしただけ。…次からはもっと優しくしてよね」と言う前段階なのでしょうか??
>過去への干渉により時間軸が分岐し、異なる世界が生まれる…以前の世界は何も変わらず、改変される世界は新たに生まれた時間軸でパラレルに展開される…ってパターン。
僕は『幻魔大戦』は知らないのですが『ドラゴンボール』を思い出しましたっ。
トランクスが未来から来て悟空たちは死なずに済む…、でもセルゲーム終了後にトランクスが戻った未来では悟空たちは死んだまま…(でもセルは倒す)。
「未来はひとつではない」という考えを喪失しておりました…。
ただ、仮にこのパターンが採られた場合「皆本は未来を知りながら変えられなかった。だから薫(の意志)が来た」=「未来を変えるのは普通人ではなくエスパー」という新たな心配もあるのですが………。
なにはともあれ…、推測の話を過度に広げても仕方ないですネ。いずれ明らかになるフェザーさんの正体について刮目して待ちましょう。真実はいつもひとつ☆
余談かつ今更ですが、美神美智恵さんは1,21ジゴワット(ギガワット)の電力を利用して時間移動していたのですね。
単独で時間移動を行える能力者は実はいない。
「フェザー」は
紫穂が過去を捉え
薫が空間をこじあけ
葵が過去の座標にテレポート
つまりチルドレン三人のブーストによる「合成能力」で
やってきた「翼に意思(遺志?)の宿った存在」ではなかろーか?
人格は薫ベースではあるが他の二人も混ざっているため
本人とはまた別の存在みたいな。
そうなると「いつ」三人がブーストを行ったのかという疑問は残るけどねw
女王が皆本にすんなり撃たれてみせたのも愛ゆえにというのはもちろんだが、
力のほとんどを過去に送った後だったんじゃないかなーとか妄想。
椎名先生が初めから「時間移動」をとっておきのギミックとして
考えていたのなら、そのためのピースを三人の能力として割り振っていた
というのは考えすぎ?