【Time Slipping Beauty】専用掲示板
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No.1 | 2003/10/21 00:00 | fukazawa, C-WWW(cwww@pos.to) |
タイムギャル!(挨拶)
ここは、ヤングマガジンアッパーズ21〜22号に掲載された、「Time Slipping Beauty」の感想とかを書き込む掲示板です。 読後にわき上がった感情その他を、お気軽にお寄せ下さると幸いです。
椎名高志はじめての講談社への進出、はじめての青年誌登場と「はじめて」が並び、色々な意味で漫画家としての力量が問われる今回の読み切りの命運は果たして!?
※掲示板への具体的な感想の書き込みは、10月21日の0時をもって解禁とします
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No.2 | 2003/10/21 15:00 | 矢塚(Knight_flags@excite.co.jp) |
Time Slipping Beautyを読むと、サンデーGXを手にしているような感覚に包まれるのは何故でしょう?(笑挨拶) ということでして、椎名ギャグらしきものはほとんどないといえるだろう前編であり、主人公のコヨミが述べてもいる、このお話のテーマであると思しき「大を生かすために小を見殺しにするジレンマ」というのがきちんと描かれていて、かなりシリアスな雰囲気でしたが、それでも椎名漫画だなあと思えるような雰囲気も出ていたようで、最後まで違和感なく読みふけってしまい、ああ、やっぱり面白いなあと(^^) 自分の行為を傲慢と意識し自嘲しながらも、それでも救える命の為に血まみれで戦うヒロインというのも悪くない。というか、ここ最近の読み切りの主人公の中では私的に一番インパクトがありました。 次で終わりというのがなんとももったいなく、出切れば単行本三冊くらいの連載にしてくれないかなあと思いました(笑)
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No.3 | 2003/10/21 19:21 | 葉梨らいす |
と〜き〜を〜かける少女〜♪(ネタが古いんですね。分かってます。)
レーザーポインターは危ないよなー。読んだ後、しばらくレーザーポインターの恐怖に襲われてしまいました。(被害妄想です。) しっかし、雑誌の、しかも表紙に「GS美神〜」と書いてあるのにはド肝をぬかれましたよ講談社。 読んだ感じとしては、好感が持てました。こういうシリアス系特有の破滅っぽさや、悪夢を見そうな猟奇的な場面もなくてとりあえず安心。椎名先生、意外と落ち着いてますね。予想ではもう少しタガが外れていると思っていたのですが、予想が外れていてよかったです。(イヤ、ホントに) ともかく、男のコの方が女のコをどう変えていってくれるのか!?来週は男の方が動き回ることになるでしょう。女のコの心をグサリと突き刺すようなセリフを言ってしまうのでしょうか!?それとも――― どちらに転ぼうが、来週が楽しみです。 ところで、あの「破時鬼虫」にセリフは回ってくるのか?あの愛らしい幼虫形態を見ましたか?あの華麗な成虫形態を見ましたか?あの蠱惑的な魅力を前にして正気を保っていられましょうか?いいや、そんな人間はいない。(確かにいないな。)私はそれが心配で来週まで一睡もできそうにありません。ええ、ホントに。 どうか来週まで正気をたもっていられますように
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No.4 | 2003/10/21 19:52 | NOZA |
♪タイムパト〜ロ〜ル〜行くよ〜千年の昔まで〜GO〜
・・・と小林亜星の能天気な曲をイメージしていましたが(古い上にマイナー過ぎ)、やはりそんな単純なお話じゃ無いようで来週が楽しみです。どんな終わり方をするのか予測が出来ません。 チャンスは1度、手段を選ばず、か〜。実際タイムパトロールみたいな存在があったらあんな形になるんだろうなーと思うと夢も希望もありませんね(笑)
子供を犠牲にする犯人には全然容赦のない椎名先生の親としての心情が良く出ていると思います。イヤもちろん許しちゃいけない犯罪なのですが。
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No.5 | 2003/10/21 23:34 | 井汲 景太(ikumi@revery.net) |
そーか、堀内夏子とか柳沢きみおって今はこんなとこで描いてるんですねー。
