ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
リターン・オブ・ファントム(9)
UNLIMITED ~reloaded~
黒い幽霊が徐々に劣勢になってきましたね・・・。 果たしてギリアムはどこまで応戦できるのカナ? 予知のシーンに辿り着くのであれば、京介がレアメタルに戻った時に破壊してしまえばよさそうですが・・・、それでは気が済まないみたいですし・・・。 兵部が復活したらECMを発動すれば・・・、皆本のブラスターが脅威になってしまう・・・。 能力も年季も歪んだ性格も上手の兵部に対し一矢報いる事ができるのか・・・、ギリアムの正念場です・・・。
今さら気付きましたが、ユーリちゃんが見ている幻覚は、ギリアムの理想なのかも知れませんね。 最初から幻覚と認識していたユーリちゃんは実は洗脳されておらず、何か思惑があって行動しているのかも・・・、という仮説が浮上してきました。 果たしてどこまで錯覚しているのか・・・、催眠能力の戦いは奥が深いです・・・。
そして今回のMVP賢木修二☆ ユーリちゃんの催眠に対し、文字通り突破口を見出しました☆ もうその方法がステキw このシリアスとギャグのバランスこそ椎名先生の真骨頂だと思っております☆ 一連のシーンは、中の人の声を脳内自動再生で読ませていただきました♪
しかし・・・、紫穂が催眠能力者じゃなくて本当に良かったですw この娘に生殺与奪を握らせたら怖ろしい事になるでしょうね・・・w なんと言いますか・・・、「負傷した」ではなく「治癒した」という錯覚を与えて、悪化する症状を見てクスクス愉しみそうです・・・(汗)。 そういう意味では、ユーリちゃんは催眠能力者としては素直すぎるのカナ?
さて、予知通りに進行しているなら、このあと皆本が催眠に捕らわれるのですよね。 トリプルブースト後で薫のパワーが低下し、打破が難しい事態・・・。なるほど。 そこで兵部が復活・・・皆本総受けの図が完成する・・・あれ?? いろいろ推察しつつも、次回もフラットな気持ちで読みたいと思います。
あと、今回のトビラとアオリはゾクゾクしました。 担当編集者のシオさんグッジョブです☆
THE UNLIMITED 兵部京介 BD第3巻 & 第4巻
Realize Mission
さて、だいぶ遅くなってしまいましたけど、感想を解き放ちたいと思います。
まず第3巻について。
ライナーノーツを読んで猪爪さんのシリーズ構成っぷりに感動しました☆ 第5話でアンディの「パンドラの中の自分」を描き、第6話での決意に至る・・・、美しいです・・・☆ 振り返ってみれば、放映時の第5話は「ユウギリ回」としか捉えていなかった自分がいたような・・・いなかったような・・・(苦笑)。
しかし・・・、誠に残念ながら、僕は第6話にケチをつけねばならんのです・・・。 それはアンディが拳銃を分解して組み立てて決意に至るシーンについてです・・・。 僕はどうしても心情描写が不足している感が拭えないのです。 一連のシーンの演出意図はアンディの心情と拳銃をリンクさせる事だと思うのですが、なんと言いますか、シンクロ率が不足しているように思えてならないのです。 とどのつまり、拳銃の分解シーンが拳銃の分解以外の何も描写していないように映るのです。 うーん、リアルにテンポよく描写し過ぎたためにアンディの葛藤が伝わってこないと言いますか・・・。 いっその事、マガジンの装填を前に葛藤するアンディを長尺で見せてほしかったくらいです・・・。 BGMが素晴らしいだけに、なおさら口惜しく感じてしまうのです・・・。
放映も終わり、BDのリリースも終盤になった頃に、スタッフ渾身のシーンに不満を言うのは大変恐れ多いのですが・・・、もう僕のワガママとして言わせていただきます・・・。 一応、僕がアンディの心情バランスを取り違えている可能性もあるのです。 USEIとP.A.N.D.R.Aに50:50で感情移入している訳ではなく、USEIへの恩義と使命、P.A.N.D.R.Aへはあくまで無法者の検挙と捉えていて、80:20くらいの最後の踏ん切りをつけるシーンだったのかも知れません。 ともあれ・・・、僕はあのシーンに不満を残しておきます。
