ここは、椎名高志先生が週刊少年サンデーで連載している、「絶対可憐チルドレン」に関する意見や感想を書き込むための掲示板です。 詳しくは、この掲示板についてをご覧下さい。
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完結お疲れ様!
長きに渡った「絶対可憐チルドレン」もいよいよ最終巻が刊行され、完結と相成りました。椎名高志先生、16年間(読み切り版も含めれば18年間)、本当にお疲れ様でした!!薫・葵・紫穂のチルドレンも、皆本も、悠理も、そして兵部も、みななすべきことを果たし、やり切った感慨と共に締めくくりを迎えられたと思います。一読者としても、最後まで見届けることができて実に感無量です。椎名先生が、blog やツイッターを見る限りでは、不本意な思いをすることなく存分に力を揮って描き終えられたことも、本当によかった…と安堵しました。
ツイッターでも書きましたが、兵部が最後に志賀の言葉によって救済される場面は、思わず涙ぐんでしまいます。兵部がこれまで一度も見せなかった、無防備に本心が丸出しになった表情。それに、志賀が掛ける「誰よりも高みに行け」は、かつて志賀が死の間際に兵部に残した言葉のリフレインなんですね。
ビーモス相手に(ほぼ)オールスターキャストが集結する所で、伊九号が出てくるところも憎い。実は伊九号がどうなっていたのか忘れていたんですが(笑)、最初に生死不明のまま姿を消してから、兵部の過去編を除いて出ることはなかったんですね。こうやって連載の最後に出すのは、椎名先生がずっと計画していたことなんだと思います。
余り休む間もなく「半妖の夜叉姫」で、椎名先生の健康と体力が心配になりますが(今年もマンガ家の訃報が結構ありました…)、椎名先生の連載がまた読めるというのはファンにとってはありがたい限りです。ずっと追いかけていきます。
ビーモス戦で「REVERSE や KAREN まで出てきたらどうしよう…(笑)」とちょっと心配したのですが、杞憂に終わりました。しかし、そう思っていたら電子版の特典は彼らだった(笑)。椎名先生も、一度は出すかどうかを検討して「やっぱナシだな」と思ったということなんでしょう。おそらく、他の店舗別特典も、「検討した結果出さないことにした」連中が描かれてたりするんだと思います。
「椎名高志の漫画術」購入しました。既にツイッター上でいろいろ書いてますが、こちらでも。 帯でも抜粋されてる横島の行動原理の解題など、「自作解説」というコンセプトになっている所が最高です。これまでほとんど(全く?)見る機会のなかった「MISTERジパング」や「カナタ」の色々な顛末は非常に興味深いものでした(※ blog 等で既に書かれていたことがあったのを私が忘れてしまっているだけかもしれませんが)。「カナタ」について、高橋留美子のアドバイスが紹介されていましたが、これがサヤカの描写に影響していたのかもしれないですね。サヤカは、短い間にガラリと外見の変わったキャラで、その急変ぶりにはややびっくりしていたのですが、高橋コメントを受けての変化だとすると納得です。確かに、終盤ではそれまでの椎名女子キャラとの共通項がはっきりした、親しみやすいキャラデザに変わっているんですよね。 あと大きいのは、やはり帯で抜粋されているサンデー投稿時代の短編の内容とか。こんなの椎名先生しか思いつかねー(笑)。大変素晴らしい内容でした。椎名ファンには(言うまでもなく)激オススメです。 (原画展に来られなかった方向けの補足・表紙/裏表紙の12人のキャラ絵は、原画展で展示されていた等身大キャラスタンド(正式名称知らず)用の描き下ろしです。大変力の入ったイラストなので、原画展以外で広く見られる機会が設けられてよかったです。書籍内に収録されているイラストと違って初出情報が書いてないようなので、ここに補足)
原画展行ってきました。私にとっては中野ジンガロウ以来です。ジンガロウでは前期・後期で展示内容の一部入れ替えがあることを知らず、前期を見損ねて悔しかったので、今回はそのリベンジを果たそうという意気込みです! 時期は「百貨店」から絶チルまで、内容はネクサスまで含む幅広い品揃えで、「わかってる」人のチョイスであることが伺える展示でした(「フォワード」や「眠る牙」みたいな、単行本未収録のほぼ幻になった初期読み切りも見たいけど、ひょっとしたらもう原稿が残ってないのかもしれん…)。個人的には、百貨店の中で一、二を争うお気に入り「人間の僕・卑しい哀れな犬っころという名前です!」の原画が見られたのが大喜びでした!「マリちゃん助けて!」の「犯人は…手が八本あるのでは!?」のページで、細かいローマ字が一度全部書き直されている所がわかったのもポイント高いです。 「撮影禁止」だった資料に、「乱破SS」の構想メモと思しきものがあったのもテンション上がりました。実際には登場しなかったキャラもちょこちょこ書かれていて、色々なアイディアを練っていたんだなあ、描かれていたらどんな活躍をしたんだろう、と想像が膨らみます。 そして展示終盤の大型スタンドが圧巻!人気投票上位キャラが一体ずつ描き下ろしされているのですが、近くに寄ってじっと見ると、えらく丁寧に描かれていることがわかり感激です。発表からそんなに日数も経ってないので、中間集計の段階から、入賞間違いなしのキャラについては描き下ろし作業を進めていたんでしょうね。椎名先生、本当にお疲れ様でした!2019年になって新たなおキヌちゃんの描き下ろしを拝めるとは、眼福ここに極まれり。美神のスタンドも、紫の色合いがいいんですよこれが!そして、横島はとても奴とは思えないくらい爽やかな顔立ちに!(笑) 500円で1時間近く粘ってしまいました。最後には、感想をメモに書いてボードにコーナーもあり、来場者の熱いコメントが見られておススメです。私も2枚も書いてしまいました。 後期も、是非行きたいと思います。
追記。 関西弁の女性2人組を見かけました。関西地区からわざわざ来てくださったのでしょうね。その人たちだったかどうかわかりませんが、メッセージボードには「大阪でもやって!」というメモも貼り付けてありました。椎名先生の出身地でも原画展が実現することを願います。 絶チルの原画には、「リバース」のカオルたちの初登場の見開きもあったのですが、背景が白味でキャラだけだった(PC 上で背景を合成して出力するのでしょう)ためか、単行本で読んだ時とちょっと印象が違って、高校生くらいに見えました。単行本では20歳代に見えたのですが、この違いは個人的にはちょっと面白い現象に感じられました。
ああ、読み返してみたら、前回の私、この後大阪・博多に移って続くということを知らなくておかしな書き方になってますね。どうもすんません☆
後期も行ってきました!絶チル以前のモノクロ原稿は粗方入れ替えてあって、再度行った甲斐がありました。「教育的指導!」はまたしてもお気に入りの「この詩は明治に書かれたけれど 予知能力でお見通し」があってテンションが上がります。あと、個人的に好きな「再会を祝うのはあとまわし!いくわよっ!!」があったのが嬉しい。「のんぽり魂」も展示されていたのですが、これは「教育的指導!」の一部、という扱いのようです。 「百貨店」からは今回は「ポケット・ナイト」が。うまかったのは、日須持が出てくるページの原稿が、絶チルの須磨が出てくる原稿と並べて展示されていて、関連がわかるようになっていた所!実際、展示ラストの一言感想コーナーでは、これを見て初めて関連に気づいた、という声も見かけました。 「極楽」は、今度はGS資格試験のシリーズから集中的にセレクトされています。小竜姫が横島のバンダナに神通力を授ける場面は必見。あとカラー原稿はパイパーや冥子の他に、連載第2話「オフィスビルを除霊せよ!!」があって、びっくりしたのが、この時はまだおキヌちゃんの袴の色が朱じゃなくてピンクっぽい紫だったこと!!単行本派だったので、この回をカラーで見たのは初めてでした。原画展さまさまです。 「カナタ」の展示では、やはり絶チルで星野湯が出てきたときの原稿が並べて展示してあって、元ネタがわかるようにしてあります。さっきのや、前期での展示内容とも合わせて、相当に椎名作品好きの担当者が熱心に展示内容を練ったことが伺え、胸が躍る感じです。 「百貨店(超)」の作品も。ホームズ、パンドラ、蜘蛛巣姫の3本でした。 「ネクサス」は、展示原稿は前期とは完全に入れ替えてありました。なるべくいろんな場面を入場者に見てもらおという配慮が感じられます。 展示スペース後半の内容は前期と大体同じ。撮影禁止のコーナーは前期と同一。「お宝」という意味合いで禁止にしているんだとすると、そういうお宝はそうそうない、ということなんでしょうね。キャラスタンドは、並べる順番が多少入れ替わってました…がこれはひょっとしたら別に前期後期の違いだけではなく、日替わりくらいのペースで変わっていたものなのかも。 そして先ほどもちょっと触れたラストの来場者一言感想コーナーですが、富士鷹…もとい、藤田和日郎先生の貴重な手書きコメントが4枚もボードに貼ってありました!ジュビロ先生ツイッター上でも報告されてましたが、こういうのも残されていたんですねー。あと、なんと韓国のファンのかたの感想もありましたよ。日本在住なのか、それともこのためにわざわざ来日されたのでしょうか…。 大変素晴らしい原画展をありがとうございました。大阪のみなさん、引き続きお楽しみくださいませ!