掲載紙が掲載紙だけに、もっとやさぐれてえぐい性格の登場人物になるかと思っていましたが、予想は大外れでした。普通に、心のまっすぐ(?)なコヨミは見ていて安心できるキャラで、面白く読めましたね。椎名先生もおっしゃってた通り、いつも通りの椎名マンガのノリで、掲載紙のカラーはあんまり感じられませんです。
題材は椎名先生が昔から好きで、繰り返しネタにしてきた時間移動もの。ぱっと見「T.P.ぼん」を思い起こさせられるのは確かですね。「ごく僅かの人しか救えない」というジレンマの構造も共通ですが、後編でまた違った味わいを見せてくれるものと期待しています。
設定面で気になる点と言えば、家族ベースでやっているのだとすると、どうやって「救うべき人」を発見・選定するのだろう、とか、コヨミは学校はどうしているのか?などですが、読み切りでそんな所まで描写してる余裕はないでしょうね。きっと、謎なまま幕を閉じるのだと思います。ちょっともったいないなあ。連載で読みたい作品です。
繰り返し読むと、初読では見逃していたり、ちょっとした違和感を感じつつもスルーしていた点に気づかされる点も感心しました。婆さまの「あの学生には気の毒だったけど」というセリフはちょっとオーバーに感じていたんだけど、死んでしまったんじゃそれも無理ない、とか「(御破時鬼は)普通の人には見えないけど、今のあなたには見える」とか、悟郎がヒマであることがやけに強調される、とか。(あー、でも、p.212 の、刺された学生が「入院している」、ってセリフは何なのだろう?悟郎が「死んだ」歴史と、「生きて入院中」の歴史が並行して走っている状態なのか?)
では、コヨミが一世一代のカケに挑むらしい11/4発売の次号を楽しみに待ちたいと思います!
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No.6 | 2003/10/22 02:07 | ABC |
仮面ライダーもスーパーマンも(わかってても)言わないけど 確かに人助けは無制限にはできませんね。 これをテーマにしちゃうところがシビアですごいです。 この人の今年の短編は毎度毎度 思いもよらない視点で描かれていて関心します。
「バック トウ ザ フューチャー」か? と思って読んでたら 最後に「シックスセンス」になってビックリ。 でも「おまえはもう死んでいる」というのは 「GS」最終回でも「カナタ」でも使った 作者おとくいのネタであります。
前編で見事にオチがついてしまったと思うのですが・・・ 後編どうするんでしょう? 学生が「成仏」でもするんでしょうか? 美女と幽霊のコンビというとGSみたいです。
前編一番の見せ場はパンチラ(モロ)のキックシーンでした。 でも足はあんまり色っぽくなかったなあ。 白土三平〜矢口高雄系というか 絵の線がシャープすぎるんでしょうね。 手塚治虫〜高橋留美子系の 丸い もったりした体の線のヤラしさが どうしても出ない気がします。
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No.7 | 2003/10/22 05:31 | knzm |
冒頭を含めて数ヶ所にある日付の横の"TAKE2"という文字列が伏線っぽくて気になります。きっと後編では前編を読んだだけでは想像できない大どんでん返しがあるんじゃないかと期待しています。
それはそうとページ左の時計のイメージすごくかっこいいですね。作品の持つ緊迫感や疾走感とマッチしていて良いデザインだと思いました。
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No.8 | 2003/10/22 23:52 | あーさん |
まあ、総合的な感想は11/4発売の後編を見てからって事で…。
前編を読んでみて あの7/24の事件に巻き込まれた時に悟郎は危篤状態に陥っていたのではないでしょうか?、そして8/14に救急車の影から出てきた悟郎は幽体だと考えると一番しっくり来るんじゃないでしょか?(本体は危篤又は意識不明の重体?) それに、コヨミの父親(だと思うけど)も本人が目の前にいるのに「君の現状についてもくわしく…」と話そうとするのも不自然ですしね。
でもそう考えてしまうとと、最後のページにあるコヨミの「あなたはあの日死んだ」という台詞と合わなくなるなぁ…。 その辺の辻褄も、次号で解明される(?)と信じて待ちます。 う〜ん、次号が待ち遠しいなぁ。(⌒∇⌒)
あと、レザーポインター…。出力は弱いけどその車の運転中にその被害に遭った事がありますよ、その相手はスコープで覗いてたらしく、車をとめてレーザーの方向を睨み返すと 逃げるように居なくなりましたが…。
〜蛇足〜 …講談大学付属病院前でリポートしてるのは、その昔?あの美神令子に依頼した事のある、あのMHKじゃあーりませんか!
