ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
THE UNLIMITED 兵部京介 BD第1巻・第2巻 etc.
Catch me if you can
では、ちゃっかり購入していたBDなどについて感想を書かせていただきます。
本編の内容につきましては、テレビ放映時に触れましたので、ここでは少しだけ。 第2話において、パティちゃんのNGテイクの方が収録されていますねw まぁこれはBD、DVD、レンタル問わず、ディスクで視聴してくれるファンへのサービスと解釈しております。そして嬉しいですw しかし・・・、あらためて視聴してみても凄まじい仕上がりです・・・☆ 特にチルドレン登場回の第4話は圧巻といいますか、濃密といいますか・・・、超絶です☆
オーディオ・コメンタリーも豪華です。 聴いててとても楽しいのですけど、男性の場合はやはり笑いを取りに行ってしまうカナ・・・? 内容がシリアスでハードでアダルトなので、どこまで茶化していいのか難しいですしねぇ・・・。 とりあえず僕は「遊佐さんがカワイイ」という結論に達しましたw
第1巻の映像特典である先行上映会の模様も観ました。 えー・・・、どことなく全体的にふわふわしていて・・・ちょっと苦手な雰囲気です(苦笑)。 『アニソンぷらす』の時のように平野さんのツッコミが欲しくなりましたw 出演者の技量に委ねる比重がちょっと大きすぎるカナ? だもんで『MEET THE OUTLAWS』にも応募していません。 遊佐さんの生歌が聴ける事が確定していたなら応募していたでしょうが・・・。 なので、漆黒の衣装を纏った椎名先生が警備員に止められない事を祈っておりますw
各巻に付属のライナーノーツ。 個人的には、これが一番の楽しみだったりします。 やはり既知のものより未知のものに興味がありますしネ。 愛情と情熱に満ち溢れた文面はとても読み応えがあります。
その中のひとつ「アンディ」について。 関係者のほぼ全員が「ヒノミヤ」と呼称するみたいですね。 源氏物語由来のこちらの方が確定していて、ファースト・ネームは仮称スタートだったために。 サンデー本誌では『ミッシング・リング(5)』掲載時に『UNLIMITED』の特報が発表されましたが、その時の「 「アンディ」って誰!? 」というツッコミは椎名先生からスタッフさんへのものだったのですねw 僕は単純にその時のファースト・インプレッションで「アンディ」と呼ぶに至ります。 なんとなく語感的にも「ヒノミヤ」より「アンディ」の方が男らしい気がしますし。 ちなみに、特報に対する皆本たちの反応を描いたシーンは第34巻ではカットされていますので、7月発売予定のムック本に収録される事を望みます。
ところで、このライナーノーツ、誰が執筆しているのでしょう? 「監督の五十嵐」、「シリーズ構成の猪爪」という呼称でありながら、原作者に対しては「椎名高志先生」というスタンス。 初稿や打ち合わせ、アフレコや音響、作画や演出など、幅広い分野を俯瞰できる視点。 少なくとも監督の統率下にあるスタッフに書ける内容ではないはずです。 推測するに・・・松田Pことプロデューサーの松田さんでしょうか? だとしたら嬉しい限りです。最上級の情熱を持った人が綴る内容なのですから☆ 僕はこれを読んでサントラの購入を決めました♪ それに、関わったスタッフさんにスポットを当てて労い称える事は、とても大事だと思います。 たとえこの先BDの売り上げが芳しくなかったとしても・・・・・・(謎の予防線)。
BDを購入して内容を楽しむ事で、より『UNLIMITED』を好きになれる気がするので、以降続巻も楽しみにしています☆ ● ● さて、ここからは音楽関連です。
まず『Break Through』。・・・と言いましても新録の4曲がメインですが。
兵部の『BEFORE FOREVER』。 決意と覚悟を秘めた闇の讃歌ですね。 内容に共感する事はできませんが、この歌は好きです。曲と詞と声が絶妙に融合してます♪ 『BRAND NEW EDEN』もそうですけど、やはり『UNLIMITED』シリーズでは兵部関連の歌が群を抜いて凄いですね・・・!
