ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
カタストロフ(4)
散華
「撃つけど死なない」・・・、実にポピュラーな落としどころですねぇ・・・。 これで脳を損傷した不二子ちゃんが、兵部と同じように特異な能力に目覚める展開も考えられますけど・・・、個人的には、ギリアムの仕業で何ひとつとして、もたらされる必要は無いと考えています。
今回の最大の見どころは、兵部がデレた事でしょうか。 『アンリミ』の時の不二子ちゃんもでしたけど、互いの窮地でしか本音を出さないとは・・・、ひねくれた姉弟ですねぇ(苦笑)。
もしかすると、ギリアムのメインターゲットは、兵部なのかも知れませんね。 チルドレンは二の次で、第三世代のデータ収集のための遊び相手くらいの認識かも知れません。 指揮官である皆本なんて歯牙にもかけていないかも知れません。 そうなりますと、高校生編の主人公が誰なのか見えてきますね・・・。
ハートのクイーンとスペードのジャックを切ったギリアムの手札には、あと何が残っているのでしょう? クラブのキングとダイヤのエース、そしてジョーカーという感じカナ? まぁほとんど思考ゲームの類ですけど、方向性としてはちょっとだけ面白いカナ?
次回(1/25)では、真木さんの黒歴史はまだ続いてほしいと、個人的に思っています。
と、いうわけで、以前ほのめかされていたギリアムの標的“みんなの一番大切な人”(44巻p.146)が判明した感じですか…。不二子は必ずしも「大切に」思われていたというわけではない(笑)、と思うので、ややひねり気味で読者が思いつきづらい、しかし言われてみると「ああなるほど」と思える絶妙のチョイスだったと思います。蕾見文書が思った以上にストレートに善良なキャラで、こういう所で不二子の二面性を表しつつ話をテンポよく進めるうまい手段にもなっていて、椎名先生の円熟の芸を感じます。
さてここからどうやって引っくり返すか。個人的には、この潜入行でこれまで目立った活躍のなかった松風にキーマンとなってもらいたい所ですが、果たして。
カタストロフ(3)
凶弾
不二子ちゃんの論理は解らなくもないですが・・・、あえてさっぱり解らないと言わせていただきます。 椎名先生の漫画に完璧超人は登場しません。聖人君子も極悪非道も登場しません。 むしろ、優れた長所を持っている人ほど、どうしようもない短所を抱えている事が多いです。 それでも、不二子ちゃんの愚痴には違和感しかありません。 なによりも、いつだって「みんなが望んでいること」よりも「自分の望み」を優先してきたのが蕾見不二子だったはずです。 黒い幽霊の精神汚染のカラクリは潜在的な不満を煽るだけなのかなと、少し失望してしまいますね・・・。
ギリアムに対しては「バカかお前。人質は無事だから意味があるんだ」と言わせていただきます。 と言いますか、この流れで不二子ちゃんが死ぬような事があれば、完全な悪手です。 『絶対可憐チルドレン』という作品にとって致命的な汚点になりかねません。 不二子ちゃんの積年の想いと、ギリアムの悪徳では釣り合わないからです。 釣り合えば殺していいという事でもありませんけど、少なくとも僕は、ギリアムごときに不二子ちゃんが踏みにじられるのは到底納得できません。 不二子ちゃんはギリアムに殺されるために生きてきた訳じゃないんですから。
次回は、ギリアムがこの展開にどう落とし前をつけるのか見届けたいと思います。 ○ ○ ○ 年始から陰気な感想で申し訳ありません。 今年もつつがなく『絶チル』を楽しめますように・・・。 よろしくお願いいたします。
カタストロフ(2)
超常
個人的には、局長の汚染状態をもうちょっと楽しみたかったカナと・・・(苦笑)。 貴重な機会なので、葉クンあたりとガチバトルとか。 この一種の軽さは椎名先生の持ち味なのですけど、最近は少し消化不良気味・・・カナ? さぷりめんとの復活をちょっぴり望んでしまうカナ?