オーディオコメンタリーは遊佐さんと東山さん。 東山さんの快活さに癒されます・・・☆ と言いますか、終始なごやかなコメンタリーで聴き心地が良いです♪ ● ● つづいて第4巻。
過去編につきましては、もうひたすら絶賛する他ありません。 OPのモノクロバージョンは一番印象に残っていますし、EDの哀切さも堪りません。 スタッフさんの作品への愛を確信した回かも知れません。
オーディオコメンタリーは遊佐さんとゆかなさんと平野さん。 出番が少なくてちょっと拗ねてる遊佐さんをよそにw、お2人がディープな見解を話しています。 特に、ゆかなさんの不二子ちゃんへの見解がとても深くて凄いです・・・! そして平野さんは、原作よりも早く兵部の心情を知ってしまったので、今後の薫が色々と心配です。 でも、中1の頃の薫はオヤジが強めなので大丈夫カナ?w ● ● それから音楽について。
紅葉さんの『CHASE THE WORLD』。 スタイリッシュでありながら温かみのある歌声・・・素敵です♪ さすが「パンドラのお母さん“的存在”」の包容力です♪
葉クンの『TAKE IT EASY!!』。 いやもうフツーに格好良くて、気持ちが前向きと言いますか、上向きになる曲です♪ 思うに・・・、『UNLIMITED』で一番株を上げたのって葉クンじゃないですかね? 三幹部の誰が次期リーダーになってもパンドラは大丈夫だと思いますが、外見は飄々としていて中身は熱いという点で、葉クンが一番兵部に近いのかも知れません。
中川幸太郎さんによるサウンドトラック。 曲を聴いてアニメのシーンを想起できる事から、完成度の高さが窺えます♪ 個人的に印象的なのは、やはり『THE UNLIMITED』と『その瞳に孤独を映して ~アンディ・ヒノミヤのテーマ~』です。両方とも後半に変調して盛り上がるからカナ? それと、インタビューの中で「アニメーションとしての映像を見ながら音楽を作れたことが、ありがたかった」とあり、その環境を手配したスタッフさんを称えたいです。 そういう細かな配慮のひとつひとつが着実に作品の質を上げていくのだと思いました。
『UNLIMITED』関連の楽曲は、聴いていると気持ちが暗くなると言いますか、尖ってくると言いますか・・・、日常的に聴くには不向きというのが正直なところなのですが(苦笑)、それだけ作品世界を表現している素晴らしいものなのだと思います。 聴けば聴くほど作品を好きになる、スタッフさんを好きになる、そんな素敵な音楽をありがとうございます♪
リターン・オブ・ファントム(8)
フェイク
なんと言いますか・・・、ギリアムの詰めの甘さが浮き彫りになった感じでしょうか。 ユーリちゃんの洗脳も、兵部京介への対処も、クローンの活用も・・・、十全ではありません。 特に、幻覚のお父さまの愛情表現が薄っぺらい印象で、これはギリアムの生い立ちに起因するのだろうと思いました。 突け入る隙があるのなら・・・バベルにも勝機はあるでしょうね。
京介がユーリちゃんの心の中に入り、ギリアムの洗脳を解くつもりみたいですが・・・。 そーいえば、兵部も幼い頃に父親の呪縛を断ち切って生きてきたのでしたね。 個人的には・・・、単に切り捨てるよりも、家族を大切に想いながら生きる方が素晴らしいと思うのですが・・・、ユーリちゃんの愛情がお父さまに届くかどうかは別問題ですしねぇ・・・。 やはり・・・お父さまの動機も気になります。
