19巻「ザ・ショウ・ゴーズ・オン!!」

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No.12004/06/22 21:31 dry

「悪霊退治はGSの花道や──────ッ!!/こればっかりは銀ちゃんにゆずられへんで────っ!!」」

 悪霊ストーカーの動きを呪縛ロープで封じ、破魔札片手に機外へ飛び出す横島。アシュタロス編の「アシュタロスは───────/俺が倒す!!」とルシオラに宣言するシリアスな彼もかっこいいのですが、個人的にはこのシーンの彼の方がお気に入りだったりします。
 それまでは、どことなく「バイトだから」「GS資格を取ってしまったから」「美神の丁稚だから(笑)」事務所の仕事(役割)をこなしていた、あるいはアシュタロス編を代表とする魔族がらみの事件でも「成り行きで」命を張っていた一面が、横島にはあったように思えます(もちろん、「惚れた女のため」「仲間のため」といった面もありますけど)。
 しかし、このシーンの横島は、GSを己の仕事(職業)と捉え、美神令子の助手ではなく一人前のGSとして振舞っているように感じました。おそらくは、5年ぶりに再会した銀一がアイドル俳優として活躍しているのを知った事も、影響しているのでしょけど、己の仕事に対する誇りと信念が、決死のダイビングを敢行する彼の表情から伺えます。彼が美神から一人前のお墨付きをもらう日も、そう遠い未来の事ではないのかもしれませんね。

 あと、横島との以心伝心の連係プレーを見せるおキヌも、ポイントが高いです(笑)。

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