朧さんまで汚染されていたのは意外でした。 この騒動の後始末のために色々と予防線を張り巡らせていると、期待していましたので・・・。 どうにも彼女には裏設定を期待してしまうんですよねw ダークな雰囲気もステキでしたし。 あと、洗脳されている時の方が若く見えましたネ。
さて、ギリアムの目的は何でしょう? 内務省特務機関であるバベルの掌握でしょうか? 不二子ちゃんの人脈を悪用して日本の政治を傾ける事でしょうか? 僕は、おそらく、才能に恵まれた人間への嫌がらせだと思うのです。 ゆえに、汚染が解除されるであろう不二子ちゃんの最後の役割は、撒き餌なのではないかと推測してます。 兵部やチルドレンを絶望に追い込むための仕込みを、ギリアムには期待しています。
汚染された不二子ちゃんの目的は、邪魔者の排除のように思います。 エスパーと普通人の融和のために尽力してきたのに、袂を分けた兵部京介と同じ思想に陥るのは哀しい限りです。 次回の不二子ちゃんと兵部の対決を予測不能に楽しませていただきます。
カタストロフ(1)
進入
これがバベルの異常事態・・・! あの強固すぎる理念の持ち主である局長まで汚染されているとは・・・! すでに“最後の砦”は陥落していたのですね・・・。 ひとまず今は、“最終兵器彼女”に一縷の望みをかけるしかありません。
連合部隊につきましては・・・。 「かつての仲間が立ちはだかるゥゥゥ!」という展開では盛り上がりにくいのですよねぇ・・・。 ハウンドもワイルドキャットも正常のまま味方なのですから。 なので、まだちょっと注目点を掴めていません。 どうにかして「成功前提」というイメージを払拭したい所存です。
次号は、センターカラーです。 (カラー? こないだ休載した直後なのに? 不吉カナ) いやぁ・・・、もう・・・、なんと言いますか・・・、ドキドキしますね★ (それ、覚えがあるカナ~~。 不吉カナ~~!)
あれくらいの刺激で正気に戻る局長は、やはりマトモではない(=ノーマルではない?)ですね(笑)。実際、不倒の意思の強さにかけてはエスパーにもそんなにいないレベルなのかも。 そして、ここに来て「兵部がリーダーに就任した」ことの意味が出てきそうな気配が…!?次回、これがどのように広がりを見せるか、注目したいと思います。
レベリオン(5)
ホットライン
賢木が命と引き換えに血清を作り、 兵部と皆本が裸で契りを交わし、 不二子ちゃんがそれを温かく見守っていました・・・。(まちがい)
皆本の入念な下準備のかいあってか、着実に不二子ちゃんに近づいてますね。 しかし、いまいち盛り上がりに欠けるというのが正直な印象です。 このまま不二子ちゃんと真木さんに血清を打ち汚染を解けば、めでたしめでたしなのでしょうか? うーん・・・、僕としましては、2人が汚染されている事による「異常事態」という感覚が希薄なのですよね・・・。 バベルとパンドラの現状も判りませんし、案外「なんとかやっていけてる」ようにも思えるのです。 なんと言いますか・・・、登場人物たちのモチベーションがたいして高くないように感じるのです。 ひしひしとギリアムの力不足を感じてしまいます・・・。
あと、薫は皆本と買い物して手料理を食べて帰宅したのでしょうか? 皆本がヒマを持て余しているビッグチャンスに、おとなしく帰ってしまったのでしょうか? 以前ならもっとがっついていたのに・・・w、薫も丸くなってしまったのですね・・・。
次回(12/7)から不二子ちゃん攻略戦の開始でしょうか。 客観的に、ここで失敗して汚染状態を引きずるのは得策ではないので、「苦戦したけど勝利する」という「想定内の予定調和」という空気をいかに払拭するか・・・、不本意ながらそのような先入観で読む事になりそうです。 ○ ○ ところで、次号も休載ですね。さすがにもう慣れてきましたねー。 ・・・。 って、ちょっと、椎名先生!?(ノリツッコミ) 今まではブルーレイBOXや単行本のカラーの仕事が立て込んでいると推測していましたが、今回に伝説の『一番湯』が登場した事で、不安の質が変化しました(汗)。 ま、まさかあれは「打ち切り決定★」という言外のメッセージなのでは・・・!!? その心労で筆が進まないのでは・・・!? ・・・どうか杞憂であってほしいものです。 合併号での休載は覚悟完了していますから(苦笑)。
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散華
「撃つけど死なない」・・・、実にポピュラーな落としどころですねぇ・・・。
これで脳を損傷した不二子ちゃんが、兵部と同じように特異な能力に目覚める展開も考えられますけど・・・、個人的には、ギリアムの仕業で何ひとつとして、もたらされる必要は無いと考えています。
今回の最大の見どころは、兵部がデレた事でしょうか。
『アンリミ』の時の不二子ちゃんもでしたけど、互いの窮地でしか本音を出さないとは・・・、ひねくれた姉弟ですねぇ(苦笑)。
もしかすると、ギリアムのメインターゲットは、兵部なのかも知れませんね。
チルドレンは二の次で、第三世代のデータ収集のための遊び相手くらいの認識かも知れません。
指揮官である皆本なんて歯牙にもかけていないかも知れません。
そうなりますと、高校生編の主人公が誰なのか見えてきますね・・・。
ハートのクイーンとスペードのジャックを切ったギリアムの手札には、あと何が残っているのでしょう?