人気投票の最終結果はまだ発表されていませんが、兵部と横島が上位になるのは間違いなさそうです。 これは凄い事ですね。 キャラ自体の人気よりも、椎名先生の性癖・・・もといパーソナリティを色濃く投影した2人というのがポイントです。 いかに先生が愛され受け入れられているか、という証左に他なりません。 なんで漫画がもっと売れないのか不思議なくらいですw 〇 〇 〇 さて、インスピレーションが、ここまでと告げているのです。
松風vs皆本の構図に持っていきたいなら 松風くんが皆本を打ち倒す展開を用意しているなら それは僕が見たいものと決定的に違っているのです。
今回の最終ページを見た瞬間に頭の中に聞こえた声が「ここまでだな」でした。 皆本とドロシーのやりとりなど、もう少し経過を見てから慎重に判断するべきとも思うのですが、いかんせん向かう結末がアレでは楽しめそうにありません。
僕は今後、単行本派になります。 物語が完結してから、少しづつ楽しませていただきます。 おそらく70巻までは いかないカナ? この決断を後悔するほど盛り上がっていてほしいものです・・・。
僕の『絶対可憐チルドレン』は一時ここで途切れますけど、 椎名高志先生のファンである事は変わりません。 先生の次回作に期待しています。 〇 〇 〇 また会おうな。
ヘッド・ハンター(6)
誘い拐かす
皆本が独立ですか・・・! これが本人の意志に基づく行動なら賛同できるのですが、 ギリアムの意思に唆されている事が明白ですからねぇ・・・。 あとから「きっかけはギリアムだが、決めたのは僕だ」とか言ってほしくないですしねぇ・・・。
とかく否定的な感想しか出てきません・・・。 「強力な理性」を体現するつもりでしょうか? 夜更かしもしたいし、ジャンクフードも食べたい、エロ本だって読むのが人間。 そんな事はとっくの昔に判明しているでしょうに・・・。
幼女にホイホイ喜んだりはしませんよ? ・・・し、しませんよっ(汗)。 要は、皆本が彼女を使役するという事でしょう? 愛用だろうと酷使だろうと、「道具」として扱うのでしょう? わらを扱う合成能力が、ザ・チルドレンを凌駕するとは思えないのですけど・・・。 今さら澪の二番煎じなんて見たくありませんしねぇ・・・。
皆本の目的は、起こってもいない戦争を回避する事、カナ。 あるいは、エスパーと普通人の軋轢の解消。 世界に唯一無二の正解を叩き付けられるのカナー。 とりあえず、薫や兵部たちと「敵対」する訳ではなさそうなので、 今後の動向を注視していきたいと思います。
ヘッド・ハンター(5)
併せて呑まれる
「スケアクロウ」がキーパーソンだったのですね。 スタンド・・・もとい、能力者本体を潰せないのいうのは、なかなかに厄介かも知れません。 そして「憎悪」ではなく「恐怖」を煽りに来ましたか・・・。 本人が目の前にいるからこそ効果抜群になる・・・カナ。
しかしギリアムは陰湿ですねぇ。 幽閉中に抜かりなくスキャンしていたのカナ。 終わったはずの事柄をほじくり返して突っつくなんて、およそ常人には出来ない芸当です。 次回(4/10)では、皆本の乱心っぷりが見どころカナ? 〇 〇 私信 アレをナニしたところ、経過は良好です。
ヘッド・ハンター(4)
合わせて流れる
すぐに合流できた皆本とチルドレンに、ワンクッションを入れた事が解せないですね・・・。 情報漏洩もバレるリスクを抱えてなお・・・、なぜなのでしょう? 皆本自身への警戒を薄れさせるため・・・カナ? 「釣り針は深く食い込ませないと、獲物に逃げられてしまうからね、ククク・・・」という事ですかギリアムさん?
ともあれ、皆本がどれだけドン引きさせてくれるのか、楽しみにしていますヨ。 〇 〇 「ちょっと・ジムに・行ってくる」が2019年の流行語大賞になればいいと思いましたw
ヘッド・ハンター(3)
漏れ洩れ
ギリアムの目的はあくまで兵部で、今回は細工した皆本を接近させたい訳で、そのためにはチルドレンは邪魔になるので、足止めは当然の流れカナ?
どこから情報が漏れたかは明らかなので、山場は兵部と皆本が対面する時カナー?
ヘッド・ハンター(2)
強か
この状況下では強盗も合法!・・・にはならないカナ?(汗) パンドラの非合法行為はセーフなんですけど、バベルの違法行為はちょっと抵抗を覚えてしまいますね・・・。 それだけ抜き差しならない状況なのでしょうけど・・・。
このエピソードは、メインに皆本を、水面下で松風くんを描くのカナ?
ヘッド・ハンター(1)
暗く黒く
個人的には、全裸よりも着衣の方が好きですかね・・・(真顔)。 こんにちは。少しずつ暖かくなってきましたね。
掌握したバベルよりも、パンドラから引き抜いた大黒柱よりも、皆本に兵部を困らせる価値があるとは思えないのが、正直な印象です。 ギリアムは兵部をどうしたいのでしょうねぇ・・・。 絶望や憎悪を共感したいのか・・・、自分に執着してほしいのか・・・。 兵部がどうなれば、彼は満足するのでしょう?
チルドレンは復活したバベルに戻るのでしょうか? 事後処理でバタついているから当分パンドラにいるのでしょうか? 超度7が行方不明で信用を保てるのカナ? 国家機密だから知る人数は少ないのカナ?
