No.1 | 2000/05/31 01:18 | 中村 守博(task17@mocha.ocn.ne.jp) |
No.2 | 2000/05/31 04:37 | イングラム |
〉
〉 続きです。
〉
〉 閑話休題
〉 シュノーケル部分。
〉
〉 実は、ヒナタ編で登場した、五右衛門が持っている
〉 忍刀の鞘自体がシュノーケルなのです。
〉 あの手の刀の鞘は、切っ先部分が「ぱかっ」と開く様に出来ており
むかし「○○年の科学」で読んだ記憶があるが「気圧と水圧の関係で、
シュノーケルはXXcm以上の長さになると、結局息を吸えない!」と
あったような気がする。今回のあれ、長いと思うなあ(笑)。
コミックスでフォローしてくれ。
平手の話ですが、奔放な若旦那・殿さん姫さんに、忠義一方のおもり
役がハラハラしながら振り回される…というのは、落語から喜劇映画
まで一種のルーティンとして存在するのですが、椎名氏の凄いところは
奔放なギャグ以外に、こういう一種の「規定演技」もこなしちゃうとこ
ですね。
「たかが胃痙攣と…」「しょせんわしは若者の・・・」という、心配性や
必死に努力(しかしそれがズレてる)している光景や、「新しい部下は、
きっと安心できるような豪傑だろう…」と思うと日吉だったり、
心配の為の信長が「ゴトッ」と大型銃を落とし、無言で去っていくなど、
どれをとっても”ココダゾ、笑えよ!”という無理やりっぽいネタじゃ
ないのに、テンポ良く畳み掛けられいつしか大量点という、マシンガン
打線のごとき展開です。
これはマネできない、椎名氏の凄さは実にこんなところにも
あるのではないか。
No.3 | 2000/06/01 03:42 | 尉雄 |
〉むかし「○○年の科学」で読んだ記憶があるが「気圧と水圧の関係で、
〉シュノーケルはXXcm以上の長さになると、結局息を吸えない!」と
その長さがよくわからないので
チャットでも議論になっていたのですが
アレは解決しました。
日吉が向こう側で息を吹き込んでいたから息ができたのでーーーす
要するに人工呼吸でしたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(自棄)
No.4 | 2000/06/02 16:24 | ジャッキー大西(onisci@onisci.com) |
はじめまして。こちらのサイトで「マンガは一人で読むよりみんなで読んだほうが楽しいや」とい
ういまさらなことに気がついている来年三〇のジャッキー大西と申します。初めて書き込みをさせて
いただきます。
長さ八〇センチくらいでしょうか。刀のさやを使った長いシュノーケルで息ができるか、という話
なのですが、問題は、
(1) 水圧のため深く潜ると大きく息を吸えなくなる。
(2) 息を吐いても吐いた息がシュノーケル内に残ってしまうため、新鮮な空気を吸えなくなる。
の二点だろうと思います。で「殿と野獣」のこのくだりを読んだとき、私も真っ先に「長すぎるんじゃ
ないのか」と思いました。
ただ、まず(1)は、印象ですが、信長はそんなに深く潜ってないような気がします。八〇センチなら
八〇センチ、シュノーケルの長さをフルに生かして潜っているのではなく、もう少しで頭が水面に出
そうな状態なのに、届かない、というような(これ、サンデーのその号を手元に持ってなくて書いて
いますので、あらためて見てみて嘘だったらごめんなさい)。この場合、水圧はあまり問題にならな
いはずです。たとえば潜っている深さが水面下三〇センチで、残り五〇センチがただ空中に突きだし
ているだけ、なら。
で、(2)ですが、長さ八〇センチ、さやの内側の断面積が、たとえば刀の厚さ一センチ幅五センチと
(やや多めに?)見積もると、内容積は四〇〇ccになります。信長の肺活量がこれよりもずっと多く
なければおぼれてしまうわけですが、さあ、どれくらいでしょう。日常的に体を鍛えている、健康な
成年男子なわけなので、少なくとも三〇〇〇cc以上はあるのではないでしょうか。これは深呼吸した
場合なので、怪我や激しい運動をしていて浅い呼吸をしていると、呼吸はずっと早く小さくなること
でしょうが、新鮮な空気が吸えなくて窒息するほどではないと思います(特に、短時間でいいのな
ら)。
というわけで、あのシュノーケルは、役に立ったにちがいない、というのが、結論です。
どうにも、つまらない考察でお目汚しをいたしました。すでにこの辺りの議論がチャットやなにや
らで出ていましたら、すいません。
続きです。
閑話休題
しかし、サンデー編集者の柱のアオリには
乾いた笑いを誘うどころか、哀しさを覚えます。
と言うか(失敬)で済むかい!