『・・・out of Control・・・ ver.2』 アダルティーにアレンジされている・・・のカナ。 オリジナルより落ち着いた雰囲気で、でも芯の強さは感じさせる・・・。 素敵なアレンジだと思います♪
『DARKNESS NIGHT - BRIGHTEST LIGHT Break Through』 『UNLIMITED』の集大成のような曲です。 僕的には、やはり皆本の信念が眩しいくらいに輝いて見えて、好きです。
アンディの『ALIVE』。 カタストロフィ号撃沈後の心情を力強く歌っています。 迷いを振り切ったような清々しさを感じますね。 アンディなら、エスパーの使役でもなく普通人の絶滅でもない他の道を歩んでくれると期待しています。 おそらく・・・ユウギリと結婚するような未来にはならないハズ・・・たぶん(苦笑)。
続いて『Realize Mission』。 こちらは撃沈前の葛藤ですね。 一定の決意を持ちながらも迷いも捨てきれない・・・。そんな生々しい感情にようやく理解を示す事ができます。 アンディの歌は心境の変化を見て取れるという側面があるのですね。素晴らしいです。
『DARKNESS NIGHT』のヒノミヤアレンジ。 やや軽快にアレンジされている・・・のカナ? なんとなくですけど、兵部のは闇の底に沈んでいくイメージで、アンディのは闇の底から浮上するイメージのように思いました。 うーん・・・、今さらですけど、アンディはかなり優遇されていますネ。
そして、真木さんの『BLAZING SHADOW』。 シリアスでハードでアダルトですw カタストロフィ号のバーで歌っている姿が容易に想像できました♪ 原作のギャグシーンに差し支えるのでは・・・と余計な心配をしてしまうくらい素敵です☆ ● ● ドラマCDは第34巻の感想の時に。 今月か来月か・・・今年中には・・・。
終わりの始まり(5)
死活
早乙女隊長の「空中給油」作戦が展開されました。 超常能力を活用して自軍の戦力を増強する・・・。その点において最大級の効果を発揮していると思われます・・・! 航続距離のもたない機体を参戦させるなんて・・・、常識を超越し、敵軍の盲点を突き、不可能を可能にする・・・、かつ超常能力者にしか出来ない事・・・、なんという発想でしょうか・・・っ! 合流後の戦況判断も的確で、慎重に確実な指示を出していますので・・・、この段階で、この任務における早乙女隊長の非は無いように思えます。
志賀さんたちも本格参戦した訳ですが。 この「群体」は懐かしいですね。『GS美神』第32巻を彷彿とさせます。 念動力、催眠、瞬間移動、電撃の能力を駆使する群体・・・、相当手強いはずです。 おそらく撃墜はされないと思いますが、それでもこの戦闘の果てに誰かが命を落とすのですよね・・・。 ・・・今は死因や敗因など考えずに、超能部隊の勇姿に注目したいと思います。
さて、GWですね。 合併号だったり、高雄統子さんの初監督作品として個人的に注目している『聖☆おにいさん』の公開前だったりして、脳内の余白が多く取れそうです。 なので、そろそろ溜め込んじゃってる『UNLIMITED』関連の感想を解き放ちたいと思います。 最新刊で色々と解き放っちゃってる伊八号にもツッコみたいですが、それはまた別件でw
終わりの始まり(4)
風雲
さぷりめんと(212) いわゆるひとつの「納豆ランチャー」でしょうかw 語学って習慣化しないと身に付かないのですよね・・・。 好美さんの発想は素晴らしいと思うのでw、挫けず「こーなったらもー賢木でいこう!!」と頑張ってほしいと思いますw