皆本は以前に便器を舐めた事のある男なので、今さらちょっとやそっとじゃ兵部は引かないと思うので、とりあえずギリアムのお手並みを拝見させていただきます。
黒い兄弟(10)
全て遠い日の花火だと
ギリアムの催眠支配が一段落しましたね。 こんな一斉に「めでたしめでたし」になるとは、思いませんでしたが(苦笑)。
兵部の感傷は・・・少しズレているのカナ? 過去の全てが現在への供物で踏み台ではないでしょうに・・・。 『カナタ』も『ジパング』も『美神』も『百貨店』だって、『絶チル』のための布石という訳ではありませんからね・・・。 過去に囚われ世界を拒絶した亡霊は・・・、変わるべきか変わらないべきか・・・、難しいです。
黒い兄弟(9)
トンネルの向こう側
今回の注目は、紅葉さんでしょうか。 20年くらい見守り続けてきた兵部が、ようやく、ようやく過去と向き合い、成長の一端を垣間見せ、止めていた時計の針を動かしてくれました。 まるで、部屋に引き籠っていた子供が、部屋から出てきて一緒に食事をしてくれるようになった・・・くらい大きな前進です。 長年言いたい事は言いつつも兵部の意思を尊重してきた紅葉さんの姿が、事の重大性を物語っていますね。 本っ当~にお疲れ様でした、紅葉さんw
松風くんには・・・、ギリアムに狙われない裏事情があるといいのですけどねぇ・・・。
そして、2週連続の休載を挟んで、次回掲載は2月13日になるようです。 ・・・ミソッカスの新作読切でも描くのでしょうか? 近い将来に、週間連載はローテーションで休載するのがスタンダードになり、「椎名スタイル」なんて呼称されたらいいですねぇ・・・。 〇 〇 『ドラゴンクエストX』始めました。(近況)
黒い兄弟(8)
自由という名の翼を
これが早乙女英治の真実・・・! 破滅に至る弱さを知っても・・・、やはり嫌悪は感じませんね。 とっても人間的で、否定する事は難しいです。 それにおそらく、彼の責任で命を落とした隊員はいないのでしょう。 怜悧で優秀な「隊長」である事は、永劫変わりません。
兵部は撃たれたけれど、生きてるのでノーカウントで(苦笑)。 さて・・・、兵部は普通人主導の世界を拒絶したのですね・・・。 個人的に思う事は、20歳前後の頃なら自由を掲げる姿に憧れたと思います。 しかし30歳を過ぎた今では、その拒絶が弱さに映るのです・・・。 普通人に関わる全てを拒絶し断絶し憎悪する姿勢は逃避のようで・・・、あまり強さを感じません。
ふと思い出すのは『GS美神』のドクター・カオスですね。 千年以上も人間社会の中で生きてきた錬金術師。 特異な存在でありながら、それでも既存の枠組みの中で生きてきた姿には、したたかさを感じます。 実際に、若い頃はブイブイいわせてて格好良かったですからネ(第16・17巻参照)。 まぁ、2人とも比較される事を嫌がるでしょうけどw 「天才とは孤独なものなのさ」
真木さんの洗脳が弱まったところにチルドレンが駆けつけて、あとは必勝パターンですね。 こーなったらもー、ギリアムは変に長引かせず、テンポよく退場してもらいたいですネ。 〇 〇 さて、特報は、椎名先生の画業30周年を祝う企画でした。 とりあえず気になるのは、池袋マルイで開催される記念企画展において、新規グッズの物販があるという事。 僕は物欲の乏しいファンですが、「金を使わせるための物販」はやめてほしいと申し上げておきます。
コラボカフェはさておき、やはり注目は全キャラ人気投票ですね。 ツイッターは1票で、ハガキは複数票が可能なのカナ? しかしこれは悩ましいですねw 元祖マスコットのムラマサ、元祖ヒロインのミソッカス、本家ヒロインの美神令子、永遠のオアシスおキヌちゃん、若い頃は格好良い唐巣神父、ドクター・カオス、ラスボス代表アシュタロス、もうひとりのヒロイン ルシオラ。 ビビるけど勝負する男 日吉、うつけなんかじゃない信長、「てきとーに甘っちょろいこと言って、てきとーにくたばれ!!」が僕の中で最も辛辣な悪口として記憶されている秀吉、いろんな意味で悲運の王子カナタ。 う~~~ん・・・w
僕の中では断トツで横島なのですけど、その想いはもう椎名先生に届いてそうなので、別のキャラに投票したいのですが・・・。 パティちゃんも以前に投票しましたし、ストレートに薫か、池袋に降臨した葵か、中の人への祝砲で紫穂か、・・・あえてギリアムか。 ・・・結局いつもの最大瞬間風速で、早乙女隊長に投票しようと思います。 ちなみに、99人以外から選ぶなら『パンドラ』のパンドラですね。 彼女がいなければ『絶チル』は生まれていなかったと言っても過言ではありませんし。
ともあれ、椎名先生、画業30周年おめでとうございます☆ 長い長い間楽しませていただいて、ありがとうございます☆ これからも先生のペースで執筆を続けてもらえると嬉しいです☆ いっそ「原稿より健康を大事にした男」として語り継がれましょうw
黒い兄弟(7)
貴殿の益々の御活躍を祈っている
あけましておめでとうございます。 今年も『絶対可憐チルドレン』を健やかに楽しめますように・・・☆ 〇 〇 さて、約1ヵ月ぶりの本編は、早乙女隊長の真意ですかね。 しかし正直に申しまして、心の機微に疎い僕はもうひとつピンと来ていないのです・・・。 死の間際に笑ったのは「本望」カナ? 兵部を撃ったのは、知らない仲間とイキイキしている未来の姿への「嫉妬」カナ? ともあれ、早乙女隊長は最期まで狂うことなく正常で、兵部はそんな隊長を肯定しているという事カナ。
兵部は既に過去の因縁に決着をつけている事になります。 早乙女隊長への憎悪が無いのなら、普通人の滅亡も必要なくなります。 兵部京介という人物の根幹を揺るがすような、かなり重要な内容ですね・・・! それでも亡霊として生きる兵部の胸中は、語られるのでしょうか? そして真木さんに何を伝えたいのでしょうか?