次号は休載で、次回が読めるのはなんと8/21になるのですよね(汗)。 しかし最新第35巻が16日(金)に発売となり、その作業のための休載と捉えるべきなのでしょう。 残る個人的問題は、爆サンプレゼント応募のために、次号の『絶チル』の載ってないサンデーを買わなければいけない事でしょうか(苦笑)。 椎名先生が苦労して描いてくださった各ハード機器も魅力的ですけど・・・、応募するならやっぱり色紙カナ? 兵部のセリフは・・・日本刀絡みカナ?w
リターン・オブ・ファントム(7)
バトルクライ
バベル勢が一網打尽の巻。
ついにユーリちゃんとチルドレンが相対しました。 ユーリちゃんの心情がもうひとつ解らず、感情的にいまいち踏み込めないのがちょっぴり残念ですが、ともかく開戦です。
まさしく個人的な感想ですが、このメンツの場合、僕ならまず皆本を潰しますネ。 どんな機転を利かせてくるか判ったもんじゃありませんから。 指揮官さえ封じてしまえば、薫や京介の反撃は単調なものに限られるでしょうし。
薫は目の前にいるのが悠理ちゃんであると・・・、友だちであると判っていると、読者は判断していいのカナ? トリプルブーストで洗脳を解く流れも考えられますが・・・、その後の隙をギリアムに突かれそうで怖いですね・・・。 薫がユーリちゃんのおっぱいを揉んで・・・もとい触って・・・もとい刺激して正気に戻す画も想像しましたが、なにか色々と台無しになってしまう気がします(汗)。 いやしかし横島のDNAを受け継ぐ薫なら・・・、だがしかし・・・いくらなんでもそれは無い・・・はず・・・たぶん。
展開としては、兵部の復活が秒読み段階に入った感じでしょうか。 それでも、なるべく心をフラットにして次回に臨みたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(6)
メーデー
クローンたちが一網打尽の巻。
正味の話・・・、クローンの処遇については難しいだろうなぁ・・・という思いが拭えません。 同じ顔・・・どころか同じ遺伝子を持つ者が多くいても作画が大変・・・もとい識別が困難だからです。 いずれ個性が発現したとしても・・・「クローン」という出自は変わりません。 そんなレッテルを軽々と乗り越えられる人物に育てばいいのですが・・・・・・。 でも『おそ松くん』みたいに案外大丈夫だったりするのカナ・・・? とりあえず今は、自分と同じ顔なのにちん・・・もとい男の子であるクローンたちに、ユーリちゃんがどういう印象を持ったか気になります(苦笑)。
期せずしてクローンたちを失ったギリアムですが・・・。 まだ第二世代の“在庫”がいるのでしょうか? 第三世代の“開発”が進んでいるから無問題なのでしょうか? ユーリちゃんという“駒”が手に入ったので損失をカバーできるのでしょうか? 個人的に、今エピソードは、ギリアムがラスボスの“汚名”を挽回できるか・・・という裏テーマもありますので、せいぜい権謀術数を駆使して頑張ってほしいです。
さて、今回の内容は読みたい展開とは違ったというのが正直なところですが・・・、ひとつのエピソードとしての流れに沿った構成になっていると思われますので、単行本で読むのを楽しみにしたいと思います。 さしあたって、次回はまたフラットな気持ちで臨みます。 それはそれとして、僕的には、やっぱり皆本の視点が読み易いなぁと思いました。
御無沙汰してます。鼎です。
ユーリの弟たち、アレクス・ペール・デュマ=アレクサンドル・大・デュマですね。 三銃士みたいにユーリを護って活躍してほしいものです。 個性が出るのか?という御懸念のようですが、もうすでにアレクスが長男のリーダーシップを発揮しているような気がします。 てか、ユーリってフランス人でしたっけ。それ以前にユーリって男名前だったような気もw
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リターン・オブ・ファントム(9)
UNLIMITED ~reloaded~
黒い幽霊が徐々に劣勢になってきましたね・・・。
果たしてギリアムはどこまで応戦できるのカナ?
