【GSホームズ極楽大作戦!!〜血を吸う探偵〜】専用掲示板
[ 全発言表示 ]
[ 最後の発言へ ]
[ 書き込む ]
[ タイトルに戻る ]
No.1 | 2005/05/18 01:10 | fukazawa, C-WWW |
ここは、月刊少年サンデーGX 2005年6月号に掲載された、『GSホームズ極楽大作戦!!〜血を吸う探偵〜』の感想を書き込む掲示板です。 読後にわき上がった感想や感情を、お気軽にお寄せ下さると幸いです。
※掲示板への具体的な感想の書き込みは、5月19日の0時をもって解禁とします
サンデーGX公式サイト http://websunday.net/gx/
「椎名百貨店 the Web」における完成原稿速報 http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/050127/050127.htm http://www.ne.jp/asahi/cna100/store/news/050517/050517.htm
|
No.3 | 2005/05/20 00:38 | 窓の外 |
サンデーGX久々に買いましたよ。何?この萌え雑誌っぷり。
というわけで、椎名高志先生がなんとなく硬派に見えた「GSホームズ極楽大作戦!!血を吸う探偵」、読みました。
ホームズがだんだんへっぽこになっていったり、椎名先生お得意のはねっかえり系美少女が出てきたり、モリアーティ教授が出てきたりと、なんか昔宮崎駿がやってた犬ホームズアニメみたいになってきましたね。前回はホームズという世界に対して距離をとってあまりイメージを壊さないように苦心惨憺していた感じがありますが、今回は大分椎名色に染まったホームズになってる気がします。
今回のホームズは椎名先生がなりたかった理想の中年像なのかな、とは思っています。宮崎駿にしても椎名先生にしてもそうなんですが、ホームズってある種理想的な中年像を反映させやすいキャラだと思うので、椎名先生はこういうはねっかえり系美少女にどつき回されながらも、肝心な所で守ってやって慕われる、優しいおじさまになりたかったのではないでしょうかね、などと妄想しています。(突っ込まれる隙があるってところがポイントね)
つーか、エリスたんが笑顔を取り戻してはねっかえり生意気娘になったり、ホームズが彼女に尻にしかれてへっぽこになっていく過程こそが重要な気がするんですが、読み切りでそこまで描くのは無理な話でしょうか。そこが見られなかったのがちょっと残念かな。
あと今回のリンクキャラはピートなわけですが、基本的に無敵で強くてイケメンな彼よりも、今回私が燃えたのは人間でさして強くもなく顔も…なワトソンだったりします。「僕も軍隊にいたことがあるよ。だから……味方を救うために銃口の前に飛び出すことはできる!!」という台詞は燃えました。それでこそ、ホームズが唯一信頼するパートナーっすよ。
|
No.4 | 2005/05/21 02:07 | 羊田中 |
[血]と[縁]をうまく絡み合わせていたのが面白い。
個人的には「尻に敷かれる」のがツボでしたが(^^;)。
[血]も含めて女性への尊厳/畏怖の念を これまでの作品を踏まえた上でパワーアップしている気が。
この路線は叶うものならライフワークに位置づけて頂ければ すごく面白いと思います。 (反面コナンドイルの祟りは覚悟しなければいけないでしょうが^^;)
|
No.5 | 2005/05/21 06:41 | 新島 平佐(niishima@yahoo.co.jp) |
完成原稿速報を先に読み「しまった!」と頭を抱えていたのですが、 お陰で「入れてくれ、ワトソン君!」が吸血鬼ネタの定番と分かり 怪我の功名でした。というか、繰り返しのギャグに仕立ててあるし!
シャーロキアンになりそこなった私としては、え、古傷の記述違いに こんな理由付けを?とか、大空白期にアイリーン×ホームズてことは グールド「ガス燈に浮かぶその生涯」準拠?とか、細かいところで ウケてしまい、逆に「これ、GX読者には楽しめないのでは……」と 少し不安に。技巧的にキレイにまとまりすぎてて、パワフルさがちと。
いや、パイルバンカーは充分パワフルではありましたが。 同様に吸血鬼化していても、キム・ニューマン「ドラキュラ紀元」の それは永遠の命で数学と戯れるロマンティストでしたのに、この落差。
作中、印象深かったのは、ワトソンの献身とエリスとの別れのシーン。 特に後者は台詞以上の深みがあって、さすがに家庭を築いた漫画家の 説得力は違うなあと、唸らされることしきりでした。次回作にも期待!