「次号、センターカラーにて特報あり!」 そ・・・そんな・・・まさか・・・!? ・・・そう思う!? やっぱり・・・!? またTVアニメになるんでしょうかっ!? それはない・・・!! ないんだよ、おキヌちゃん・・・!! あっ、血の涙。
はい、お約束が済んだところでw 「中学生編アニメ化決定!!!」という雰囲気は感じないのですよね(苦笑)。 そもそもメディアミックス関連ではないのかも・・・? べ、別に漫画の成功はアニメ化じゃないんだからねッ!? 期待し過ぎるとガッカリするし、期待しないとつまらないし・・・。 とりあえず僕は、「なーんだ」と思わないくらいの期待値を心に準備して、発表に臨みたいと思います。 〇 〇 〇 そして、戸松遥さん、ご結婚おめでとうございます☆ なにかもう幸せな家庭を築く未来しか想像できないです。 いずれ紫穂の声をあてる機会がありましたら、絶妙な塩梅で賢木を叱責してくださいw 末永くお幸せに☆
黒い兄弟(6)
私の絶望を喰らうがいい
どうですか、ギリアムさん。 真の強者とは確固たる根拠を携えているものなのです。 自身の能力を理解し不利に陥る事は無いと確信しているからこその、襲撃なのです。 己の実力を把握している者は無理も無茶もしない。ただ出来る事をするだけです。 パンドラの大黒柱に相応しい、とてもスマートな戦略ですね。 ・・・うん? 手のひら返し? 失礼な。これは臨機応変ですよ(汗)。
さて、主題が真木さんから兵部にシフトしましたね。 そして早乙女隊長の凶行で平成のラストページを飾りました(苦笑)。 合併号での休載なので、次回掲載は2019年1月9日になる予定です。 ・・・いち読者としてこの年末進行に思うところが無い訳ではありませんが、『ワールドトリガー』の葦原大介先生のようにお身体(主に首)を壊して長期療養を余儀なくされるよりは万倍もマシなので、椎名先生の判断を尊重したいと思います。 誤解を招きやすい休載ですけど、仕事はバリバリやっている訳ですし。
さてさて、早乙女隊長です。 兵部が漆黒の堕天使となる未来は、伊八号が予知を秘匿していた事も、早乙女隊長がそれを探求する事も内包しているルートです。 と言いますか、伊八号が自身の居場所として「P.A.N.D.R.A」を欲した気持ちがゼロだったとは思えません。 一本道ではないにしても、このルートに希望の光を見出して、少しばかり誘導したのかも知れません。 一方の早乙女隊長は、戦況が悪化の一途を辿る中、トドメのように予知を知ってしまいます。 全てを賭けていたからこそ、反動も大きくなります。 そして最期に、京介を現在に繋ぎ止めようとする訳ですが・・・、その行為こそが漆黒の堕天使を生む引き金となったのは皮肉としか言いようがありません・・・。
そしてこのシーンは『THE UNLIMITED 兵部京介』第8話において、他ならぬ 椎名先生による脚色 が加えられて、放送されました。 その中に「君を人類の敵になどしない。その力は私だけのものだ」というセリフがあり、個人的にはただの独占欲の発露とは思えません。 愛憎という言葉では括れないほどの、愛おしさ、憎たらしさ、妬ましさ、羨ましさ、様々な感情が入り混じっていて、表現がとても難しいです。 それを表現したのがあの表情なのですけど・・・、正直に申しましてアニメ版の方が狂おしい表情ですね・・・。流石はスペシャリスト集団です。
えー、思うところをつらつらと書いてしまいましたけど、結局言いたかったのは「早乙女隊長のこの表情で年を越す」という事ですw 椎名先生はそういう計算をしてなさそうですけど、なかなかのインパクトです(苦笑)。 〇 〇 では、正月休みも目前に迫ってきて疲労がピークに達している方も多々おられるでしょうけれど、よいお年を迎えられるよう、もうひと頑張りする事にいたしましょう☆ 僕もこれから『3月のライオン』の新刊を読みます。(近況) あと、メリークリスマス。
黒い兄弟(5)
もし欲しいものがあるのなら
ギリアム、よく見ておきなさい。 なまじ武力に自信があるばかりに十分な下調べをせずビジネス片手間に敵本拠地を襲撃した結果が、あのざまだ。 まんまと罠にはまり、ワイヤーも張れずブレード一本で戦う羽目に陥っている。 己の非力を自覚している者は、入念に綿密に計画し、大胆に狡猾に実行しなければ、勝利を掴めない・・・!
目の前の本調子ではない兵部も、真木さんにとっては理想とかけ離れた「俺の少佐」ではないのかも知れませんね。 しかし「漆黒の堕天使も寄る年波には勝てないのだ」なんて月並な結論で、納得するとも思えません。 この心理戦、楽しみにさせていただきます。
黒い兄弟(4)
ネバーランドは沈まない
「エスパー解放のための革命組織」と「ピーターパン症候群のエスパー集団」。 果たしてどちらが「P.A.N.D.R.A」の正体なのでしょう・・・。 と言いますか、ピーターパン症候群を検索してみたら、ほとんど兵部京介に当てはまるじゃないですか・・・(汗)。 願わくば、今回の一件が「不良エスパーたちの内輪揉め」となりませんように・・・。
さて、早々にバトル展開になってしまいましたね。 事の重大さがやや認識不足ですけれど、読み進めていきましょう。 兵部たちは真木さん本体と戦うのカナ? あと、「家」と「親」が大変な事になっているのに、蚊帳の外にいる澪たちが気になります。それでいいのカナ・・・?
黒い兄弟(3)
黄昏よりも昏きもの
相変わらずギリアムは“弱い”ですね・・・。 ことごとく破られた強固な催眠洗脳が、なぜ今度ばかりは上手くいくと思えるのでしょうか? 理屈ではない感情操作な分、より強い感情をぶつけて上書き修正される様子を、散々見てきたでしょうに・・・。 ギリアムと兵部を秤にかけて、真木さんがギリアムを選ぶ姿を想像できません。 「理想の兵部」なんて、真木さんはとっくの昔に諦めているはずです(第47巻)。 ・・・あるいは、兵部が姿を現した事で真木さんの役目は終わっていて、あとの事はおまけなのカナ? ついでに兵部が苦しめば御の字カナ?
くどいようですけれど、兵部は以前に二度ギリアムを見逃しているのですよね(第31巻・38巻)。 ゆえに、以降の面倒事は兵部に起因すると言っても過言ではありません。 詰まるところ、兵部はやっぱりギリアムを「解放」したいのではないでしょうか。 今のところ、どうすればギリアムが納得するのかは、皆目見えませんけれど・・・。
さて、真木さんとバトルになった場合、キーになるのは兵部の電撃でしょうね。 真木さんの扱う炭素への貴重な有効打です。 おそらくですが、真木さんは錬成した炭素を遠隔操作は出来ず、どこかは自身とつながっていると思われますので、葉クンと紅葉さんがワイヤーの動きを制限して兵部の電撃を援護すれば、充分勝機はありそうです。 まぁこのエピソードのテーマが肉弾戦と心理戦どちらに傾くかは、まだ判らないのですけど。
黒い兄弟(2)
嵐を呼ぶ男
どうやら真木CEOは定着しなさそうですね。 いえ、表向きの仕事自体は、以前にマッスルがロビエト大使として敏腕をふるった事もあるので全然アリなのですが、「P.A.N.D.R.A」を捨てて「企業」として黒い幽霊に攻勢をかけるというのは、あり得ない提案です。 どうかしているとしか思えません。どうかしているのでしょうけど(苦笑)。
兵部たちに普通の会社員をさせるなど、美神に公務員をやらせるようなものですw 漫画家に規則正しい生活をさせるようなものです。 椎名先生に男子校へ通わせるようなものです。 土台、無理な話なのです(汗)。
という訳で、僕の見解は「真木さんは洗脳されている」の一択です。 本来の真木さんならCEOという立場をパンドラのために活用するはずですから。 それに億が一、兵部たちが会社に就職したとしても、この真木さんは経営が傾いたいざという時、パンドラのメンバーを切って会社の存続を選択しそうな雰囲気があります。 パンドラを解体するための策略なのだとしたらなかなかの深謀遠慮ですけれど、前提が間違っています。兵部たちに会社勤めは無理なのです。 元々ギリアムの狙いは兵部だけなので、これは真木さんを使った嫌がらせと判断するのが妥当カナ?
パンドラは非合法組織である事に意義があるのですよね。 合法で公的な超能力機関では手の届かないエスパーに、手を差し伸べる最後の砦。 なにものにも束縛されず目的まで最短ルートを通る一筋の光。
そして何よりも、彼は「真木司郎」を名乗るなら、兵部京介の隣に居なくてはならないのです。 優先順位の変化こそが洗脳の証カナー。
黒い兄弟(1)
待望
これはマズイですね・・・。 短髪の真木さんの方が人気が出るパターンですw モッサリした長髪からサッパリした短髪に変貌した結果、エレガントでラグジュアリーでダンディズムな雰囲気がにじみ出るようになってしまいました。
パンドラに戻っても、ボスの気分に振り回されて、妹弟の後始末をして、子供たちの面倒を見て、カタストロフィ号のメンテナンスをして、他組織と交渉をして、疲れて眠るだけの休日を過ごす孤立無援の組織運営が待っています。
黒い幽霊にいれば、命令に絶対服従な部下と、半永久的に利益をもたらすシステムがあり、真木さんはもっと羽を伸ばす事ができます。 パンドラで酷使されるより黒い幽霊で使役されていた方が幸せ・・・とは限らないのですよね。
「真木司郎」とは何者なのか・・・! 全てはそこに帰結する・・・はず・・・カナ・・・。 〇 〇 〇 Windows10にアップグレードしました。(前回の近況) 速いけど不便という印象です。
完結お疲れ様!