予知のシーンに辿り着くのであれば、京介がレアメタルに戻った時に破壊してしまえばよさそうですが・・・、それでは気が済まないみたいですし・・・。
兵部が復活したらECMを発動すれば・・・、皆本のブラスターが脅威になってしまう・・・。
能力も年季も歪んだ性格も上手の兵部に対し一矢報いる事ができるのか・・・、ギリアムの正念場です・・・。
今さら気付きましたが、ユーリちゃんが見ている幻覚は、ギリアムの理想なのかも知れませんね。
最初から幻覚と認識していたユーリちゃんは実は洗脳されておらず、何か思惑があって行動しているのかも・・・、という仮説が浮上してきました。
果たしてどこまで錯覚しているのか・・・、催眠能力の戦いは奥が深いです・・・。
そして今回のMVP賢木修二☆
ユーリちゃんの催眠に対し、文字通り突破口を見出しました☆
もうその方法がステキw このシリアスとギャグのバランスこそ椎名先生の真骨頂だと思っております☆
一連のシーンは、中の人の声を脳内自動再生で読ませていただきました♪
しかし・・・、紫穂が催眠能力者じゃなくて本当に良かったですw
この娘に生殺与奪を握らせたら怖ろしい事になるでしょうね・・・w
なんと言いますか・・・、「負傷した」ではなく「治癒した」という錯覚を与えて、悪化する症状を見てクスクス愉しみそうです・・・(汗)。
そういう意味では、ユーリちゃんは催眠能力者としては素直すぎるのカナ?
さて、予知通りに進行しているなら、このあと皆本が催眠に捕らわれるのですよね。
トリプルブースト後で薫のパワーが低下し、打破が難しい事態・・・。なるほど。
そこで兵部が復活・・・皆本総受けの図が完成する・・・あれ??
いろいろ推察しつつも、次回もフラットな気持ちで読みたいと思います。
あと、今回のトビラとアオリはゾクゾクしました。
担当編集者のシオさんグッジョブです☆
THE UNLIMITED 兵部京介 BD第3巻 & 第4巻
Realize Mission
さて、だいぶ遅くなってしまいましたけど、感想を解き放ちたいと思います。
まず第3巻について。
ライナーノーツを読んで猪爪さんのシリーズ構成っぷりに感動しました☆
第5話でアンディの「パンドラの中の自分」を描き、第6話での決意に至る・・・、美しいです・・・☆
振り返ってみれば、放映時の第5話は「ユウギリ回」としか捉えていなかった自分がいたような・・・いなかったような・・・(苦笑)。
しかし・・・、誠に残念ながら、僕は第6話にケチをつけねばならんのです・・・。
それはアンディが拳銃を分解して組み立てて決意に至るシーンについてです・・・。
僕はどうしても心情描写が不足している感が拭えないのです。
一連のシーンの演出意図はアンディの心情と拳銃をリンクさせる事だと思うのですが、なんと言いますか、シンクロ率が不足しているように思えてならないのです。
とどのつまり、拳銃の分解シーンが拳銃の分解以外の何も描写していないように映るのです。
うーん、リアルにテンポよく描写し過ぎたためにアンディの葛藤が伝わってこないと言いますか・・・。
いっその事、マガジンの装填を前に葛藤するアンディを長尺で見せてほしかったくらいです・・・。
BGMが素晴らしいだけに、なおさら口惜しく感じてしまうのです・・・。
放映も終わり、BDのリリースも終盤になった頃に、スタッフ渾身のシーンに不満を言うのは大変恐れ多いのですが・・・、もう僕のワガママとして言わせていただきます・・・。
一応、僕がアンディの心情バランスを取り違えている可能性もあるのです。
USEIとP.A.N.D.R.Aに50:50で感情移入している訳ではなく、USEIへの恩義と使命、P.A.N.D.R.Aへはあくまで無法者の検挙と捉えていて、80:20くらいの最後の踏ん切りをつけるシーンだったのかも知れません。
ともあれ・・・、僕はあのシーンに不満を残しておきます。
オーディオコメンタリーは遊佐さんと東山さん。
東山さんの快活さに癒されます・・・☆
と言いますか、終始なごやかなコメンタリーで聴き心地が良いです♪
●
●
つづいて第4巻。
過去編につきましては、もうひたすら絶賛する他ありません。
OPのモノクロバージョンは一番印象に残っていますし、EDの哀切さも堪りません。
スタッフさんの作品への愛を確信した回かも知れません。
オーディオコメンタリーは遊佐さんとゆかなさんと平野さん。
出番が少なくてちょっと拗ねてる遊佐さんをよそにw、お2人がディープな見解を話しています。
特に、ゆかなさんの不二子ちゃんへの見解がとても深くて凄いです・・・!
