BOX 3、そして総括

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No.12003/05/22 03:44 井汲 景太(ikumi@revery.net)

「S名T志氏の妻 Aさん」ってのは、ホントにご本人が写ってるんでしょうか?いや、普段 GX なんざ全然読まないので、あのコーナーどれくらい信用していいのか判断がつかないんです…。

てなわけでついに完結ですね。なるほど、こういう展開にするんですか。物語に構造的変化を巻き起こす新キャラの導入。いや、さすがにプロのマンガ家の発想力には改めて舌を巻きます。1話で「箱」を壊すことを提案するパンドラに、「そんなに簡単に壊せるもんなのか、アレ…?」と感じた疑問にもきっちり解決されててすっきりしました。お疲れさまでした、椎名先生!

2人目のパンドラはベレー帽がキュートですね。一方、これまでのパンドラは中盤カタストロフィーに出番を乗っ取られてしまって、やや見せ場に乏しいところがちょっと残念です。あと、ちょっとラストが弱いかなあ、と感じました。「空から降ってくる人間じゃない女の子最高ッ!」という繰り返しのギャグのインパクトの後では、単に「目的」を問うだけじゃなくて、パンドラのもうちょっと強烈な「何か」で受けて欲しかった、と思いました。

結局、あしのさんや深沢さんが述べられていた「神に許された」海老名がどう出るか、という点については BOX 2 で割と無難な解答が与えられてしまいましたが、このマンガが先生自身が言うように「椎名先生とマンガのメタファー」になっているとするならば、椎名先生はマンガと逃げずにまっすぐ取り組もうとしている、ということですね。まだまだ今後の活躍を期待します。

ところで、海老名の眼鏡が前回までと変わったので、だいぶ顔つきが変わりましたね。最初の2ページ、初読では海老名とはわからず、パンドラと相対してる人物は海老名の関係者(親戚)か誰かかと思ってしまいました(笑)。前回、眼鏡が壊れた、というような描写も特になかったようですし、これは何でだろ、というのはちょっと不思議です。

小ネタですが、最終ページの海老名のTシャツの書き文字、よく見ると「(有)椎名百貨店 The Web」をコッソリ宣伝されてるんですね(笑)。

………ところで、海老名とパンドラ財団の人間たちは何語で喋ってたんでしょうね?(笑)

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