長きに渡った「絶対可憐チルドレン」もいよいよ最終巻が刊行され、完結と相成りました。椎名高志先生、16年間(読み切り版も含めれば18年間)、本当にお疲れ様でした!!薫・葵・紫穂のチルドレンも、皆本も、悠理も、そして兵部も、みななすべきことを果たし、やり切った感慨と共に締めくくりを迎えられたと思います。一読者としても、最後まで見届けることができて実に感無量です。椎名先生が、blog やツイッターを見る限りでは、不本意な思いをすることなく存分に力を揮って描き終えられたことも、本当によかった…と安堵しました。
ツイッターでも書きましたが、兵部が最後に志賀の言葉によって救済される場面は、思わず涙ぐんでしまいます。兵部がこれまで一度も見せなかった、無防備に本心が丸出しになった表情。それに、志賀が掛ける「誰よりも高みに行け」は、かつて志賀が死の間際に兵部に残した言葉のリフレインなんですね。
ビーモス相手に(ほぼ)オールスターキャストが集結する所で、伊九号が出てくるところも憎い。実は伊九号がどうなっていたのか忘れていたんですが(笑)、最初に生死不明のまま姿を消してから、兵部の過去編を除いて出ることはなかったんですね。こうやって連載の最後に出すのは、椎名先生がずっと計画していたことなんだと思います。
余り休む間もなく「半妖の夜叉姫」で、椎名先生の健康と体力が心配になりますが(今年もマンガ家の訃報が結構ありました…)、椎名先生の連載がまた読めるというのはファンにとってはありがたい限りです。ずっと追いかけていきます。
ビーモス戦で「REVERSE や KAREN まで出てきたらどうしよう…(笑)」とちょっと心配したのですが、杞憂に終わりました。しかし、そう思っていたら電子版の特典は彼らだった(笑)。椎名先生も、一度は出すかどうかを検討して「やっぱナシだな」と思ったということなんでしょう。おそらく、他の店舗別特典も、「検討した結果出さないことにした」連中が描かれてたりするんだと思います。
「椎名高志の漫画術」購入しました。既にツイッター上でいろいろ書いてますが、こちらでも。
帯でも抜粋されてる横島の行動原理の解題など、「自作解説」というコンセプトになっている所が最高です。これまでほとんど(全く?)見る機会のなかった「MISTERジパング」や「カナタ」の色々な顛末は非常に興味深いものでした(※ blog 等で既に書かれていたことがあったのを私が忘れてしまっているだけかもしれませんが)。「カナタ」について、高橋留美子のアドバイスが紹介されていましたが、これがサヤカの描写に影響していたのかもしれないですね。サヤカは、短い間にガラリと外見の変わったキャラで、その急変ぶりにはややびっくりしていたのですが、高橋コメントを受けての変化だとすると納得です。確かに、終盤ではそれまでの椎名女子キャラとの共通項がはっきりした、親しみやすいキャラデザに変わっているんですよね。
あと大きいのは、やはり帯で抜粋されているサンデー投稿時代の短編の内容とか。こんなの椎名先生しか思いつかねー(笑)。大変素晴らしい内容でした。椎名ファンには(言うまでもなく)激オススメです。
(原画展に来られなかった方向けの補足・表紙/裏表紙の12人のキャラ絵は、原画展で展示されていた等身大キャラスタンド(正式名称知らず)用の描き下ろしです。大変力の入ったイラストなので、原画展以外で広く見られる機会が設けられてよかったです。書籍内に収録されているイラストと違って初出情報が書いてないようなので、ここに補足)
原画展行ってきました。私にとっては中野ジンガロウ以来です。ジンガロウでは前期・後期で展示内容の一部入れ替えがあることを知らず、前期を見損ねて悔しかったので、今回はそのリベンジを果たそうという意気込みです!
時期は「百貨店」から絶チルまで、内容はネクサスまで含む幅広い品揃えで、「わかってる」人のチョイスであることが伺える展示でした(「フォワード」や「眠る牙」みたいな、単行本未収録のほぼ幻になった初期読み切りも見たいけど、ひょっとしたらもう原稿が残ってないのかもしれん…)。個人的には、百貨店の中で一、二を争うお気に入り「人間の僕・卑しい哀れな犬っころという名前です!」の原画が見られたのが大喜びでした!「マリちゃん助けて!」の「犯人は…手が八本あるのでは!?」のページで、細かいローマ字が一度全部書き直されている所がわかったのもポイント高いです。
「撮影禁止」だった資料に、「乱破SS」の構想メモと思しきものがあったのもテンション上がりました。実際には登場しなかったキャラもちょこちょこ書かれていて、色々なアイディアを練っていたんだなあ、描かれていたらどんな活躍をしたんだろう、と想像が膨らみます。
そして展示終盤の大型スタンドが圧巻!人気投票上位キャラが一体ずつ描き下ろしされているのですが、近くに寄ってじっと見ると、えらく丁寧に描かれていることがわかり感激です。発表からそんなに日数も経ってないので、中間集計の段階から、入賞間違いなしのキャラについては描き下ろし作業を進めていたんでしょうね。椎名先生、本当にお疲れ様でした!2019年になって新たなおキヌちゃんの描き下ろしを拝めるとは、眼福ここに極まれり。美神のスタンドも、紫の色合いがいいんですよこれが!そして、横島はとても奴とは思えないくらい爽やかな顔立ちに!(笑)
500円で1時間近く粘ってしまいました。最後には、感想をメモに書いてボードにコーナーもあり、来場者の熱いコメントが見られておススメです。私も2枚も書いてしまいました。
後期も、是非行きたいと思います。
追記。
関西弁の女性2人組を見かけました。関西地区からわざわざ来てくださったのでしょうね。その人たちだったかどうかわかりませんが、メッセージボードには「大阪でもやって!」というメモも貼り付けてありました。椎名先生の出身地でも原画展が実現することを願います。
絶チルの原画には、「リバース」のカオルたちの初登場の見開きもあったのですが、背景が白味でキャラだけだった(PC 上で背景を合成して出力するのでしょう)ためか、単行本で読んだ時とちょっと印象が違って、高校生くらいに見えました。単行本では20歳代に見えたのですが、この違いは個人的にはちょっと面白い現象に感じられました。
ああ、読み返してみたら、前回の私、この後大阪・博多に移って続くということを知らなくておかしな書き方になってますね。どうもすんません☆
後期も行ってきました!絶チル以前のモノクロ原稿は粗方入れ替えてあって、再度行った甲斐がありました。「教育的指導!」はまたしてもお気に入りの「この詩は明治に書かれたけれど 予知能力でお見通し」があってテンションが上がります。あと、個人的に好きな「再会を祝うのはあとまわし!いくわよっ!!」があったのが嬉しい。「のんぽり魂」も展示されていたのですが、これは「教育的指導!」の一部、という扱いのようです。
「百貨店」からは今回は「ポケット・ナイト」が。うまかったのは、日須持が出てくるページの原稿が、絶チルの須磨が出てくる原稿と並べて展示されていて、関連がわかるようになっていた所!実際、展示ラストの一言感想コーナーでは、これを見て初めて関連に気づいた、という声も見かけました。
「極楽」は、今度はGS資格試験のシリーズから集中的にセレクトされています。小竜姫が横島のバンダナに神通力を授ける場面は必見。あとカラー原稿はパイパーや冥子の他に、連載第2話「オフィスビルを除霊せよ!!」があって、びっくりしたのが、この時はまだおキヌちゃんの袴の色が朱じゃなくてピンクっぽい紫だったこと!!単行本派だったので、この回をカラーで見たのは初めてでした。原画展さまさまです。
「カナタ」の展示では、やはり絶チルで星野湯が出てきたときの原稿が並べて展示してあって、元ネタがわかるようにしてあります。さっきのや、前期での展示内容とも合わせて、相当に椎名作品好きの担当者が熱心に展示内容を練ったことが伺え、胸が躍る感じです。
「百貨店(超)」の作品も。ホームズ、パンドラ、蜘蛛巣姫の3本でした。
「ネクサス」は、展示原稿は前期とは完全に入れ替えてありました。なるべくいろんな場面を入場者に見てもらおという配慮が感じられます。
展示スペース後半の内容は前期と大体同じ。撮影禁止のコーナーは前期と同一。「お宝」という意味合いで禁止にしているんだとすると、そういうお宝はそうそうない、ということなんでしょうね。キャラスタンドは、並べる順番が多少入れ替わってました…がこれはひょっとしたら別に前期後期の違いだけではなく、日替わりくらいのペースで変わっていたものなのかも。
そして先ほどもちょっと触れたラストの来場者一言感想コーナーですが、富士鷹…もとい、藤田和日郎先生の貴重な手書きコメントが4枚もボードに貼ってありました!ジュビロ先生ツイッター上でも報告されてましたが、こういうのも残されていたんですねー。あと、なんと韓国のファンのかたの感想もありましたよ。日本在住なのか、それともこのためにわざわざ来日されたのでしょうか…。
大変素晴らしい原画展をありがとうございました。大阪のみなさん、引き続きお楽しみくださいませ!
