今週の三間．．．．．ではなくＭＩＳＴＥＲジパング

ヤンキー対（硬派）体育会系の睨み会いが続いている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ＭＩＳＴＥＲジャパンも回をかさね、冒頭のような展開が繰り広げられていますが
ここらへんになって、ようやくこの漫画の方向性をつかめたような気がします。
それは、「正当派少年漫画」です。
確かに随所に椎名先生特有のギャグや時代物パロなんかが見え隠れしておりますが
今週の日吉の引きの時の表情や言動をみておりますと、主人公の知恵、勇気、かっこよさをウリとする
正当派少年漫画をめざしているのではないかとおもわれます。
これはすでにＣ−ＷＷＷのfukazawa氏がおっしゃるように「日吉とヒナタのラブコメ的展開はない」
「日吉と将来日吉を『日本の王』にする男達との関わり合いを描く方を重視する」
という予想にもあてはまるのではないでしょうか？

ってゆーか今回の展開と日吉の行動がかなりかっこよかったのでつい燃え燃えバーニングファイヤァー
してしまっただけなんですが。

〉ここらへんになって、ようやくこの漫画の方向性をつかめたような気がします。
〉それは、「正当派少年漫画」です。

〉確かに随所に椎名先生特有のギャグや時代物パロなんかが見え隠れしておりますが
〉今週の日吉の引きの時の表情や言動をみておりますと、主人公の知恵、勇気、かっこよさをウリとする
〉正当派少年漫画をめざしているのではないかとおもわれます。

わたしなりに付け加えたいのですが、前に福本、富樫と並べたような、「ゲームのルール」
を重んじた話になると思います。

なぜ、この男はこういう行動をしたか。
それはこういう計算と要求があるからで、
これの利益は○○で、逆に弱点は△△、ゆえに
これをこうすることによってこれが解決する……、

といった駆け引き、戦略−−を、理に落ちる形で精緻に組みたてるのを目標に
してるのではないでしょうか。ある意味それは「名探偵コナン」のような知的刺激
を読者に与える面白いものです。
（それを「絵」にするのは一工夫がいるでしょうが）

ところで、次回「鉄砲」を使ってどうやって駆け引きをするんでしょうか。
私ゃまだ見えてこない。