そして平野さんは、原作よりも早く兵部の心情を知ってしまったので、今後の薫が色々と心配です。
でも、中1の頃の薫はオヤジが強めなので大丈夫カナ?w
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●
それから音楽について。
紅葉さんの『CHASE THE WORLD』。
スタイリッシュでありながら温かみのある歌声・・・素敵です♪
さすが「パンドラのお母さん“的存在”」の包容力です♪
葉クンの『TAKE IT EASY!!』。
いやもうフツーに格好良くて、気持ちが前向きと言いますか、上向きになる曲です♪
思うに・・・、『UNLIMITED』で一番株を上げたのって葉クンじゃないですかね?
三幹部の誰が次期リーダーになってもパンドラは大丈夫だと思いますが、外見は飄々としていて中身は熱いという点で、葉クンが一番兵部に近いのかも知れません。
中川幸太郎さんによるサウンドトラック。
曲を聴いてアニメのシーンを想起できる事から、完成度の高さが窺えます♪
個人的に印象的なのは、やはり『THE UNLIMITED』と『その瞳に孤独を映して ~アンディ・ヒノミヤのテーマ~』です。両方とも後半に変調して盛り上がるからカナ?
それと、インタビューの中で「アニメーションとしての映像を見ながら音楽を作れたことが、ありがたかった」とあり、その環境を手配したスタッフさんを称えたいです。
そういう細かな配慮のひとつひとつが着実に作品の質を上げていくのだと思いました。
『UNLIMITED』関連の楽曲は、聴いていると気持ちが暗くなると言いますか、尖ってくると言いますか・・・、日常的に聴くには不向きというのが正直なところなのですが(苦笑)、それだけ作品世界を表現している素晴らしいものなのだと思います。
聴けば聴くほど作品を好きになる、スタッフさんを好きになる、そんな素敵な音楽をありがとうございます♪
リターン・オブ・ファントム(8)
フェイク
なんと言いますか・・・、ギリアムの詰めの甘さが浮き彫りになった感じでしょうか。
ユーリちゃんの洗脳も、兵部京介への対処も、クローンの活用も・・・、十全ではありません。
特に、幻覚のお父さまの愛情表現が薄っぺらい印象で、これはギリアムの生い立ちに起因するのだろうと思いました。
突け入る隙があるのなら・・・バベルにも勝機はあるでしょうね。
京介がユーリちゃんの心の中に入り、ギリアムの洗脳を解くつもりみたいですが・・・。
そーいえば、兵部も幼い頃に父親の呪縛を断ち切って生きてきたのでしたね。
個人的には・・・、単に切り捨てるよりも、家族を大切に想いながら生きる方が素晴らしいと思うのですが・・・、ユーリちゃんの愛情がお父さまに届くかどうかは別問題ですしねぇ・・・。
やはり・・・お父さまの動機も気になります。
次号は休載で、次回が読めるのはなんと8/21になるのですよね(汗)。
しかし最新第35巻が16日(金)に発売となり、その作業のための休載と捉えるべきなのでしょう。
残る個人的問題は、爆サンプレゼント応募のために、次号の『絶チル』の載ってないサンデーを買わなければいけない事でしょうか(苦笑)。
椎名先生が苦労して描いてくださった各ハード機器も魅力的ですけど・・・、応募するならやっぱり色紙カナ? 兵部のセリフは・・・日本刀絡みカナ?w