人気投票の最終結果はまだ発表されていませんが、兵部と横島が上位になるのは間違いなさそうです。
これは凄い事ですね。
キャラ自体の人気よりも、椎名先生の性癖・・・もといパーソナリティを色濃く投影した2人というのがポイントです。
いかに先生が愛され受け入れられているか、という証左に他なりません。
なんで漫画がもっと売れないのか不思議なくらいですw
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さて、インスピレーションが、ここまでと告げているのです。
松風vs皆本の構図に持っていきたいなら
松風くんが皆本を打ち倒す展開を用意しているなら
それは僕が見たいものと決定的に違っているのです。
今回の最終ページを見た瞬間に頭の中に聞こえた声が「ここまでだな」でした。
皆本とドロシーのやりとりなど、もう少し経過を見てから慎重に判断するべきとも思うのですが、いかんせん向かう結末がアレでは楽しめそうにありません。
僕は今後、単行本派になります。
物語が完結してから、少しづつ楽しませていただきます。
おそらく70巻までは いかないカナ?
この決断を後悔するほど盛り上がっていてほしいものです・・・。
僕の『絶対可憐チルドレン』は一時ここで途切れますけど、
椎名高志先生のファンである事は変わりません。
先生の次回作に期待しています。
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また会おうな。
ヘッド・ハンター(6)
誘い拐かす
皆本が独立ですか・・・!
これが本人の意志に基づく行動なら賛同できるのですが、
ギリアムの意思に唆されている事が明白ですからねぇ・・・。
あとから「きっかけはギリアムだが、決めたのは僕だ」とか言ってほしくないですしねぇ・・・。
とかく否定的な感想しか出てきません・・・。
「強力な理性」を体現するつもりでしょうか?
夜更かしもしたいし、ジャンクフードも食べたい、エロ本だって読むのが人間。
そんな事はとっくの昔に判明しているでしょうに・・・。
幼女にホイホイ喜んだりはしませんよ? ・・・し、しませんよっ(汗)。
要は、皆本が彼女を使役するという事でしょう?
愛用だろうと酷使だろうと、「道具」として扱うのでしょう?
わらを扱う合成能力が、ザ・チルドレンを凌駕するとは思えないのですけど・・・。
今さら澪の二番煎じなんて見たくありませんしねぇ・・・。
皆本の目的は、起こってもいない戦争を回避する事、カナ。
あるいは、エスパーと普通人の軋轢の解消。
世界に唯一無二の正解を叩き付けられるのカナー。
とりあえず、薫や兵部たちと「敵対」する訳ではなさそうなので、
今後の動向を注視していきたいと思います。
ヘッド・ハンター(5)
併せて呑まれる
「スケアクロウ」がキーパーソンだったのですね。
スタンド・・・もとい、能力者本体を潰せないのいうのは、なかなかに厄介かも知れません。
そして「憎悪」ではなく「恐怖」を煽りに来ましたか・・・。
本人が目の前にいるからこそ効果抜群になる・・・カナ。
しかしギリアムは陰湿ですねぇ。
幽閉中に抜かりなくスキャンしていたのカナ。
終わったはずの事柄をほじくり返して突っつくなんて、およそ常人には出来ない芸当です。
次回(4/10)では、皆本の乱心っぷりが見どころカナ?
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私信
アレをナニしたところ、経過は良好です。
ヘッド・ハンター(4)
合わせて流れる
すぐに合流できた皆本とチルドレンに、ワンクッションを入れた事が解せないですね・・・。
情報漏洩もバレるリスクを抱えてなお・・・、なぜなのでしょう?
皆本自身への警戒を薄れさせるため・・・カナ?
「釣り針は深く食い込ませないと、獲物に逃げられてしまうからね、ククク・・・」という事ですかギリアムさん?
ともあれ、皆本がどれだけドン引きさせてくれるのか、楽しみにしていますヨ。
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「ちょっと・ジムに・行ってくる」が2019年の流行語大賞になればいいと思いましたw
ヘッド・ハンター(3)
漏れ洩れ
ギリアムの目的はあくまで兵部で、今回は細工した皆本を接近させたい訳で、そのためにはチルドレンは邪魔になるので、足止めは当然の流れカナ?
どこから情報が漏れたかは明らかなので、山場は兵部と皆本が対面する時カナー?
ヘッド・ハンター(2)
強か
この状況下では強盗も合法!・・・にはならないカナ?(汗)
パンドラの非合法行為はセーフなんですけど、バベルの違法行為はちょっと抵抗を覚えてしまいますね・・・。
それだけ抜き差しならない状況なのでしょうけど・・・。
このエピソードは、メインに皆本を、水面下で松風くんを描くのカナ?
ヘッド・ハンター(1)
暗く黒く
個人的には、全裸よりも着衣の方が好きですかね・・・(真顔)。
こんにちは。少しずつ暖かくなってきましたね。
掌握したバベルよりも、パンドラから引き抜いた大黒柱よりも、皆本に兵部を困らせる価値があるとは思えないのが、正直な印象です。
ギリアムは兵部をどうしたいのでしょうねぇ・・・。
絶望や憎悪を共感したいのか・・・、自分に執着してほしいのか・・・。
兵部がどうなれば、彼は満足するのでしょう?
チルドレンは復活したバベルに戻るのでしょうか?
事後処理でバタついているから当分パンドラにいるのでしょうか?
超度7が行方不明で信用を保てるのカナ?
国家機密だから知る人数は少ないのカナ?
皆本は以前に便器を舐めた事のある男なので、今さらちょっとやそっとじゃ兵部は引かないと思うので、とりあえずギリアムのお手並みを拝見させていただきます。
黒い兄弟(10)
全て遠い日の花火だと
ギリアムの催眠支配が一段落しましたね。
こんな一斉に「めでたしめでたし」になるとは、思いませんでしたが(苦笑)。
兵部の感傷は・・・少しズレているのカナ?