初書き込み、電筆乱文にて、失礼いたしました。
|
No.6 | 2005/05/21 16:04 | ナツ |
お初にお目にかかります。 私も椎名先生のためだけにサンデーGXを買いました。 おもしろかったのですが、私の好きな、まとまりの良い良質の短編なのに、 ホームズも吸血鬼も美少女もツボなのに、何故か物足りないというのが第一印象でした。(免罪符になるかどうか分かりませんが、椎名先生ファンです) それが何故か考えると、やはりピートの扱いかなぁと思います。 エリスは受け入れるけど、吸血鬼は化け物と断じていたホームズがピートを認める部分を十分描けば感動的になったと思うのですが、エリスとの関係に絞った方が作品がまとまると判断されたのかもしれません。 又、ピートが何故ホームズに助けを求めろと言ったのかの説明がなかった気がするのですが、前作品で何か書かれていたのでしょうか。(単行本持ってるのにウロ覚え) でも、最後にアイリーンとの続編を匂わせていたので(気のせい?)、とっても楽しみです。 ちなみに私は原作ではマイクロフトファンです。
|
No.7 | 2005/05/21 21:41 | NOZA |
ものすごく久しぶりに椎名作品を読んだ気がします。さすがにてれびくんはレベルが高いので・・・・ ノリが極楽のままでこれまた懐かしい。極楽本編にもエリスが出ていたら楽しかったでしょうが、残念です。しかしピートは過去も未来も大活躍だなぁ。 最近の椎名作品は幼女が大活躍です。本誌の絶チルも楽しみにしています。
エリスはネコミミモードと言われていますがあえてレンだとのたまわっておきます。ごめん月房で。
|
No.8 | 2005/05/21 21:45 | ナツ |
NOZA様、レンって蝙蝠関連と思って宜しいのですか? いきなりで、的外れだったら、ごめんなさい。
|
No.9 | 2005/05/22 00:48 | 出羽(dewa3@tky2.3web.ne.jp) |
「戦場で受けた古傷があったんだが・・・肩だったか脚だったか もうわからんよ!?」 こーゆー台詞をさりげなく入れるんじゃない。(^^;)
今回のゲストはピート、パイパーの風船の中には、この時の記憶 も入っていたんですかね。 今後もし極楽ホームズの続編があるとしたら、次のゲストは誰だ ろう?この時代に生きているキャラっちゃー・・・しょ、小竜姫 さま?! 個人的には、モリアーティvsDr.カオスも見てみたい気はしますが。
|
No.10 | 2005/05/22 02:44 | 三十郎 |
お邪魔します。
いやー、このためだけにGXを買ったかいがありました。満足、満足。 エリスはこれで終わらせるには惜しい、いいキャラですね。同時代の人物交えて、不定期連載にでもしてくれないかな。
ワトソンの傷のセリフ、やっぱそういう裏があったんですね。シャーロッキアンではないので、そこまでわかりません(汗) あの「大佐」というのは「空家の事件」(だっけ?)に出て来たモラン大佐ですかね〜。
|
No.11 | 2005/05/22 15:50 | すがたけ |
シャーロキアンじゃありませんが、一般レベルにまで知れ渡った色々とにやりとするようなネタが散りばめられていて、面白かったですね。
なにより、スチームパンク万歳です。スチームパンクの特徴である蒸気を逆手に取った機転も見れて、満足満足。
|
No.12 | 2005/05/22 16:17 | 葉梨らいす |
イイ!幼女サイコー!!
近所の本屋さんに行ったところ、いつも二冊入荷しているのに、今回は早々と売れきれとの事。そんなにみんな椎名先生の復活を喜んでくれるのかぁ。なんて、ちょっとジーンと来てしまいましたが、実際にGXを買ってみると、成る程、付録か!付録の山道か!お前らそれが目当てかよ!みたいな。
吸血鬼ネタはGS以前に書かれているので、流石。とニヤリとさせられました。
今回のテーマは広義での「家族」ですかね。絶対可憐チルドレンでも描かれるであろうテーマでしょうから、今回のGSホームズはその意味で絶対可憐チルドレンと基本的には同じ仕様なのだと思います。 内容は、ネコミミかどうかはまぁともかく、エリスは萌えを押さえたよいできあがりだったと思います。 個人的には、エリスとホームズのバラ色の棺桶生活とか、もっと色々読みたかったので、ちょっとページ数が少なかったかなぁと思いましたけど、シャーロックホームズシリーズを読んだことのある人なら、間違いなく楽しめる作品にできあがってると思います。
グッジョブ!椎名先生!!
|
No.13 | 2005/05/23 07:51 | NOZA |
>NOZA様、レンって蝙蝠関連と思って宜しいのですか?
