No.1 | 2001/01/26 11:21 | カテラン組合の書記長(hrihzen@mocha.ocn.ne.jp) |
No.2 | 2001/01/26 19:48 | OceanBedMan8823 |
〉 はじめに OceanBedMan88223 さんご教授ありがとうございました。大変勉強になります。
〉よろしければ参考文献を教えていただけませんか?
いえいえ、どういたしまして。
参考文献ですか?
現在では、簡単に手に入るとは思えないものが多いですよ? 宜しいですか?
「火縄銃」所荘吉著 雄山閣刊
「古銃」吉岡新一著 河出書房新社刊
「増補図説古銃事典」所荘吉著 雄山閣刊
「火砲の起源とその伝統」有馬成甫著 吉川弘文館刊
「鉄砲伝来記」平山武章著 八重岳書房刊
「種子島銃(伝来とその影響)」洞富雄著 淡路書房新社刊
「日葡交渉史」松田毅一著 教文館刊
「火縄銃から黒船まで」奥村正二著 岩波書店刊(岩波新書)
日本武道全集「砲術・水術・忍術」東京教育大学体育史研究室・日本古武道振興会共編 人物往来社刊
「世界の拳銃・小銃」矢野庄介著 朝日ソノラマ刊
「兵器と戦術の世界史」金子常規著 原書房刊
「武器」ダイヤグラム・グループ編 マール社刊
別冊歴史読本特別増刊「総集編世界の戦史」 新人物往来社刊
「世界兵器発達史」明地力著 朝日ソノラマ刊
「世界軍事史」小澤郁郎著 同成社刊
「世界戦争史」(1〜10)原書房刊
「ヨーロッパ史と戦争」マイケル・ハワード著、奥村房夫・奥村大作共訳 学陽書房刊
「図説 科学・技術の歴史」(上下)平田寛著 朝倉書店刊
他にも、国友鍛冶についての文献や五箇山の煙硝田についての本などもありますが…。
多数並べましたが、とりあえず所荘吉氏と吉岡新一氏の本があれば、国内の鉄砲史は十分でしょう。
所氏の本には西洋の銃器発達史もザッとながら書いてありますし。
あとは、手持ちの文献は英米のものばかりです。
(ドイツ語やフランス語が読めれば、そちらにも手を出したいのですけれど)
しかしこのリスト、お役に立ちますか?
No.3 | 2001/01/27 09:53 | カテラン組合の書記長(hrihzen@mocha.ocn.ne.jp) |
〉しかしこのリスト、お役に立ちますか?
詳細な一覧ありがとうございます。少しずつ入手して読みたいと思います。
No.4 | 2001/01/27 13:14 | knighthawk |
でてきましたね、謎の装置(銅鐸)
まさかコスモなんとかと同じということはないでしょうが・・・
未来が見えるのでしょうか?
OceanBedMan88223 様
ご教授ありがとうございました。
少し改めて調べてみましたが、私は日本史の年代を100年ほど間違えていたようです
これからジパングは史実から大きく離れてゆくようなので、どこがどう違うか、
日本史を改めて勉強しながら楽しんでゆきたいと考えています。
話は変わりますが銃について少し御教授願いたいと思います。
以前の投稿でも少しふれましたが、私は、幕末から明治時代の銃の歴史について
次のように考えています、
1.徳川時代末期まで日本国内では火縄銃から大きな変革はなかった
これは国内の金属加工技術の問題および大きな戦争が無く、改良の必要がなかった
状況による物である
2.幕末から明治にかけては、主に輸入にて対処していた。OceanBedMan88223様記述の通り
フリントロックをパーカッションに改造するなどは行われていたが、戦争そのものの規模が
小さかったことから、国内での大量生産までは至らなかった
3.明治維新以降、海外の軍備に対抗するため、国内での武器生産が再活性化した
このときすでに銃はカートリッジ式の時代であった
上記のように認識していますが、おおむね合っていますか?
ジパングに限らず、時空を越えた話を見ると戦国時代に近代兵器を持ち込む夢が
見たくなります(要するに戦国自衛隊ですね、映画はひどかったけど)
未来を見ることが出来るのならば、未来の知識を利用することも出来るはずですが
この辺、椎名先生はどう処理されるんでしょう。すごく楽しみです。
No.5 | 2001/01/27 14:50 | OceanBedMan8823 |
〉OceanBedMan88223 様
〉ご教授ありがとうございました。
〉少し改めて調べてみましたが、私は日本史の年代を100年ほど間違えていたようです
〉これからジパングは史実から大きく離れてゆくようなので、どこがどう違うか、
〉日本史を改めて勉強しながら楽しんでゆきたいと考えています。
〉
〉話は変わりますが銃について少し御教授願いたいと思います。
〉以前の投稿でも少しふれましたが、私は、幕末から明治時代の銃の歴史について
〉次のように考えています、
〉1.徳川時代末期まで日本国内では火縄銃から大きな変革はなかった
〉これは国内の金属加工技術の問題および大きな戦争が無く、改良の必要がなかった
〉状況による物である
〉2.幕末から明治にかけては、主に輸入にて対処していた。OceanBedMan88223様記述の通り
〉フリントロックをパーカッションに改造するなどは行われていたが、戦争そのものの規模が
〉小さかったことから、国内での大量生産までは至らなかった
〉3.明治維新以降、海外の軍備に対抗するため、国内での武器生産が再活性化した
〉このときすでに銃はカートリッジ式の時代であった
〉上記のように認識していますが、おおむね合っていますか?