急ぎの仕事と娘の成長・・・、どちらが重要かなど明白なのです・・・っ! そしてこの後ちょっとヘソを曲げた娘の機嫌をどうとってやろうか・・・、父親にはメリットしかないですネ。 葵本人は不満かも知れませんけど、周りの人はほっこり幸せですよ~☆ ○ ○ 本編は、開戦ですが・・・戦いにすらなってないですね・・・。 これが不利をものともしない日本軍の実態・・・。とりあえず鵜呑みにしないよう心掛けたいと思います。
一気に夏見さんが窮地ですが、ここは彼の死に場所ではありません(断言)。 夏見さんは最期に笑っていました。それは悔いは無いという証であり、この状況にはそぐわないものです。 それにここで夏見さんが死んでしまえば、隊員は必ず早乙女隊長に不信感を抱きます。 しかし、少なくとも兵部は終戦期に撃たれる瞬間まで隊長を信頼していました。 ゆえに、この任務で夏見さんが死ぬ事はないと僕は推測します。
一方で、早乙女隊長の作戦については予測が難しいです。 大量のドラム缶・・・。中身はある? ない? 燃料を入れて爆弾の代わりにする? 空のドラム缶を(テレポートで)敵機のプロペラにぶつける? 海水を入れて敵艦の動力部にぶっかける? 水を入れて空中でばら撒き志賀さんの電撃で一網打尽にする? カミソリ早乙女の手腕・・・、とくと拝見させていただきます。 ○ ○ あと、直接関係は無いのですが、最近の憩いのアニメ『はたらく魔王さま!』について少し。 余裕があればブルーレイの通常版を買おうかというくらい、毎分面白いですw 内容が好き過ぎて、スタッフさんやキャストさんや原作の過度な干渉を拒否するほどw 椎名先生はおそらく物語の構成要素・・・素材の料理法を楽しんでいると思われますが、目下の僕の楽しみはエミリアの百面相ですw
第33巻
IT’S A WONDERFUL WORLD!!
『UNLIMITED』の放送があったため遅れに遅れてしまいましたけど、感想書かせていただきます。
まず表紙から。 ユーリちゃんと薫の甘いひと時ですね。 ちなみに僕は上下を逆にしてユーリちゃんを主体にして飾っていました。
中トビラのこの構図は・・・。 第34巻収録予定の『ボーイ・ミーツ・クイーン』を模しているのでしょうか・・・。 皆本に撃たれる女王の気持ちを体感しようという兵部の思惑があったのか・・・、ただの深読みなのか・・・、難しいところですね・・・。
4コマは・・・なつかしいw アニメ第2話放送後だったカナ? 巻末のおまけもですが、なんとなく・・・まだキャラが固まってない感があるカナ? アンディはともかく、僕の中のユウギリのイメージって結構ガンコですし。 ともあれ、2人の今後の活躍を色々な意味で期待しています☆
描き下ろしカットは、ご満悦のコレミツさんと、幼い頃の姫子ちゃんと伊号ちゃん(仮称)。 コレミツさんの様子は読者の想像に任されている気がするので、僕は澪と一緒に遊園地に行ってきたと解釈しておきます☆
加筆・修正点は微々たるものでした。 プロフェッショナルの素晴らしいお仕事です☆
可憐GUY’Sのラバーストラップは、先ほどようやく開封しました・・・(苦笑)。 のちほどインテリアに取り込もうと思います。 ○ ○ さて、それでは兵部京介に対する僕の見解を書いてみます。
僕は兵部京介を否定します。
信頼していた普通人の上官に裏切られ、普通人の滅亡と女王の安否を心に掲げて、エスパーの解放活動をする兵部を否定せざるを得ません。
極めて個人的な理由ですが、もし僕が兵部を肯定したら、僕は焼野が原に辿り着いてしまう気がするんです。 なんと言いますか、世の中のルールに背を向けて、始めから正攻法を除外して物事にあたるアウトローになってしまうと、まっとうに頑張る意義が希薄になると言いますか・・・。 例えるなら、隙あらば赤信号でも渡ってやるぜ的な人間になってしまうと、焼野が原に留まってしまう気がするのです。 精一杯頑張った人間だけがその先の一面の緑を見る事ができると思うのです。 『3月のライオン』第8巻の影響を多分に受けていると思いますが、僕はあの強烈な主張を無下にする人間にはなれませんし、なりたくありません。