クラブのキングとダイヤのエース、そしてジョーカーという感じカナ?
まぁほとんど思考ゲームの類ですけど、方向性としてはちょっとだけ面白いカナ?
次回(1/25)では、真木さんの黒歴史はまだ続いてほしいと、個人的に思っています。
と、いうわけで、以前ほのめかされていたギリアムの標的“みんなの一番大切な人”(44巻p.146)が判明した感じですか…。不二子は必ずしも「大切に」思われていたというわけではない(笑)、と思うので、ややひねり気味で読者が思いつきづらい、しかし言われてみると「ああなるほど」と思える絶妙のチョイスだったと思います。蕾見文書が思った以上にストレートに善良なキャラで、こういう所で不二子の二面性を表しつつ話をテンポよく進めるうまい手段にもなっていて、椎名先生の円熟の芸を感じます。
さてここからどうやって引っくり返すか。個人的には、この潜入行でこれまで目立った活躍のなかった松風にキーマンとなってもらいたい所ですが、果たして。
カタストロフ(3)
凶弾
不二子ちゃんの論理は解らなくもないですが・・・、あえてさっぱり解らないと言わせていただきます。
椎名先生の漫画に完璧超人は登場しません。聖人君子も極悪非道も登場しません。
むしろ、優れた長所を持っている人ほど、どうしようもない短所を抱えている事が多いです。
それでも、不二子ちゃんの愚痴には違和感しかありません。
なによりも、いつだって「みんなが望んでいること」よりも「自分の望み」を優先してきたのが蕾見不二子だったはずです。
黒い幽霊の精神汚染のカラクリは潜在的な不満を煽るだけなのかなと、少し失望してしまいますね・・・。
ギリアムに対しては「バカかお前。人質は無事だから意味があるんだ」と言わせていただきます。
と言いますか、この流れで不二子ちゃんが死ぬような事があれば、完全な悪手です。
『絶対可憐チルドレン』という作品にとって致命的な汚点になりかねません。
不二子ちゃんの積年の想いと、ギリアムの悪徳では釣り合わないからです。
釣り合えば殺していいという事でもありませんけど、少なくとも僕は、ギリアムごときに不二子ちゃんが踏みにじられるのは到底納得できません。
不二子ちゃんはギリアムに殺されるために生きてきた訳じゃないんですから。
次回は、ギリアムがこの展開にどう落とし前をつけるのか見届けたいと思います。
○
○
○
年始から陰気な感想で申し訳ありません。
今年もつつがなく『絶チル』を楽しめますように・・・。
よろしくお願いいたします。
カタストロフ(2)
超常
個人的には、局長の汚染状態をもうちょっと楽しみたかったカナと・・・(苦笑)。
貴重な機会なので、葉クンあたりとガチバトルとか。
この一種の軽さは椎名先生の持ち味なのですけど、最近は少し消化不良気味・・・カナ?
さぷりめんとの復活をちょっぴり望んでしまうカナ?
朧さんまで汚染されていたのは意外でした。
この騒動の後始末のために色々と予防線を張り巡らせていると、期待していましたので・・・。
どうにも彼女には裏設定を期待してしまうんですよねw ダークな雰囲気もステキでしたし。
あと、洗脳されている時の方が若く見えましたネ。さて、ギリアムの目的は何でしょう?