すいません、全然関係ないオタのたわごとです。気にしないで下さい。 黒服着てる使い魔の少女。無口だけど。こんな娘↓
http://images.google.com/images?q=%E3%83%AC%E3%83%B3&hl=ja
|
No.14 | 2005/05/23 15:41 | Iholi(yiholi@nike.dricas.com) |
No.6 ナツさんへ。
最後の疑問につきましては 139 頁4コマ目をご覧くださいまし。
ウェブサイトでセンセもおっしゃっていらしたように、本作は『絶対可憐チルドレン』の為の習作としての意義が大きいです。 双方で語られるべき「虐げられる異能者たち」「異なる世界との和解」「疑似的な家族の絆」といった主題の全てが十分に描かれたとはいいきれませんが、連載作品の一篇としてこの『血を吸う探偵』を見ると、各主題ともちょうどいい分量に収まっていると謂えるのです。 勿論それは本作が、単なる習作に留まって読み切り作品として未完成である事を意味する物ではありません。上に挙げた主題の中でも描き慣れている後1者は頁数の中でキチンと纏められていますし、今回も終章部分になんと5頁を費やすという椎名作品では異例の措置が行われているのも注目に値します(『GSホームズ』でも6頁あった)。長篇を読んだ後のようなこの余韻がたまりません。 そして何より、前作に増して『Holmes』のパロディの目白押しなのがまた何とも……つーか小生シャーロキアンでは非いのでその全てが判ったわけでは非いのですが(ドクロ)、それらネタが高い水準で消化・還元されているので「(古典や典型の)ネタを知らずとも楽しめる、知ってたらもっと愉しい」椎名ギャグの真骨頂を久しぶりに堪能できました。ぼくが一番ウけたのはワトソンが変装を看破ろうとする所です。 特別読み切りとしては勿論、正式連載版『チルド』(「マクド」の音程で)へと連なる佳作として、あるいはライフ・ワークとして(笑)、これからの作家・椎名高志への期待を高めてくれた一作となりました。センセ、ありがとうございます。
雑感。 吸血鬼を島に集めて結界を張った張本人がピートだったのがちょっぴり意外でした。それとクラヴァット姿がカッコええ。いや半裸もナイスだが。ホームズの腹筋もね。 それと「吸血鬼ホームズを人間に直す」のに「ひょ、ひょっとして霊的秩序を崩壊させる為にピートがエリスを噛むんか? え、噛むんか?」と想ったかもしれませんが記憶にありません。
|
No.15 | 2005/05/23 21:11 | ナツ |
あ、この頁とばしてた。 さすが、先生ぬかりはないですね。 どうりで話がつながらないはずですよ。失礼しました。
|
No.16 | 2005/05/23 23:18 | ナツ |
>NOZA様 レンと聞いて仮面ライダー龍騎士を思い出す私も十分オタでございます。 蝙蝠娘って可愛いですよね。
|
No.17 | 2005/05/23 23:25 | るかるか |
おおぅ…感想出遅れましたぁ… f(^^;;;;
今作については事前の関心事として…椎名先生の >『チルドレン』のための習作という意味もこめて描いてみた作品なのですが と言う原稿速報(1/27付)の一言がどんな意味なのかなって点が有りました。 読んで納得…エリスの個性には確かに3人娘の“それ”が導入されてますし、ホームズ&エリスの関係にも3人娘&皆本の関係が反映されてますね。 …この辺は、既に葉梨らいすさんがテーマは「家族」だと喝破されてますし、Iholiさんも『絶チル』連関での書かれてますので、感想ダブっちゃいますが (^^;;;; そういった側面から、『絶チル』の一変成ストーリーとしても楽しめました。 …無論、それは本作が『絶チル』のニ番煎じって事ではありませんし、本作で『ホームズ』物として椎名先生が仕掛けた造詣の深さは、既に上記の皆さんがご指摘されてる通り…独立した『ホームズ』物としての完成度の高さには否定的要素は見当たりません。