しかしやはり、パンドラの活動を全否定する事もできません。 真木さんや澪など、パンドラのメンバーは全員兵部によって“解放”された人たちだからです。 『UNLIMITED』でもアンディやユウギリが解放されました。 第29巻『桜の園(1)』で兵部は澪に「パンドラに対して未練は無い」と語っていますが、それは「もう自分なしでもやっていける」という信頼の裏返しなのでしょう。 彼らの存在まで否定する事はさすがに出来ません。
そこで調整を加えた部分なのですが、僕は兵部が「哀しい瞳をしている限り」その生き方を否定します。 僕は兵部が悲しみを原動力にしている限りは、絶望を超えられていないと考えます。 ゆえに「クク・・・この世界もまだ捨てたもんじゃないな・・・」と思える事こそが、兵部にとっての“救い”になると結論づけます・・・! 僕の目には、人との繋がりをとことん楽しむ『H×H』のジン・フリークスの方が、はるかに魅力的に映るのです。
唯一最大の不安は、椎名先生です。 先生の兵部への愛情は、僕の想像を絶するものでした・・・。 『UNLIMITED』へのブログを見れば一目瞭然ですが、もしかしたら先生は『絶チル』の中で兵部が一番好きなのでは・・・と思わせるほど深い愛情を注いでいます・・・。 そこまで重要なキャラクターを否定する事に不安を感じずにはいられません・・・。 なので、あくまで『絶チル』という作品へのスタンスであり、先生の心情や人生観を否定するものではないと注釈しておきます。
奇しくも(少し狙いましたけど)本日4月15日は兵部の誕生日ですね。 兵部の人生が幸福なものになるよう、ささやかながら祈っています・・・。
終わりの始まり(3)
熱風
さぷりめんと(211) ドクイツ軍人たちは総統のカリスマとギャップに萌え萌えなのですね・・・(汗)! ふと、フトラー総統は催眠能力者なのでは・・・と思いましたが、wikiをざっくり読んでみたところ・・・、意外と人間的な魅力に溢れた人物の印象です。 なので浅学ながら、その強烈な個性に心酔する人がいてもおかしくはないかな・・・と思いました。 ただの狂気ではなく、命を懸けるに値する事柄なのかと・・・。 でもやっぱり戦争はダメですけど。
ジョギング・デート・・・、後半になるにつれ無口になるような・・・(苦笑)。 そして「終わったら一緒にシャワー」と少しふしだらな想像をしてしまいましたスミマセン。 あの薫よりエロいなんて・・・認め難いものですね・・・w
本編は、嵐の前でしょうか。 芥さんが意外とノリがいい事が判明しましたw
当時の日本軍の思想がどれほど愚かなのか判りませんけど、今回描かれたような盲信こそ“戦争の狂気に呑まれている”のでしょうね。 まだフトラー総統の方がマシに思えるほどです。 小賢しい限りですが、そもそも歩の真価は金と成る事ではありませんし。
伊九号と八号の「今」と「未来」の議論についてはですね・・・。 椎名先生は『TIME SLIPPING BEAUTY』の時に散々考え抜いたでしょうから、今さら申し上げる事は何もありません。 なんとなく「あいつのためにやり直せば他に救える誰かが救えなくなるのよ!!」という言葉に集約されている気がします。 しかし個人的には、伊八号の思惑通りに事が進んでいるとしても、そんな事とは一切関係無く、超能部隊は最善を尽くしていると信じています・・・!