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No.9 | 2003/10/23 00:12 | am |
全てが無難に感じられたかな。 ギャグ少ないせいなのかも。 前半だけなのでなんとも言い切れないけど シリアス系でいくのなら、 後半切なく感動させてくれる事を期待してます。
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No.10 | 2003/10/23 22:35 | おーにし(k-ohnisi@mxg.mesh.ne.jp) |
後編が気になります。 しかし前後編だけの読み切りでは短すぎるような気がしました。
ちなみに、主人公の「コヨミ」を漢字で「暦」と書いて、 「よみちゃん」と愛称で呼んでしまうと、 全然ちがうマンガになってしまう、と思ったのは私だけ? http://images-jp.amazon.com/images/P/B00006AUSK.09.LZZZZZZZ.jpg
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No.11 | 2003/10/24 20:19 | !?いつも通りやん(内容は) |
しまった!?関西地区なのに出遅れた! まだ1週間は経っていないのに、アッパーズが書店に置いてねぇー!! ヤンサン、スペシャルより扱いが低いなんて(泣) コンビニのは手垢や折り目がついてツライ!読み捨て読者層が多いのかは分かんないけれど、 雑誌を読み込む性分なんで!性分なんで!! 久々に雑誌買うのに悩みます (句点がないと不便です)
ところで、同じ日に買ったGXと比べると、ツボにハマル作品の数が多いのには意外でした。 しかし、「嫌い」としか呼べない作品があるのがマガジンっぽい。(サンデー好きの私にとっては。) アッパーズの「良さ」売りは、サンデーでは抑える限界点を突破するところだと信じていますので、(意味不明) バジリスクには期待してます。(要は朧ガンバレ。) 妹は2ページ読むだけで、10ページ読んだ気分になるのは何でだろう?(今週絵が雑だと思ったのも何でだろう。) 次号の表紙は悪友つながりで、私の好きなREDだと思ったのに。羽かよ! なにやら不満が多いと思ったら、色気が抑えているアッパーズは嫌や。(餓狼伝だと男の色気。) 次号こそ書店で買う。
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No.12 | 2003/10/26 15:51 | ヴァージニア |
車のトランクの中にいたのは“千鶴ちゃん(7)”なんですね〜(明らかに故意を感じます) 某サイボーグ犬のあの話『零式といっしょ』と繋がっているのでしょうか? ほかにもコヨミが過去から戻ってきた場所、明らかに中島がゼロに連れてこられた場所と同じですし。(使いまわしといえなくもない) 悟郎の生死も気になる所ですし、後編が楽しみです。 最後の[ TO BE CONTINUED ] のロゴ、なんかかっこよくていいな〜♪
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No.13 | 2003/10/30 20:36 | TOMO.KIN |
「大の虫を活かす為には小の虫を犠牲に」というテーゼはともかく コヨミ嬢が「成長したパピリオ」に見えてしまふ
時間移動が限られた回数(やりなおしはきかない) 移動の日時の幅が特定?(月齢と関係するのか?>事故とか犯罪)
ある時点での行為が時間が経つにつれ増幅するのは「バタフライ効果」だけど 「死ぬはずだった命を救うと、代わりに誰かが死ぬ」→はじかれる=おはじき(御破時鬼) と言うのはダークだなぁ...