概ね合っていると思います。
現在でも、たまに火縄銃を雷管式に改造した鉄砲が見られます。
日本の銃工たちも、外国から入ってくる新式の銃に対抗しようと努力はしたようです。
しかし、ミニエー銃・エンピール(エンフィールド)銃など、先填めとはいえライフル銃が入ってくると、完全に対抗できなくなったようです。
当時、コルトなどは水力や蒸気力を利用した中刳り旋盤でライフルを切っており、日本の銃工の手作業ではこの技術は無理でした。
(よしんば中刳り旋盤の存在を知っていても、零細な日本の銃工たちには購入できなかったでしょう)
その後、スナイドル銃など元填め式のライフルが入ってきて、薩長などに装備され、幕府に対して優位に立ちます。
一つ忘れてはいけないのは「南北戦争」の影響で、1865年に戦争が終結すると、米国内に大量の銃の余剰ができたことです。
これが、まさに幕府と西国諸藩が一触即発の状態だった日本に、滝が落ちるように流入してきました。
明治初期の日本の軍備は、スナイドル銃やスペンサー・カービンで、これが西南戦争の官軍の主力装備でした。
ちなみにスナイドル銃は、弾底は金属ですが、薬莢そのものは紙という、半完全弾薬を使用していました。
スペンサーカービンは金属薬莢ですが、リムファイフなので弾の威力の点ではスナイドルに劣ります。
もっとも、レバーアクションの連発銃なので実用性では上かも知れませんが。
完全な金属薬莢に不可欠な雷管は、1866年に英でボクサー型が、1870年に米でベルダン型が開発されました。
1873年に英軍制式採用されたスプリングフィールド銃は金属薬莢を使っています。
一方、実用的な装填方式であるボルトアクションは、ドライゼ銃やシャスポー銃から発展して、モーゼルが1871年に完成させています。
日本で国産された最初の制式銃である13年式村田銃は、機構はモーゼルとほぼ同様で、デザインにはシャスポー銃の影響が見られます。
もちろん完全な金属薬莢を使います。蛇足ながら、明治13年は1880年です。
…て、この話、「ミスター・ジパング」と何の関係があるのか、書いていて非常に不安になってきたのですが。
No.6 | 2001/01/27 19:51 | knighthawk |
OceanBedMan88223 様
ご教授ありがとうございました
〉一つ忘れてはいけないのは「南北戦争」の影響で、1865年に戦争が終結すると、
米国内に大量の銃の余剰ができたことです。
〉これが、まさに幕府と西国諸藩が一触即発の状態だった日本に、滝が落ちるように流入してきました。
〉明治初期の日本の軍備は、スナイドル銃やスペンサー・カービンで、これが西南戦争の官軍の主力装備でした。
まさに日本史とは世界史の一部なのですね、学校の歴史の授業はこの辺を無視していて退屈でした
・・って、何年前の話だろう
〉…て、この話、「ミスター・ジパング」と何の関係があるのか、書いていて非常に不安になってきたのですが。
この後、、「ミスター・ジパング」で未来から誰かを呼ぶ事となれば、実際の歴史と、
どのくらい差があるか、歴史を知っていればまた、楽しみ方も違うわけで
(説得力無いかな?)
正直、お返事があるとは考えてなかったのですごく嬉しいです。
GS美神のノリだと、苦労して召還したのがとんだ役立たずで
「○○が有れば簡単なんだが」
が、口癖だったりする・・なんてのがありだと思います。
いずれにしろ、次週が楽しみです。
No.7 | 2001/01/27 18:36 | 沼津市民 |
頭と最後でちゃんとジパングネタ振ってらっしゃいますね。
〉でてきましたね、謎の装置(銅鐸)
〉まさかコスモなんとかと同じということはないでしょうが・・・
〉未来が見えるのでしょうか?
未来から、誰かを呼び寄せるのでは?