誰かが死ぬのを今か今かと待っているような心境に疲弊と嫌悪を感じ始めてきたので、『はたらく魔王さま』を観賞して心を和ませている今日この頃です。
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Catch me if you can
では、ちゃっかり購入していたBDなどについて感想を書かせていただきます。
本編の内容につきましては、テレビ放映時に触れましたので、ここでは少しだけ。
第2話において、パティちゃんのNGテイクの方が収録されていますねw
まぁこれはBD、DVD、レンタル問わず、ディスクで視聴してくれるファンへのサービスと解釈しております。そして嬉しいですw
しかし・・・、あらためて視聴してみても凄まじい仕上がりです・・・☆
特にチルドレン登場回の第4話は圧巻といいますか、濃密といいますか・・・、超絶です☆
オーディオ・コメンタリーも豪華です。
聴いててとても楽しいのですけど、男性の場合はやはり笑いを取りに行ってしまうカナ・・・?
内容がシリアスでハードでアダルトなので、どこまで茶化していいのか難しいですしねぇ・・・。
とりあえず僕は「遊佐さんがカワイイ」という結論に達しましたw
第1巻の映像特典である先行上映会の模様も観ました。
えー・・・、どことなく全体的にふわふわしていて・・・ちょっと苦手な雰囲気です(苦笑)。
『アニソンぷらす』の時のように平野さんのツッコミが欲しくなりましたw
出演者の技量に委ねる比重がちょっと大きすぎるカナ?
だもんで『MEET THE OUTLAWS』にも応募していません。
遊佐さんの生歌が聴ける事が確定していたなら応募していたでしょうが・・・。
なので、漆黒の衣装を纏った椎名先生が警備員に止められない事を祈っておりますw
各巻に付属のライナーノーツ。
個人的には、これが一番の楽しみだったりします。
やはり既知のものより未知のものに興味がありますしネ。
愛情と情熱に満ち溢れた文面はとても読み応えがあります。
その中のひとつ「アンディ」について。
関係者のほぼ全員が「ヒノミヤ」と呼称するみたいですね。
源氏物語由来のこちらの方が確定していて、ファースト・ネームは仮称スタートだったために。
サンデー本誌では『ミッシング・リング(5)』掲載時に『UNLIMITED』の特報が発表されましたが、その時の「 「アンディ」って誰!? 」というツッコミは椎名先生からスタッフさんへのものだったのですねw
僕は単純にその時のファースト・インプレッションで「アンディ」と呼ぶに至ります。
なんとなく語感的にも「ヒノミヤ」より「アンディ」の方が男らしい気がしますし。
ちなみに、特報に対する皆本たちの反応を描いたシーンは第34巻ではカットされていますので、7月発売予定のムック本に収録される事を望みます。
ところで、このライナーノーツ、誰が執筆しているのでしょう?
「監督の五十嵐」、「シリーズ構成の猪爪」という呼称でありながら、原作者に対しては「椎名高志先生」というスタンス。
初稿や打ち合わせ、アフレコや音響、作画や演出など、幅広い分野を俯瞰できる視点。
少なくとも監督の統率下にあるスタッフに書ける内容ではないはずです。
推測するに・・・松田Pことプロデューサーの松田さんでしょうか?
だとしたら嬉しい限りです。最上級の情熱を持った人が綴る内容なのですから☆
僕はこれを読んでサントラの購入を決めました♪
それに、関わったスタッフさんにスポットを当てて労い称える事は、とても大事だと思います。
たとえこの先BDの売り上げが芳しくなかったとしても・・・・・・(謎の予防線)。
BDを購入して内容を楽しむ事で、より『UNLIMITED』を好きになれる気がするので、以降続巻も楽しみにしています☆
●
●
さて、ここからは音楽関連です。
まず『Break Through』。・・・と言いましても新録の4曲がメインですが。
兵部の『BEFORE FOREVER』。
決意と覚悟を秘めた闇の讃歌ですね。
内容に共感する事はできませんが、この歌は好きです。曲と詞と声が絶妙に融合してます♪
『BRAND NEW EDEN』もそうですけど、やはり『UNLIMITED』シリーズでは兵部関連の歌が群を抜いて凄いですね・・・!