TP(タイムパトロール)と根本的に異なるのは 「過去に起きた事件を改変」であり、その結果がどうなるかを彼等自身が知らない事でせう (移動する車の中でコヨミに起きた異変はおそらく未来のアクシデントとの共振だろうけどコヨミ自身はその内容知らないみたいである ...もしくは芳山くんが本当に死んでしまうビジョンを見て現在と混信したかもしれない)
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No.14 | 2003/11/01 00:55 | るかるか |
よーやく落ち着いた時間取れたんで、何とか後編掲載前に感想をば…。 んで、「新境地開拓宣言!!」…このコピーが全てかもしれませんね。 一言でくくってしまえば、fukazawa さんが掲示板の方で書かれていた >読者の知性や社会性や理解度を信頼した上で >成り立ってる作品だなぁ、と思います。 ここに全て還元されるのだと思います、私も。
モチロン、ストーリー展開もそうですけど、それを支えるマンガの文体(?)にも、何か読者に対する要求度を感じさせるんですネ。 例えばかなり計算された感がある「俯瞰図」の効果的な配し方、例えばキャラの表情の付け方、例えばコマ割の面白さ(p.221の親父殿と芳山クンとのスクラップを介した対峙描写は大いに気に入ってます)…エトセトラ、エトセトラ。 特に私が気を引かれたのは、p.214冒頭の2コマ…犯行現場の実況見分のシーン(しかも容疑者立会い)…で、無セリフ・無擬音で配されたこの2コマには(ここで物語の展開状況を把握してオクンナマシ)っていう作者の意図が窺えて、(なんつー要求度の高さヤ)と驚かされました。 まぁマンガ手法を細かに解析するって事は私の手には余りますが、そんな自分でさへこれらの描き方に(これは今までとは違う)と感じられたワケです。
って事で、青年誌版椎名マンガ!…私にとっては少年誌版では中々味わえない“読む”醍醐味を味わわせてくれてます。 後は「物語」としてどう閉じられるのかにかかってますね…後編、期待してます! …次はもちっとヤワコク、簡単に感想書こっと… f(^^;
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No.15 | 2003/11/02 19:45 | 炎天座 |
ふと思ったこと・・・ 「SLEEPING BEAUTY」は運命の人を100年眠って待ったのですが、彼女の場合だと・・・ いや、幽霊があるのなら転生もありだろうし、転生を1000年待ってた話ってのもあったなあと・・・
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No.16 | 2003/11/03 00:03 | ん、境地! |
図書券が使えない。(書店で買い難い。) 前回、いつも通りやん。と思ってご免なさい。しかし感動の椎名方程式は顕在だ。
なんだか最近、アッパーズ誌は、サンデー並の“まろやかさ”が欲しいのかよ!? 、とツッコミたくなる方向性。…丸くなった? (ちちしりふとももーっ!!×3)みたいな、(さわったら火傷しちゃうぞっ)みたいな雑誌じゃなかったのか。
まだ公式発売日前なのに、買い遅れた感があるのは不思議だが、アノ子を助けてくれて有難う。(まずかったら消してください。) 藤田(vs島本)サイン会に行けた人に祝福を。挑戦できなかったので祝福を。
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No.17 | 2003/11/04 15:57 | 葉梨らいす |
他誌という強みなのか、椎名キャラクター大集合!!