過去の全てが現在への供物で踏み台ではないでしょうに・・・。
『カナタ』も『ジパング』も『美神』も『百貨店』だって、『絶チル』のための布石という訳ではありませんからね・・・。
過去に囚われ世界を拒絶した亡霊は・・・、変わるべきか変わらないべきか・・・、難しいです。
黒い兄弟(9)
トンネルの向こう側
今回の注目は、紅葉さんでしょうか。
20年くらい見守り続けてきた兵部が、ようやく、ようやく過去と向き合い、成長の一端を垣間見せ、止めていた時計の針を動かしてくれました。
まるで、部屋に引き籠っていた子供が、部屋から出てきて一緒に食事をしてくれるようになった・・・くらい大きな前進です。
長年言いたい事は言いつつも兵部の意思を尊重してきた紅葉さんの姿が、事の重大性を物語っていますね。
本っ当~にお疲れ様でした、紅葉さんw
松風くんには・・・、ギリアムに狙われない裏事情があるといいのですけどねぇ・・・。
そして、2週連続の休載を挟んで、次回掲載は2月13日になるようです。
・・・ミソッカスの新作読切でも描くのでしょうか?
近い将来に、週間連載はローテーションで休載するのがスタンダードになり、「椎名スタイル」なんて呼称されたらいいですねぇ・・・。
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『ドラゴンクエストX』始めました。(近況)
黒い兄弟(8)
自由という名の翼を
これが早乙女英治の真実・・・!
破滅に至る弱さを知っても・・・、やはり嫌悪は感じませんね。
とっても人間的で、否定する事は難しいです。
それにおそらく、彼の責任で命を落とした隊員はいないのでしょう。
怜悧で優秀な「隊長」である事は、永劫変わりません。
兵部は撃たれたけれど、生きてるのでノーカウントで(苦笑)。
さて・・・、兵部は普通人主導の世界を拒絶したのですね・・・。
個人的に思う事は、20歳前後の頃なら自由を掲げる姿に憧れたと思います。
しかし30歳を過ぎた今では、その拒絶が弱さに映るのです・・・。
普通人に関わる全てを拒絶し断絶し憎悪する姿勢は逃避のようで・・・、あまり強さを感じません。
ふと思い出すのは『GS美神』のドクター・カオスですね。
千年以上も人間社会の中で生きてきた錬金術師。
特異な存在でありながら、それでも既存の枠組みの中で生きてきた姿には、したたかさを感じます。
実際に、若い頃はブイブイいわせてて格好良かったですからネ(第16・17巻参照)。
まぁ、2人とも比較される事を嫌がるでしょうけどw
「天才とは孤独なものなのさ」
真木さんの洗脳が弱まったところにチルドレンが駆けつけて、あとは必勝パターンですね。
こーなったらもー、ギリアムは変に長引かせず、テンポよく退場してもらいたいですネ。
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さて、特報は、椎名先生の画業30周年を祝う企画でした。
とりあえず気になるのは、池袋マルイで開催される記念企画展において、新規グッズの物販があるという事。
僕は物欲の乏しいファンですが、「金を使わせるための物販」はやめてほしいと申し上げておきます。
コラボカフェはさておき、やはり注目は全キャラ人気投票ですね。
ツイッターは1票で、ハガキは複数票が可能なのカナ?
しかしこれは悩ましいですねw
元祖マスコットのムラマサ、元祖ヒロインのミソッカス、本家ヒロインの美神令子、永遠のオアシスおキヌちゃん、若い頃は格好良い唐巣神父、ドクター・カオス、ラスボス代表アシュタロス、もうひとりのヒロイン ルシオラ。
ビビるけど勝負する男 日吉、うつけなんかじゃない信長、「てきとーに甘っちょろいこと言って、てきとーにくたばれ!!」が僕の中で最も辛辣な悪口として記憶されている秀吉、いろんな意味で悲運の王子カナタ。
う~~~ん・・・w
僕の中では断トツで横島なのですけど、その想いはもう椎名先生に届いてそうなので、別のキャラに投票したいのですが・・・。
パティちゃんも以前に投票しましたし、ストレートに薫か、池袋に降臨した葵か、中の人への祝砲で紫穂か、・・・あえてギリアムか。
・・・結局いつもの最大瞬間風速で、早乙女隊長に投票しようと思います。
ちなみに、99人以外から選ぶなら『パンドラ』のパンドラですね。
彼女がいなければ『絶チル』は生まれていなかったと言っても過言ではありませんし。
ともあれ、椎名先生、画業30周年おめでとうございます☆
長い長い間楽しませていただいて、ありがとうございます☆
これからも先生のペースで執筆を続けてもらえると嬉しいです☆
いっそ「原稿より健康を大事にした男」として語り継がれましょうw
黒い兄弟(7)
貴殿の益々の御活躍を祈っている
あけましておめでとうございます。
今年も『絶対可憐チルドレン』を健やかに楽しめますように・・・☆
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さて、約1ヵ月ぶりの本編は、早乙女隊長の真意ですかね。
しかし正直に申しまして、心の機微に疎い僕はもうひとつピンと来ていないのです・・・。
死の間際に笑ったのは「本望」カナ?
兵部を撃ったのは、知らない仲間とイキイキしている未来の姿への「嫉妬」カナ?
ともあれ、早乙女隊長は最期まで狂うことなく正常で、兵部はそんな隊長を肯定しているという事カナ。
兵部は既に過去の因縁に決着をつけている事になります。
早乙女隊長への憎悪が無いのなら、普通人の滅亡も必要なくなります。
兵部京介という人物の根幹を揺るがすような、かなり重要な内容ですね・・・!
それでも亡霊として生きる兵部の胸中は、語られるのでしょうか?
そして真木さんに何を伝えたいのでしょうか?
「次号、センターカラーにて特報あり!」
そ・・・そんな・・・まさか・・・!?
・・・そう思う!? やっぱり・・・!?
またTVアニメになるんでしょうかっ!?
それはない・・・!! ないんだよ、おキヌちゃん・・・!!
あっ、血の涙。
はい、お約束が済んだところでw
「中学生編アニメ化決定!!!」という雰囲気は感じないのですよね(苦笑)。
そもそもメディアミックス関連ではないのかも・・・?
べ、別に漫画の成功はアニメ化じゃないんだからねッ!?