『・・・out of Control・・・ ver.2』
アダルティーにアレンジされている・・・のカナ。
オリジナルより落ち着いた雰囲気で、でも芯の強さは感じさせる・・・。
素敵なアレンジだと思います♪
『DARKNESS NIGHT - BRIGHTEST LIGHT Break Through』
『UNLIMITED』の集大成のような曲です。
僕的には、やはり皆本の信念が眩しいくらいに輝いて見えて、好きです。
アンディの『ALIVE』。
カタストロフィ号撃沈後の心情を力強く歌っています。
迷いを振り切ったような清々しさを感じますね。
アンディなら、エスパーの使役でもなく普通人の絶滅でもない他の道を歩んでくれると期待しています。
おそらく・・・ユウギリと結婚するような未来にはならないハズ・・・たぶん(苦笑)。
続いて『Realize Mission』。
こちらは撃沈前の葛藤ですね。
一定の決意を持ちながらも迷いも捨てきれない・・・。そんな生々しい感情にようやく理解を示す事ができます。
アンディの歌は心境の変化を見て取れるという側面があるのですね。素晴らしいです。
『DARKNESS NIGHT』のヒノミヤアレンジ。
やや軽快にアレンジされている・・・のカナ?
なんとなくですけど、兵部のは闇の底に沈んでいくイメージで、アンディのは闇の底から浮上するイメージのように思いました。
うーん・・・、今さらですけど、アンディはかなり優遇されていますネ。
そして、真木さんの『BLAZING SHADOW』。
シリアスでハードでアダルトですw
カタストロフィ号のバーで歌っている姿が容易に想像できました♪
原作のギャグシーンに差し支えるのでは・・・と余計な心配をしてしまうくらい素敵です☆
●
●
ドラマCDは第34巻の感想の時に。
今月か来月か・・・今年中には・・・。
終わりの始まり(5)
死活
早乙女隊長の「空中給油」作戦が展開されました。
超常能力を活用して自軍の戦力を増強する・・・。その点において最大級の効果を発揮していると思われます・・・!
航続距離のもたない機体を参戦させるなんて・・・、常識を超越し、敵軍の盲点を突き、不可能を可能にする・・・、かつ超常能力者にしか出来ない事・・・、なんという発想でしょうか・・・っ!
合流後の戦況判断も的確で、慎重に確実な指示を出していますので・・・、この段階で、この任務における早乙女隊長の非は無いように思えます。
志賀さんたちも本格参戦した訳ですが。
この「群体」は懐かしいですね。『GS美神』第32巻を彷彿とさせます。
念動力、催眠、瞬間移動、電撃の能力を駆使する群体・・・、相当手強いはずです。
おそらく撃墜はされないと思いますが、それでもこの戦闘の果てに誰かが命を落とすのですよね・・・。
・・・今は死因や敗因など考えずに、超能部隊の勇姿に注目したいと思います。
さて、GWですね。
合併号だったり、高雄統子さんの初監督作品として個人的に注目している『聖☆おにいさん』の公開前だったりして、脳内の余白が多く取れそうです。
なので、そろそろ溜め込んじゃってる『UNLIMITED』関連の感想を解き放ちたいと思います。
最新刊で色々と解き放っちゃってる伊八号にもツッコみたいですが、それはまた別件でw
終わりの始まり(4)
風雲
さぷりめんと(212)
いわゆるひとつの「納豆ランチャー」でしょうかw
語学って習慣化しないと身に付かないのですよね・・・。
好美さんの発想は素晴らしいと思うのでw、挫けず「こーなったらもー賢木でいこう!!」と頑張ってほしいと思いますw
急ぎの仕事と娘の成長・・・、どちらが重要かなど明白なのです・・・っ!