でした。
瞬間移動能力を以てしてもやっつけられないとは。
やっぱし三人揃ってへんとあかんねやろか?なあ紫穂?(何を言っとる。) それにしても、13歳なのに小学校に体育ブルマにコスプレですか!?将来を心配されたとおり、秋の寒い夜中にあんなあられもない格好して……ダメですよ!お父さんは許しませんよっ!! というわけで、えらいツボを押しまくっとった後編でしたなあ。
エンディングは予想通りでしたが、そこに至るまでの過程をしっかり描けていたと思います。いいぞ椎名先生!!
私としては、破時鬼虫にセリフもあって大満足。今度は破時鬼虫クンを主人公にした続編を希望!!
換装終わりっ!!
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No.18 | 2003/11/04 21:53 | NOZA |
衝撃の事実!!カナタや紫穂が変質者にブチ殺される未来があった!!
・・・・・いや怖いですね。どうやって変質者は殺ってしまったんでしょうか。コヨミの活躍が無かったらカナタの最終回は「変質者に殺されて行方不明」ですよ!うわ、シュールリアリズムってやつですか?(間違い) セイリュートに邪魔されて成功もおぼつかないでしょうけど、なんとかしてしまったんですね。変質者恐るべきです。 ・・・・まぁそっくりなだけで別人と言ってしまってもいいんでしょうけど(笑)
ウサギを抱えた子は天沼ゆかりなんでしょうか・・・いやもう主人公クラスの扱いですか?椎名先生は天沼ゆかりお気に入りですか?紫穂あたりと同格ですか?
スリッピングビューティーは綺麗にまとめたと思います。(本編感想それだけか)
あとはスリッピングビューティーのテレカが当たるのみ!当たってくれ〜
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No.19 | 2003/11/04 22:00 | NOZA |
↑上文訂正、ごめんあの子葵でした・・・愛が足りませんね(ダメ)
入力メッセージが短いとエラーが・・・・うーむ何を書けばいいのだろう。 「妹選手権」が気になったので1巻買ってみたんですけど・・・今と全然ノリが違うんですね。すごいなぁ。 こんなもんでいいか。
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No.20 | 2003/11/05 21:30 | kei |
男版のおキヌちゃん!! 芳山くんが幽霊になった後編はおキヌちゃんのように軽い身のこなしで見ていてうれしかったです!でもやっぱり最後は生き返るんですね。幽霊は幽霊のままが・・・ 被害者になるはずのない人が被害者になっているし、しかもカナタたちより強い犯人って・・・ 前編がシリアスで引き込んでおいて後編でいろんなツッコミどころで楽しませる! もう椎名先生の漫画が毎週読めないのが悲しいです!!
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No.21 | 2003/11/11 17:57 | Iholi(yiholi@nike.dricas.com) |
葉梨らいすさんへ。 葵をブチ殺したのは変態超能力者ですよきっと!
NOZA さんへ。 カナタをブチ殺したのは宇宙変質者ですよきっと!
……すみません(反省)。
まあ、必ずしも変質者にブチ殺されたとは限りませんし(そう云う問題でも非い)。でもまあ、事故の類であっても多分天文単位にトンデモない何かでしょうから、それを救ったコヨミはやっぱり凄いぞ! 案外各作品中で実際に起きた事件の裏に彼女の陰が有ったりしてな! ……また、それと同時に少数の他者が犠牲になってたりして。破時鬼虫と共に在る限り、その少数の為にコヨミは苦しみ悩み続けるのでしょう。しかし、好運にも犠牲を伴わない形で終えられた今回の仕事が、心強い理解者を得た大切な出来事であるだけでなく、これからの彼女の行く末を照らす灯火にもなればと願わずには居られません。
さて、以下はケチ付け(笑)。 後編は、構成が形式に忠実過ぎるシワ寄せが最後に来て、コヨミが悟郎に感謝する場面の余韻に浸る余裕が余り無い印象を受けました。それと前編に散りばめられた伏線?の数々が残されているのは「あわよくば連載」を見越した処理であると、勝手に思い込んでおきます(笑)。