さて「沼の妖怪見たり」の場面は解説の必要が
無い程、流れのスムースな感じですので、
グッと、きたところだけを・・・。
信長回想部分。
「息子は一生母の背中を追う!母は偉かった」
「信長さんも、グレートマザー的な感情を持っている。」
「弟に対する、マザコン信長カードの発動要件対応キャラの
信行の登場が近い・・かも。」
シュノーケル部分。
実は、ヒナタ編で登場した、五右衛門が持っている
忍刀の鞘自体がシュノーケルなのです。
あの手の刀の鞘は、切っ先部分が「ぱかっ」と開く様に出来ており
それをくわえて、水遁の術見たいなことやってたのは
と言うか、忍刀が短いのは、密室や狭いところで戦闘をする為に進化した
結果ですが、その副産物として、鞘を使って水遁って術を編み出したのは
余り知られていない事実です。(参照文献・小学館秘密シリーズ・忍者&手品の秘密)
なんか、端折ってしまい申し訳ない。
っと、ナマズ・・と言うか私にはウナギに見えたのですが
その刺身を平手の爺に持って行く信長さんの心遣いとかが、
信長ってこんな側面もあるんだなって改めて感動した次第。
と言うか、信長が平手の爺に優しくするって描写を描いた
作品は、椎名先生のジパングが初めてです。
少なくとも、私が過去読んだ書籍の限りでは。(汗)
大多数のシナリオが、信長が平手の爺を諫死に追い込んで
それを見た信長が、改心して云々。・・・で非常に切なかったのですが、
ジパングでの 平手 政秀の、キャラの位置付けは
受け身な感じの被害者では無く、信長さんと共に乱世で
暴れそうな感じの「好々爺」に仕上がってます。(笑)
史実と言うのは、安易な妥協点を捜してつき合うには
強面なお相手です。好例が、400年後の太平洋戦史を
元にして構築されている漫画や小説でしょう。
その想像性は高く買いますが、安易な妥協を繰り返し
コントロールが付かなくなって暴走してしまった具体例としては
「紺碧の艦隊」で、見ることが出来ます。
感じとしては、滝川一益と相合い傘で、戦国守り役漫才コンビとして
行けそうですが?
だって、ストレスが溜まると、4コマ式で
血を吐くって強烈なキャラですから。
・・・それにしても、ショート編一発で
平手政秀って意外と解釈が難しいキャラを立たせるのは
改めて先生の力量って凄いな。
スゴイから、是非!戦国旅の女流剣客を!具体的には
『たまたま、尾張領に通りかかって、信長&日吉のドタバタに
巻き込まれ、仕方が無く、蜂須賀長屋で、ヒナタとお茶飲んで
情報交換しつつ展開し、何かしら信長に含蓄を残して
颯爽と去っていく』・・・って、やっぱ残留してしまうに違いないな。
最後に、最後のコマで気づいたことを書いて、
殿と野獣編の纏めとしたいと思います。
日吉が馬を引いている描写が自然に見えるなー。
さて、草鞋を懐に入れて暖めるのは何時だろう?(笑)
この展開では、別のニュアンスで繰り出してきそうですが。
来週はどっちだ? あ、もう水曜日か。(笑)
感想に私感が入り込んで、非常に長くなったのをお詫びします。
中村@アイドリング完了。