そしてこの後ちょっとヘソを曲げた娘の機嫌をどうとってやろうか・・・、父親にはメリットしかないですネ。
葵本人は不満かも知れませんけど、周りの人はほっこり幸せですよ~☆
○
○
本編は、開戦ですが・・・戦いにすらなってないですね・・・。
これが不利をものともしない日本軍の実態・・・。とりあえず鵜呑みにしないよう心掛けたいと思います。
一気に夏見さんが窮地ですが、ここは彼の死に場所ではありません(断言)。
夏見さんは最期に笑っていました。それは悔いは無いという証であり、この状況にはそぐわないものです。
それにここで夏見さんが死んでしまえば、隊員は必ず早乙女隊長に不信感を抱きます。
しかし、少なくとも兵部は終戦期に撃たれる瞬間まで隊長を信頼していました。
ゆえに、この任務で夏見さんが死ぬ事はないと僕は推測します。
一方で、早乙女隊長の作戦については予測が難しいです。
大量のドラム缶・・・。中身はある? ない?
燃料を入れて爆弾の代わりにする?
空のドラム缶を(テレポートで)敵機のプロペラにぶつける?
海水を入れて敵艦の動力部にぶっかける?
水を入れて空中でばら撒き志賀さんの電撃で一網打尽にする?
カミソリ早乙女の手腕・・・、とくと拝見させていただきます。
○
○
あと、直接関係は無いのですが、最近の憩いのアニメ『はたらく魔王さま!』について少し。
余裕があればブルーレイの通常版を買おうかというくらい、毎分面白いですw
内容が好き過ぎて、スタッフさんやキャストさんや原作の過度な干渉を拒否するほどw
椎名先生はおそらく物語の構成要素・・・素材の料理法を楽しんでいると思われますが、目下の僕の楽しみはエミリアの百面相ですw
第33巻
IT’S A WONDERFUL WORLD!!
『UNLIMITED』の放送があったため遅れに遅れてしまいましたけど、感想書かせていただきます。
まず表紙から。
ユーリちゃんと薫の甘いひと時ですね。
ちなみに僕は上下を逆にしてユーリちゃんを主体にして飾っていました。
中トビラのこの構図は・・・。
第34巻収録予定の『ボーイ・ミーツ・クイーン』を模しているのでしょうか・・・。
皆本に撃たれる女王の気持ちを体感しようという兵部の思惑があったのか・・・、ただの深読みなのか・・・、難しいところですね・・・。
4コマは・・・なつかしいw アニメ第2話放送後だったカナ?
巻末のおまけもですが、なんとなく・・・まだキャラが固まってない感があるカナ?
アンディはともかく、僕の中のユウギリのイメージって結構ガンコですし。
ともあれ、2人の今後の活躍を色々な意味で期待しています☆
描き下ろしカットは、ご満悦のコレミツさんと、幼い頃の姫子ちゃんと伊号ちゃん(仮称)。
コレミツさんの様子は読者の想像に任されている気がするので、僕は澪と一緒に遊園地に行ってきたと解釈しておきます☆
加筆・修正点は微々たるものでした。
プロフェッショナルの素晴らしいお仕事です☆
可憐GUY’Sのラバーストラップは、先ほどようやく開封しました・・・(苦笑)。
のちほどインテリアに取り込もうと思います。
○
○
さて、それでは兵部京介に対する僕の見解を書いてみます。
僕は兵部京介を否定します。
信頼していた普通人の上官に裏切られ、普通人の滅亡と女王の安否を心に掲げて、エスパーの解放活動をする兵部を否定せざるを得ません。
極めて個人的な理由ですが、もし僕が兵部を肯定したら、僕は焼野が原に辿り着いてしまう気がするんです。
なんと言いますか、世の中のルールに背を向けて、始めから正攻法を除外して物事にあたるアウトローになってしまうと、まっとうに頑張る意義が希薄になると言いますか・・・。
例えるなら、隙あらば赤信号でも渡ってやるぜ的な人間になってしまうと、焼野が原に留まってしまう気がするのです。
精一杯頑張った人間だけがその先の一面の緑を見る事ができると思うのです。
『3月のライオン』第8巻の影響を多分に受けていると思いますが、僕はあの強烈な主張を無下にする人間にはなれませんし、なりたくありません。
しかしやはり、パンドラの活動を全否定する事もできません。
真木さんや澪など、パンドラのメンバーは全員兵部によって“解放”された人たちだからです。
『UNLIMITED』でもアンディやユウギリが解放されました。
第29巻『桜の園(1)』で兵部は澪に「パンドラに対して未練は無い」と語っていますが、それは「もう自分なしでもやっていける」という信頼の裏返しなのでしょう。
彼らの存在まで否定する事はさすがに出来ません。
そこで調整を加えた部分なのですが、僕は兵部が「哀しい瞳をしている限り」その生き方を否定します。
僕は兵部が悲しみを原動力にしている限りは、絶望を超えられていないと考えます。
ゆえに「クク・・・この世界もまだ捨てたもんじゃないな・・・」と思える事こそが、兵部にとっての“救い”になると結論づけます・・・!