……うーん、やっぱり逆にカナタたちがトンデモない事をしようとした所を未然に防いだ可能性の方が高いカナ?(しつこい)
kei さんへ。 なるほど! キヌが復活した話の副題も『スリーピング・ビューティー!!』でしたし。 死んでも生きられるけど、生きていた方がずっと素敵だよね、きっと。
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No.23 | 2003/11/20 00:29 | 井汲 景太(ikumi@revery.net) |
「限界ギリギリの時間移動」ってどこよー?やっぱり少年マンガ誌の予告のアオリ文句なんて信じちゃいけなかったのね(笑)。これまでの作品からの「ゲスト出演」では、個人的には「極楽」の破魔札にニヤリとしました。
青年誌だからもっとざらついた読後感を残す作品になるかと思っていましたが、素直にハッピーエンドな、「百貨店」時代の作風を思わせる展開でまとめてきましたね。なるほど、確かに「いつも通りの椎名作品」で、安心しました。こんなに安心してしまっていいのか、と思うくらい(笑)。
大人っぽい風貌の割には制服風の服も着ていて、前編では年齢不詳だったコヨミでしたが、高校生だったんですね。大学生〜20台半ばかと思っていました。学校に通ってるんじゃしょっちゅう怪我してる(んだろう、多分)ことの言い訳にも苦労するだろうし、大抵の犯罪者には勝てるほどの格闘術の経験を積んでいるらしいところ、それから婆さまの「数年前に跡を継いだ」というセリフからも結構年齢は上かと思っていたんですが、まさか13で初仕事とは。
破時鬼虫は時間移動能力以外の特殊能力は付与してくれないようですし、始めの頃は仕事が成功するかどうかは完全にバクチだったんでしょうね。少しずつコヨミ自身も身体を鍛え、トンファーや護身具などの小道具も持ち込むようにして、じりじりと成功率を上げていったんだと思います。
何の見返りもない上、逆襲で毎回のように自ら傷を負い、下手すれば命を落としかねない苛酷な作業を黙々とこなす時輪家の人々。無事目標を救える確率を少しでも高めようと、日々鍛錬に励むコヨミの姿に心打たれますが、それとていつも思い通りにいくわけでなく、後悔の念に苛まれることも多々、となると、人道的・献身的な志だけでこの稼業を続けているわけではないのでしょう。可能ならばこの仕事は早々に放棄してしまっているはずです(そもそも現在の彼らの救助対象者の「選定」も、絶対的な「公正さ」なんてものに基づくものではなく、どこまでも「自己満足」に過ぎない。時には、代わりの誰かの命を自らの手で奪わなくてはいけないということも考えれば、放棄したとしてもそのことで良心の呵責を覚える必要はない、ということは彼らにもよくわかっているはず)。
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No.24 | 2003/11/20 00:30 | 井汲 景太(ikumi@revery.net) |
にもかかわらず家族ぐるみでコヨミの稼業をサポートしている(本業を他にも抱えているだろうに、丹念に情報を収集して毎月1回救出者を選定する作業量はバカにならないだろうし、普通なら、娘にはこんな苛酷な作業を続けさせたくないという気持ちで一杯になるはず。父親に至ってはバイクの鍵をあらかじめ盗んでくる犯罪行為にまで手を染めている)ことを考えると、放棄すると何らかの深刻なペナルティーが(おそらく破時鬼虫によって)もたらされるようになっているのでしょう(「あたしたちだってこんなことはごめんなんだ!かと言って放り出すわけにもいきやしない!!」というセリフもそのことを示唆する)。「御破時鬼様はあたしたちにとっちゃ呪いも同然なんだ!」というセリフから予想すると、デロデロビチョビチョグニョーン系のいやーんな感じの呪いがその体にふりかかかりそうです。
そんな所まで説明してるととてもじゃないけどページが足りないので、意図的にカットしたのでしょうけど、そういう風に色々と読み込むことのできるマンガですね。で、そういう考察の後では、コヨミの背負っているものの深さとか、それに耐えて強く生きていく彼女の姿にまた一層とグッと来ます。
よい作品をありがとうございました、椎名先生。
>あー、でも、p.212 の、刺された学生が「入院している」、ってセリフは何なのだろう?