内務省特務機関であるバベルの掌握でしょうか?
不二子ちゃんの人脈を悪用して日本の政治を傾ける事でしょうか?
僕は、おそらく、才能に恵まれた人間への嫌がらせだと思うのです。
ゆえに、汚染が解除されるであろう不二子ちゃんの最後の役割は、撒き餌なのではないかと推測してます。
兵部やチルドレンを絶望に追い込むための仕込みを、ギリアムには期待しています。
汚染された不二子ちゃんの目的は、邪魔者の排除のように思います。
エスパーと普通人の融和のために尽力してきたのに、袂を分けた兵部京介と同じ思想に陥るのは哀しい限りです。
次回の不二子ちゃんと兵部の対決を予測不能に楽しませていただきます。
カタストロフ(1)
進入
これがバベルの異常事態・・・!
あの強固すぎる理念の持ち主である局長まで汚染されているとは・・・!
すでに“最後の砦”は陥落していたのですね・・・。
ひとまず今は、“最終兵器彼女”に一縷の望みをかけるしかありません。
連合部隊につきましては・・・。
「かつての仲間が立ちはだかるゥゥゥ!」という展開では盛り上がりにくいのですよねぇ・・・。
ハウンドもワイルドキャットも正常のまま味方なのですから。
なので、まだちょっと注目点を掴めていません。
どうにかして「成功前提」というイメージを払拭したい所存です。
次号は、センターカラーです。
(カラー? こないだ休載した直後なのに? 不吉カナ)
いやぁ・・・、もう・・・、なんと言いますか・・・、ドキドキしますね★
(それ、覚えがあるカナ~~。 不吉カナ~~!)
あれくらいの刺激で正気に戻る局長は、やはりマトモではない(=ノーマルではない?)ですね(笑)。実際、不倒の意思の強さにかけてはエスパーにもそんなにいないレベルなのかも。
そして、ここに来て「兵部がリーダーに就任した」ことの意味が出てきそうな気配が…!?次回、これがどのように広がりを見せるか、注目したいと思います。
レベリオン(5)
ホットライン
賢木が命と引き換えに血清を作り、
兵部と皆本が裸で契りを交わし、
不二子ちゃんがそれを温かく見守っていました・・・。(まちがい)
皆本の入念な下準備のかいあってか、着実に不二子ちゃんに近づいてますね。
しかし、いまいち盛り上がりに欠けるというのが正直な印象です。
このまま不二子ちゃんと真木さんに血清を打ち汚染を解けば、めでたしめでたしなのでしょうか?
うーん・・・、僕としましては、2人が汚染されている事による「異常事態」という感覚が希薄なのですよね・・・。
バベルとパンドラの現状も判りませんし、案外「なんとかやっていけてる」ようにも思えるのです。
なんと言いますか・・・、登場人物たちのモチベーションがたいして高くないように感じるのです。
ひしひしとギリアムの力不足を感じてしまいます・・・。
あと、薫は皆本と買い物して手料理を食べて帰宅したのでしょうか?
皆本がヒマを持て余しているビッグチャンスに、おとなしく帰ってしまったのでしょうか?
以前ならもっとがっついていたのに・・・w、薫も丸くなってしまったのですね・・・。
次回(12/7)から不二子ちゃん攻略戦の開始でしょうか。
客観的に、ここで失敗して汚染状態を引きずるのは得策ではないので、「苦戦したけど勝利する」という「想定内の予定調和」という空気をいかに払拭するか・・・、不本意ながらそのような先入観で読む事になりそうです。
○
○
ところで、次号も休載ですね。さすがにもう慣れてきましたねー。
・・・。
って、ちょっと、椎名先生!?(ノリツッコミ)
今まではブルーレイBOXや単行本のカラーの仕事が立て込んでいると推測していましたが、今回に伝説の『一番湯』が登場した事で、不安の質が変化しました(汗)。
ま、まさかあれは「打ち切り決定★」という言外のメッセージなのでは・・・!!?
その心労で筆が進まないのでは・・・!?
・・・どうか杞憂であってほしいものです。
合併号での休載は覚悟完了していますから(苦笑)。