僕の目には、人との繋がりをとことん楽しむ『H×H』のジン・フリークスの方が、はるかに魅力的に映るのです。
唯一最大の不安は、椎名先生です。
先生の兵部への愛情は、僕の想像を絶するものでした・・・。
『UNLIMITED』へのブログを見れば一目瞭然ですが、もしかしたら先生は『絶チル』の中で兵部が一番好きなのでは・・・と思わせるほど深い愛情を注いでいます・・・。
そこまで重要なキャラクターを否定する事に不安を感じずにはいられません・・・。
なので、あくまで『絶チル』という作品へのスタンスであり、先生の心情や人生観を否定するものではないと注釈しておきます。
奇しくも(少し狙いましたけど)本日4月15日は兵部の誕生日ですね。
兵部の人生が幸福なものになるよう、ささやかながら祈っています・・・。
終わりの始まり(3)
熱風
さぷりめんと(211)
ドクイツ軍人たちは総統のカリスマとギャップに萌え萌えなのですね・・・(汗)!
ふと、フトラー総統は催眠能力者なのでは・・・と思いましたが、wikiをざっくり読んでみたところ・・・、意外と人間的な魅力に溢れた人物の印象です。
なので浅学ながら、その強烈な個性に心酔する人がいてもおかしくはないかな・・・と思いました。
ただの狂気ではなく、命を懸けるに値する事柄なのかと・・・。
でもやっぱり戦争はダメですけど。
ジョギング・デート・・・、後半になるにつれ無口になるような・・・(苦笑)。
そして「終わったら一緒にシャワー」と少しふしだらな想像をしてしまいましたスミマセン。
あの薫よりエロいなんて・・・認め難いものですね・・・w
本編は、嵐の前でしょうか。
芥さんが意外とノリがいい事が判明しましたw
当時の日本軍の思想がどれほど愚かなのか判りませんけど、今回描かれたような盲信こそ“戦争の狂気に呑まれている”のでしょうね。
まだフトラー総統の方がマシに思えるほどです。
小賢しい限りですが、そもそも歩の真価は金と成る事ではありませんし。
伊九号と八号の「今」と「未来」の議論についてはですね・・・。
椎名先生は『TIME SLIPPING BEAUTY』の時に散々考え抜いたでしょうから、今さら申し上げる事は何もありません。
なんとなく「あいつのためにやり直せば他に救える誰かが救えなくなるのよ!!」という言葉に集約されている気がします。
しかし個人的には、伊八号の思惑通りに事が進んでいるとしても、そんな事とは一切関係無く、超能部隊は最善を尽くしていると信じています・・・!
誰かが死ぬのを今か今かと待っているような心境に疲弊と嫌悪を感じ始めてきたので、『はたらく魔王さま』を観賞して心を和ませている今日この頃です。