なるほど、どうやらあれは本当に死んだ直後で、そのニュースがテレビ局には伝わってなくて入れ違いになった、というタイミングなんですね。ちょっとズルい(笑)。
※ 細かい点では、最初のモノクロページの新聞記事で、悟郎の名が「五郎」と誤植されているのが気になってしまいました。
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No.25 | 2003/11/24 00:27 | るかるか |
う〜…大遅刻の後半感想です。
ハイ、楽しめました (^^) …って感想、コレじゃ簡潔すぎ?
キャラクターたちの感情や想いの“落し所”もキチッと押えてあって、ラストの読後感が気持ちの良い作品になってましたね。 初の出版社、初の青年誌…なのに、しっかりと従来のファン向け仕様のギミックが施してあったのも嬉しかったし。
難点言えば…後、数ページ欲しかったかなぁ?…作品のプロットはかなり完成度高いと思うのですが、それを経時的に追いかける為に、展開に余裕がない様にも感じられて…出来ればラストシーンの余韻をもっともっと感じたかったかったなぁって。 これは多分、私が“この手の話”では逸品揃いなカジシン氏のファンでもあるせいかもしれませんけど…(単なる自分の嗜好の問題?)。
あと、時間移動モノって事で興味深かったのは、そのアプローチの仕方。 このジャンルって私の中では2種類に分けてます。 一つが…物語が時間の流れの中でサークルを閉じたモノで、理性的に楽しめるタイプ。 この手の作品はタイムパラドックスと言う難題との闘いが避けられ ませんが、綺麗に纏め上げられると、脳ミソが刺激される極上の SFになりますネ。 私的に、このタイプでの最高傑作は『ドラえもん』の「ドラえもん だらけ」(てんコミ第5巻収録)!!…だったりします (^^) もう一つは…生じ得るパラドックスや矛盾は敢えて無視して(或いは設定の中に「強引に」入れ込んじゃって)、むしろ“物語”の感動に重きを置いて余韻を響かせる様なタイプ。 このタイプは、カジシンさんの一連の作品が私の中では筆頭って事で、 細々言うのは止めときます…ワガママな描き方でスイマセヌ (^^; んで、椎名先生の場合って、例えば『極楽』で使われた時間移動ネタなどを読んでいた感じでは、前者のタイプの方が“好み”なのかなって思っていたんです。 それが本作では、完璧に後者仕様のプロットで勝負されてて…この辺の題材の採り方に、妙に新鮮味を感じてしまいました。
って事でシーナ先生、一連の読切攻勢、ご苦労様でした。 久々に“色々と”楽しめた一年でした。 後はもーう…何気にナニを期待して首を長くしながら待ってます (w でも、読切の方も時々お願いしますネ m(__)m {是が非でも…)
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No.26 | 2003/11/24 00:32 | るかるか |
ちょい訂正デス
>生じ得るパラドックスや矛盾は敢えて無視して
>>生じ得るタイムパラドックスやそれに付随する矛盾は敢えて無視して
細かい事ですけど念の為… m(__)m …です。
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No.27 | 2003/11/25 07:01 | ん、 |
マガジン形式だと、単行本収録時に空きページができちゃう。書き足しあればいいなっ、イ・イ・ナッ!。 …男なのでハートマークは付けられないが、コヨミには美神女士(ニュイシ)みたいに目がパァアーと輝き、心を解き放してほしいもんです。 副題は椎名先生の「時をかける少女によろしく」じゃなくて、keiさんの「男おキヌ」ちゃんでした。
藤子先生を尊敬している椎名マンガは偉大だなぁ。(こころの師匠の方のマンガ持ってないけど。)
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