期待し過ぎるとガッカリするし、期待しないとつまらないし・・・。
とりあえず僕は、「なーんだ」と思わないくらいの期待値を心に準備して、発表に臨みたいと思います。
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そして、戸松遥さん、ご結婚おめでとうございます☆
なにかもう幸せな家庭を築く未来しか想像できないです。
いずれ紫穂の声をあてる機会がありましたら、絶妙な塩梅で賢木を叱責してくださいw
末永くお幸せに☆
黒い兄弟(6)
私の絶望を喰らうがいい
どうですか、ギリアムさん。
真の強者とは確固たる根拠を携えているものなのです。
自身の能力を理解し不利に陥る事は無いと確信しているからこその、襲撃なのです。
己の実力を把握している者は無理も無茶もしない。ただ出来る事をするだけです。
パンドラの大黒柱に相応しい、とてもスマートな戦略ですね。
・・・うん? 手のひら返し? 失礼な。これは臨機応変ですよ(汗)。
さて、主題が真木さんから兵部にシフトしましたね。
そして早乙女隊長の凶行で平成のラストページを飾りました(苦笑)。
合併号での休載なので、次回掲載は2019年1月9日になる予定です。
・・・いち読者としてこの年末進行に思うところが無い訳ではありませんが、『ワールドトリガー』の葦原大介先生のようにお身体(主に首)を壊して長期療養を余儀なくされるよりは万倍もマシなので、椎名先生の判断を尊重したいと思います。
誤解を招きやすい休載ですけど、仕事はバリバリやっている訳ですし。
さてさて、早乙女隊長です。
兵部が漆黒の堕天使となる未来は、伊八号が予知を秘匿していた事も、早乙女隊長がそれを探求する事も内包しているルートです。
と言いますか、伊八号が自身の居場所として「P.A.N.D.R.A」を欲した気持ちがゼロだったとは思えません。
一本道ではないにしても、このルートに希望の光を見出して、少しばかり誘導したのかも知れません。
一方の早乙女隊長は、戦況が悪化の一途を辿る中、トドメのように予知を知ってしまいます。
全てを賭けていたからこそ、反動も大きくなります。
そして最期に、京介を現在に繋ぎ止めようとする訳ですが・・・、その行為こそが漆黒の堕天使を生む引き金となったのは皮肉としか言いようがありません・・・。
そしてこのシーンは『THE UNLIMITED 兵部京介』第8話において、他ならぬ 椎名先生による脚色 が加えられて、放送されました。
その中に「君を人類の敵になどしない。その力は私だけのものだ」というセリフがあり、個人的にはただの独占欲の発露とは思えません。
愛憎という言葉では括れないほどの、愛おしさ、憎たらしさ、妬ましさ、羨ましさ、様々な感情が入り混じっていて、表現がとても難しいです。
それを表現したのがあの表情なのですけど・・・、正直に申しましてアニメ版の方が狂おしい表情ですね・・・。流石はスペシャリスト集団です。
えー、思うところをつらつらと書いてしまいましたけど、結局言いたかったのは「早乙女隊長のこの表情で年を越す」という事ですw
椎名先生はそういう計算をしてなさそうですけど、なかなかのインパクトです(苦笑)。
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では、正月休みも目前に迫ってきて疲労がピークに達している方も多々おられるでしょうけれど、よいお年を迎えられるよう、もうひと頑張りする事にいたしましょう☆
僕もこれから『3月のライオン』の新刊を読みます。(近況)
あと、メリークリスマス。
黒い兄弟(5)
もし欲しいものがあるのなら
ギリアム、よく見ておきなさい。
なまじ武力に自信があるばかりに十分な下調べをせずビジネス片手間に敵本拠地を襲撃した結果が、あのざまだ。
まんまと罠にはまり、ワイヤーも張れずブレード一本で戦う羽目に陥っている。
己の非力を自覚している者は、入念に綿密に計画し、大胆に狡猾に実行しなければ、勝利を掴めない・・・!
目の前の本調子ではない兵部も、真木さんにとっては理想とかけ離れた「俺の少佐」ではないのかも知れませんね。
しかし「漆黒の堕天使も寄る年波には勝てないのだ」なんて月並な結論で、納得するとも思えません。
この心理戦、楽しみにさせていただきます。
黒い兄弟(4)
ネバーランドは沈まない
「エスパー解放のための革命組織」と「ピーターパン症候群のエスパー集団」。
果たしてどちらが「P.A.N.D.R.A」の正体なのでしょう・・・。
と言いますか、ピーターパン症候群を検索してみたら、ほとんど兵部京介に当てはまるじゃないですか・・・(汗)。
願わくば、今回の一件が「不良エスパーたちの内輪揉め」となりませんように・・・。
さて、早々にバトル展開になってしまいましたね。
事の重大さがやや認識不足ですけれど、読み進めていきましょう。
兵部たちは真木さん本体と戦うのカナ?
あと、「家」と「親」が大変な事になっているのに、蚊帳の外にいる澪たちが気になります。それでいいのカナ・・・?
黒い兄弟(3)
黄昏よりも昏きもの
相変わらずギリアムは“弱い”ですね・・・。
ことごとく破られた強固な催眠洗脳が、なぜ今度ばかりは上手くいくと思えるのでしょうか?
理屈ではない感情操作な分、より強い感情をぶつけて上書き修正される様子を、散々見てきたでしょうに・・・。
ギリアムと兵部を秤にかけて、真木さんがギリアムを選ぶ姿を想像できません。
「理想の兵部」なんて、真木さんはとっくの昔に諦めているはずです(第47巻)。
・・・あるいは、兵部が姿を現した事で真木さんの役目は終わっていて、あとの事はおまけなのカナ? ついでに兵部が苦しめば御の字カナ?
くどいようですけれど、兵部は以前に二度ギリアムを見逃しているのですよね(第31巻・38巻)。
ゆえに、以降の面倒事は兵部に起因すると言っても過言ではありません。
詰まるところ、兵部はやっぱりギリアムを「解放」したいのではないでしょうか。
今のところ、どうすればギリアムが納得するのかは、皆目見えませんけれど・・・。
さて、真木さんとバトルになった場合、キーになるのは兵部の電撃でしょうね。
真木さんの扱う炭素への貴重な有効打です。
おそらくですが、真木さんは錬成した炭素を遠隔操作は出来ず、どこかは自身とつながっていると思われますので、葉クンと紅葉さんがワイヤーの動きを制限して兵部の電撃を援護すれば、充分勝機はありそうです。
まぁこのエピソードのテーマが肉弾戦と心理戦どちらに傾くかは、まだ判らないのですけど。
黒い兄弟(2)
嵐を呼ぶ男
どうやら真木CEOは定着しなさそうですね。
いえ、表向きの仕事自体は、以前にマッスルがロビエト大使として敏腕をふるった事もあるので全然アリなのですが、「P.A.N.D.R.A」を捨てて「企業」として黒い幽霊に攻勢をかけるというのは、あり得ない提案です。
どうかしているとしか思えません。どうかしているのでしょうけど(苦笑)。
兵部たちに普通の会社員をさせるなど、美神に公務員をやらせるようなものですw
漫画家に規則正しい生活をさせるようなものです。
椎名先生に男子校へ通わせるようなものです。
土台、無理な話なのです(汗)。
という訳で、僕の見解は「真木さんは洗脳されている」の一択です。
本来の真木さんならCEOという立場をパンドラのために活用するはずですから。
それに億が一、兵部たちが会社に就職したとしても、この真木さんは経営が傾いたいざという時、パンドラのメンバーを切って会社の存続を選択しそうな雰囲気があります。
パンドラを解体するための策略なのだとしたらなかなかの深謀遠慮ですけれど、前提が間違っています。兵部たちに会社勤めは無理なのです。
元々ギリアムの狙いは兵部だけなので、これは真木さんを使った嫌がらせと判断するのが妥当カナ?
パンドラは非合法組織である事に意義があるのですよね。
合法で公的な超能力機関では手の届かないエスパーに、手を差し伸べる最後の砦。
なにものにも束縛されず目的まで最短ルートを通る一筋の光。
そして何よりも、彼は「真木司郎」を名乗るなら、兵部京介の隣に居なくてはならないのです。
優先順位の変化こそが洗脳の証カナー。
黒い兄弟(1)
待望
これはマズイですね・・・。
短髪の真木さんの方が人気が出るパターンですw
モッサリした長髪からサッパリした短髪に変貌した結果、エレガントでラグジュアリーでダンディズムな雰囲気がにじみ出るようになってしまいました。
パンドラに戻っても、ボスの気分に振り回されて、妹弟の後始末をして、子供たちの面倒を見て、カタストロフィ号のメンテナンスをして、他組織と交渉をして、疲れて眠るだけの休日を過ごす孤立無援の組織運営が待っています。
黒い幽霊にいれば、命令に絶対服従な部下と、半永久的に利益をもたらすシステムがあり、真木さんはもっと羽を伸ばす事ができます。
パンドラで酷使されるより黒い幽霊で使役されていた方が幸せ・・・とは限らないのですよね。
「真木司郎」とは何者なのか・・・!
全てはそこに帰結する・・・はず・・・カナ・・・。
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Windows10にアップグレードしました。(前回の近況)
速いけど不便という印象です。