また、『GSホームズ』の一作目との大きな違いなんですが…。 一作目はホームズは主役格ながらも狂言回し的な存在でもあり、ワトソンに至ってはホームズに洩れなく付いて来る“一要素”って程度の扱いでした (^^; あくまでストーリーの主軸にはマリア(そして言わば彼女の“影”であるカオっさん)が据えられていて、だからこそ一作目は、『GSホームズ』のタイトルでありながら『GS美神・外伝』として位置付け出来ると思います。 しかし、今回の作品におけるピートは、その扱いがむしろ逆の立場に見えます。
ピートは、ホームズとエリスを主軸に展開するストーリーを、『極楽』世界観とシェアワールドする為のキーパーソン的な存在でしか無く、ピートが今回の物語上で負った役割は、実は彼以外のオリジナルキャラであっても物語を成立し得ます(ワトソンの役割が、彼でしか成し得なかったのとは対照的ですね)。 結果、本作によって『GS美神』とは異なる方向性を持った『GSホームズ』と言うシリーズのフォーマットが創り上げられている様に思えます。 うーん…こうなると是非とも何時かまた続編を描いて頂きたい!! 無限に分岐し増殖し続ける『極楽』世界…これも椎名先生が持つ可能性の一つかもしれませんネ (^^)
ちなみにリンク出来る『GS美神』キャラは神族・魔族の線で幾らでも有りますけど、個人的にはタイムリーパーである美神(母!)の『GSホームズ』シリーズ参戦を期待したく! 美智恵さんに尻に敷かれて振り回されるホームズを見てみたい!(←悪趣味w)…殆ど若き日の唐巣神父と化しそうな気がしますが… (^^;;;;
ともあれ、先生、美味しい作品をご馳走様でした (^^)
|
No.18 | 2005/05/26 12:55 | ぴー |
絶チルでのエリス競演希望。 敵として(ESP攻撃が通じない…とか)。 でもシロ・タマモぐらいには成長しちゃってる?
|
No.19 | 2005/05/26 19:33 | pease 24歳 |
少女の描写がすごく可愛いらしい印象です。これまでの作品で描いてきたのは女性ばかりだったので、『チルドレン』に向けて準備万端ですね。満足度90%です。『チルドレン』の連載が決まっているから、楽しみの本命はどうしてもそっちになってしまいます。今回の『GSホームズ』も、もし既に『チルドレン』が連載中なら、100%楽しめたと思います。しかし、『チルドレン』まだかな〜と気が散ってしまいました…。でも、エリス、とても可愛いかったです。 やっぱり椎名作品の連載は週刊で読みたいですね。月刊60pも可能なんでしょうが、月イチの場合構成の巧みさゆえに沢山詰め込んでしまいそうなので。先生なら週刊の「引き」を熟知してるでしょうから。何より毎週楽しみたいですしね。 ネームが難航するようなら月3回程度の掲載でもいいと思います。『HxH』の富樫先生のように妥協せずに納得のいく物語を描いて欲しいです。作品は何十年も残るんですから。 なんなら短編集を発売? 『time slipping beauty』と『GS美神DVD』と『パンドラ』。先生の自己再発見をぜひ読みたいです。あと『蜘蛛巣姫』で一冊できます?『チルドレン』読み切り版はややこしくなるので後のコミックスに。 連載中でもさささっと発売できるのなら…別に…いいです…けど…。 ついでに『ネクサス』のことも少し。 『ウルトラマンネクサス』は一話ごとにページ数自由で先生が描いてくれたら、けっこう泣けそうです。内容はとても面白いというか興味深いので。第3話からだけど毎週観て来て良かった。
|
No.20 | 2005/05/27 01:55 | Iholi |
書き忘れ。
一つ希望を挙げるとすれば、エリスとホームズが打ち解ける課程をもーちょっとじっくり観ていたかったですよね。エリスが表情を取りもどすまでにはホームズの快復と同じ数ヶ月という期間を要したのですから。 そう、例えば、
――自ら手料理(狩りたてのドーブツ)を甲斐甲斐しく口に運んでくれるエリス(要ピナフォー[エプロン])。 ――手際良く包帯を交換し、濡れタオルで背中を丁寧に拭いてくれるエリス(要ナース・キャップ)。 ――人間らしさに執着する心を強くたしなめ、薬物中毒に震える体を優しく包んでくれるエリス(要、はぐはぐ)。
うーん、「君はずいぶん世話を焼いてくれたね。」の一言だけで済ますにゃ勿体無さ過ぎますぞ、これらの画(妄想)は。ねえ?
|
[ 全発言表示 ]
[ 先頭 20発言 ]
[ 末尾 20発言 ]
[ タイトルに戻る ]
[ この掲示板の使い方 ]
[ RSS ]