リターン・オブ・ファントム(7)
バトルクライ
バベル勢が一網打尽の巻。
ついにユーリちゃんとチルドレンが相対しました。
ユーリちゃんの心情がもうひとつ解らず、感情的にいまいち踏み込めないのがちょっぴり残念ですが、ともかく開戦です。
まさしく個人的な感想ですが、このメンツの場合、僕ならまず皆本を潰しますネ。
どんな機転を利かせてくるか判ったもんじゃありませんから。
指揮官さえ封じてしまえば、薫や京介の反撃は単調なものに限られるでしょうし。
薫は目の前にいるのが悠理ちゃんであると・・・、友だちであると判っていると、読者は判断していいのカナ?
トリプルブーストで洗脳を解く流れも考えられますが・・・、その後の隙をギリアムに突かれそうで怖いですね・・・。
薫がユーリちゃんのおっぱいを揉んで・・・もとい触って・・・もとい刺激して正気に戻す画も想像しましたが、なにか色々と台無しになってしまう気がします(汗)。
いやしかし横島のDNAを受け継ぐ薫なら・・・、だがしかし・・・いくらなんでもそれは無い・・・はず・・・たぶん。
展開としては、兵部の復活が秒読み段階に入った感じでしょうか。
それでも、なるべく心をフラットにして次回に臨みたいと思います。
リターン・オブ・ファントム(6)
メーデー
クローンたちが一網打尽の巻。
正味の話・・・、クローンの処遇については難しいだろうなぁ・・・という思いが拭えません。
同じ顔・・・どころか同じ遺伝子を持つ者が多くいても作画が大変・・・もとい識別が困難だからです。
いずれ個性が発現したとしても・・・「クローン」という出自は変わりません。
そんなレッテルを軽々と乗り越えられる人物に育てばいいのですが・・・・・・。
でも『おそ松くん』みたいに案外大丈夫だったりするのカナ・・・?
とりあえず今は、自分と同じ顔なのにちん・・・もとい男の子であるクローンたちに、ユーリちゃんがどういう印象を持ったか気になります(苦笑)。
期せずしてクローンたちを失ったギリアムですが・・・。
まだ第二世代の“在庫”がいるのでしょうか?
第三世代の“開発”が進んでいるから無問題なのでしょうか?
ユーリちゃんという“駒”が手に入ったので損失をカバーできるのでしょうか?
個人的に、今エピソードは、ギリアムがラスボスの“汚名”を挽回できるか・・・という裏テーマもありますので、せいぜい権謀術数を駆使して頑張ってほしいです。
さて、今回の内容は読みたい展開とは違ったというのが正直なところですが・・・、ひとつのエピソードとしての流れに沿った構成になっていると思われますので、単行本で読むのを楽しみにしたいと思います。
さしあたって、次回はまたフラットな気持ちで臨みます。
それはそれとして、僕的には、やっぱり皆本の視点が読み易いなぁと思いました。
御無沙汰してます。鼎です。
ユーリの弟たち、アレクス・ペール・デュマ=アレクサンドル・大・デュマですね。
三銃士みたいにユーリを護って活躍してほしいものです。
個性が出るのか?という御懸念のようですが、もうすでにアレクスが長男のリーダーシップを発揮しているような気がします。
てか、ユーリってフランス人でしたっけ。それ以前にユーリって男名前だったような気もw