〉ジパングに限らず、時空を越えた話を見ると戦国時代に近代兵器を持ち込む夢が
〉見たくなります(要するに戦国自衛隊ですね、映画はひどかったけど)
〉未来を見ることが出来るのならば、未来の知識を利用することも出来るはずですが
〉この辺、椎名先生はどう処理されるんでしょう。すごく楽しみです。
なんか、これを見て、犬夜叉と炎トリッパーと人魚の森の関係を連想したら、
まさにそのとおりの感想を述べているサイトがあった(笑)
http://www.netlaputa.ne.jp/~kitsch/fiction/work/jc/inuyasha.htm
犬夜叉は自転車とカップラーメンしか持ち込んでいないっすね。。
蛇足だけど、犬夜叉は四魂の玉が飛び散る前まですごくドキドキしながら読んで、
その後はふつーの連載としてたのしむようになりました。
短篇の面白い人ってサイコーです。
というか「モーニング」に連載されている方の「ジパング」はまさにそれ
なのでは>第二次世界大戦に近代兵器を持ち込む話
No.8 | 2001/01/27 20:06 | knighthawk |
〉頭と最後でちゃんとジパングネタ振ってらっしゃいますね。
申し訳程度ですが(笑)
〉未来から、誰かを呼び寄せるのでは?
30世紀ごろから呼び寄せて、とんだ役立たずだった・・なんてオチだと笑えますが
未来人と殿の知恵比べ・・というのも期待しています。
地の利は殿に有りますから、いい勝負にしてもおかしくはないと思いますし
〉というか「モーニング」に連載されている方の「ジパング」はまさにそれ
〉なのでは>第二次世界大戦に近代兵器を持ち込む話
日本最初の原潜・・ではないところがミソですね。(おおすみ)でもないし
未来兵器とはいえ船1隻。どうなることか・・盛り上がります。
ああ!次週が待ち遠しい!!(ミスタージパングの方ですよ、もちろん(笑))
No.9 | 2001/01/27 20:28 | 沼津市民 |
〉〉頭と最後でちゃんとジパングネタ振ってらっしゃいますね。
〉
〉申し訳程度ですが(笑)
〉
〉〉未来から、誰かを呼び寄せるのでは?
〉
〉30世紀ごろから呼び寄せて、とんだ役立たずだった・・なんてオチだと笑えますが
〉未来人と殿の知恵比べ・・というのも期待しています。
案外、過去から呼び寄せたりして…
若い頃の平手とか。
未来の秀吉ってのも動揺を誘いますね!
〉地の利は殿に有りますから、いい勝負にしてもおかしくはないと思いますし
地の利、時の利、そして世の利が殿に味方するといいですね!
人の利はないのか?(笑)
〉〉というか「モーニング」に連載されている方の「ジパング」はまさにそれ
〉〉なのでは>第二次世界大戦に近代兵器を持ち込む話
〉
〉日本最初の原潜・・ではないところがミソですね。(おおすみ)でもないし
〉未来兵器とはいえ船1隻。どうなることか・・盛り上がります。
いつまでも、「あの戦争に勝っていたら…」が続くんですかね。
そしたら多分兵役続いてたんでしょうね。
ファイナル・カウントダウンってどんな話でしたっけね。
〉ああ!次週が待ち遠しい!!(ミスタージパングの方ですよ、もちろん(笑))
平手で検索してたんだけど、なぜか殿がからくり人形と関係があることが(笑)
http://www.ohsu.co.jp/ohsu/oda.html
天候不順の場合中止になるからくり人形。
No.10 | 2001/01/27 23:24 | knighthawk |
〉いつまでも、「あの戦争に勝っていたら…」が続くんですかね。
〉そしたら多分兵役続いてたんでしょうね。
5年後ぐらいの、次の戦争で負けてたでしょう、たぶん。
状況考えれば、勝つ要素ないもん。
政治的に勝てなければ、(勝ってるところで終わらせられないのならば)
戦術的な勝ちをいくらあげても最終的には負けるからね。
兵役は・・もうすぐ復活します。政府がボランティアの義務化を言い出したら・・もうすぐです。
〉平手で検索してたんだけど、なぜか殿がからくり人形と関係があることが(笑)
銅鐸からでてくるのが殿そっくりのロボット!に1票(女華姫でも可)
はじめに OceanBedMan88223 さんご教授ありがとうございました。大変勉強になります。
よろしければ参考文献を教えていただけませんか?
新しく信長の側室が登場しました。
女っ気の少ない本作では新しいナオンキャラが出てくると基本的に嬉しいのです(爆)。
作品の史実面への布石でしょう。想像的人物像の要素が多い濃姫とのキャラの対比が楽しみです。
能弁な殿が実にかわいらしい。
天回とヒカゲ(ヒナタ)が久しぶりに出てきましたが、相変わらず謎めいたセリフ回しです。
二人とも初めて出てきたときは分かり易い設定のキャラだと感じたのですが、
何かやたら奥の深いものが背景にあるようですね。今後の展開に期待しましょう!
あとfukazawaさんのおっしゃるところの
「『GS美神』のアシュタロス編におけるコスモプロセッサみたいなノリで登場した天回ご自慢の謎の銅鐸」
が現れましたが、わたしの脳裏にもフラッシュバック(或る種の不安と共に)しました(^^)。
ガンバレ銅鐸!頼むよ。